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ソリオハイブリッドは、コンパクトながらも広い室内空間と優れた燃費性能を兼ね備えた人気のモデルです。
2020年に登場した4代目からは、フルハイブリッドとマイルドハイブリッドの2種類を採用し、選択肢が広がりました。
本記事では、それぞれの特徴を詳しく解説するとともに、ソリオバンディットとの違いにも触れています。
ソリオハイブリッドを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ソリオハイブリッドのスペックや特徴
ソリオハイブリッドのスペック
ソリオは2タイプのハイブリッドを採用
ソリオハイブリッドのグレード別の違い
エントリーモデルのハイブリッド車「MX」
快適な装備が追加された「MZ」
EV走行可能「SZ」
グレード別の価格
ソリオとソリオバンディットの違い
フロントマスク
インテリアデザイン
ボディカラー
まとめ
ソリオハイブリッドのスペックや特徴
ソリオハイブリッドは、日常使いに適したコンパクトなボディと高い環境性能を両立したモデルです。
特に、2つの異なるハイブリッドシステムを採用することで、選択できるグレードが広がりました。
それぞれのシステムの特徴や性能について、以下で詳しく見ていきましょう。
ソリオハイブリッドのスペック
ソリオハイブリッドのスペックは以下の通りです。
ボディサイズ (全長×全幅×全高) |
3,790mm×1,645mm×1,745mm |
||
室内サイズ (全長×全幅×全高) |
2,500mm×1,420mm×1,365mm |
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駆動方式 |
2WD・4WD |
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エンジン |
水冷4サイクル直列4気筒 |
||
排気量 |
1.2L |
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燃費性能 (WLTCモード) |
18.4〜22.3km/L |
ソリオハイブリッドのボディサイズは、3,790mm×1,645mm×1,745mmとコンパクトカーらしい大きさが特徴です。
駆動方式は2WDと4WDから選択でき、それぞれ1.2L水冷4サイクル直列4気筒を展開しています。
燃費性能は18.4〜22.3km/Lと、軽自動車なみの燃費性能を実現しています。
ソリオは2タイプのハイブリッドを採用
ソリオのハイブリッドは、2タイプから選択可能です。
・フルハイブリッド
・マイルドハイブリッド
それぞれ、特徴や燃費性能が異なりますので、ここで確認していきましょう。
フルハイブリッド
ソリオの「SZグレード」にはフルハイブリッドシステムが搭載されています。
フルハイブリッドは、エンジンによる走行に加えてモーターのみでの走行が可能な点が大きな特徴です。
このモーターは13.6馬力の出力を発揮し、静かでスムーズな加速を実現します。
特に、低速から中速の範囲でのパフォーマンスに優れており、信号や交差点の多い街中での走行に適しています。
マイルドハイブリッド
ソリオの「MZグレード」「MXグレード」には、マイルドハイブリッドが搭載されています。
マイルドハイブリッドは、発進時や加速時にモーターが加速をアシストしてくれるので、スムーズな走り出しが可能なところが特徴です。
また、走行状態に応じてギアを調節してくれる「CVT」を搭載しており、自然な走り出しと快適な走行が可能です。
ソリオハイブリッドのグレード別の違い
ソリオハイブリッドは、3つのグレードを展開しています。
ここでは、それぞれのスペックや特徴を紹介していきます。
スペックは以下の通りです。
HYBRID MX |
HYBRID MZ |
HYBRID SZ |
|
ボディサイズ (全長×全幅×全高) |
3,790mm×1,645mm×1,745mm |
||
室内サイズ (全長×全幅×全高) |
2,500mm×1,420mm×1,365mm |
||
駆動方式 |
2WD・4WD |
2WD・4WD |
2WD |
エンジン |
水冷4サイクル直列4気筒 |
||
排気量 |
1.2L |
||
燃費性能 (WLTCモード) |
18.4〜19.6km/L |
18.4〜19.6km/L |
22.3km/L |
上記の表のように、燃費性能以外は同じです。
燃費性能は、先ほど紹介した「フルハイブリッド」と「マイルドハイブリッド」で数値が異なっており、モーターのみで稼働できるフルハイブリッドの方が、燃費性能が高くなっています。
エントリーモデルのハイブリッド車「MX」
MXグレードは、ソリオシリーズの中でエントリーモデルのハイブリッド車です。
