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ジムニーは燃費が悪いってほんと?エンジンの特徴や対策をご紹介!
「ジムニーは燃費が悪いの?」や「燃費を改善するテクニックを教えて!」などこういった悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事を読めばこれらの疑問が解決します。
ジムニーオーナーの方やこれから購入を検討されている方は必見の内容となっているのでぜひご覧ください。
目次
ジムニーは燃費が悪いのか?
燃費とは?
ジムニーの燃費は?
エンジンの特徴とは?
燃費をよくするテクニック3選
無駄な加速をしない
荷物を積んだままにしない
不要なアイドリングは控える
燃費性能よりも悪路走破性に優れている!
3アングルが突出している
パートタイム4WD
おすすめの燃費のいい車
ダイハツタフト
スズキハスラー
まとめ
ジムニーは燃費が悪いのか?
燃費とは?
燃費とは、ガソリン1Lで車が何㎞走行できるのかを数値で表したもののことで「燃料消費率」の略です。
例えば15㎞/Lのように表すことができ、この数値が高ければ高いほど燃費がいいと言われます。
ジムニーの燃費は?
ここでは、メーカー発表のカタログ値とジムニーユーザーの実燃費を並べて比較していきましょう。
突然ですが、各メーカーのHPには車両情報などが明記されている「主要諸元表」というのがあり、燃費に関することもここに記されています。
そこには「JC08モード」と「WLTCモード」の2パターンがあり、どちらも数値が異なります。
よりライフスタイルに合わせた実燃費に近いほうは「WLTCモード」の数値になります。
・JC08モード・・2011年4月から始まった日本独自の試験方法です。
このモード燃費の計測方法は実生活とはかけ離れた手順がとられていたために、実燃費とカタログ値に乖離が生まれることが問題視されていました。
・WLTCモード・・2018年10月から導入された市街地、郊外、高速道路のシーンを想定した走行での国際的な試験方法です。
前述した通り、3パターンの走行シーンから想定されるようになり、よりユーザーのライフスタイルに近づいた値が示されることになりました。
下表は現行モデル(JB64型)になります。
グレード | XC/XL/XG | |
トランスミッション | 5MT | 4AT |
WLTCモード燃料消費率(㎞/L) | 16.6 | 14.3 |
実燃費(㎞/L) | 14.7 | 14.0 |
エンジンの特徴とは?
ジムニーを含むスズキの軽自動車には、2010年以降においては低速トルクに定評がある、R06A型エンジンが搭載されており、ジムニーはこのエンジンのターボ仕様が導入されています。
このエンジンはK06A型の後継機として2010年に投入され、特徴としては先代のK型以上に耐久性と燃費効率が改良されており、軽自動車初となる吸排気VVT機構が採用されました。
R06A型エンジンの主要諸元表
形式 | R06A型 |
種類 | 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ |
弁機構 | DOHC12バルブVVT |
内径×行程(mm) | 64.0×68.2 |
総排気量(L) | 0.658 |
圧縮比 | 9.1 |
燃料供給装置 | EPI(電子制御燃料噴射装置) |
最高出力(kW/rpm)ネット | 47〈64PS〉/6,000 |
最大トルク(N・m/rpm)ネット | 96〈9.8kg・m〉/3,500 |
燃料タンク容量(L) | 40 |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
燃費をよくするテクニック3選
燃費があまり良くないといわれるジムニーでも、アイテム要らずのちょっとしたテクニックで改善が見込めるかもしれません。
ここでは簡単にできる方法を3つご紹介します。
無駄な加速をしない
車は停止した状態から急激な加速をすると、燃料を多く消費してしまいます。
実際に身をもって感じる方もいらっしゃるかと思いますが、瞬間燃費計が表示される車であれば加速時は目に見えて燃費が悪くなるのを目の当たりにできると思います。
荷物を積んだままにしない
車両重量が重いと燃費が悪くなる傾向にあります。
「ECCJ一般財団法人省エネルギー」の実験によると、車重が110㎏増加すると一般道で3.4%、高速道路で3.3%、郊外で5.4%燃費が悪化するとの検証結果が報告されています。
車である以上人が乗ることは避けられないですが、普段から使わない荷物は降ろすことを心掛けましょう。
不要なアイドリングは控える
アイドリングとは、停車中にエンジンが掛かっている状態のことをいいます。
エンジンをかけている以上、走行中、停車中に限らず燃料を消費してしまいます。
一説によると5秒以上停車するようであればエンジンを切るほうが節約に繋がるとのことです。
アイドリングストップ搭載車(ジムニーはAT、MT問わず全車搭載)は積極的に活用しましょう。
燃費性能よりも悪路走破性に優れている!
