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ランドクルーザープラドの燃費はどれくらい? ディーゼル車とガソリン車比べてみました
ランドクルーザープラドと言えば国内のみならず海外でも大人気の車種です。
ランドクルーザープラドの購入を検討するとなると、燃費はどれくらいなのか非常に気になるところでしょう。
そこで今回はランドクルーザープラドの実際の燃費情報やガソリン車とディーゼル車との比較、オーナーインタビューについてご紹介します。
目次
ランドクルーザープラドについて
ランドクルーザープラドのカタログ燃費は?
ランドクルーザープラドの実際の燃費は?
ランドクルーザープラドライバル車とカタログ燃費を比較
まとめ
ランドクルーザープラドについて
ランドクルーザープラドとはどのような車なのか、現行型から古いモデル、誕生した歴史について触れていきます。
ランドクルーザープラド
ランドクルーザープラドは、トヨタ自動車から販売されているSUVタイプの車であり、ランドクルーザーよりもボディサイズを軽量化し、エンジン出力も実用的な馬力に抑えていることが特徴です。
乗車定員は5人乗りのモデルと7人乗りモデルの2パターンがあり、大家族でも使える設計となっています。
さらにランドクルーザープラドはディーゼル仕様とガソリン仕様が用意されています。
ディーゼル車の方が車両本体価格は高いですが、燃料が「軽油」なのでガソリンコストが安く済みます。
またアドブルーという名の尿素水を定期的(1.2万km~1.5万km毎)に補充する必要があるため、コスト面を考える際は、尿素水の補充費用も考慮に入れておきましょう。
現行型150型
ランドクルーザープラド150型は、2009年にフルモデルチェンジしたした4代目モデルにあたります。
現行のラインナップはディーゼル車の規制によってガソリン車が中心となっていますが、150型は新開発されたクリーンディーゼルエンジンが搭載されているのがポイントです。
2017年のマイナーチェンジでは大幅なフェイスリフトが実施され、トヨタ自動車の最新技術である「トヨタセーフティセンスP」が搭載されました。
150型の中では前期・中期・後期とマイナーチェンジで二度のフェイスリフトが行われています。
120型
ランドクルーザープラド120型は、ランドクルーザープラド90型の後継として登場しました。
搭載エンジンは3.0リッター直4ディーゼルターボエンジンに加えて、3.4リッターV6と2.7リッター直4のガソリンエンジンというラインナップになっています。
プラドの歴史はジープから始まる
プラドの歴史は、1951年にアメリカ軍と警察予備隊の要望によって開発された「トヨタジープBJ」がランドクルーザープラドの元となったことから始まっています。
その後、アメリカのウィリス・オーバーランド社の商標権に抵触することが判明し、車名をランドクルーザーへと改名しました。
そして1990年にランドクルーザーから派生して誕生したのがランドクルーザープラドです。
ランドクルーザープラドのカタログ燃費は?
ランドクルーザープラドのディーゼル車とガソリン車のカタログ燃費を比較していきます。
ディーゼル車のカタログ燃費
ランドクルーザープラドに積まれているエンジンは2.8リットル直列4気筒クリーンディーゼルエンジンと、2.7リットル直列4気筒ガソリンエンジンで、駆動方式は4WDオンリーです。
ランドクルーザープラドのWLTCモードのカタログ燃費は、ディーゼル車が11.2km/Lとなっています。
ガソリン車のカタログ燃費
ガソリン車の場合、ランドクルーザープラドのカタログ燃費は8.3km/Lです。
ディーゼルエンジンよりも静かで振動も少ないため、ガソリン車しか乗ったことがない方にも安心してお乗り頂けるでしょう。
ランドクルーザープラドのカタログ燃費比較
ディーゼル車の場合は11.2km/Lでガソリン車の場合は8.3km/Lと、燃費性能に2.9km/Lの差があることがわかります。
軽油単価(143円/L)、ガソリン単価(164円/L)で、1年間に1万km走行すると仮定すると、ディーゼル車は12万7,678円、ガソリン車は19万7,590円必要です。
上記の結果からもわかるように、走行距離が長ければ長いほど、ディーゼル車の燃費の良さを実感できるでしょう。
※ガソリン・軽油単価は2023年5月24日現在の平均価格です。
ランドクルーザープラドの実際の燃費は?
