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ハリアーの80系と85系の違いは何?フルモデルチェンジで進化したこととは?
「ハリアーの80系と85系はどう違うの?」「フルモデルチェンジでどんなことが変わったの?」
そのような疑問を感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ハリアーは、1997年から発売が開始された高級中型クロスオーバーSUVです。
2023年時点の現行モデルは4代目であり、直近には2020年にフルモデルチェンジがおこなわれました。
この記事ではハリアーの80系と85系の違いを紹介したうえで、2020年のフルモデルチェンジの内容も合わせて紹介します。
目次
ハリアーの80系と85系の違い
ハリアーの駆動方式とは?
車の駆動方式って何?
ハリアーの駆動方式
2020年のフルモデルチェンジで進化したこと
新ハイブリッドシステムの搭載
ゆったりとした車内空間
安全機能の向上
まとめ
ハリアーの80系と85系の違い
ハリアーの80系と85系の違いは、エンジン駆動方式です。
80系は4代目ハリアーの2WD車であり、ハリアー85系は4代目ハリアーの4WD車となっています。
エンジン駆動方式と価格の比較表は以下の通りです。
名称 | 価格 |
80系(4代目ハリアーのFF) | 312万8,000円~492万8,000円 |
85系(4代目ハリアーのFR) | 393万8,000円~514万8,000円 |
ハリアーの駆動方式とは?
駆動方式とは、エンジンの動力をタイヤに伝える方法です。
FFやFRといった言葉で車両の駆動方式を表します。
しかし、FFやFRの意味を詳しくは知らない方がいらっしゃるかもしれません。
ここでは、車の駆動方式を解説したうえでハリアーの駆動方式について解説します。
車の駆動方式って何?
駆動方式は、エンジンの搭載位置と駆動輪の位置によってFFやFRという言葉で区分されます。
FFはエンジンがフロントに配置されており、車輪のうち前方の車輪を駆動させていることが特徴です。
コンパクトカーやミニバンに採用されることの多い駆動方式ですが、近年ではSUVにも採用されています。
一方でFRはフロントにエンジンが配置されている部分はFFと同様です。
しかし、プロペラシャフトを介して後輪で駆動している部分がFFとは異なります。
FFとFRのメリット・デメリットは、以下の通りです。
駆動方式 | メリット | デメリット |
FF | ・室内空間を確保しやすい ・製造コストが抑えられる |
・スポーツタイプには不向き ・発進加速性がFRに劣る |
FR | ・静粛性に優れている ・ハンドリング性能が高い |
・車内が狭くなる ・車の動きが掴みやすい |
FFとFRは、それぞれにメリット・デメリットがあります。
使用する状況や都合に合わせて、適したほうを選びましょう。
ハリアーの駆動方式
ハリアーの駆動方式は、FFと4WD(E-four)の2種類です。
ガソリンモデルはFFか4WDを選択できますが、ハイブリッドモデルは4WDのみとなります。
ここでは、ハリアーの駆動方式であるFFと4WD(E-four)について解説します。
FF
ハリアーのFFは、ガソリンモデルまたはガソリンターボモデルで選択が可能です。
ガソリンモデルでは2.0L直列4気筒DOHCが搭載され、ガソリンターボモデルでは2.0L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボが搭載されます。
ガソリンモデルでは低速から高速まで安定した走行が可能であり、ガソリンターボモデルではさらにトルクフルな走行が可能です。
4WD(E-four)
ハリアーの4WD(E-four)のエンジンには、2.5L直列4気筒DOHC+モーターが搭載されます。
走行時の音が少ないうえに、JC08モードで21.4㎞/Lという高燃費を実現していることが特徴です。
2020年のフルモデルチェンジで進化したこと
ハリアーの2020年フルモデルチェンジで進化したことを紹介します。
ハリアーの2020年フルモデルチェンジで進化したことは、以下の通りです。
・新ハイブリッドシステムの搭載
・ゆったりとした車内空間
・安全機能の向上
次の項目からは、3つのポイントを詳しく解説します。
新ハイブリッドシステムの搭載
2020年のフルモデルチェンジによって、ハリアーにプラグインハイブリッドシステム搭載車が新設定されました。
プラグインハイブリッドシステム搭載車のメリットを紹介します。
静粛性が高い
EVならではの力強い加速性能でありながら、高い静粛性を備えます。
フロントモーターの小型・軽量化および高出力密度化によって、実現しました。
高い燃費性能
プラグインハイブリッドシステム搭載車の燃費性能は、WLTCモードで20.5km/Lです。
車体が大きいSUVは車重で燃費が悪くなりがちなため、ハリアーの燃費は一般的も良い部類といえるでしょう。
ゆったりとした車内空間
ハリアーの魅力である車内空間の心地良さは、フルモデルチェンジによってさらに高められました。
具体的にどのような変化でしょうか。
ここでは、新型ハリアーの広さやインテリアに関する変化を紹介します。
ホイールベースが30mm拡大
新型ハリアーは、先代のハリアーよりもホイールベースが30mm拡大しています。
全高は30mmほど低くなりましたが、全幅が20mm拡大しました。
車長が長めになったことで、車内空間の拡大が図られています。
また車長の長さによって、ハリアーの外観面でのスタイリッシュ感も向上している事が特徴です。
ブルーに統一されたイルミネーション
新型ハリアーはライト点灯などに連動して、車内空間にクリアブルーのイルミネーションが灯ります。
落ち着いた印象のイルミネーションによって、車内の上質な雰囲気がさらに向上するでしょう。
安全機能の向上
ハリアーは、これまでのモデルにもさまざまな安全機能が搭載された経緯がある車種です。
ここからは、新型ハリアーで新しく追加された安全機能を紹介します。
Toyota Safety Sense
Toyota Safety Senseとは、予防安全を重視した安全機能のパッケージです。
ドライバーの不注意を未然に防ぐことで、事故を予防します。
具体的には、衝突被害軽減ブレーキや安全運転をサポートするハンドル操作サポートなどです。
Toyota Safety Senseでは、13個の安全機能がパッケージ化されています。
レーントレーシングアシスト
レーントレーシングアシストでは、ステアリング制御の作動で車線のはみだしを予防します。
車線だけでなく縁石やアスファルトといった境界線も探知して制御するため、多面的な安全をサポートすることが可能です。
ハリアーのグレード別の違いについてはこちら
ハリアーが何人乗りかについてはこちら
ハリアーのサイズについてはこちら
ハリアーの買取相場についてはこちら
ハリアーの燃費性能についてはこちら
RAV4とハリアーの比較についてはこちら
まとめ
この記事では、ハリアーの80系と85系の違いについて解説しました。
ハリアーの80系と85系の違いは、エンジン駆動方式です。
80系は4代目ハリアーのFFであり、ハリアー85系は4代目ハリアーのFRとなっています。
FFかFRかは、都合や走行の好みで選ぶと後悔が減らせます。
4代目ハリアーの80系か85系かで迷っている場合には、ぜひ参考になさってください。
よくある質問
Q1.ハリアーのおすすめグレードは?
ハリアーのおすすめグレードは、最上級グレードの「G」です。
クオリティの高さを考慮すると、コストパフォーマンスが高いモデルといえます。
Q2.2024年にマイナーチェンジするって本当ですか?
公式情報では2024年のマイナーチェンジには触れられていません。
マイナーチェンジの可能性がまったくないとも言い切れませんが、噂の範囲内の情報と留めておくほうが無難です。
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