ジムニーの良さはなんといっても悪路走破性にあります。
燃費を気にして乗らないなんてもったいないでしょう。
ここではなぜ走破性に特化しているのかをご紹介します。
3アングルが突出している
3アングルとは、「アプローチアングル」「デパーチャーアングル」「ランプブレークオーバーアングル」の3つの角度をまとめた総称です。
この3アングルは走破性能の高さを示す指標となり、アプローチアングルは前方の障害物を前輪が乗り越えられる角度で、ランプブレークオーバーアングルは乗り越えた障害物がアンダーボディーに接触せずに越えられる角度、そしてデパーチャーアングルはリヤバンパーやマフラーなどが障害物に接触せずに越えられる角度のことです。
本格SUVのトヨタランドクルーザーと比較してみましょう。
基本的に数値の高いほうがオフロードに有利といえます。
アプローチアングル | デパーチャーアングル | ランプブレークオーバーアングル | 最低地上高 | |
スズキジムニー | 41° | 51° | 28° | 205㎜ |
トヨタランドクルーザー | 32° | 25° | 25° | 225㎜ |
パートタイム4WD
前述した3アングルも重要ですが、悪路を走破する上では4WDであることも非常に大切です。
4WDにも種類があり、他にはフルタイム4WDと呼ばれるものが存在します。
フルタイム4WDは常時4輪駆動に対し、パートタイム4WDは路面状況に応じて任意で2WDと4WDを切り替えることができます。
ここまでは一般的なSUVに装備されていることが多いですが、ジムニーには機械式副変速機といって4WDでも4H(4WD高速)、4L(4WD低速)を選択することが可能です。
4Lは通常の約2倍の駆動力が発揮されるそうです。
おすすめの燃費のいい車
ジムニーとよく比較される車の燃費や特徴を、以下2車種ご紹介します。
ダイハツタフト
タフトの燃料消費率(WLTCモード)は21.1㎞/L〜21.4㎞/Lとなっております。
タフトの特徴といえば、大型のガラスルーフではないでしょうか。
開閉するサンルーフとはまた違った開放感であること間違いないです。
さらに軽自動車ながら室内空間も広々でゆったり快適に過ごすこともできますし、趣味が活かせるとの声も聞かれました。
スズキハスラー
ハスラーの燃料消費率(WLTCモード)は20.8㎞/L〜25.0㎞/L。
ハスラーはかつてスズキの人気のあった軽クロスオーバー「kei」の後継車として開発され、グッドデザイン賞などの受賞歴もある、スズキの軽自動車の中でも一二を争うほど人気のある車です。
走破性能では4WDがラインナップされ、雪道でも安心なスノーモードを搭載しています。
また安全機能が充実していることも魅力のひとつです。
まとめ
今回はジムニーの燃費について解説しました。一般的に燃費が悪いとされるジムニーですが、それ以上に悪路走破性が他車の本格SUVと比べても突出しており、本格SUVと呼ぶに相応しい一台です。
乗ればその魅力に気付くはずです。
ぜひジムニストの一員になってみてはいかがでしょうか。
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