ランドクルーザープラドのディーゼル車とガソリン車の実際の燃費の比較と、ディーゼル車オーナーにそのモデルを選んだ理由と満足度を聞いてみました。
ディーゼル車の実際の燃費
ランドクルーザープラドの実燃費はディーゼル車が10.6~10.9km/Lです。
ディーゼル車はトルクが大きいためあまり踏み込まなくても加速するので、その分無駄な燃料を消費せずに済みます。
また、高速道路走行では実燃費が12km/Lです。
ガソリン車の実際の燃費
ガソリン車の実燃費は7.9km/Lです。
ランドクルーザープラドのような大きな車体を動かしているエンジンにも関わらず、約8km/Lという数字は優秀と言えるでしょう。
例えばクラウンアスリートの2000ccターボエンジンは燃費が8km/Lであるため、ランドクルーザープラドの大きさや2700ccまたは2800ccという排気量を考えると素晴らしいエンジンであることがわかります。
ランドクルーザープラドの乗り心地比較
ランドクルーザープラドとライバル関係にある2車種とカタログ燃費を比較していきます。
ディーゼル車
ランドクルーザープラドをディーゼルとガソリン車で乗り比べてみると、低回転からの大きなトルクによってゆったりした感覚で走行できるのはディーゼル車の方です。
2トン越えの車重でありながら柔らかい足回りが路面からの振動を緩和してくれるので、フラットな乗り心地をに仕上がっています。
ディーゼル車のプラドにはアドブルーを入れることが必要ですが、ガソリンスタンドでも給水できるので特に不便な点はありません。
また、視点の高さと視点のブレが少ない点も疲れにくいポイントとなっています。
ガソリン車
一方、ガソリン車はアクセルレスポンスが良く、なめらかな加速が楽しめてカラカラといったディーゼル車特有の音もなく静かに乗れます。
ディーゼル車にも引けをとらない快適な乗り心地も魅力的です。
ディーゼル車とガソリン車で迷っている方は、ディーラーでディーゼル車とガソリン車を両方とも試乗させてもらってどちらのタイプが自身に合っているか確認させてもらいましょう。
ガソリン車のプラドはディーゼル車と比べて車内が静かで、今までガソリン車しか乗ったことがない方でも、使い勝手が今まで乗ってきたガソリン車とほとんど同じであるということや車両本体価格が安いということが魅力です。
ディーゼル車オーナーに選んだ理由と満足度を聞いてみました
ランドクルーザープラド150型2016年式ディーゼル車に乗っているオーナーの方にインタビューしてみました。
ディーゼル車を選んだ理由を伺ってみたところ、ランニングコストの面やディーゼル車特有の大きいトルクのおかげで走りやすいのでディーゼル車を選んだとのことです。
実燃費は高速道路走行で12km/Lで、以前乗っていたスポーツカーよりも燃費がよく、燃料も軽油なのでランニングコストが少なくなってとても満足しているとのことでした。
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ランドクルーザープラドライバル車とカタログ燃費を比較
ランドクルーザープラドとライバル関係にある2車種とカタログ燃費を比較していきます。
ランドクルーザー
新型ランドクルーザー300系のWLTCモードカタログ燃費については、ガソリン車の場合で8.0km/L、ディーゼル車の場合が9.7km/Lです。
ランドクルーザー300型のボディサイズは、全長4985mm×全幅1980mm×全高1925mmで、プラド150型は4760mm×1885mm×1850mmとなっています。
両車を比較してみると全長は225mm、全幅は95mmも異なります。
車両重量はプラド150型のほうが500kgも軽く、実際に走らせてみると、軽さを大きく感じることができます。
価格はプラド150 TX2.7Lガソリン(5人乗り)が360万円に対して、ランドクルーザー300 GX(5人乗り)は510万と150万円以上の金額差があります。
ランドクルーザーらしい頑丈さと悪路走破性を持ちながら、日常の使い勝手がよく燃費性能が良いのがプラド150型です。
どちらを選ぶかは自分の好みやライフスタイル、普段駐めておく駐車場環境などによって選ぶことをおすすめします。
また中古車市場に多く掲載されているのは先代のランドクルーザーの200系(2007年9月〜2021年8月)です。
ランドクルーザー200系ガソリン車のカタログ燃費は、WLTCモードで6.7km/Lであり、300系より燃費が下回っています。
ランドクルーザープラドの方が燃費もよく、扱いやすい大きさなのでおすすめです。
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RAV4
RAV4の4WDタイプのハイブリッド車(HV)とガソリン車を比較すると、ガソリン車の場合はWLTCモードで15.2km/Lで、ハイブリッド車の場合は20.6km/Lです。
プラグインハイブリッド車(PHEV)燃費は、WLTCモードで22.2km/Lとまたさらに低燃費です。
本格SUVなのはランドクルーザープラドなので、安定した走りや悪路での使い勝手を考えるとランドクルーザープラドの方がおすすめです。
また先述のとおり、海外でも人気の車なのでリセールバリューといった面でもランドクルーザープラドの方が比較的安定しています。
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CX-8
CX-8はマツダ独自の「SKYACTIVE」という技術を用いてガソリン車の場合は圧縮比を上げて燃費を向上させたり、ディーゼル車の場合は圧縮比を下げることで燃焼タイミングを最適化して燃費を向上させたりしています。
カタログ燃費はガソリン車の2.5リッターのNAが12.4km/L、2.5リッターのターボが12.0km/L、ディーゼル車の2.2リッタークリーンディーゼルエンジンが15.8km/Lです(いずれも2WDの場合)。
カタログ燃費という点ではプラドより上ですが、ランドクルーザープラドの方がパワーがあるため合流などの際に加速がスムーズという利点があります。
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まとめ
ランドクルーザーの軽量化モデルであるランドクルーザープラドですが、道路事情的にはランドクルーザーよりも日本に適しています。
ランドクルーザーは自宅の駐車場に収まらないが、プラドなら大丈夫といった方も多いでしょう。
燃費に関しても大柄な車体ながらも大健闘の数値であり、7人乗りのグレードもあるため大家族にもおすすめの車です。
悪路でもどこでも行けてしまうプラドで是非ご家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか。
よくある質問
Q1.モデルチェンジはいつするの?
今のところ公式の発表はありません。
モデルサイクルが長い車です。
Q2.日常の使い勝手は良いの?
小回りが効き、視認性も良いので普段の使い勝手もバッチリです。
万が一の事故の時でも頑丈な造りのため安心です。
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