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エクストレイルの中古車が安いといわれる理由とは?実際の価格や魅力についても紹介

人気のSUV「エクストレイル」は、中古市場で手頃な価格で購入できることが魅力のひとつです。
しかし、なぜエクストレイルの中古車は安くなるのでしょうか?

本記事では、その理由を解説し、エクストレイルの中古車の相場や魅力についてもご紹介します。

「低価格の理由が気になる」「買っても大丈夫?」という不安をお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

エクストレイルの実際の中古車価格はどのくらい?

エクストレイルの中古車が安いと言われる理由

型落ち車両が多く市場に出回っている>
競合車種と比較して需要が少なかった
入庫数が多く、在庫過多が続いている
競合車が多く、価格が下げられやすい
FFモデルの中古は価格が抑えられている
2017年以前のモデルは装備が少ない
フルモデルチェンジにより旧モデルが安価になった
エンジンパワーが低めである

安いからといってダメじゃない!中古エクストレイルの魅力!

ボディサイズが大きい
どのモデルも高い走破性を誇る
3代目ならサードシートとハイブリッド仕様を搭載

エクストレイルの中古車を購入する際の注意すべきポイント

燃費が悪いことを覚えておく
修理時の部品がないモデルがある
車全体にサビがないか確認する
エンジンや車内も確認する
整備記録は確実に確認する
維持費が安いといえない
リセールが期待できない

まとめ

エクストレイルの実際の中古車価格はどのくらい?

エクストレイルは、初代から4代目まで発売されています。
まずは、初代から4代目までの中古価格を紹介します。

初代T30型(2000年~2007年)

48.8万円〜69.8万円

2代目T31型(2007年~2013年)

48.8万円〜167.8万円

3代目 T32型(2013年~2022年)

64.8万円〜227.8万円

4代目 T33型(2022年~)

388.8万〜417.8万円

比較すると価格に差はありますが、初代から3代目までは50万〜100万円程度で購入できるものもあります。
4代目に関しては、現行ということもあり400万円前後となっています。

エクストレイルの中古車一覧はこちら

エクストレイルの中古車が安いといわれる理由

中古車価格が安いところが魅力のひとつであるエクストレイルですが、なぜ中古車が安いといわれているのでしょうか。

その理由について紹介していきます。

型落ち車両が多く市場に出回っている

現在、エクストレイルは4つの型が発売されていますが、中古市場には型落ち車両も多く出回っています。
特に3代目モデルは、2013年から約9年間と長期間にわたり販売されていたため、中古車として市場に出回る台数が非常に多いのが特徴です。

中古車が多く出回っているということは、それだけ選べる車両が豊富で、比較的手に入れやすいというメリットがあります。
また、供給が多い分、価格も手頃になりやすくなるというわけです。

競合車種と比較して需要が少なかった

エクストレイルは、競合車種と比べても人気があるとは言い難い車種です。
一般社団法人 日本自動車販売協会連合会の「乗用車売上ランキング」を見ても、20位以下となっていることが多いです。

また、最近ではより扱いやすいコンパクトSUVの人気が高まってきていることも、需要が下がってきている理由のひとつとなっています。

需要が下がるということは、売れ残りが増えるということなので、自然に価格も下がってしまいます。

入庫数が多く、在庫過多が続いている

入庫数が多く、在庫過多が続いていることもエクストレイルの中古車が安いといわれている理由のひとつです。

エクストレイルは、ライバル車種と比較しても、抱えている在庫の量が多い傾向です。

一時的であればそこまで価格が落ちることもありませんが、在庫が多い状況が続けば、販売店も価格を安くするしかありません。

競合車が多く、価格が下げられやすい

競合車が多い車は、価格が下げられやすい傾向ですが、エクストレイルも同様に競合車種が多いとされています。
たとえば、以下の競合車が挙げられます。

【トヨタ】ハリアー
【スバル】フォレスター
【ホンダ】CR-V
【マツダ】CX-5

競合車が多いほど、メーカーも価格を安くして販売台数を稼ぎたいと考えます。
そのため、エクストレイルの中古車価格も安くなっていったということです。

FFモデルの中古は価格が抑えられている

基本的にFFエンジンのモデルは、使用されるパーツが少ないことから、4WDと比較しても価格が安い傾向です。
エクストレイルもFFエンジンモデルと4WDモデルを発売していますが、先代モデルに関しては価格の差が100万円前後の差があるモデルも存在します。

