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ジープ ラングラーは、オフロード・アウトドアの環境で大活躍する車として人気です。
なかには、キャンプ用にラングラーを利用するという方もいます。
堅牢なイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、堅牢なイメージを持つラングラーも、「故障しやすい」という評価を受けてしまうケースがあります。
壊れやすいという評価を受ける原因には、どのような理由があるのでしょうか。
この記事で詳しく解説します。
目次
ラングラーはどんな車?
突出した堅牢さとオフロード性能
デザインも上質に
ラングラーは故障しやすいって本当?
ラングラーは長寿の車
エンジンや電装品などは故障することがある
ラングラーが故障したらどうすれば良い?
ディーラーなどで修理を依頼する
保険の確認
まとめ
ラングラーはどんな車?
ジープ ラングラーという車は、やや無骨に見え、剛性の高そうな印象を受けるデザインと、外観を裏切らないパワフルな走りが特徴といわれる車です。
ジープ ラングラーの歴史は古く、1941年まで遡ることができます。
ラングラーの元となった車は、当時米軍兵士の足として使われており、軍用車両としての位置づけでした。
1950年代には軍用ではなく民生用としての人気が高まり、やがてアウトドア用ばかりではなく、ラグジュアリーな移動用の車としての位置づけも得られ、世界中にファンを持つ車種となったのです。
突出した堅牢さとオフロード性能
ジープ ラングラーは、かつて軍用車両として使われていただけに、ほかの民生車両の追随を許さないほどの、突出した堅牢性とオフロード性能を持っています。
オフロード仕様の車というものはほかにもありますが、こうした車種のなかでも、特にラングラーは過酷な環境や走行環境の悪い場面でも活躍してくれることが人気の秘訣となっています。
デザインも上質に
ジープ ラングラーといえば「頑丈なオフロード車」というイメージを持つ方も多く、そうしたイメージを持つ方のなかには、「デザインは無骨」と理解しているケースもあります。
しかし、ラングラーはその長い歴史のなかで、デザインについても常にバージョンアップを重ねてきました。
その結果、外観・内観といったデザインについても上質さ・豪華さを兼ねそろえた車となり、所有している人、運転している方の満足度は上がっています。
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ラングラーは故障しやすいって本当?
上記のように、ラングラーは堅牢性やオフロード性能、環境を問わない走行性能を発揮できることなどが魅力としてとらえられることの多い車です。
しかしながら、そんな特徴を持つラングラーについて、「故障しやすい」という評価が寄せられてしまうことがあります。
実際のところ、ラングラーは故障しやすい車なのでしょうか。
故障するとしたら、それはどのような原因で故障してしまうのでしょうか。
以下で詳しく解説します。
ラングラーは長寿の車
この記事でも解説しているように、ジープ ラングラーは基本的には耐久性が高く、またそのことを理由として長寿命の車としても知られています。
もちろん、オーナーの利用の仕方や頻度などによっても変わりますが、特に長い使用期間としては20年以上乗用し続けたとするケースもあります。
このように、決してラングラーは「寿命が短い車」なわけではないのです。
堅牢な構造
ラングラーの耐久性や堅牢性を語る際に、「堅牢である」ということはどのようなことを意味するかという点が重要です。
ラングラーは堅牢な車ですが、ラングラーは小さな故障や、部品単位での破損が起こります。
しかしながら、それでも部品の交換や修理などによって「乗り続けられる」、「車として利用を継続することはできる」という点で、ラングラーは「堅牢な構造」なのです。
ラングラーの平均使用年数
多くのラングラーオーナーは、どの程度の長さをラングラーとともに過ごしているのでしょうか。
新車として購入されたジープ ラングラーは、一般的に約10~15年程度の使用が見込まれており、ラングラーを実際に利用しているオーナーの間でも、平均的に10年以上しようしているというユーザーは数多くいます。
ただし、このような使用期間を実現するためには、ある条件が必要です。
定期的なメンテナンスの実施
ラングラーを長持ちさせるための重要なポイントは、「定期的なメンテナンスの実施」です。
