ハリアーのハイブリッドの燃費は？燃費を良くする乗り方も紹介！ | SUVといえばグッドスピードGOOD SPEED

 

ハリアーはトヨタから発売されているクロスオーバーSUVです。
ハリアーにはガソリンモデルのほかに、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルが設定されていますが、ハイブリッドモデルの燃費はどのくらいなのか気になる方もいるでしょう。

そこで本記事では、ハリアーのハイブリッドモデルの燃費や燃費をよくする乗り方についてご紹介していきます。
ハリアーのハイブリッドモデルの燃費についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ハリアーとは

ハリアーとは
ハリアーの外観
ハリアーの内装
ハリアーの優れた性能

ハリアーハイブリッドの燃費

ハリアーハイブリッドのグレード別のカタログ燃費
ハリアーハイブリッドの歴代燃費
ハリアーハイブリッドの実燃費
ハリアーモデル別の燃費の違い
ハリアー季節ごとの燃費の違い

ハリアーハイブリッドとライバル車との燃費比較

ヤリスクロスハイブリッド
ライズハイブリッド

EV走行距離を伸ばす方法

EVモードとHVモードを使い分ける
エコドライブモードを利用する
ハイブリッドシステムインジケ－ターを利用する
シフトポジションを変更する
スムーズな運転を心がける
ゆるやかなブレーキ操作をする
タイヤ空気圧を定期的に点検する
余計な荷物を載せない

まとめ

ハリアーとは

ここでは、ハリアーの概要や特徴について解説していきます。

ハリアーとは

ハリアーは1977年に発売が開始され、2024年までに4代目まで登場し、世界中で愛されている車種です。
これまでSUVといえばオフロードというイメージが広まっていましたが、高級クロスオーバーSUVという新たなジャンルを切り拓きました。

快適性と乗り心地を重視し、内装と外装のデザインにもこだわっています。

ハリアーの外観

現行モデルのハリアーは、旧モデルよりも丸みのあるシルエットで、フロントからリヤにかけてティアドロップ形状にシャープな曲線を描き、高級感ある仕上がりになっています。

ヘッドランプはL字ライン発光を2本採用し、たくましさと鋭さを演出しています。
旧モデルでは左右に分かれていたテールランプも、現行モデルでは一体化され、独創的で迫力のある印象になりました。

ハリアーの内装

ハリアーの内装はレザー調素材や木目の加飾が施されているのがポイントです。

大人の感性に響くように意識されて仕上げられており、高級感のあるデザインになっています。

また、内装色はブラウン、グレー、ブラックの3色展開で、コントラストを抑えた落ち着いたトーンにまとめられています。
ラゲージスペースは409Lの大容量積載可能で、アウトドアにも大きな買い物にも便利です。

さらに、後席を倒すと最大で1,045Lまで拡大でき、ラゲージスペースはフラットに設計されているため、ストレスなく積み込むことができるでしょう。
ラゲージスペースのデッキボード下にも収納スペースが確保されており、収納には困りません。

ハリアーの優れた性能

ハリアーは安全性能、走行性能、快適性能が優れています。
それぞれ解説していきます。

安全性能

ハリアーはすべてのグレードに「Toyota Safety Sense」が標準装備されており、以下の機能が搭載されています。

プリクラッシュセーフティ	衝突を回避するサポート機能
レーダークルーズコントロール	前の車との車間距離を適度に保つサポート機能
オートマチックハイビーム	自動でハイビームをオン点オフする機能
ロードサインアシスト	標識の見逃し防止サポート機能
レーントレーシングアシスト	高速道路のクルージングサポート機能

また、上位グレードには、車両後方のカメラ映像を表示する「デジタルインナーミラー」が搭載されているため、リアシートに荷物が詰まれていても、後方の視界が良好です。

録画機能もあるため、ドライブレコーダーのように走行中の映像をSDカードに保存することもできます。

走行性能

ハリアーは初代モデルから走行性能が高いことで有名です。

ハリアには路面の凹凸に応じてトルクをリアルタイムに制御する「ばね上制振制御」や、滑らかな変速や10速シーケンシャルシフトマチックでスポーティーな走りを楽しめる「Direct Shift-CVT」などの機能が搭載されていおり、走行性能が優れています。

