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トヨタ「ハリアー」の乗り心地を徹底解説!改善方法やそのほかの魅力も紹介

 
上品なデザインと静粛性が魅力のトヨタ「ハリアー」。

その乗り心地も評判ですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか?

ハリアーの乗り心地を徹底解説し、さらに改善方法やその他の魅力も詳しく紹介します。

ハリアーの魅力を理解し、自分にぴったりの車を選ぶためにも、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ハリアーのスペックと特徴

ハリアーの乗り心地の特徴

優れた加速性で快適な乗り心地
静寂性が高く振動も少ない
ハンドリング性も向上
長距離運転でも疲労感を感じさせない
足元の構造にも工夫が施されている
後部座席の乗り心地も快適
ガソリンとハイブリッドとの乗り心地の違い
2WDと4WDとの乗り心地の違い
「ふわふわ感が嫌」という意見がある
「パワー不足」という声も
登りは静寂性が落ちる

乗り心地以外のハリアーの魅力

エレガントな見た目
高級感溢れる内装
高排気量ながら低燃費を実現
優れた安全性能

ハリアーの乗り心地の改善方法

サスペンションを交換する
タイヤを交換する

まとめ

ハリアーのスペックと特徴

ボディサイズ

(全長×全幅×全高mm)

4,740mm×1,855mm×1,660mm

室内サイズ

(全長×全幅×全高mm)

1,880mm×1,520mm×1,215mm

エンジン

直列4気筒2.0Lガソリン

直列4気筒2.5Lハイブリッド

駆動方式

2WD・4WD・E-Four

燃費(WLTCモード)

ガソリン:15.4km/L

ハイブリッド:22.3km/L

新車価格

3,128,000円〜

中古車価格

1,728,000〜4,408,000円

トヨタ・ハリアーは、1997年に登場した高級クロスオーバーSUVで、乗り心地と洗練されたデザインが特徴です。

従来のSUVが悪路走行を重視していた中、ハリアーはオンロードでの快適性を追求し、新たな市場を切り開きました。

現行の4代目モデル(XU80系)は2020年に発売され、TNGAプラットフォームを採用。

ガソリンモデルには2.0Lエンジン、ハイブリッドには2.5Lエンジンを搭載し、E-Fourシステムによる優れた燃費性能を実現しています。

全車に高い安全性能「Toyota Safety Sense」も備え、ラグジュアリーで優れた機能を合わせ持つ1台です。

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ハリアーの乗り心地の特徴

ここからは、ハリアーの乗り心地の特徴を紹介していきます。

優れた加速性で快適な乗り心地

ハリアーのエンジンには、ガソリンモデルに2.0Lエンジン、ハイブリッドに2.5Lエンジンを搭載しています。
現行モデルは、先代(3代目)よりも約20〜70kgの軽量化に成功したことにより、さらに加速性が向上しています。

また、先代では硬い乗り心地が印象的でしたが、新型では路面の衝撃が感じにくくなり、より快適な走行が可能となりました。

静寂性が高く振動も少ない

現行ハリアーは車体の軽量化に加え、遮音材の使用を拡大することで、静寂性も向上させています。

また、ダッシュパネルやエンジンルームに吸音材や制振材を使用し、振動や不快と感じる音を効果的に軽減。
さらに、ロードノイズや風切り音を抑制する工夫も施され、快適な車内空間を実現しています。
これにより、都市部から高速道路まで、どのような環境でも静かな走行が可能となり、運転者と乗員に心地良い移動時間を与えてくれます。

ハンドリング性も向上

ハリアーは、RAV4やカムリと同じプラットフォームである「TNGAプラットフォーム」を採用しています。

TNGAプラットフォームとは、トヨタが開発した車両の基本構造で、走行性能、快適性、安全性を高次元で両立する革新的な開発方針・開発手法です。

ハリアーでは、エンジンや燃料タンク、モーターといった重い部品を適切に配置し、車両全体のバランスを最適化することで、基本性能とハンドリング性も向上させています。

また、軽量化により操舵性も向上し、滑らかで取り回しのしやすい車へと進化しています。

長距離運転でも疲労感を感じさせない

ハリアーは、優れた加速性と静寂性により、長距離運転でも疲労感を感じさせません。

特にハイブリッド車は、エンジン音がさらに抑えられており、滑らかで静かな環境での走行を可能にしています。
加えて、シートのクッション性やホールド性にもこだわり、長時間座っていても快適に過ごせる設計が施されています。

足元の構造にも工夫が施されている

足元に使用されているサスペンションでは、コイルスプリング、ショックアブソーバー、スタビライザーの3つのパーツをハリアー専用に開発しています。

特にショックアブソーバーは、上下の動きを滑らかにし、地面からの衝撃を伝わりにくくさせています。

後部座席の乗り心地も快適

先代ハリアーでは、やや硬い印象がありましたが、コイルスプリングとショックアブソーバー、スタビライザーの改善により、後部座席の乗り心地も向上しています。

また、後部座席の空間も広く、大人が乗車しても膝先に握りこぶしがふたつ入るほどの余裕のある空間を確保しています。
窮屈さを感じさせないので、後部座席に乗る方の移動時間も快適に過ごせるでしょう。

ガソリンとハイブリッドとの乗り心地の違い

ハリアーのエンジンは、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが展開されています。

両モデルの乗り心地の違いに関しては、大きくは変わりません。
しかし、ハイブリッドモデルの方が、一部モーター駆動による走行となるため、静粛性はハイブリッドの方が優れています。