この価格の差は競合車種と比べても非常に大きく、中古車のFFモデルエンジンタイプとなると、さらに価格は安くなります。
これが中古車価格が安いことにも繋がっているようです。

2017年以前のモデルは装備が少ない

2017年以前のエクストレイルは、現在のモデルと比べると装備がかなり限られていました。
しかし、2017年以降のモデルには「プロパイロット」などの先進的な装備が多数追加され、大幅に進化しています。
この装備の差が影響し、2017年以前のモデルは中古車市場で価格が下がりやすくなっているのです。

フルモデルチェンジにより旧モデルが安価になった

フルモデルチェンジが行われると、旧モデルは「型落ち」となり、中古車価格が大きく下がるのが一般的です。
エクストレイルも例外ではなく、2022年に現行の4代目モデルが発売されたことで、先代である3代目の価格が下がりました。
特に3代目は販売期間が約9年と長かったため、市場に多く出回り、その結果、価格の下げ幅も大きくなったと考えられます。

エンジンパワーが低めである

中古エクストレイルのエンジンは2.0Lと2.5Lがあります。
2.0Lエンジンは、2.5Lエンジンと比べると、排気量やトルク、パワーが低くなるので、
2.0Lだとパワー不足を感じる方が一定数いるのが現状です。

そのため、SUVらしい走行性能を重視する方からの需要が下がることで、価格相場が下がっていると考えられています。

安いからといってダメじゃない!中古エクストレイルの魅力!

ここまで、エクストレイルの中古車価格が安い理由を紹介してきました。
しかし、エクストレイルには価格以上に魅力も豊富にあります。

ここからは、エクストレイルの魅力を紹介していきます。

ボディサイズが大きい

エクストレイルは、競合車種と比べてもボディサイズが大きいところが魅力のひとつです。

 

ボディサイズ

(全長×全幅×全高)

エクストレイル「T31型」

4,635~4,665×1,790×1,685~1,700mm

エクストレイル「T32型」

4,690×1,820×1,730~1,740mm

トヨタ RAV4

4,600~4,610×1,855~1,865×1,685~1,690mm

スズキエスクード

4,175×1,775×1,610mm

ホンダ ヴェゼル

4,330×1,790×1,580~1,590mm

マツダ CX-8

4,900×1,840×1,730mm

上記の表からもわかるように、ほとんどの車種より一回り大きいサイズとなっています。

どのモデルも高い走破性を誇る

エクストレイルの現行モデルは、1.5L直列3気筒エンジンを搭載しています。

しかし、先代モデルは2.0Lもしくは2.5Lの直列4気筒エンジンを搭載しており、現行モデルよりも優れたパワーを発揮するエンジンを備えています。
特に、アウトドアや長距離ドライブでの走行性能を重視するユーザーの中には、先代モデルの力強いエンジンと安定感を好む方も一定数いるのが現状です。

3代目ならサードシートとハイブリッド仕様を搭載

エクストレイルの3代目にあたるT32型は、エクストレイルで初めてのサードシートを採用しています。
サードシートは、折りたたんで収納もでき、加えて乗車できる人数も増やせるので、より幅広いシーンで活躍できるようになりました。

また、2015年にはハイブリッド仕様も追加され、さらに2017年には「プロパイロット」も採用されました。
これにより、低燃費な走行が可能となり、加えて安全面も向上しています。