また、車輛や路面状況に応じて前後のトルク配分を自動的に制御する4WDモデルは、さらに安定した走行が実現しています。

快適性能

ハリアーは長時間のドライブでも快適に楽しめるような装備が充実しています。

たとえば、左右独立した温度調整ができたり、シート自体を温めてくれる「快適温熱シート」が装備されていたり、座面と背もたれの間に風量を送り込める「シートベンチレーション」が搭載されていたりと、乗客全員が快適に過ごせる装備が多数設置されています。

ハリアーハイブリッドの燃費

ここでは、ハリアーハイブリッドの燃費について解説していきます。

ハリアーハイブリッドのグレード別のカタログ燃費

ハリアーハイブリッドのグレード別のカタログ燃費は、以下のとおりです。

	ハイブリッドモデル
グレード	G・Z・Z”Leather Package”
WLTCモード(km/L)	2WD	E-Four
WLTCモード(km/L)	22.3	21.6
市街地モード(km/L)	19.5	18.9
郊外モード(km/L)	25.1	24.2
高速道路(km/L)	22.1	21.4

ハイブリッドモデルの燃費性能はグレードによる差はありませんが、駆動方式によって多少カタログ燃費が異なります。

ハリアーハイブリッドの歴代燃費

ハリアーのガソリンモデルの歴代燃費は、以下のとおりです。

モデル	WLTCモード(km/L)	JC08モード(km/L)	10・15モード(km/L)
初代モデル(1997年発売)	－	－	8.9～10.6
2代目モデル(2005年発売)	－	－	9.1～11.0
3代目モデル(2014年発売)	－	12.8～16.0	－
4代目モデル(2020年発売)	14.7～15.4	－	－

ハリアーのハイブリッドモデルの歴代燃費は、以下のとおりです。

モデル	WLTCモード(km/L)	JC08モード(km/L)	10・15モード(km/L)
2代目モデル(2005年発売)	－	－	17.8
3代目モデル(2014年発売)	－	21.4～21.8	－
4代目モデル(2020年発売)	21.6～22.3	26.3～27.4	－

ハリアーは初代モデルから現行モデルになるにつれてWLTCモード、JC08モ―ド、10・15モードが変化しているため、比較はしにくいものの、新しいモデルほど燃費が良くなっています。

ハリアーハイブリッドの実燃費

ハリアーの実燃費は、以下のとおりです。

ガソリンモデル	ハイブリッドモデル	プラグインハイブリッドモデル
12.3km/L	17.7km/L	－
12.0km/L	－	－
－	16.3km/L	25.23km/L

ハリアーのガソリンモデルのカタログ燃費と実燃費との差は2.7km/L〜3.1km/L、ハリア―のハイブリッドモデルのカタログ燃費と実燃費との差は4.6km/L〜5.3km/Lです。
ほかの車種のハイブリッドモデルと比較すると、ハリアーのハイブリッドモデルはカタログ燃費と実燃費の差が少々大きい傾向にあります。

プラグインハイブリッドモデルは、カタログ燃費よりも実燃費の方が非常に良い傾向にある珍しいケースです。

ハリアーモデル別の燃費の違い

ハリアーモデル別の燃費の違いは、以下のとおりです。

	プラグインハイブリッド車	ハイブリッド車		ガソリン車
	Z	G・S・Z・Z”Leather Package”		G・S・Z・Z”Leather Package”
WLTCモード	20.5 km/L	22.1「21.6」km/L		15.4「14.7」km/L
市街地モード	18.4km/L	19.5「18.9」km/L		11.3「11.0」km/L
郊外モード	21.84km/L	25.1「24.2」km/L		15.7「14.9」km/L
高速道路モード	20.74km/L	22.1「21.4」km/L		18.0「17.1」km/L

ハリアーはガソリンモデル、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルがありますが、ハイブリッドモデルが最も低燃費です。

ハリアー季節ごとの燃費の違い

実燃費は、どのモデルでも季節によって実燃費は変動します。
ハリアーの季節ごとの燃費の違いは、以下のとおりです。

月	ガソリンモデル	ハイブリッドモデル
1月	9.0km/L	12.5km/L
2月	9.2km/L	13.7km/L
3月	10.1km/L	18.5km/L
4月	13.7km/L	18.7km/L
5月	13.8km/L	17.7km/L
6月	13.1km/L	13.8km/L
7月	10.2km/L	16.9km/L
8月	10.2km/L	17.6km/L
9月	12.4km/L	16.9km/L
10月	13.0km/L	17.6km/L
11月	11.4km/L	15.4km/L
12月	10.2km/L	13.9km/L

