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ジムニーは4人乗り!軽自動車の乗車人数は室内空間の広さで変わる?

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ジムニーは4人乗り!軽自動車の乗車人数は室内空間の広さで変わる?

1970年、土木や建設、林業などの現場で活躍する「プロの道具」として、本格4×4の歴史を切り拓いた初代ジムニー(LJ10型)が誕生しました。
それから半世紀以上が経過した現在、4代目となるジムニー(JB23)は、機能性をシンプルに突き詰めたインテリアが特徴の車へと進化しました。
そのスタイルは、道具としてだけでなくドライブやレジャー、送迎などさまざまなシーンに溶け込んでいます。
この記事では、4人乗りとなったジムニーを快適に乗るためのコツやジムニーに向いている方などジムニーの特徴を踏まえながら解説していきます。

目次

ジムニーの特徴

コンパクトなオフロードカー
機能性をシンプルに突き詰めたインテリア

ジムニーの後部座席は狭いのか?4人乗りで快適に乗るためには?

ジムニーの寸法
グレードによって違いのある後部座席

ジムニーはファミリーに向いている?

5ドアのジムニーは日本で販売される?

ジムニーが向いている方とは?

オフロード走行を楽しみたい方
駐車スペースが狭い方
山間部や豪雪地帯に行く機会が多い方

まとめ

ジムニーの特徴

ジムニーは、ジープをモデルに作られた小型四輪駆動車です。
本来の目的は、狭い道路や山岳地域、積雪地において機動性の高いインフラ生活用車両としての根強い需要を持ったオフロード車でした。
しかし、同時に過酷な地域でのパトロールカーや郵便集配車としても用いられていました。
近年は、4人乗り乗用タイプの軽自動車として街乗りにも利用されています。

コンパクトなオフロードカー

1970年、初代のLJ10型は、当時の軽自動車の規格である360ccエンジンを搭載して発売されました。
2代目となるSJ30型は1981年、3代目モデルのJB23型は1998年にデビューし、2018年7月まで生産が続けられ20年ぶりにフルモデルチェンジ、現行のジムニーが発表されたのです。
現行のジムニーは、2018年に国内のグッドデザイン・ベスト100に選ばれ
2019年にはワールドアーバンカーを受賞しました。
国内外から評価が高く、発売当初の人気を維持し続けているモデルで、現在も注文から1年待ちという人気ぶりです。

機能性をシンプルに突き詰めたインテリア

水平基調でデザインされている立体感のあるインパネやアームレストは、力強さが表現されているとともに、塗装されていない道路などで車両姿勢を把握しやすくします。
また、フロントドアのベルトラインに段差を設けて視界を拡大するなど、インテリアのデザインにも機能性を追求しています。
ジムニーのグレード別の違いについてはこちら
ジムニーの燃費性能についてはこちら
ジムニーの買取相場についてはこちら
ジムニーの維持費についてはこちら

ジムニーの後部座席は狭いのか?4人乗りで快適に乗るためには?

ジムニーは、軽自動車なので最大定員数は4名です。しかし、クロスカントリー車として開発されたため、4人乗りになったとはいえ、大人が4人乗れば窮屈さを感じることがあったり、ファミリーカーとして使用できたりするのかという点が気になります。
それでは、ジムニーの後部座席は狭いのか?ジムニー4人乗りを快適に利用する方法について見ていきましょう。

ジムニーの寸法

ジムニーは、下記の寸法となっています。

スペック  
乗車定員 4名
全長 3.395mm
全幅 1.475mm
全高 1.725mm
室内長 1.770mm
室内幅 1.300mm
室内高 1.200mm

ジムニーは軽自動車のため外観サイズには規格による規制があります。
そのため、クロスカントリー車として国産の車の中では最小クラスです。
ジムニーのサイズについてはこちら

グレードによって違いのある後部座席

現行のジムニーは、グレードが「XCグレード」、「XLグレード」、「XGグレード」の3種類あり、XCが上級グレードです。
後部座席はグレードによって構造が違い、XCグレードとXLグレードの後部座席はベンチシート式ですが、左右が独立しています。
可動することができる5:5分割式シートを採用し、現在の軽自動車の後部座席としては一般的なものとなっています。
一方、XGグレードは手頃なグレードとなっているため、低コストでの装備となっています。
後部座席も左右が繋がった一体式のベンチシートで簡易的な構造です。
この点を踏まえると後部座席でも可動式分割シートを搭載したグレードを選択できれば、後部座席でも快適に乗ることができます。
ジムニーの内装についてはこちら

ジムニーはファミリーに向いている?