2WDと4WDとの乗り心地の違い

駆動方式には、2WDと4WD、E-Fourの3種類が展開されています。

2WDは、軽快に走れるところが特徴です。

4WDよりも車体重量が軽いので、大人が4人乗車しても爽快感ある走りを体験できます。
また、燃費性能も優れているので、燃料費を抑えられます。

一方、4WDとE-Fourは、走行性能が優れているところが特徴です。

4WDでは、エンジンからの動力が四輪すべてに伝わるので、悪路走行も難なくこなせます。

また、E-Fourは、路面状況に合わせて2WDと4WDの切り替えや、トルク調整を行うシステムです。
自動で切り替えを行ってくれるので、燃費を抑えながらも優れた走破性を実現可能です。

「ふわふわ感が嫌」という声がある

車体の軽量化やサスペンションの改善により、滑らかで優れた加速性を持つハリアーですが、一部のユーザーからふわふわ感が気になるという声もあります。

特に高速道路での走行やカーブを曲がるときは、サスペンションの柔らかすぎるのか、ふわふわ感や車体の傾きが出やすい傾向です。

そのため、一部の路面や環境状況においては、乗り心地が悪いと感じる方もいるでしょう。

「パワー不足」という声も

もともとハリアーの排気量は、2.4L〜3.0Lが主流でした。

しかし、現行では2.0L〜2.5Lとなっており、重い車体に2.0Lでは「パワーが足りない」と感じる方が多いようです。

特に2代目から3代目、4代目に移行する方は排気量が落ちるので、パワー不足を感じやすいでしょう。

登りは静寂性が落ちる

ハリアーは、基本的に静かな車内空間ですが、急な登坂やアクセルを強めに踏み込む状況では、エンジンの回転数が上がるため静寂性がわずかに低下します。

特にガソリンエンジンでは、排気量の少なさから、この現象が起こりやすいでしょう。

一方で、ハイブリッドモデルはエンジンとモーターの連携によってエンジン音の増加が抑えられ、静寂性が維持できる場面もあります。

乗り心地以外のハリアーの魅力

ハリアーの魅力は乗り心地だけではありません。

ここでは、乗り心地以外の魅力を紹介しますので、ハリアーを検討する方は参考にしてください。

エレガントな見た目

ハリアーは一般的なSUVと比較しても高級車に位置付けられるため、外装や内装にエレガントさが際立っています。

ボディデザインはスタイリッシュで繊細なラインが施され、特にシャープなヘッドライトがハリアー特有の洗練された印象を引き立てています。

サイドシルエットはクーペを思わせる滑らかなラインを描き、リアデザインにはLEDテールランプが採用されており、モダンかつ重厚感のある仕上がりです。

高級感溢れる内装

ハリアーの内装は、高級クロスオーバーSUVにふさわしい上質さとモダンなデザインが際立っています。
ブラックやブラウンなど落ち着いたカラーを基調とし、シンプルながらも洗練された雰囲気を演出。

ステッチやウッド調加飾が細部にまで施され、視覚的な高級感を高めています。

高排気量ながら低燃費を実現

ハリアーは、高排気量ながらも低燃費を実現しています。

特にハイブリッドモデルでは、4WDながらも22.3km/L(WLTCモード)という低燃費を達成しています。

環境性能を向上させつつ、優れた走行性を合わせ持つ、実用性と経済性を兼ね備えた1台と言えるでしょう。

優れた安全性能

安全性能には、全グレードに「Toyota Safety Sense」を採用しています。

Toyota Safety Senseには、レーシングアシストやアダプティクハイビームアシストが搭載されており、ドライバーの運転をアシスト。
さらに、レーダークルーズコントロール、ロードサインアシスト、ブラインドスポットモニターなど、万が一の場合を防いでくれます。

ハリアーの乗り心地の改善方法

ハリアーの乗り心地は、先述したように一部のユーザーから「ふわふわ感が嫌」という声があります。
硬い乗り心地に慣れている方は、特に感じやすいでしょう。

ここでは、そんな方に向けて乗り心地の改善方法を紹介します。

サスペンションを交換する

走行中のふわふわ感は、サスペンションが柔らかすぎることが原因となります。

そこで、柔らかい乗り心地と感じる方は、やや硬めのサスペンションに交換するのがおすすめです。
ただし、硬すぎるサスペンションにすると路面からの衝撃が伝わりやすく、ゴツゴツした乗り心地となるため、バランスの良いものを取り付けることが重要です。

タイヤを交換する

車のタイヤは、乗り心地を左右する要因のひとつです。

タイヤにも種類が豊富にありますので、環境や路面に合わせたタイヤに交換することで、乗り心地の改善が期待できます。

まとめ

本記事では、ハリアーの乗り心地の特徴を紹介し、そのほかの魅力や改善方法を確認しました。

ハリアーは静寂性や快適性に優れ、特に長距離運転でも疲れにくい設計が魅力です。
また、エレガントな内外装デザインや高い燃費性能により、実用性と高級感を両立しています。

日常使いからレジャーまで、幅広いニーズに応えられるので、快適さと機能性を求める方におすすめの1台といえるでしょう。

よくある質問

Q.ハリアーの乗り心地に欠点はある?

ハリアーの乗り心地は全体的に優れていますが、一部のユーザーからは「少し柔らかめ」と感じる意見もあります。特にスポーティな走りを意識したグレードでは、ふわふわ感が多少伝わりやすいことがあります。

Q.他のSUVと比べてハリアーの乗り心地はどう?

ハリアーは同クラスのSUVと比べても、特に静粛性と安定感で優れています。

ラグジュアリーSUVを求める方にとって、乗り心地は十分な満足感を得られるといえるでしょう。

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