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エクストレイルのサイズは?車体や内装サイズ、ライバル車との違いを解説
エクストレイルは国内で人気が高まっているクロスオーバーSUVで、ライバル車も多いこのジャンルで安定した人気を誇るモデルです。
2022年には約9年ぶりにモデルチェンジが実施され、より使い勝手が向上しました。
本記事では、エクストレイルの内外サイズが新旧どのように変わったのかについてや、ライバル車との違いをご紹介していきます。
これから購入をご検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
エクストレイルとは
エクストレイルの燃費についてはこちら
エクストレイルの各サイズ・性能を紹介
車体サイズ
内装サイズ
荷室サイズ
エンジン・走行性能
先代エクストレイルとのサイズの違いは?
ボディーサイズの違い
室内・荷室サイズの違い
エクストレイルが向いている方
エクストレイルのサイズをライバル車と比較
まとめ
エクストレイルとは
エクストレイルは日産から販売されているミドルサイズのSUVで、アウトドアなどのアクティビティはもちろん、ファミリーカーとしても活用できる使い勝手の良さが売りのモデルです。
発売以来20年以上の歴史を持つため、日産ブランドのSUVの代表的な存在とも言えるでしょう。
冒頭でもご紹介したように、エクストレイルは2022年の7月にモデルチェンジが行われ、デザインも一新されています。
パワートレインには量産車世界初の「VCターボエンジン」に4輪制御技術の「e-4ORCE」が組み合わされており、どのような路面でも安定した走行性能を発揮します。
エクストレイルの燃費についてはこちら
エクストレイルの各サイズ・性能を紹介
4代目である新型エクストレイルを、旧モデルと比較してみます。
車体サイズ
新型 | 旧型 | |
全長 | 4,660mm | 4,690mm |
全幅 | 1,840mm | 1,820mm |
全高 | 1,720mm | 1,730 mm |
最低地上高 | 200mm/180mm | 205mm/200mm |
ホイールベース | 2,705mm | 2,705mm |
新型は全長が30mm短くなっていますが、全幅は20mm広くなっています。
また、ホイールベースも同じですので、ハンドリングや乗り心地に大きな変化はありません。
内装サイズ
新型 | 旧型 | |
長さ | 1,980mm | 2,010mm |
幅 | 1,540mm | 1,540mm |
高さ | 1,255mm | 1,270mm |
内装サイズに関しては、旧型よりも狭くなっていますが、長さが30mm、高さが15mmと、それほど大きな差ではないと言えます。
また、内装デザインは旧モデルと比べてよりスタイリッシュに進化しています。
特にインパネ周りのモニター類は機能、デザイン共に大きく変更が加えられています。
荷室サイズ
荷室サイズは、新型エクストレイルがクラストップの575Lとなっています。
旧型が565Lであったため、荷室の広さがさらに拡大されたことになります。
また、新型では開口部の両脇が広げられているため、大きな荷物の出し入れがしやすい設計となっています。
ちなみにゴルフバッグであれば4個ほど積載でき、キャンプで使用するテントやテーブルなどの大物荷物も収納しやすくなっています。
エンジン・走行性能
旧型エクストレイルのパワートレインにはエンジン主体の「ハイブリッド方式」が採用されていましたが、新型エクストレイルは新開発の4輪制御システム「e-4ORCE」が採用されており、前後に分けられたモーターが走行を担います。
エンジンは基本的にモーターの発電用となっており、走行中はモーターによる滑らかな加速が体感できます。
旧型エクストレイル
エンジン形式 | 直列4気筒DOHC |
型式 | MR20DD |
ボア×ストローク | 84.0mm×90.1mm |
排気量 | 1,497cc |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 108kW(147ps)/6,000rpm |
最大トルク | 207Nm/4,400rpm |
モーター最高出力 | 30kW(41ps) |
モーター最大トルク | 160Nm |
燃費性能(JC08モード) | 15.6km/L〜20.8km/L |
新型エクストレイル
エンジン形式 | 1.5ℓ直列3気筒VCRターボ |
型式 | KR15DDT |
ボア×ストローク | 84.0mm×90.1mm |
排気量 | 1,497cc |
圧縮比 | 8.0〜14.0 |
最高出力 | 106kW/4,400〜5,000rpm |
最大トルク | 250Nm/2,400〜4,000rpm |
燃費性能(WLTCモード) | 18.3km/L〜19.7km/L |
※フロントモーター
モーター形式 | BM46型交流同期モーター |
モーター最高出力 | 150kW(204ps)/4,739〜5,623rpm |
モーター最大トルク | 330Nm/0〜3,505rpm |
※リアモーター
モーター形式 | BM48型交流同期モーター |
モーター最高出力 | 100kW/4,897〜9,504rpm |
モーター最大トルク | 195Nm/0〜4,897rpm |
先代エクストレイルとのサイズの違いは?
