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ハイラックスの燃費はどれくらい?他車との比較3選もご紹介!
ハイラックスは、トヨタが販売する、国内唯一のピックアップトラックです。
2004年の国内生産終了後、14年経った2017年に国内市場に戻ってきてからも、根強い人気を誇っています。
迫力のあるデザインのカッコよさに惹かれる方も多いのではないでしょうか。
しかし、車を購入するなら、購入したあとどのくらい維持費がかかるのかは把握しておきたいところです。
維持費の中でも、燃費についてご紹介します。
目次
ハイラックスの燃費とは?
カタログ燃費は11.7km/L
実燃費は10km/L~12km/L
ハイラックスのエンジンの特徴
1か月・1年間あたりの燃料費はどれくらい?計算してみた
1か月あたりの燃料費
1年間あたりの燃料費
ハイラックスの魅力とは
洗練されたデザイン
パートタイム4WDシステムによる悪路への強さ
アウトドアでの活躍
ハイラックスとよく比較される車種の燃費性能をご紹介!
ジープ ラングラー
スズキ ジムニーシエラ
まとめ
ハイラックスの燃費とは?
カタログ燃費は11.7km/L
カタログに記載されている燃費は、WLTCモードで11.7km/Lです。
数字だけ見ると燃費が悪そうに見えますが、ハイラックスの使用燃料は軽油です。
軽油はガソリン(レギュラー・ハイオク)よりも安いため、そこまで燃費は悪くないと言えます。
実燃費は10km/L~12km/L
実際に走ってみると、10km/L〜12km/Lくらいに感じる方が多いようです。
実燃費は、走行場所や操作で変わっていきます。
信号の多い街中を走るか、スピードのアップダウンが少ない高速道路を走るか、舗装されていない悪路を走るかでも燃料の減りは変わります。
また、アイドリングの長さやエアコンの使用、積載物の重さ、発進停止の操作などでも燃費は大きく変動します。
ハイラックスのエンジンの特徴
ハイラックスは、直列4気筒2.4Lディーゼルターボエンジンを使用しており、コモンレール式燃料噴射システムを搭載しています。
コモンレール式燃料噴射システムとは、エンジンの負荷や回転数に関わらず燃料の噴射圧力を安定させることができるシステムのことです。
これにより、高出力且つ低燃費で走行することが可能になります。
さらに、エンジンの熱負荷に影響を受けないよう、エンジンの直上には水冷式インタークーラーがあります。
走行中に受ける風でエンジンを冷やす空冷式と違い、停車中でも温度を一定に保てる水冷式のため、ストレスのないアクセル操作と、幅広い回転域での最大トルクの発生を実現します。
トルクとは、物体を回転させる力のことで、最大トルク(ネット)は400N・m(40.8kgf・m)/1,600~2,000r.p.m.となっています。エンジンの最高出力は110kW(150PS)/3,400r.p.m.で、燃料タンク容量は80Lです。
また、燃費性能や燃費効率を上げるため、フリクション(部品同士の摩擦抵抗)を低減させ、アイドリングストップ機能や、必要な燃料だけ高圧噴射するインジェクターなどを搭載しています。
1か月・1年間あたりの燃料費はどれくらい?計算してみた
燃費をカタログ燃費の「11.7km/L」、2023年2月6日時点の関東地方の軽油価格を「147円/L」で計算しました。
燃料費は、日常使い用や趣味用など、車の利用用途によって大きく値段が変わります。
単純計算で割り出しているため、あくまで参考値としてご活用ください。十の位を切り上げて表示します。
1か月あたりの燃料費
・1か月で100km走場合:月の燃料費は100km÷11.7km/L×147円/Lで約1,300円。
・1か月で500km走る場合:月の燃料費は500km÷11.7km/L×147円/Lで約6,300円。
・1か月で1,000km走る場合:月の燃料費は1,000km÷11.7km/L×147円/Lで約12,600円。
1年間あたりの燃料費
上記の条件で出た数字を、単純に12倍して計算します。
・1か月で100km走る場合:年間の燃料費は1,300円×12か月で約15,600円。
・1か月で500km走る場合:年間の燃料費は6,300円×12か月で約75,600円。
・1か月で1,000km走る場合:年間の燃料費は12,600円×12か月で151,200円。
ハイラックスの魅力とは
ハイラックスの魅力は、洗練されたデザイン、悪路への強さ、アウトドアでの活躍の3つです。
洗練されたデザイン
ハイラックスはピックアップトラックなので貨物車ですが、商用車としての印象よりも存在感のあるデザインの印象が強いところが魅力で目を引くカッコよさがあります。
パートタイム4WDシステムによる悪路への強さ
路面の状況に応じて2WDと4WDの切り替えが可能なパートタイム4WDシステムを採用しています。
砂地や雪道などの悪路でも、力強い走りが可能です。
車体が大きい車だと、強風にあおられやすく操作が難しいですが、ハイラックスは安定した走りができます。
アウトドアでの活躍
ハイラックスは、アウトドアの場面でも活躍します。
アウトドア用品の運搬用に使えるのはもちろん、撤収時に片付けの手間を減らせるからです。
アウトドアで身体を動かした後に、道具を片付けるのは大変です。
さらに車内に入れるとなったら、ある程度道具を綺麗にしないと車内がすぐに汚れてしまいます。
しかし、ハイラックスの荷台であれば、そのまま乗せてしまうことが可能です。
荷台は汚れたら水で洗い流すだけで良いので、洗車の手間も減ります。
今まで片付けに取っていた時間分も長くアウトドアを楽しむことができます。
そのため、バイク・バギー・スキー・スノボ・サーフィン・キャンプなど、アウトドアが趣味な方におすすめです。
また、ハイラックスは標準装備が寒冷地仕様になっているため、積雪のある地域などに旅行に行くときも安心です。
ハイラックスの内装についてはこちら
ハイラックスのサイズについてはこちら
ハイラックスの買取相場についてはこちら
ハイラックスとよく比較される車種の燃費性能をご紹介!
ジープ ラングラー
ジープ ラングラーの実燃費は6km/L〜8km/Lといわれています。
こちらはガソリン車で、燃費の面ではハイラックスより劣る印象です。
ラングラーの中古車一覧はこちら
スズキ ジムニーシエラ
スズキ ジムニーシエラの実燃費は10〜14km/Lといわれています。
こちらはガソリン車なので、燃費はハイラックスと同等以上でも、燃料費を見るとハイラックスより高くなりそうです。
ジムニーシエラの中古車一覧はこちら
まとめ
ハイラックスのカタログ燃費は11.7km/Lです。
国内市場ではまだライバルのいないハイラックスは、どこへ行っても一目置かれる存在になれます。
車とは長い付き合いをしていくものなので、時間をかけて検討していきましょう。
よくある質問
Q1.ハイラックスの最大積載量に、人の重さは含まれますか?
人の重さは含まれません。最大積載量とは、荷台や荷室に積める荷物の最大積載量のことです。ハイラックスの最大積載量は、500kgとなっています。
Q2.ハイラックスは、エコカー減税の対象ですか?
対象です。ただし、2023年4月30日までに新車登録したものまでです。それ以降については、トヨタの公式サイトをご確認ください。
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