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ダイハツロッキーの乗り心地の特徴とは?改善ポイントやライズとの比較も紹介

コンパクトSUVの中でも、発売当初から人気を集めるダイハツ「ロッキー」。

そのデザインや走行性能に魅力を感じつつ、「乗り心地はどうなのか」と気になっている方もいるのではないでしょうか?

本記事では、ロッキーの乗り心地の特徴を詳しく解説し、改良が期待されるポイントや、トヨタ「ライズ」との違いもご紹介します。

ロッキーを購入して失敗したくない方はぜひ最後までご覧ください。

目次

ロッキーのスペックと特徴

ロッキーの乗り心地の特徴

柔らかめの乗り心地
排気量1Lにもかかわらず優れた加速を実現
コンパクトSUVの中でもトップクラスの燃費性能
小回りが利く
サスペンションにやや難あり
4WDの方が乗り心地が良い
ステアリングの操舵が弱め

ロッキーの乗り心地の改善方法

サスペンションを交換する
ショックアブソーバーを取り付ける
シートクッションを使用する
タイヤを交換する

ライズとどちらが乗り心地が良い?

基本性能はほとんど同じ
走行性能も変わらない
内外装デザインは異なる
人気はライズの方が高い

まとめ

ロッキーのスペックと特徴

ボディサイズ

(全長×全幅×全高mm)

3,995mm×1,695mm×1,620mm

室内サイズ

(全長×全幅×全高mm)

1,955mm×1,420mm×1,250mm

エンジン

直列3気筒1.2Lガソリン

直列3気筒1.2Lガソリン+ハイブリッド

直列3気筒1.0Lガソリンターボ

駆動方式

2WD(前輪駆動)・4WD

燃費(WLTCモード)

ガソリン:17.4〜20.7km/L

ハイブリッド:28.0km/L

新車価格

1,761,100円〜

ダイハツ「ロッキー」は、コンパクトSUVとして優れた使い勝手とデザイン性を兼ね備えたモデルです。

全長3,995㎜のコンパクトボディながら、室内は広く、快適な乗り心地を実現しています。

優れた運転支援機能「スマートアシスト」を全グレードに標準装備し、安全性にも配慮されています。

さらに、ハイブリッドモデル「e-SMART HYBRID」の登場により、低燃費性能と環境性能が向上。

コンパクトカーとしての実用性に加え、SUVらしい迫力あるデザインが人気を集めています。

ロッキーの中古車一覧はこちら

ロッキーの乗り心地の特徴

ダイハツ「ロッキー」は、コンパクトSUVとして優れた使い勝手と快適な乗り心地を持っていますが、実際の乗り心地を知りたい方も多いと思います。

ここでは、ダイハツ「ロッキー」の乗り心地に焦点を当て、その特徴を詳しく紹介します。

柔らかめの乗り心地

ロッキーの乗り心地は、比較的柔らかいといわれています。

そのため、路面からの衝撃を吸収しやすく、振動を感じさせない走行が可能です。
特に街乗りや長距離ドライブが多い方は、快適さを実感できるでしょう。

また、柔らかい乗り心地は後席の乗員にも優しく、家族での利用にも適しています。

ただし、高速走行時はふわふわした乗り心地を感じやすく、また、急なカーブでは、安定感がやや劣ると感じる場合があります。

排気量1Lにもかかわらず優れた加速を実現

ロッキーは、以下のエンジンを搭載しています。

・直列3気筒1.2Lガソリン
・直列3気筒1.2Lガソリン+ハイブリッド
・直列3気筒1.0Lガソリンターボ

排気量1.0L〜1.2Lと聞くと、少々物足りなさを感じますが、新開発のD-CVTを組み合わせることで、スムーズな加速性を実現しています。

乗車人数は5人ですが、フルで乗車しても低速から力強いトルクを生み出すため、発進時の加速がスムーズです。
また、キャンプや車中泊で荷物をたくさん載せても、問題なく走れます。