現行のジムニーは、オフロード車と乗用車が融合された新しい乗用タイプの軽自動車です。
最近では、車高も高くコンパクトカーに引けを取らないほどの車内空間を持つ軽自動車が数多く登場し、幅広い年齢層から支持を得ています。
ジムニーの室内寸法は、「室内長×室内幅×室内高:1770mm×1300mm×1200mm」となっています。
同じスズキから発売されているワゴンRの室内寸法が「室内長×室内幅×室内高:2450mm×1355mm×1265mm」なので、乗車定員の4人が乗ると室内空間の狭さを感じることがあります。
チャイルドシートが必須で荷物の多い子育て世代には荷室スペースが限られているので、ルーフキャリアを装着し、荷物を運ぶスペースを確保しましょう。

5ドアのジムニーは日本で販売される?

ジムニーは日本だけでなく世界中で愛用されているオフロード車です。
日本では、軽自動車のジムニーをベースにオーバーフェンダーなどでサイズを拡張し、小型車用エンジンを搭載させたモデル「ジムニーシエラ」が小型乗用車として販売されています。
ジムニーシエラは、海外市場でジムニーの名前で販売されています。
このジムニーシエラの5ドアモデルである新型ジムニー5ドアが、1月12日にインドで開催された「Auto Expo 2023」で公開されると日本で大きな話題となったのです。
近年、オシャレでスタイリッシュな見た目とアウトドアブームにより街乗りと趣味やレジャーの両方で使用できるオフロード車の人気は高く、5ドアのジムニー発売の期待が日本では大きくなっていますが、2023年4月現在、スズキから日本向けに販売するといった発表はされていません。

ジムニーが向いている方とは?

ジムニーは、注文から1年待ちというくらい人気の高い車です。
しかし、待ち焦がれた憧れの車にいざ乗ってみると不便さを感じたり、本来の目的に使えなかったりするのでは快適なカーライフを過ごすことができません。
それでは、ジムニーがどのような方に向いているのか挙げていきます。

オフロード走行を楽しみたい方

ジムニーは、4人乗りの乗用タイプですが、R06A型ターボエンジンを搭載しています。
ジムニーの優れたオフロード性能は、街乗りだけでは宝の持ち腐れともいえるのです。
キャンプや登山、スノボなどアウトドアを趣味としている方などは、オフロード走行を楽しむことができます。

駐車スペースが狭い方

ジムニーのボディサイズは「全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1725mm」です。
駐車場の基本寸法は、長さ5.0m×幅2.5mとされています。
これだけの広さの駐車スペースがあれば普通乗用車でも駐車できますが、全長3.5m以下で車幅も1.5m以下のジムニーであればこの広さの駐車スペースが確保できなくても駐車することが可能です。

山間部や豪雪地帯に行く機会が多い方

ジムニーは、さまざまな環境にも耐えられるラダーフレーム構造やエンジンをフロントタイヤ前端より後方に配置し、険しい凹凸を越えていくために必要なアプローチアングルを確保するなど、本格派の4WDです。
頑強な構造をさらに進化させたことでオシャレな見た目とは違い、悪路や雪道などでも爽快な走りを実現しました。
ジムニーは、山間部や豪雪地帯に行く機会が多い方にとって頼りになる車です。

まとめ

ジムニーは、オフロード車としてだけでなく、街乗りにも需要のある軽自動車です。
その理由の1つに4人乗りであることが挙げられますが、乗用タイプの軽自動車に比べると、車内空間が狭く感じます。
しかし、荷物の運び方や乗り方次第ではファミリー向けの車として使うことも可能です。
車選びの際には、ジムニーの特徴をよく理解したうえで、自分に合った車であるか見極めてから購入を検討しましょう。

よくある質問

Q1.ジムニーは収納スペースがありますか?

はい。ジムニーには、スマートフォンなどを収納することができるセンターコンソールのトレーや、500mlのペットボトルも収納できるドリンクホルダーが装備されています。
さらに、フロントドアポケットや助手席シートバックポケットなど、使いやすさにこだわった収納スペースが備わっています。

Q2.ルーフキャリアをつけると雨漏りが心配ですが大丈夫でしょうか?

ジムニーには、ドアを開けたときの車室内への雨水の侵入を防ぐドリップレールを採用しているため、積載幅の広いルーフキャリアが設置できます。

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