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リセールバリューの高い中古車は?車種や高く売るコツも合わせて解説

中古車 リセールバリュー

リセールバリューの高い中古車は?車種や高く売るコツも合わせて解説

車を買い替えるときに気になるのが、車のリセールバリュー(資産価値)です。
リセールバリューの計算は、各中古車販売メーカーのWEBサイトで、簡単に調べることができます。
せっかく車を売りに出すなら、なるべく高く売りたいものです。
この記事では、中古車のリセールバリューの計算基準からリセールバリューを高くするコツ、リセールバリューの高い車種を解説します。
車を査定に出そうと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

中古車のリセールバリューの計算基準

JAAIの標準基準を満たしている
その他の基準

リセールバリューの落ちにくい中古車の特徴

海外でも人気がある
長い販売実績がある
希少価値が高くレア度が高い
ボディカラーが白か黒
保有期間が3年以内
走行距離が10,000㎞以下

リセールバリューが下がりやすい中古車の特徴

日本での需要の少ない輸入車
事故を起こした車
走行距離が極端に長い
モデルチェンジ後の車種

中古車のリセールバリューを高くするコツ

ポイント①適切なメンテナンスをする
ポイント②購入してから3年以内に売る
ポイント③一括査定を利用する
ポイント④純正の部品を保管しておく

リセールバリューの高い車種

国産車
輸入車

まとめ

中古車のリセールバリューの計算基準

「買取相場÷新車価格(%)」で表現されるのが、中古車のリセールバリューです。
ここでは、中古車の査定基準について詳しく解説します。

JAAIの標準基準を満たしている

JAAIとは、日本自動査定協会のことです。
この組織は、経済産業省と国土交通省の指導のもとで設立された組織で、「中古自動査定制度」を運用しています。
JAAIの査定基準は、以下のとおりです。

・外装・内装は無傷であること
・エンジン・足回りが走行に支障がなく良好な状態であること
・車検の残月数が3か月以内であること
・走行距離数が標準であること
・タイヤの残り溝が1.6㎜以上あること
・事故修復歴や改造工作がなく、腐食や臭いがないこと
 
この基準が、査定価格を決めることになります。
 

その他の基準

中古車の査定には、JAAIが定めている標準基準の他に下記のような基準があります。
 
・オプションの有無
・カーナビが付いているか
・年式
 
オプションやカーナビがついていると、加点となり査定価格アップも期待できます。
また、人気の高い年式の車も加点される可能性が高いです。
 

リセールバリューの落ちにくい中古車の特徴

中古車でも、リセールバリューの落ちにくい車種があります。
ここからはリセールバリューの下がりにくい車の特徴を詳しく見ていきましょう。

海外でも人気がある

特徴の一つ目は、海外でも人気のある車種であることです。
日本車は、安全性が高いことから海外からの需要が多く、高価格帯で取引されていることからリセールバリューも高くなっています。
トヨタのランドクルーザーやハイラックスは海外からの需要が高いため、リセールバリューが崩れにくいといわれています。

長い販売実績がある

特徴の二つ目は、安定した販売実績のある車種であることです。
ロングセラーとして販売台数が多く、長年人気の車種は、リセールバリューが下がりにくい傾向にあります。
トヨタのプリウスやランドクルーザーなどは中古車でも新車と変わらないくらいの価格が付いています。

希少価値が高くレア度が高い

特徴の三つ目は、希少価値の高い車種であることです。
各自動車メーカーから販売された限定車や、すでに製造販売が終了している車種は、リセールバリューが落ちにくい特徴があります。
スポーツカーも根強い人気があるため、リセールバリューは高いことが多いです。
 
限定車は生産台数自体が少ないため、査定金額も高い傾向です。
 

ボディカラーが白か黒

特徴の四つ目は、車のボディーカラーが白か黒であることです。
白と黒の車は、車種を問わず人気のカラーなので、需要が減ることがありません。
白と黒の車は、時と場所、乗る人を選ばない定番色カラーといえるでしょう。
 