コンパクトSUVの中でもトップクラスの燃費性能

ロッキーの燃費は、ガソリン車の2WDで20.7km/L、4WDで17.4km/L、ハイブリッド車で28.0km/L(WLTCモード)と優れた燃費性能を誇っています。

特にハイブリッドは優れた燃費性能ですが、ガソリン車でもクラストップレベルの低燃費といえます。

この低燃費性能により、日常の通勤や買い物だけでなく、長距離ドライブでも燃料費を抑えることが可能です。

小回りが利く

ロッキーは、車体の全長が3,995mmとコンパクトサイズに加えて、最小回転半径が4.9mと比較的小回りが利く車です。

そのため、都会の狭い道路や駐車スペースでの運転のしやすさも魅力です。

SUVらしさもありながらも取り回しが良いところは、使い勝手と実用性を兼ね備えた車といえるでしょう。

サスペンションにやや難あり

乗り心地が柔らかく、快適な走行が可能なロッキーですが、走行を安定させるためにサスペンションが硬く設計されており、それが原因で振動が感じやすいと感じる方もいます。

特にFF(2WD)は、車両重量が1トンを切る軽量ボディで、そこに16、17インチの大型タイヤを組み合わせて乗り心地を良くするのは、どうしても難しいのです。

また、凹凸がある道、砂利道などでも、振動が伝わりやすいです。
低速時は特に感じやすく、悪路走行には向いていないと感じる方もいるでしょう。

4WDの方が乗り心地が良い

サスペンションが硬く振動が感じやすい乗り心地と感じる方の中は、4WDを選択するのが良いでしょう。

2WDの場合、軽い車体と硬めのサスペンションのバランスがとれていないのが、乗り心地の悪さの原因です。

しかし、4WDであれば車両重量がFFより70kg重くなり、1トンを超えるものの、この重さがちょうど良いバランスとなるのです。

さらにFFでは少し軽いと思う操舵感が適度に重くなり、FFより全体的に少ししっとりした感じに仕上がっています。

ステアリングの操舵が弱め

ロッキーのステアリングについては、操舵感がやや軽く感じられるとの声があります。
特に、直進状態に戻る際の反力が弱めで、旋回中にステアリングを離してもそのまま回り続けることがあります。

これは操作感の問題で、安全性に影響するものではありませんが、好みが分かれるポイントといえるでしょう。

ロッキーの乗り心地の改善方法

ロッキーに乗る方の中には、サスペンションが硬く、振動が伝わりやすい乗り心地と感じる方もいます。

そこで、ここではロッキーの乗り心地を改善する3つの方法を紹介していきます。

サスペンションを交換する

乗り心地が硬いと感じる場合は、サスペンションの交換が有効です。

柔らかめのサスペンションに交換することで、路面からの振動が軽減され乗り心地の向上が期待できます。

ただし、柔らかすぎるサスペンションだと、逆にふわふわ感が増す可能性があるので、硬すぎず柔らかすぎないものを選ぶことが大切です。

ショックアブソーバーを取り付ける

ショックアブソーバーとは、路面の衝撃を吸収してくれるパーツで、取り付けることで乗り心地の向上が期待できます。
ショックアブソーバーを取り付ける際のポイントは、減衰力と剛性のバランスがとれたものを選ぶことです。

減衰力と剛性が強すぎると、バネが急激に戻ろうとする現象が起こり、逆に強い衝撃を受ける可能性があります。

そのため、サスペンションと同様に硬すぎず柔らかすぎないものを選ぶと良いでしょう。

シートクッションを使用する

シートクッションは、車のシートに取り付けられる、乗り心地向上や疲れの軽減が期待できるアイテムです。

取り付けることで、路面からの衝撃を軽減してくれるので、乗り心地も向上するでしょう。

タイヤを交換する

さらに乗り心地を向上したいならタイヤの交換をおすすめします。

最近では、路面からの衝撃を吸収してくれるタイヤも発売されており、取り替えることで乗り心地改善が期待できます。

また、季節や走行する環境に合わせて空気圧を調整するのも、乗り心地向上が期待できるでしょう。

ライズとどちらが乗り心地が良い?

