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レンジローバーの燃費は悪い?ほかのランドローバーの車とも比較!

レンジローバー 燃費

車を持つオーナーにとっては、ガソリン代、つまり燃費は大きな関心ごとといえます。
燃費はどのような車に乗っているかにかかわらず、重要なポイントです。

上質なデザインと、優れたオフロード性能を持つ「レンジローバー」は、日本をはじめ世界でも人気の車種です。
この記事ではそんなレンジローバーの燃費について解説します。

目次

レンジローバーとはどんな車?

レンジローバーとは?
レンジローバーのグレードは大きく分けて4種類!
年間走行距離から計算する推定ガソリン代
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンで燃費は異なる?

レンジローバーとほかのランドローバー車との比較

ランドローバーディスカバリースポーツとの比較
ランドローバーフリーランダー2との比較
ランドローバーディスカバリー4との比較

レンジローバーと他社の車種との比較

ボルボ・XC90との比較
トヨタ・RAV4ハイブリッドとの比較
ホンダ・CR-Vとの比較

まとめ

レンジローバーとはどんな車?

まず、レンジローバーとはどのような車なのか、その特徴や安全性、走行性能などについて解説します。
それぞれ具体的に見ていきましょう。

レンジローバーとは?

レンジローバーとは、英国を代表する自動車メーカーである「ランドローバー」が製造・販売している車です。

ジャンルとして「ラグジュアリーSUV」と銘打たれているように、1970年の初代モデルの誕生以来、「高級車」という性質と、「オフロード性能」とを両立したSUVとして、日本をはじめ、世界中の富裕層から愛されるモデルとなっています。
最新のモデルは2022年にフルモデルチェンジされました。

特徴

レンジローバーの特徴として、まずはエクステリア・インテリアのラグジュアリー感が挙げられます。

洗練されたデザイン、存在感のある外観、最高級素材を仕様したインテリアや、快適な乗り心地・優れた静粛性などは、「ラグジュアリー」を冠するレンジローバーにふさわしい特徴であるといえるでしょう。

また、オンロードのみならずオフロードでも、ランドローバー独自のAWDシステム、電子制御エアサスペンションを搭載していることで高度なオフロード性能を発揮してくれます。

安全性

レンジローバーは、高い安全性も追求しているラグジュアリーSUVです。
たとえば、前方の車両との車間距離を検知して自動ブレーキをかける「アダプティブクルーズコントロール」や、車線を逸脱しそうになると警告を発する「レーンデパーチャーウォーニング」の機能などを搭載し、快適で安全な運転を楽しむことができる車種といえます。

走行性能

レンジローバーのラグジュアリーさと合わせて魅力の一つとして言及されることが多い要素に、走行性能があります。

詳細な仕組みや装備は各モデルによって異なる部分もありますが、悪路を走破するにあたってのロール(横揺れ」を感じにくくするサスペンションやボディの剛性、ハンドリング性能を引き出す「ダイナミックレスポンスプロ」などの装備により、オンロード/オフロードを問わず快適なドライビングができます。

レンジローバーのグレードは大きく分けて4種類!

レンジローバーには、大きく分けて4種類のグレード「SE・HSE・オートバイオグラフィー・SV」があります。

SEはベースグレードであり、必要十分な装備を備えたグレードです。

HSEは、SEに快適装備を追加したもので、電動調整フロントシートなど、快適に運転が楽しめるグレードです。

オートバイオグラフィーは最上級グレードであり、高級感と快適性を追求したグレードです。

SVは、ランドローバーのスペシャルビークルオペレーションズ部門(SVO)が手掛けた特別な高性能モデルです。
通常モデルよりも高い性能と独自のデザインを開発しており、高い要求を持つ顧客に向けて提供されています。

年間走行距離から計算する推定ガソリン代

レンジローバーの大まかな燃費については、仮に年間1000kmを走った場合、WLTCモードで10.5km/L程度とされています。
一方、ストップ&ゴーが多くなる市街地ではややこれより低くなり、高速で安定した走行をする高速道路モードではより高い燃費となるケースもあります。

利用するシーンや頻度によって推定ガソリン代は大きく変わるものの、おおむね15,000~25,000円程度の範囲内に収まる程度というのが一つの目安となるでしょう。

ガソリンエンジンとディーゼルエンジンで燃費は異なる?

