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ジムニーに合うタイヤサイズとは?タイヤの種類や選び方まで詳しく解説

軽自動車ながら圧倒的なオフロード性能で人気な車がジムニーです。
納車まで1年以上待つことも珍しくありません。

そんなジムニーをもっと魅力的にしたいと考える方達の間で、タイヤのカスタムが人気です。
しかし、「どのタイヤサイズがベストなのか」「種類や選び方は?」と悩む方も多いのではないでしょうか?

この記事では、ジムニーに合うタイヤサイズや種類、選び方を詳しく解説します。
愛車にぴったりのタイヤをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

ジムニーの純正タイヤサイズ

ジムニーのタイヤサイズの変更について

インチアップとインチダウン
ジムニーが装着できる限界のタイヤサイズ
タイヤの外径が大きすぎるとバンパーの変更が必要
車検に通るためのポイント

ジムニー似合うタイヤサイズの選び方

デザインと走行性能、どちらを優先するか
冬用タイヤを使用するか
リフトアップもしくはローダウンするか
バンパーを加工するか

ジムニーに似合うタイヤの種類

マッドテレーンタイヤ
ハイウェイテレーンタイヤ
オールテレーンタイヤ
ラギッドテレーンタイヤ
スタッドレスタイヤ
ホワイトレタータイヤ

ジムニーは大きいサイズのホイールも装着できる

まとめ

ジムニーの純正タイヤサイズ

まず、ジムニーの純正タイヤサイズを確認しておきましょう。

ジムニーの現行モデルの純正タイヤサイズは、「175/80R16」です。
また、1〜2周りアップもでき、そのサイズは1周りアップで「185/85R16」、2周りアップで「195R16」が装着可能です。

ジムニーのタイヤサイズ

タイヤサイズ

外径

純正サイズ

175/80R16

約686mm

約175mm

1周りアップ

185/85R16

約720mm

約185mm

2周りアップ

195R16

約726mm

約200mm

上記のタイヤサイズ内であれば、どのブランドのタイヤも装着できます。

なお、ジムニーは数回モデルチェンジしていますが、どのモデルも純正タイヤサイズは基本的に同じです。

ジムニーのタイヤサイズの変更について

ジムニーのタイヤサイズは、ドレスアップや乗り心地を改善したい場合に変更が可能です。
また、ホイールの変更も可能で、タイヤのみ、ホイールのみ、または両方一緒に変更することもできます。

ここでは、タイヤサイズに大きくかかわる、インチアップとインチダウン、そしてジムニーが装着できる限界のタイヤサイズを紹介します。

インチアップとインチダウン

インチアップとは、タイヤの内径を表すインチを大きくすることです。

インチアップのメリットは、走行性能やハンドリング性能の向上と、ドレスアップ効果があることです。
しかし、低偏化で接地面が大きくなり、車全体の転がり抵抗が増えるので、乗り心地や燃費効率が悪くなります。

一方、インチダウンとは、インチアップとは反対にタイヤの内径を表すインチを小さくすることをいいます。
インチダウンのメリットは、乗り心地が向上し、ハンドル操作が軽く制御しやすくなることです。

反面、コーナリングする時の安定性やグリップ力は低下します。

ジムニーが装着できる限界のタイヤサイズ

ジムニーはタイヤサイズの変更により、大型タイヤを装着も可能です。

そして、ジムニーが装着できる限界のタイヤサイズは、以下の表のとおりです。

 

タイヤサイズ

外径

ジムニーの限界タイヤサイズ

235/85/R16

約820mmまで

約250mmまで

上記のタイヤサイズ内であれば装着可能です。
また、大掛かりな改造次第では、より大きいサイズのタイヤが装着できます。

ただし、ジムニーは軽自動車に含まれる車なので、軽自動車規格に収まらなければ、普通自動車登録や各部の補正・加工が必要です。
純正サイズのところで紹介した表のサイズに収まらない場合は、登録変更や補正・加工が必要なことを覚えておきしょう。

タイヤの外径が大きすぎるとバンパーの変更が必要

先ほど、タイヤサイズが大きすぎると補正や加工が必要と紹介しましたが、具体的には以下のカスタムが必要です。

・純正バンパーをカットする
・社外バンパーに交換する

どちらの場合も板金屋や整備工場などへ持ち込む必要があるので、タイヤの変更だけでなく費用も必要となります。

車検に通るためのポイント

ジムニーのタイヤサイズをアップする際は、車検にも注意する必要があります。
以下の場合は車検に通らなくなるため、基準値に収めるようにしましょう。

・リフトアップする際は全高±4cm、最低地上高9cm以上に納める
・「直前側方運転視界基準」に納める

「直前側方運転視界基準」とは、「運転席から、直前および左側に設置された高さ1m、直径30cmのポールを視認できる」という基準のことです。
リフトアップされたジムニーは死角が増えることから、この基準値でなければなりません。

基準を超えた場合は、必ず構造変更手続きが必要となるため、注意しましょう。

ジムニー似合うタイヤサイズの選び方

ジムニーに似合うタイヤサイズの選び方は、次の4つを確認しましょう。

デザインと走行性能、どちらを優先するか

車のタイヤにはデザイン性に優れたものと、走行性能に優れたものの2つから選択可能です。

どちらにも優れたタイヤもありますが、費用が高くなるため、予算に収まらなくなる可能性があります。

デザインか走行性能かのどちらで選ぶかは、ジムニーをどのような使い方をするかによって異なってきます。
そのため、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。