ロッキーを検討する方の中には、兄弟車である「ライズ」の乗り心地も気になるのではないでしょうか。

ここでは、ロッキーとライズの違いを紹介していきます。

基本性能はほとんど同じ

車種

ロッキー

ライズ

ボディサイズ

(全長×全幅×全高mm)

3,995mm×1,695mm×1,620mm

3,995mm×1,695mm×1,620mm

室内サイズ

(全長×全幅×全高mm)

1,955mm×1,420mm×1,250mm

1,955mm×1,420mm×1,250mm

エンジン

直列3気筒1.2Lガソリン

直列3気筒1.2Lガソリン+ハイブリッド

直列3気筒1.0Lガソリンターボ

直列3気筒1.2Lガソリン

直列3気筒1.2Lガソリン+ハイブリッド

直列3気筒1.0Lガソリンターボ

駆動方式

2WD(前輪駆動)・4WD

2WD(前輪駆動)・4WD

燃費(WLTCモード)

ガソリン:17.4km/L〜20.7km/L

ハイブリッド:28.0km/L

ガソリン:17.4km/L〜20.7km/L

ハイブリッド:28.0km/L

上記の表の通り、基本性能は2車種とも同じです。

走行性能も変わらない

エンジンは両車種ともに以下のものを採用しています。

・直列3気筒1.2Lガソリン
・直列3気筒1.2Lガソリン+ハイブリッド
・直列3気筒1.0Lガソリンターボ

また、上記のエンジンにD-CVTを組み合わせたところも同じで、走行性能も同じであることがわかります。

内外装デザインは異なる

ロッキーとライズの最大の違いは、内外装デザインが異なることです。

外装は、ロッキーの方がワイルドで、フロントグリルやバンパーが、ライズよりもがっしりとした印象を与えてくれます。

一方、ライズの外装は、どちらかといえばスタイリッシュな印象を与えてくれる見た目で、加えて内装も上質な印象です。

人気はライズの方が高い

最後に両車の人気について紹介すると、ライズの方がロッキーよりも販売台数が上回っています。
これは、ブランドのイメージが強く影響しているようで、トヨタというブランドの安心感からライズを選ぶ方が多いようです。

ただし、ロッキーのがっしりとした外装を好む方も一定数いるのも事実です。

ライズの中古車一覧はこちら

まとめ

本記事では、ダイハツロッキーの乗り心地の特徴や改善ポイント、ライズとの比較を紹介しました。

ロッキーは、コンパクトSUVとしての利便性や快適性が魅力でありながら、一部の操舵感やサスペンションに関する課題があることがわかりました。

しかし、優れた燃費性能や走行性能、小回りの良さなど多くの強みがあり、幅広いニーズに応えるモデルと言えるでしょう。

購入を検討する際には、試乗を通じて実際の乗り心地や操作感を確かめることをおすすめします。

よくある質問

Q.ロッキーの乗り心地はファミリーカーとして十分ですか?

ロッキーはコンパクトSUVながら室内空間が広く、シートも快適な作りでファミリー向けに適しています。

子ども連れの移動や長距離ドライブでも快適という口コミも多く、ファミリーカーとして十分に活躍できる1台です。

Q.ロッキーの後部座席の乗り心地はどうですか?

後部座席の乗り心地も全体的に快適ですが、前席に比べると振動が少し伝わりやすいと感じる人もいます。

ただ、比較的広めの座席となっているので、狭いと感じる声は少ない傾向です。

後部座席をよく使う場合は、試乗して確認するのがおすすめです。

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