おすすめ記事
レンジローバーとは、イギリスのSUVメーカーであるランドローバーが展開している車種です。
ラグジュアリーSUVというカテゴリーを築いたモデルであり、快適性とあらゆる地形に対応する走破性でラグジュアリーSUVセグメントをリードしてきました。
この記事では、レンジローバーの種類とランドローバーとの違いを紹介します。
目次
レンジローバーのモデルの種類
レンジローバー
レンジローバースポーツ
レンジローバー イヴォーク
レンジローバー ヴェラール
レンジローバーのグレードと価格
レンジローバーのグレードと価格
レンジローバーのスポーツのグレードと価格
レンジローバーイヴォークのグレードと価格
レンジローバーヴェラールのグレードと価格
ランドローバーとの違いは?ランドローバーのほかの車種も紹介
レンジローバーとランドローバーの違いは?
ランドローバーのほかの車種も紹介
まとめ
レンジローバーのモデルの種類
レンジローバーはモデルによってグレードの展開が異なり、搭載される装備やシステムにも違いがあります。
基本モデルである「レンジローバー」のほかに「スポーツ」「イヴォーク」「ヴェラール」の3種類が展開されており、それぞれのモデルにグレードがあります。
次の項目からは、各モデルの特徴について解説します。
レンジローバー
レンジローバーは初代モデルが1970年に販売が開始されており、現行モデルは4代目にあたります。
発売当初は、フルタイム4WDとオールアルミモノコックボディを世界で初めて採用したSUVでした。
ラインアップは全10グレードであり、グレードによって18,350,000円〜32,670,000円と販売価格に差があります。
また大きなボディサイズも特徴であり、どのグレードも全長5mを超えています。
走行・耐久性の高さといった性能面を備えているだけでなく、高級感があり広々とした車内空間も魅力です。
レンジローバースポーツ
レンジローバーのなかでも、走行性能を高めたスポーツSUVモデルです。
グレードは「S」「DYNAMIC SE」「DYNAMIC HSE」「オートバイオグラフィー」の4
種類の基本グレード以外に、「SV EDITION ONE」という特別仕様車も展開しています。
基本モデルであるレンジローバーと比較すると車の全長が短くなっているものの、三列シートも装着できるモデルです。
三列目はフラットにできるため、五人乗りや広々とした荷室など利用シーンにあわせて使い分けられることが魅力です。
レンジローバー イヴォーク
イヴォークは、短くまとめられた全長と低い全高が特徴のモデルです。
全幅は約1.9m超えでやや大柄ではあるものの、全長は約4.4mであり日本国内でも扱いやすいサイズ感といえます。
基本グレードである「S」のほかに、「DYNAMIC SE」「DYNAMIC HSE」「オートバイオグラフィー」が用意されています。
大柄なモデルが多いレンジローバーラインにおいて、街中でも扱いやすいコンパクトなボディが特徴です。
レンジローバー ヴェラール
レンジローバーのエレガントスポーティモデルであるヴェラールは、スポーツとイヴォークの中間にあたるサイズ感のミディアムSUVです。
基本グレードである「S」のほかに、スポーティな装備が追加された「DYNAMIC SE」、最上級グレードの「DYNAMIC HSE」を展開しています。
空気抵抗の低減まで考えられた流線形のボディが特徴です。
レンジローバーヴェラールの中古車一覧はこちら
レンジローバーのサイズについてはこちら
レンジローバーのグレードと価格
レンジローバーのグレードは、「S」「SE」「オートバイオグラフィー」などさまざまなグレードが用意されています。
車種モデルによって選択できるグレードが異なり、搭載される装備も違います。
また、同じ車種でもグレードやオプションで価格が大きく異なることも特徴です。
次の項目からは、レンジローバーのグレードと価格の違いについて解説します。
レンジローバーのグレードと価格
レンジローバーには、「SE」「HSE」「オートバイオグラフィー」「SV」のグレードが用意されています。
七席シートも装着可能なロングホイールのボディスタイルを選択できるのは、「HSE」と「オートバイオグラフィー」のみです。
SE |
HSE |
オートバイ |
SV |
|
エンジンタイプ |
・ガソリン ・ディーゼル ・プラグインハイブリッド |
・ガソリン ・ディーゼル ・プラグインハイブリッド |
・ガソリン ・ディーゼル ・プラグインハイブリッド |
・ガソリン ・プラグインハイブリッド |
新車価格帯(税込) |
18,350,000円~ |
19,600,000円~ |
22,040,000円~ |
29,440,000円~ |
(新車価格帯については2024年1月現在のものです)
レンジローバーのスポーツのグレードと価格
レンジローバースポーツには、「S」「DYNAMIC SE」「DYNAMIC HSE」「オートバイオグラフィー」のほかに特別仕様車の「SV EDITION ONE」が用意されています。
上位グレードである「HSE」から、3Dサウンドシステム・ソフトドアクローズ・シートなどに違いがあります。
S |
DYNAMIC SE |
DYNAMIC |
オートバイオグラフィー |
SV EDITION ONE |
|