冬用タイヤを使用するか

スタッドレスタイヤは、住んでいる地域によって着用するかしないかが変わります。

冬場に路面が凍ったり、雪が積もるような地域ではスタッドレスタイヤの着用も検討しましょう。

なお、ジムニーのタイヤには、マッド&スノーと呼ばれる軽い雪用やオールシーズン対応可能なタイヤなどが展開されています。
住んでいる地域によって適切なタイヤは異なってきますので、よく検討してから選ぶことが大切です。

リフトアップもしくはローダウンするか

お持ちの車をどの方向にカスタムするかも大事なポイントです。

カスタム方法は主に、リフトアップもしくはローダウン、そしてどちらも行わずタイヤのみを交換する方法の3つあります。

リフトアップしてタイヤサイズを大きくする際は、外観のインパクトが大きく増すところが魅力です。
また、車高が高くなることで悪路走行も向上します。

ローダウンしてタイヤサイズを小さくする際は、外観のインパクトはなくなりますが、個性を強く出せるというメリットがあります。
また、車高が低くなる分、乗り降りがしやすくなるところも大きな特徴です。

注意点としては、どちらにしてもサイズを大きく変える場合は、加工や構造変更が必要になります。

バンパーを加工するか

前章でお伝えしましたが、大型のタイヤサイズに変更する際は、バンパーの加工や交換が必要です。
その際の費用は、低めに見積もっても5万円〜10万円程度は必要です。

そのため、規格外以上のタイヤを装着する際は、費用が増えることに注意しましょう。

ジムニーに似合うタイヤの種類

ジムニーのタイヤサイズは、リフトアップやカスタムを含めると、選べるタイヤが大きく増えます。
所有者の中には、どの種類が自分にあるのか困っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ジムニーに似合うタイヤの種類には、どのようなものがあるのか紹介します。

マッドテレーンタイヤ

マッドテレーンタイヤとは、「泥」や「地形」を意味するマッドテレーンの通り、オフロードに特化したタイヤです。
一般的なタイヤと比べて溝が深く、タイヤのグリップ力が強い特徴を持っています。

悪路走行できるタイヤを選びたい方におすすめです。

ハイウェイテレーンタイヤ

ハイウェイテレーンタイヤとは、幹線道路や公道を意味するハイウェイの通り、一般道や高速道路で活躍できるタイヤです。
マッドテレーンタイヤとは逆に溝が浅く、スピード感を持って走れる特徴があります。

日常使いや高速道路に乗る機会が多い方におすすめです。

オールテレーンタイヤ

オールテレーンタイヤは、マッドテレーンタイヤとハイウェイテレーンタイヤの良いところを取ったタイヤです。

悪路走行もでき、日常使いでも活躍します。

ラギッドテレーンタイヤ

ラギッドテレーンタイヤは、最近市場に登場した新しいカテゴリのタイヤです。

「頑丈な」「ごつごつした」などの意味の通り、オフロードでの走破性能が高い特徴を持っていますが、オンロードでも活躍できるタイヤです。

マッドテレーンタイヤよりも見た目が抑えられているので、タイヤの性能が高いが、インパクトは少なくて良い方におすすめです。

スタッドレスタイヤ

地面が凍ったり、雪が積もる地域にお住まいの方は、スタッドレスタイヤも検討しましょう。

そのほかの地域に住んでいる方で、降雪地帯に行かない方は購入しなくても良いでしょう。

ホワイトレタータイヤ

ホワイトレタータイヤとは、タイヤの側面にロゴや文字が白字で記載されているタイヤです。
黒いタイヤに白字で文字等が記載されることで、より存在感が増します。

ジムニーは大きいサイズのホイールも装着できる

ジムニーはタイヤサイズだけでなく、ホイールサイズも変更できます。
ホイールは見た目も大きく変えるので、タイヤを変更する方はホイールの変更も検討することをおすすめします。

純正のホイールサイズと装着できるホイールサイズは以下の通りです。

純正ホイールサイズ

16×5.5J+22

 

外径

装着できるホイールサイズ

14インチ~24インチ

4.5J~10J

なお、ホイールサイズを大型に変更する際も、加工や登録変更が必要となりますので注意しましょう。

まとめ

本記事では、ジムニーの純正タイヤサイズから、タイヤサイズの変更や注意点を紹介しました。

ジムニーのタイヤサイズを変更すると、見た目はもちろん走行性能や燃費などが大きく変わります。
変更する際、規格以上のサイズにするには、加工や登録変更が必要です。

また、費用もかさむことも覚えておきましょう。

種類も豊富にありますので、自分のライフスタイルや走行環境に合ったものを選択しましょう。

 

よくある質問

Q1.冬の時期にスタッドレスタイヤを履かせるべきですか?

A.ムニーは四輪駆動で雪道に強いですが、凍結路や積雪量が多い地域ではスタッドレスタイヤを装着することで、より安全に走行できます。特に冬季の長距離移動やアウトドアシーンでは、スタッドレスタイヤをおすすめします。

Q2.タイヤサイズを変更すると燃費は悪くなりますか?

A.一般的に、タイヤサイズを大きくすると接地面が増え、抵抗が大きくなるため燃費が悪化する傾向があります。また、重さが増えると加速性能にも影響が出る可能性があります。

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