「この車は燃費が良い」などという判断がなされがちですが、実はその燃費性能に大きく影響を与えるのがエンジンの種別です。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンでは、燃費が異なります。

一般に、ディーゼルエンジンはトルクが豊富であり、低回転域でのパワーが強力です。
つまり、効率的に燃料を使用することが可能といえるでしょう。

一方で、ガソリンエンジンはエンジンの回転数が高いため、燃料の消費量が増えるという傾向にあります。
しかしながら、ディーゼルエンジンが必ずしもガソリンエンジンに優越することばかりでもありません。

ディーゼルエンジンよりもガソリンエンジンのほうがスムーズで静かな走行ができるという面もありますし、また燃費ではなく車体本体価格で比較すると、ディーゼルエンジン車はガソリン車よりも高くなりがちという点については注意が必要です。

レンジローバーの内装についてはこちら
レンジローバーのサイズについてはこちら
レンジローバーの種類についてはこちら

レンジローバーとほかのランドローバー車との比較

では、レンジローバーとほかのランドローバー車とを比較してみましょう。

ランドローバーディスカバリースポーツとの比較

レンジローバーとランドローバーディスカバリースポーツには、それぞれガソリンエンジンとディーゼルエンジンのモデルがあります。

実際の燃費はどのような乗り方をするかによって大きな変動がありますが、一般的に同条件で比較した場合、レンジローバーよりもランドローバーディスカバリースポーツの燃費がやや良い傾向にあるといえます。

また、両モデルともガソリンエンジンよりもディーゼルエンジンのほうが燃費が良い傾向にあることは共通しています。

ランドローバーフリーランダー2との比較

ランドローバー FREELANDER2の画像1

レンジローバーとランドローバーフリーランダー2には、やはりそれぞれガソリンエンジンとディーゼルエンジンのモデルがあります。

ガソリンエンジンではややレンジローバーのほうが燃費が良い傾向にあり、ディーゼルエンジンではランドローバー・フリーランダー2のほうが良い傾向にあります。
ただし、車体重量について見てみると、ランドローバーフリーランダー2のほうがレンジローバーよりも軽量であることから、走行条件によっては燃費が向上するケースもあるでしょう。

ランドローバーディスカバリー4との比較

レンジローバーとランドローバーディスカバリー4とを比較した場合、全体的にややランドローバーディスカバリー4のほうが燃費性能が良い傾向にあります。
ただし、車体重量は基本的に200kg前後の差があるため、これを加味して検討することが重要です。

レンジローバーと他社の車種との比較

では、レンジローバーと他社の車種とを比較してみましょう。

ボルボ・XC90との比較

ボルボ XC90の画像1

レンジローバーとボルボ・XC90はいずれも高級SUVとして人気の高いモデルです。

燃費について比較すると、基本的にガソリン・ディーゼルいずれの場合でもボルボ・XC90のほうがレンジローバーよりも燃費が良い傾向にあるといえます。

ボルボ・XC90の中古車一覧はこちら

トヨタ・RAV4ハイブリッドとの比較

トヨタ RAV4 PHVの画像1

レンジローバーとRAV4ハイブリッドとを比較すると、やはりRAV4ハイブリッドはハイブリッド車であることを考えると、非常に燃費が良いことが分かります。

ただし、RAV4ハイブリッドは必ずしもオフロード環境においてレンジローバーほどの性能を発揮できるわけではない可能性については考慮しておく必要があります。

トヨタ・RAV4の中古車一覧はこちら

ホンダ・CR-Vとの比較

ホンダ CR-Vの画像1

レンジローバーと、コンパクトSUVであるホンダ・CR-Vとを比較すると、やはりホンダ・CR-Vのほうが燃費は圧倒的に有利となります。
ただし、ホンダ・CR-Vはレンジローバーほど本格的なオフロード環境に適合しているわけではない可能性については注意が必要です。

ホンダ・CRVの中古車一覧はこちら

まとめ

この記事では、レンジローバーという車について、その燃費性能を解説しました。
レンジローバーは燃費の優位性によって運転性能だけではなく、上質な車内空間とラグジュアリーな存在感とともにオフロード性能も堪能できる車です。

購入をお考えの方は、そうしたレンジローバーの魅力も踏まえた上で判断するのが良いでしょう。

よくある質問

Q1.レンジローバーは燃費が悪いのですか?

レンジローバーは、同クラスのオフロードSUVと比較すると必ずしも燃費が有利ではありませんが、ラグジュアリー感や上質さを持っている車です。

Q2.レンジローバーの燃費を良くするにはどうすれば良いですか?

定期的なメンテナンスやエコドライブ(アクセルやブレーキを緩やかにするなど)の実践が重要です。

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