エンジンタイプ |
・ディーゼル |
・ガソリン ディーゼル プラグインハイブリッド |
・ディーゼル |
・ガソリン ・ディーゼル ・プラグインハイブリッド |
・ガソリン |
新車価格帯(税込) |
11,880,000円~ |
12,570,000円~ |
13,640,000円~ |
15,330,000円~ |
24,740,000円~ |
(新車価格帯については2024年1月現在のものです)
レンジローバーイヴォークのグレードと価格
イヴォークは、ボディタイプがクーペです。
レンジローバーラインのなかで、ボディサイズが最もコンパクトとなっています。
グレードは、「S」「DYNAMIC SE」「DYNAMIC HSE」「オートバイオグラフィー」の4種類であり、レンジローバースポーツ同様に上位グレードである「HSE」から装備に違いがあります。
S |
DYNAMIC SE |
DYNAMIC HSE |
オートバイオグラフィー |
|
エンジンタイプ |
ガソリン ディーゼル |
ガソリン ディーゼル |
ガソリン プラグインハイブリッド |
ガソリン プラグインハイブリッド |
新車価格帯(税込) |
6,990,000円~ |
7,350,000円~ |
8,830,000円~ |
9,640,000円~ |
(新車価格帯については2024年1月現在のものです)
レンジローバーヴェラールのグレードと価格
レンジローバーヴェラールは、先進的なデザインとデジタル・テクノロジーを兼ね備えたミディアムラグジュアリーSUVです。
車高が低めに作られていますが、シートが低い位置にあるため頭上空間に窮屈感を感じにくくなっています。
グレードは、「S」「DYNAMIC SE」「DYNAMIC HSE」の3種類です。
S |
DYNAMIC SE |
DYNAMIC HSE |
|
エンジンタイプ |
・ガソリン ・ディーゼル |
・ガソリン ・ディーゼル ・プラグインハイブリッド |
・ガソリン ・ディーゼル ・プラグインハイブリッド |
新車価格帯(税込) |
9,460,000円~ |
9,960,000円~ |
11,540,000円~ |
(新車価格帯については2024年1月現在のものです)
ランドローバーとの違いは?ランドローバーのほかの車種も紹介
「ランドローバー」とは、イギリスを発祥とするオフロード車とSUV車に特化した自動車メーカー・ブランドのことを指します。
ランドローバーは1948年に発売された「シリーズ1」から始まり、現在は「レンジローバー」「ディフェンダー」「ディスカバリー」「フリーランダー」などの車種を販売しています。
レンジローバーとランドローバーの違いは?
レンジローバーとランドローバーは名前が似ているため、混同されがちです。
また、ランドローバーの上位グレードがレンジローバーやどちらも同じ車種といった誤解をされることもありますが、レンジローバーは車種名であり、ランドローバーは自動車メーカー名であり、言葉の意味合いが異なります。
ランドローバーのほかの車種も紹介
レンジローバースポーツよりも角ばったキャビンで三列目でも快適な「ディスカバリー」、コンパクトSUVの「ディスカバリースポーツ」、クロスカントリー四駆の「ディフェンダー」など、ランドローバーにはさまざまなモデルの車種が存在します。
次の項目では、それぞれの特徴を紹介します。
ディフェンダー
ランドローバーのなかでも、とくにオフロード性能を追及したモデルがディフェンダーです。
あらゆる環境で優れたパフォーマンスを発揮するために、高トルクのエンジンや全輪駆動などの機能を装備しています。
ディフェンダーのリセールバリューについてはこちら
ディフェンダーの中古車一覧はこちら
ディスカバリー
ディスカバリーは、角ばったボディデザインと広い室内空間が魅力のモデルです。
キャビンの荷室が広く荷物の積み下ろしがしやすいうえに、車内の随所にも便利な収納スペースが装備されています。
ディスカバリー3のリセールバリューについてはこちら
ディスカバリーのリセールバリューについてはこちら
ディスカバリースポーツ
ディスカバリースポーツはコンパクトサイズのSUVですが、ランドローバーならではの高い悪路走破性はそのままです。
車体がコンパクトなので使い勝手に優れているうえ、さまざまなインテリアアレンジにも対応しているので、自分好みのアレンジを楽しめます。
まとめ
この記事では、レンジローバーの種類について解説しました。
車種ごとに特色が異なるため、特徴を知ったうえで選ぶことが大切です。
レンジローバーの種類を知って、後悔なくレンジローバーを選んでみましょう。
よくある質問
Q1.ランドローバーはどこの傘下ですか?
元はイギリスのローバー・グループに属していましたが、現在はインドのタタ自動車の傘下にあります。
タタ自動車の子会社「ジャガーランドローバー」の一部として運営されており、主要な生産拠点はイギリスのままです。
Q2.ランドローバーは社名を変更した?
1978年にローバー社が「ランドローバー」として子会社化し、メーカーが誕生しました。
以降ランドローバーは1986年に「ローバー・グループ」に属し、その後も何度か親会社が入れ替わったものの「ランドローバー」というブランドは消えることなく存続しています。
Copyright © GOOD SPEED.