エクストレイルの中古車を購入する際の注意すべきポイント

ここからは、エクストレイルの中古車を購入する際の注意すべきポイントを紹介します。

燃費が悪いことを覚えておく

エクストレイルは、2.0Lや2.5Lエンジンといった優れたパワーを持っている反面、燃費は悪いです。

初代

12.2km/L

2代目

11.8km/L

3代目

15.6〜16.4km/L

3代目は15.6〜16.4km/Lと比較的燃費が良いですが、20km/Lの燃費性能を持つハイブリッド車と比較すると、やはり燃費は悪いといえます。

修理時の部品がないモデルがある

エクストレイルの先代モデルの中で、初代と2代目は修理する際の部品が少ないです。

これは、どの車種にでもいえることですが、やはり古いモデルとなると、使用できる部品が年々少なくなってきます。
そのため、故障や事故を起こした際は、修理できない状況になる可能性があります。

車全体にサビがないか確認する

エクストレイルは、主にアウトドアで活躍するSUV車として人気があります。

特に、悪路走行していた方が多く、車外にサビや傷がついている可能性が非常に高いです。
また、アウトドアで使用する際の道具類を積み込む際にできた傷も多い傾向です。

そのため、サビや傷がないかをしっかりチェックする必要があるでしょう。

特にマフラーや下回りは、サビができやすい箇所となりますので、念入りに確認しましょう。

エンジンや車内も確認する

中古車におけるエンジンの性能は、車の寿命に関係する重要な箇所です。

購入前には必ず始動してみて、アイドリング状態や異音のチェックを行いましょう。
また、試乗してみて、加速や速度の安定性などもチェックするのが大切です。

わからない方は、購入前のエンジン診断やメンテナンスを依頼しましょう。

整備記録は確実に確認する

エクストレイルの中古車の状態を確認したい方は、整備記録を確認するのがおすすめです。
整備記録は、今までに行った修理やメンテナンス箇所等が記載されており、確認することで、車両の状態が確認できるので、より安心して購入できるでしょう。

ただし、整備記録が存在しない車種もありますので、ない場合は販売店に確認すると良いでしょう。

維持費が安いといえない

車を購入するとさまざまな維持費がかかります。

特に中古車であれば、消耗品や修理にかかる費用が高くなるケースが多く、維持費も高くなる傾向です。
また、年式が古くなるほどかかる税金が増えることにも注意が必要です。

そのため、購入前には維持費を含めた総合的な費用を確認してから検討するようにしましょう。

リセールが期待できない

エクストレイルの中古車は安いと紹介しましたが、安い車両はリセール価格も期待できません。

車両の価格が低いということは、時間が経過した際にその価値が大きく下がる可能性が高く、将来的に売却したい場合でも思ったよりも高い価格で売れることは少ないのです。

そのため、リセールバリューを期待して購入するのは控えておいた方が良いでしょう。

まとめ

本記事では、エクストレイルの中古車が安いと言われる理由を紹介し、実際の価格や魅力についても紹介しました。

エクストレイルは、走行性能や室内空間の広さなど多くの魅力を持つSUVで、特に長期間使用する方にとってはコストパフォーマンスが非常に高い車です。

リセールバリューは低めですが、その分手頃な価格で購入できるので、家族やアウトドアを楽しむ方にはおすすめです。

自分に合ったエクストレイルを見つけ、ぜひ購入を検討してみてください。

よくある質問

Q1.エクストレイルの中古車を安く購入するとデメリットがありますか?

A.中古のエクストレイルを安く購入することで初期費用を抑えられますが、年式や走行距離が長い車はメンテナンス費用がかかる可能性があります。整備状況や保証内容を確認することで、リスクを減らすことができます。

Q2.中古のエクストレイルは走行距離が多いから安いのですか?

A.走行距離が長い車は、エクストレイルでなくても安い傾向です。走行距離が長い分メンテナンスが必要な場合もあるため、購入前に整備記録や車両状態を確認すると安心です。

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