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電気自動車は環境性能が高く、国や自治体が普及を目指していることから、注目している方も多いでしょう。
中でも、SUVの人気が高いことから、電気自動車SUVの購入を検討している方もいるかもしれません。
そこで本記事では、電気自動車のSUVの車種についてご紹介していきます。
電気自動車のSUVについてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
電気自動車SUVの選び方
価格
航続距離
駆動方式
安全性能
快適性と高い実用性
環境性能と維持費のバランス
電気自動車のメリット・デメリット
電気自動車のメリット
電気自動車のデメリット
【国産車】おすすめの電気自動車SUV3選
レクサス UX300e
日産 アリア
マツダ MX-30 EV MODEL
【輸入車】おすすめの電気自動車SUV3選
プジョー e-2008
テスラ モデル3
ボルボ C40リチャージ
目的別のおすすめの電気自動車SUV
コンパクトさを重視
見た目を重視
アウトドアでの使用
まとめ
電気自動車SUVの選び方
ここでは、電気自動車SUVの選び方を解説していきます。
価格
電気自動車SUVはガソリン車などと比較すると、車両価格が高い傾向にあります。
電気自動車SUVは価格ごとに購入可能な車種がある程度限られているため、予算を決めることが大切です。
しかし、電気自動車SUVは車両価格は高いものの、国や自治体の補助金を利用できるケースが多いほか、減税などもあり、それらを利用すると、ガソリン車などよりも購入価格が非常に安価になる場合があります。
航続距離
航続距離とは、バッテリーを1回満充電した状態で走行可能な距離です。
同じ車種でも搭載されているバッテリーの容量などによって航続距離は異なります。
航続距離が長ければ長いほど、充電回数を減らすことが可能です。
駆動方式
地域によっては駆動方式は重要です。
SUVはオフロードで走行することを前提に作られた車が多いものの、近年では日常利用の街乗りを考えて作られたものもあるため、2WDしか設定されていない車種もあります。
雪の多い地域にお住まいの場合や悪路が多い地域によく行く場合は、4WDを選びましょう。
安全性能
最新の電気自動車SUVは、安全性能も優れています。
自動ブレーキシステム、衝突回避アシスト、車線維持支援システムなどの多くの安全機能が搭載されており、ドライバーがより安全に運転できるサポートをしてくれます。
多くの安全機能が備わったモデルを選ぶことで、安全で快適なドライブが楽しめるでしょう。
快適性と高い実用性
SUVの魅力の1つは、快適性と高い実用性だといわれています。
広々とした車内空間により優れた快適性を提供し、柔らかな乗り心地と広いラゲージスペースは、日常使いからアウトドアまでさまざまなシーンで活躍するでしょう。
自分の利用シーンに適したモデルを選ぶのがおすすめです。
環境性能と維持費のバランス
環境性能と維持費のバランスは、電気自動車SUVを選ぶうえで重要なポイントの1つです。
環境に配慮した低排出ガスは、エコロジー志向のドライバーにとって大きな魅力です。
また、電気自動車はガソリン車と比較して燃料費が安価なため、維持費を節約できます。
特に長距離を運転するドライバーにとっては、経済的なメリットが大きいといえるでしょう。
電気自動車のメリット・デメリット
電気自動車にはメリットもデメリットも存在します。
それぞれ解説していきます。
電気自動車のメリット
ここでは、電気自動車のメリットについて解説していきます。
加速性能の高さ
電気自動車の特徴の1つとして、加速性能の高さがあげられます。
モーターはアクセルを踏み込んだ瞬間から最大トルクを発生するという特徴があるためです。
したがって、エンジン車と比較すると、停車時からの加速や追い越し時などの加速性能が良い傾向にあります。
また、電気自動車には基本的にトランスミッションがないため、加速が非常にスムーズです。
静粛性が高い
エンジン車はエンジンを始動させてから最終的にエンジンを止めるまで、エンジン内部で燃料を燃焼させる仕組みです。
回転数が大きくなると、燃料回数も増加し、大きな音や振動が発生します。
一方で、電気自動車は燃焼という概念が存在しないモーターを利用しているため、エンジン音が聞こえない状態で鋭く加速していきます。
走行中はCO2を排出しない
電気自動車はガソリン車のように燃料を燃やす工程がないため、走行中にCO2を排出しません。
走行に使う電気を作る際やバッテリーの製造時、廃棄時にはCO2が排出されますが、走行中のCO2の排出がないため、クリーンな自動車といわれています。
電気自動車購入時に補助金が出る
電気自動車は環境性能が高いため、国が普及に取り組んでいて、新車購入時に国から補助金が出る場合があります。
2023年度の補助金金額は電気自動車が上限85万円、軽EVが上限55万円です。
また、お住まいの地域によっては自治体も補助金を出しており、国からの補助金と併用することで、少しでも安価で手に入れることができます。
ただし、補助金を受け取ると、原則4年間保有しなければならず、4年以内に手放すと補助金を返納しなければなりません。
車に蓄えたエネルギーの使用が可能
大容量のバッテリーを搭載している電気自動車であれば、蓄えたエネルギーを電気として使うことも可能です。
災害時には非常に役立つ機能といえます。
電気自動車のデメリット
ここでは、電気自動車のデメリットについて解説していきます。
充電に時間を要する
エンジン車が給油するのに対し、電気自動車はバッテリーを充電しなければなりません。
電気自動車の充電時間は、バッテリーの容量や充電設備によって変動します。
電気自動車の充電方法は、普通充電と急速充電の2種類ありますが、普通充電は満充電まで一晩はかかるのが一般的です。
外出先で急速充電器を使用する場合は、1回30分で終わらせるのがマナーだとされていますが、30分だと80%程度しか充電できないケースが多いといわれています。