クーラーやエアコンの使用機会が少ない春や秋に比べて、冬や夏は燃費が悪くなります。
冬はエンジンを温めるのに暖気運転が行われるため、特に燃費が悪くなる傾向にあります。

ハリアーハイブリッドの中古車一覧はこちら

ハリアーハイブリッドとライバル車との燃費比較

ここでは、ハリアーハイブリッドとライバル車との燃費比較をご紹介していきます。

ヤリスクロスハイブリッド

ヤリスクロスハイブリッドモデルの燃費は、以下のとおりです。

ハイブリッドZ		ハイブリッドG
2WD	4WD	2WD	4WD
27.8	29.1	30.2	28.1
31.2	28.5	31.2	28.5
33.0	29.9	33.0	33.0
28.2	26.7	28.2	28.2

ハリアーとヤリスクロスのハイブリッドモデルの燃費を比較すると、全体的にヤリスクロスの方が燃費が良い傾向にあります。
ハリアーの方がサイズが大きいため、その分燃費も悪くなってしまうのでしょう。
燃費を重視して選ぶ場合は、ヤリスクロスがおすすめです。

ヤリスクロスの中古車一覧はこちら

ライズハイブリッド

トヨタライズのハイブリッドモデルの燃費は、以下のとおりです。

WLTCモード(km/L)	28.0
市街地モード(km/L)	29.6
郊外モード(km/L)	30.2
高速道路モード(km/L)	26.1

ハリアーとライズのハイブリッドモデルの燃費を比較すると、全体的にライズの方が燃費が良い傾向にあります。
ライズは燃費だけでなく、車輛価格も100〜300万円程度ハリアーよりも安いため、維持費や購入時の費用を考慮すると、ライズがおすすめです。

ライズの中古車一覧はこちら

EV走行距離を伸ばす方法

ここでは、EV走行距離を伸ばす方法をご紹介していきます。

EVモードとHVモードを使い分ける

EVモードとHVモードを使い分けると、電気や燃料の節約に繋がります。
市街地ではEVモード、高速道路ではHVモードを使用しましょう。

AUTO EV/HVモードを選択する際に、ナビの目的地を設定しておくと、駆動用電池の残量や経路、交通情報などのデータを元に、自動的にEVモードとHVモードを切り替えてくれるため便利です。

エコドライブモードを利用する

エコドライブモードを利用すると、冷暖房の効きが弱まったり、通常時よりもアクセルペダルの踏み込みに対するトルクの発生がゆるやかになり、燃費向上に繋がります。

エコモードを設定しておくと、パワースイッチをオフにしても、再度設定を変更するまで設定が維持されます。

ハイブリッドシステムインジケ－ターを利用する

ハイブリッドシステムインジケーターを利用すると、メーター内の表示をエコエリアに維持して運転します。

そのため、環境に配慮した走行が可能です。

シフトポジションを変更する

燃費向上には、シフトポジションを状況に応じて適切に変更することが大切です。
駐車するときは「P」、信号待ちや渋滞時は「D」にしましょう。

「N」はガソリンエンジンが回転している状態でも駆動用電池は充電されないため、冷暖房を使用していると駆動用電池の残量が減ってしまいます。

スムーズな運転を心がける

急加速や急発進、急減速などを避け、スムーズな運転をすることで燃費が向上します。
加速の繰り返しは、駆動用電池の残量を低下させてしまいます。

ゆるやかな加速、減速を心がけましょう。

ゆるやかなブレーキ操作をする

ゆるやかなブレーキ操作を心がけることで燃費向上に繋がります。

減速時に回生するため、より駆動用電池の残量を回復することが可能です。

タイヤ空気圧を定期的に点検する

タイヤの空気圧は定期的に点検して、適度に保ちましょう。
タイヤの空気圧が少ないと、EV走行可能な距離が短くなったり、HVモード時の燃費が悪化したりします。

余計な荷物を載せない

余計な荷物を載せたまま運転していると、余分にエネルギーを使ってしまいます。
不要な荷物は降ろして走行しましょう。

まとめ

ハリアーはガソリンモデル、ハイブリッドモデル、プラグインハイブリッドモデルがありますが、ハイブリッドモデルが最も低燃費です。

ライバル車と比較すると、サイズが大きい分燃費は劣る傾向にありますが、内装も外装も高級感があり、乗り心地や快適性は優れています。

EVモードとHVモードを使い分けたり、エコドライブモードを利用したり、ゆるやかなブレーキ操作を心がけたりして、さらに燃費をよくすることもできるため、運転には気をつけて燃費よく乗りましょう。