日本人が外国車を所有した際に、「外車はすぐに壊れる」というような評価を下してしまうことがありますが、このような評価に至る原因の多くが、メンテナンス頻度の低さにあります。
外国車は基本的に、定期的なメンテナンスを頻繁に行って部品を交換しながら、車自体は長く活用するという理念で車を所有しているのです。
エンジンや電装品などは故障することがある
エンジンや電装品は、ラングラーの走行なかに常に負荷がかかっていることもあり、特に故障しやすい箇所であるといえます。
以下のような点に注意してメンテナンスや診断に役立てると良いでしょう。
エンジン回りの故障
ラングラーのエンジンについては、メンテナンスの頻度を適切に行い、正しい運転週刊で運転をした場合には、200,000キロから300,000キロの走行が可能であるとされています。
もともとエンジンの品質が高いことに加え、適切なメンテナンスによって寿命を延ばすことができると考えられているためです。
しかしながら、メンテナンスを怠ったり、エンジンに不要な負荷をかけるような運転をするオーナーの下では、必然的に故障の確率は上がります。
サスペンションの故障
サスペンションは、悪路を走る際に常に負荷がかかる部位です。
ラングラーという車を選択するオーナーが、常にオンロードの道だけを走るというのは考えにくいでしょう。
また、もちろんオンロード走行中でもサスペンションに負荷がかからないわけではありません。
サスペンションの定期的な診断とメンテナンスを行い、適切な部品の交換を行うことなどにより、ラングラーの寿命を延ばすことができるでしょう。
電装品の故障
電装品系に関しては、前触れなく突然故障してしまうということが起こり得ます。
これは、電装品の故障が過熱によるショートなど、前触れのない現象によって起こるためです。
しかしながら、もちろん定期的なメンテナンスや、購入からの走行距離、年数などによってはある程度予測できる故障もあります。
エアコン周りの故障
エアコン周りに関しても、前触れもなく突然故障してしまうケースがあり得ます。
多くは、エアコンが稼働しない、風がでないという場合や、異臭がするというパターンです。
このような場合、エアコンに関連している部品のどこかでショートやモーターなどの部品の故障が発生しているケースがあります。
オイル漏れ
オイル漏れの現象に関しては、エンジンと一体で検討するのが良いでしょう。
ラングラーのエンジンは高負荷の状況が続くことで、冷却系統の不具合によりオイル漏れなどが発生するケースがあります。
冷却液の定期的な交換やベルトのチェックなどにより、こうした不具合を避けることに役立ちます。
オープントップにできる仕様ゆえの「雨漏り」
ラングラーは、ルーフを取り外して「オープントップ」にすることができます。
これはアウトドアなどの環境で快適なドライブが可能ですが、その一方で「可動部品である」がゆえの部品の故障を招くケースがあります。
ラングラーが故障したらどうすれば良い?
定期的なメンテナンスを行ったり、丁寧な運転を心がけていたとしても、故障というのは発生してしまうことがあります。
では、ラングラーが故障した場合はどうすれば良いのでしょうか。
ディーラーなどで修理を依頼する
まず、ラングラーが故障した場合には正規ディーラーに問い合わせをし、修理を依頼しましょう。
新車登録から3年間、積算走行距離の制限などがありますが、修理保証プログラムを受けられるケースがあります。
ただし、修理対象となる部品が高騰しているケースもあります。
保険の確認
車の修理にあたっては、保険の存在は大きな要素となります。
ラングラーにおいても適切な保険に加入していれば、修理にかかる費用の一部を保険で賄えるケースもあります。
自身の加入している保険の種類や契約内容を確認しておくようにしましょう。
まとめ
この記事では、ジープ ラングラーの故障について解説しました。
ラングラーは堅牢な車ですが、適切なメンテナンスを怠れば細かい故障が発生する可能性は否めません。
長く快適にラングラーに乗り続けるためにも、適切な頻度でのメンテナンスを心がけるようにしましょう。
よくある質問
Q1.ラングラーは故障しやすいですか?
基本的に堅牢な車種ですが、電気系統のトラブルが発生するケースがあります。
Q2.ラングラーの修理費が高いのはなぜですか?
外車全般にいえることですが、部品代が高騰しているケースがあります。
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