エンジン車が燃料を満タンにするには数分しかかかりませんが、電気自動車は普通充電であっても急速充電であっても時間がかかります。
急速充電スポットが限られる
全国にある充電スポットは普通充電器が2万1,000基程度、急速充電器が9,000基程度といわれており、高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、道の駅やショッピングモールなど、さまざまな場所に設置されています。
しかし、短時間での充電を希望する方が多く、その場合は急速充電を利用しなければなりません。
急速充電は全国に9,000基しかなく、週末であれば充電待ちの列ができていることもあります。
バッテリーがなくなってきてから充電するのではなく、アプリで充電スポットの空き状況を確認しながらこまめに充電する必要があるため、ストレスに感じる方が多いでしょう。
エンジン車と比較すると高額
電気自動車は大量の電気を蓄えるために、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
リチウムバッテリーは高額であるため、それに伴って車両価格も高額になります。
バッテリー交換費用が高額
バッテリーは消耗品であるため、寿命が来たらバッテリーを交換しなければなりません。
バッテリーの交換費用は、バッテリー容量などによって異なりますが、最低でも数十万円と高額です。
【国産車】おすすめの電気自動車SUV3選
ここでは、国産車でおすすめの電気自動車SUVをご紹介していきます。
レクサス UX300e
レクサスUX300eは、洗練されたデザインと高い走行性能を兼ね備えた電気自動車SUVです。
街乗りに適したサイズ感で運転がしやすい上に、静粛性も優れています。
内装は上質な素材を使用しているため、高級感にあふれる仕上がりです。
最新の安全機能が多数備わったレクサスセーフティシステム+も搭載しているため、安心してドライブを楽しめるでしょう。
日産 アリア
日産アリアは、デザイン性の高さと長距離走行が可能な点が魅力なクロスオーバーSUV型電気自動車です。
電動4輪制御技術「e-4ORCE」を備えたモデルは、走行状況や路面状況に応じて各車輪へのトルクを適切に配分します。
したがって、どんな路面でも安定したスムーズなドライブが楽しめるでしょう。
アリアの中古車一覧はこちら
マツダ MX-30 EV MODEL
マツダ MX-30 EV MODELは、個性的なデザインとエンジニアリングが特徴的な電気自動車SUVです。
フリースタイルドアと呼ばれる観音開きのリアドアを採用しており、乗り降りや荷物の出し入れが非常に楽になっています。
マツダの電動化技術である「e-SKYACTIVE」を搭載しており、ドライバーの安全な運転をサポートしてくれます。
【輸入車】おすすめの電気自動車SUV3選
ここでは、輸入車でおすすめの電気自動車SUVをご紹介していきます。
プジョー e-2008
プジョーe-2008は、コンパクトなサイズ感と高い視認性が人気の秘訣です。
小径ステアリングホイールと3Dデジタルヘッドアップインストルメントパネルを特徴とする「3D i-Cookpit」を採用し、運転中の視野移動を最小限に抑えてくれるため、視認性を高めて安全な運転をサポートしてくれます。
また、スポーティーな走りを楽しむ「スポーツモード」、日常使いに適した「ノーマルモード」、航続距離を重視した「エコモード」が搭載されており、運転シーンによってモードを切り替えることが可能です。
テスラ モデル3
テスラモデル3は、圧倒的な加速力と航続距離の長さが特徴です。
テスラモデル3のパフォーマンスモデルは、前後に2つ尾モーターを備えたAWDシステムを採用し、0km/h~100km/hまでの加速が3.7尿という圧倒的な加速力があります。
また、ロングアレンジAWDは航続距離が689kmと長いのも魅力です。
テスラ モデル3の中古車一覧はこちら
ボルボ C40リチャージ
ボルボC40リチャージは、コンパクトなサイズ感でありながら、最大積載量が419Lと高い積載性能を持つ電気自動車SUVです。
リアシートを倒してフラットすることで、荷物の出し入れも楽にできます。
また、ボンネット下にも追加の収納スペースがあり、収納スペースには困りません。
目的別のおすすめの電気自動車SUV
ここでは、目的ごとにおすすめのSUVをご紹介していきます。
コンパクトさを重視
運転が苦手な方や初めて運転する方は、コンパクトさを重視して選ぶと良いでしょう。
コンパクトさを重視したおすすめの電気自動車SUVは、シートアレンジが多彩な「MINI CROSSOVER PHEV」、またはデザインがおしゃれな「プジョー e-2008」です。
見た目を重視
スタイリッシュさや高級感など見た目を重視する方におすすめの電気自動車SUVは、車内空間が広く、使い勝手の良い「レクサス UX300e」、航続距離が長くて長距離でのドライブにもおすすめな「メルセデス・ベンツEQC」、タッチパネル操作で優れた操作性を持つ「アウディ e-tron」です。
アウトドアでの使用
アウトドアでの使用を考えている方は、AC電源を備えた「三菱 アウトランダーPHEV」がおすすめです。
まとめ
電気自動車は環境性能が優れていることから注目を集めています。
中でもSUV車が人気ですが、価格や航続距離、駆動方式、安全性能、快適性や充実性、環境性能と維持費のバランスを見て選ぶのがおすすめです。
また、目的別ごとにおすすめの電気自動車SUVも異なるため、自分のライフスタイルに合った車種を選びましょう。
よくある質問
Q1.電気自動車とガソリン車ではどちらの方が維持費が安いですか?
電気自動車の方がガソリン車よりも維持費が安くなる傾向にあります。
Q2.電気自動車の寿命はどのくらいですか?
電気自動車の寿命は充電回数などによっても変動しますが、一般的に8年または16万kmといわれています。
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