新型クラウン・クロスオーバーの燃費は悪い？グレード・歴代モデルとの違い... | SUVといえばグッドスピードGOOD SPEED

トヨタの新型クラウン・クロスオーバーは、セダンとSUVを融合させたハイブリッドモデルです。
前のモデルと比べると燃費性能は向上しているのでしょうか。

本記事では、新型クラウン・クロスオーバーの燃費が気になっている方向けに、燃費性能の特徴やグレード・歴代モデルとの燃費の比較について解説していきます。

目次

新型クラウン・クロスオーバーの基礎情報

走行性能
安全性能
グレード・価格

新型クラウン・クロスオーバーグレード別の燃費比較

新型クラウン・クロスオーバー歴代モデルの燃費比較

新型クラウン・クロスオーバーライバル車との燃費比較

トヨタ　ハリアー
マツダ　CX-5
マツダ　CX-8
トヨタ　RAV4

新型クラウン・クロスオーバーの燃費を良くする走り方は？

加速時のアクセルは早めに離す
不要なアイドリングをしない
タイヤの空気圧をチェックする

まとめ

新型クラウン・クロスオーバーの基礎情報

まずは新型クラウン・クロスオーバーの走行性能や安全性能、グレード別の価格について解説していきます。

走行性能

新型クラウン・クロスオーバーの走行性能は、ハイブリッド4WDや優れた乗降性、新開発の2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステムによりパワーアップしています。

ハイブリッド4WDを搭載

新型クラウン・クロスオーバーには、ハイブリッド4WDがすべてのグレードで標準搭載されています。

普段は前輪駆動で十分ですが、雪や雨で滑りやすい路面を走行する際にハイブリッド4WDに切り替えることで、燃費の向上と安定した走行が両立できるのが魅力です。

クラウンならではの優れた乗降性

遮音材や吸音材、制震材を最適に配置し室内の静粛性を高める工夫をしています。

また、運転席の一部に流れの乱れを低減する除電機能付表皮を設定しているため、運転しやすく疲れにくいです。

2.4Lターボデュアルブーストハイブリッドシステム

最大トルク460N・mの2.4L直列4気筒ターボエンジンと、トヨタ新開発のデュアルブーストハイブリッドシステムを採用しています。

トルクフルによるパワフルで伸びやかな加速と、リズミカルな変速感を味わうことが可能です。

安全性能

新型クラウン・クロスオーバーには、トヨタの先進安全装備や新たな先進技術であるトヨタチームメイトを採用しています。

トヨタならではの先進安全装備

Toyota Safety Senseと呼ばれる予防安全パッケージは、新型クラウン・クロスオーバーの全車に標準装備されています。

2種類のセンサーによる高い認識性能が、ドライバーをサポートしてくれるので安心です。

トヨタチームメイト

トヨタチームメイトには駐車を支援するアドバンストパークと、渋滞時の疲れを軽減するアドバンストドライブがあります。

高度な運転支援技術により、駐車や渋滞のストレスを軽減することが可能です。

グレード・価格

新型クラウン・クロスオーバーのグレード別の価格は、次のとおりです。

特別仕様車のCROSSOVER RS LANDSCAPEが685万円と最も高額で、基本グレードのXが440万円と最も安い価格設定になっています。
クラウンクロスオーバーの中古車一覧はこちら

新型クラウン・クロスオーバーグレード別の燃費比較

新型クラウン・クロスオーバーのグレード別の燃費比較については、下記の表を確認してください。

トランスミッションがCVTのZ、G、Xのグレードは、ATのRS LANDSCAPEやRSと比べると燃費が良いことがわかります。

CVTは滑らかに変速するため、AT車よりも燃費が良いです。

新型クラウン・クロスオーバー歴代モデルの燃費比較

新型クラウン・クロスオーバー歴代モデルの燃費比較については下記の表を確認してください。

クラウンクロスオーバーは2024年4月に初のマイナーチェンジを行っていますが、燃費は前のモデルと変更がありません。

新型クラウン・クロスオーバーライバル車との燃費比較

ここでは、新型クラウン・クロスオーバーのライバル車（ハリアー、CX-5、CX-8、RAV4）との燃費を比較していきます。

トヨタ　ハリアー

ハリアーの燃費はガソリン車が15.7km/L、ハイブリッド車が27.4km/L〜22.3km/Lです。

新型クラウン・クロスオーバーと比較すると、ハイブリッド車の燃費が優れていることがわかります。
ハリアー中古車一覧はこちら

マツダ　CX-5

CX-5にはガソリン車とディーゼル車があり、ディーゼル車の方が燃費が良いです。

2WDが17.4km/L〜19.5km/L、4WDが16.6km/L〜18.7km/Lとなっています。
新型クラウン・クロスオーバーの方が燃費性能は高いです。
CX-5の中古車一覧はこちら　

マツダ　CX-8

CX-8にはガソリン車とガソリンターボ車、クリーンディーゼル車があり、駆動方式も2WDと4WDが選べます。

最も燃費が良いのはクリーンディーゼル車で、燃費は駆動方式にかかわらず17.9km/Lです。
新型クラウン・クロスオーバーと比較すると燃費性能は劣ります。
CX-8の中古車一覧はこちら　

トヨタ　RAV4

RAV4の燃費はガソリン車が15.8km/L、ハイブリッド車が21.4km/L〜25.2km/Lです。
新型クラウン・クロスオーバーと比較すると、ハイブリッド車の燃費が優れていることがわかります。
RAV4の中古車一覧はこちら

新型クラウン・クロスオーバーの燃費を良くする走り方は？

最後に新型クラウン・クロスオーバーの燃費を向上させる走り方について解説します。

加速時のアクセルは早めに離す

新型クラウン・クロスオーバーで加速する際に燃料を無駄にしないポイントは、アクセルをしっかり踏み込むことと速度に達したらアクセルをすぐに緩めることです。

モーターのアシストを最大限に利用して燃費の消費を抑えましょう。

不要なアイドリングをしない

アクセルを踏まない状態でエンジンを回転させ続けることをアイドリングと呼びますが、アイドリング中も燃料を消費しています。

騒音や環境にもよくない行為なので、必要のないアイドリングは避けるようにしましょう。

タイヤの空気圧をチェックする

タイヤの空気圧が不足している状態で走行すると、燃費が悪くなります。

転がり抵抗により変形してしまうこともあるため、タイヤの空気圧は定期的にチェックしましょう。

まとめ

今回は、新型クラウン・クロスオーバーの燃費やグレード別、歴代モデルとの燃費の違いについて解説してきました。

走りを楽しみたいならRS、燃費を重視するならZかGかXがおすすめです。
新型クラウンとライバル車の燃費も比較しているので、車選びの参考にしてください。