1.2Lエンジンにモーター付き発電機を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載し、優れた燃費性能を実現しています。
また、アイドリングストップや車内温度を快適に保つ「エコクール」も採用。
15インチアルミホイールやスポイラーが外観を引き立て、左後席にはワンアクションパワースライドドアを標準装備しており、快適性と利便性を兼ね備えた魅力的なモデルです。
快適な装備が追加された「MZ」
ソリオのMZグレードは、快適性と利便性を追求した上級グレードです。
後席両側にワンアクションパワースライドドアを標準装備し、乗降性を大幅に向上。
また、スリムサーキュレーターが前後席の温度差を緩和し、車内の快適さを保ちます。
LEDヘッドランプやフォグランプが視認性を高めるとともに、モダンな外観を演出。
さらに、フロントガラスにはプレミアムUV&IRカットガラスを採用し、安全で快適なドライブが体感できます。
EV走行可能「SZ」
ソリオのSZグレードは、EV走行が可能なハイブリッドシステムを採用し、シリーズ最高の低燃費を誇る最上位モデルです。
装備は、MZグレードとほぼ共通ながら、ブラック仕上げのメッキフロントグリルやバックドアガーニッシュ、ブラックメタリックの15インチアルミホイールを備え、より洗練されたデザインが特徴です。
グレード別の価格
HYBRID MX |
HYBRID MZ |
HYBRID SZ |
|
新車価格 |
192.1万〜204.7 万円 |
209.4万〜221.9万円 |
229.3万円 |
中古車価格 |
22.0万円〜 |
36万円〜 |
48万円〜 |
新車は、すべてのグレードが200万円台で購入可能です。
ガソリン車と比較すると30万円程度高くなりますが、ライバル車と比較すると値段は抑えられていると言えるでしょう。
ソリオとソリオバンディットの違い
ソリオには、兄弟車であるソリオバンディットがありますが、2つにはどのような違いがあるのでしょうか。
ソリオとソリオバンディットの違いには、大きく分けて3つの違いがあります。
それぞれ異なるポイントを以下で紹介していきます。
フロントマスク
異なる点の1つ目が、フロントマスクです。
ソリオのフロントマスクは、大きなヘッドランプと横方向に広がるグリルが特徴的で、ラジエーター開口部へと自然に続く設計が、スポーティーでダイナミックな印象を与えます。
一方、ソリオバンディットのフロントは、上下に分離した2段式のLEDヘッドランプとポジションランプが印象的です。
加えて、グリルの形状は丸みを帯び、優しい雰囲気が際立っています。
インテリアデザイン
2つ目がインテリアデザインです。
ソリオは、フロントマスクと同様にスポーティな印象を思わせるカラーが特徴です。
ソリオバンディットは、シックな雰囲気を演出するブラックとボールドがメインカラーとなっています。
ボディカラー
3つ目がボディカラーです。
ボディカラーは、同車ともにツートンカラーを採用したモデルもあります。
同車のボディカラーは以下の通りです。
ソリオ |
ソリオバンディット |
【HYBRID SZ】
※スーパーブラックパール以外、ガンメタリックのツートンカラーあり 【HYBRID MZ・HYBRID MX】
※MZグレードは、スーパーブラックパールとスピーディーブルーメタリックとスターシルバーメタリック以外ガンメタリックのツートンカラーあり |
【HYBRID SV】
※ピュアホワイトパールとスーパーブラックパール以外、シルバーツートンカラーあり 【HYBRID MV】
※グリッターバイオレットパールとピュアホワイトパールとスーパーブラックパール以外、ガンメタリックのツートンカラーあり |
まとめ
本記事では、ソリオハイブリッドのスペックや特徴、グレードの違いを解説しました。
ソリオハイブリッドは、マイルドハイブリッドとフルハイブリッドを採用したエコ性能や、広々とした室内空間、充実した快適装備が魅力のコンパクトカーです。
グレードごとに装備やデザインの特徴が異なり、用途や好みに合わせて選ぶ楽しさもあります。
今回の記事を読んでソリオハイブリッドが気になったら、ぜひ1度その魅力を体感してください。
よくある質問
Q.ソリオハイブリッドの燃費はどのくらいですか?
ソリオハイブリッドの燃費は、カタログ値で以下の通りです。
・フルハイブリッド:27.8km/L(WLTCモード)
・マイルドハイブリッド:20.0~21.1km/L(WLTCモード)
実際の燃費は走行条件や運転スタイルによって変わりますが、いずれも高い燃費性能を誇っています。
Q.ソリオハイブリッドのおすすめグレードはどれですか?
グレード選びは用途や予算によります。
コスパを重視するなら「MX」、快適装備が欲しいなら「MZ」、EV走行も楽しみたいなら「SZ」がおすすめです。使い方に合わせて選ぶと良いでしょう。
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