ここからは、新型になりサイズがどのように変わったのかについて、まとめてご紹介します。
ボディーサイズの違い
新型エクストレイルは全幅が20mm広くなったため、よりワイドなボディを持つSUVへと進化しました。
ミドルクラスSUVであるため、新旧共に国内では大きめのボディを持つモデルとなっています。
コンパクトSUVが台頭してきているため、サイズが大きく運転しにくいイメージを持つかもしれませんが、サイズ感からは想像できないほどの運転のしやすさを感じるでしょう。
どちらかと言うと旧型は「クロカン車」寄りのイメージが強かったのですが、新型は都市部での走行に重きを置いた「クロスオーバー車」としてのイメージが強くなっています。
また、最低地上高は旧モデルと比べて少し下がりましたが、悪路での走行に必要だと言われている最低地上高200mmはしっかり確保しているため、キャンプやアウトドアで山奥に行っても問題ありません。
室内・荷室サイズの違い
カタログ値では新型の方が狭いようにも思いますが、実際に内装の広さを体感してみると、旧型と比べて狭いと感じることはありません。
また、内装には撥水効果が高められたシートや汚れが付きにくい素材が採用されているため、機能面も含めて考えると、新型の方が良いと言えるかもしれません。
さらに荷室容量は旧型と比べて10Lも広く設計されており、グレードによっては1500WのAC電源も装備されているため、車中泊をする方にも最適です。
エクストレイルが向いている方
エクストレイルの先代モデルは、20代〜30代のアウトドアを好む若いユーザーをターゲットに開発されており、スタイリッシュさと高い走破性が持ち味となっています。
新型もこのコンセプトを踏襲し、より現代風に洗練されたデザインに加え、モーター主体のハイブリッドシステムを搭載しています。
また、車内は大人が4人乗ってもゆとりのある車内空間や、比較的大きな車体を持ちながらリーズナブルな価格で購入できることから、若者世代だけでなく家庭を持つ世代にもおすすめのモデルだと言えるでしょう。
エクストレイルのサイズをライバル車と比較
ボディーサイズの比較
エクストレイル | ハリアー | CR-V | CX-5 | RAV4 | |
全長 | 4,660mm | 4,740mm | 4,605mm | 4,575mm | 4,600mm〜4,610mm |
全幅 | 1,840mm | 1,855mm | 1,855mm | 1,845mm | 1,855mm〜1,865mm |
全高 | 1,720mm | 1,660mm | 1,680mm | 1,690mm | 1,685mm〜1,690mm |
最低地上高 | 200mm/180mm | 190mm/195mm | 190mm/200mm | 210mm | 195mm/200mm |
ホイールベース | 2,705mm | 2,690mm | 2,660mm | 2,700mm | 2,690mm |
最小回転半径 | 5.4m | 5.5m〜5.7m | 5.5m | 5.5m | 5.5m〜5.7m |
内装サイズの比較
エクストレイル | ハリアー | CR-V | CX-5 | RAV4 | |
室内長 | 1,980mm | 1,880mm | 1,970mm | 1,890mm | 1,890mm |
室内幅 | 1,540mm | 1,520mm | 1,550mm | 1,540mm | 1,515mm |
室内高 | 1,255mm | 1,215mm | 1,230mm | 1,265mm | 1,230mm |
ラゲッジ容量 | 575L | 409L | 561L〜499L | 505L | 580L |
車体サイズを比較してみると、全長自体はほかの車両と大きな変化はありませんが、全高が高いため、比較的背が高いモデルであることがわかります。
また、ミドルサイズSUVの中でも最小回転半径がかなり小さいため、ハンドルを切った際の取り回しが非常に優れています。
室内サイズに関しては、数字上でもエクストレイルの広さが確認できます。また、ラゲッジ容量もクラストップレベルの仕上がりです。
まとめ
エクストレイルのサイズに関して詳しく解説してきました。
ミドルクラスの中でも比較的大きなサイズで機能性を持ちながらも、若者にも好まれるデザインをしており、幅広い世代に人気があります。
今までコンパクトな車にしか乗ったことがない方は運転に戸惑うかもしれませんが、同クラスの中でも小回りが効くモデルですので、すぐに慣れることができるでしょう。
また、広い室内は家族や友人を乗せての旅行にも最適ですし、一人旅で車中泊なんて楽しみ方もできます。
今回ご紹介した内容を参考に、ぜひご検討していただければと思います。
よくある質問
Q1.立体駐車場には駐められるの?
一般的な立体式駐車場の駐車スペースは5,000㎜×2,500㎜であることが多いため、問題なく駐車できます。
また、オプション装備である「インテリジェントアラウンドビューモニター」や「インテリジェントパーキングアシスト」があると、より一層楽に駐車ができます。
ただし、機械で駐車スペースに運ぶタイプの「機械式立体駐車場」だと、高さ1,550㎜未満、車幅1,850㎜未満となっていることが多いため、駐車できないこともあります。
Q2.車中泊することはできるの?
エクストレイルはラゲッジルームも広く、2列目シートを畳めば底面をフラットにすることができます。
また、底面には柔らかい樹脂素材が使用されているため、シートを引いて寝転んでも身体が痛くなることはありません。
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