一方、黄色や青などの奇抜なカラーの車は人によって好みが分かれるため、リセールバリューは低くなりがちです。
定番のカラーであれば、査定価格に加点されることもあるでしょう。
 

保有期間が3年以内

五つ目の特徴は、車を査定に出す年数が購入してから3年以内ということです。
保有期間が3年以内の車は新車登録してから間もないため、目立った傷がほとんどない傾向にあります。
また各パーツの使用年数が短いこともあり、リセールバリューが下がりにくいのです。

走行距離が10,000㎞以下

特徴の六つ目は、車の走行距離が10,000km以下であることです。
走行距離の査定基準は、JAAIの標準基準が10,000kmのため、査定価格の基準も10,000kmに設定されています。
走行距離が短いほど査定に加点されるので、リセールバリューが高くなります。

リセールバリューが下がりやすい中古車の特徴

リセールバリューの高い中古車があるように、リセールバリューが低くなる中古車も存在します。
ここでは、リセールバリューの下がりやすい車の特徴を解説します。

日本での需要の少ない輸入車

リセールバリューの下がりやすい車の特徴の一つ目は、輸入車です。
輸入車は購入時は高額ですが、査定に出すと価格が大きく下がる傾向があります。
3年で50%程度下がり、5年で50%以下になる車種がほとんどです。
 
安全性や乗り心地などを考慮し国産車を選択することの多い日本では、輸入車の需要が低いことが、査定価格を下げる原因となっています。
 

事故を起こした車

リセールバリューが下がる車の特徴の二つ目は、事故を起こしたり、修理したりしている車です。
一度でも事故を起こした車には事故歴が残り、修理したことのある車には修理歴が残ります。
性能に問題がない場合でも、事故車や修理車は価格が低くなることが多いです。

走行距離が極端に長い

JIIAの標準基準に近い走行距離であれば、リセールバリューの変動は少なくなります。
車の買い替えは、走行距離が10万kmを超えたあたりで検討するのが一般的です。
20万kmに近い走行距離の中古車を査定に出す場合、高価格の査定はあまり期待しないほうがいいでしょう。

モデルチェンジ後の車種

続いての特徴は、モデルチェンジをしたばかりの車種であることです。
メーカーによって周期は異なりますが、一般的に車のモデルチェンジは発売後6〜7年後といわれています。
人気の高い車種は、モデルチェンジ後に査定に出すとリセールバリューは下がりやすくなります。

中古車のリセールバリューを高くするコツ

車の査定価格を高くするには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
ここからは、査定価格を上げるコツを詳しく解説します。
 

ポイント①適切なメンテナンスをする

リセールバリューを高くするポイントの一つ目は、適切なメンテナンスを行うことです。
とくに、車内のタバコの臭いや芳香剤の臭いは減点されやすいため、定期的に消臭しておきましょう。

ポイント②購入してから3年以内に売る

ポイントの二つ目は、車を購入してから3年以内に査定に出すことです。
査定に出す車が購入してから3年以内の場合、リセールバリューが50%を超える場合もあるので、比較的高く売ることができます。

ポイント③一括査定を利用する

ポイントの三つ目は、車の査定を一括で行うことです。
一般的に、車の査定は複数の業者に依頼することが多いですが、一社ごとに査定を依頼すると時間がかかってしまいます。
自分の車がどの程度のリセールバリューが知りたい場合は、他社との比較が可能な一括査定が便利です。

ポイント④純正の部品を保管しておく

ポイントの四つ目は、純正の部品を保管しておくことです。
オプションをつける際は、取り外した純正の部品を保管しておくことが重要です。
査定に出したとき、純正でない部品が付いていると価格が下がりやすいため、純正の部品は丁寧に保管しておきましょう。

リセールバリューの高い車種

国産車

リセールバリューの高い国産車は以下です。
トヨタ車は、どの車種もリセールバリューが高い傾向にありますが、とくにランドクルーザーが高く設定されています。

トヨタ ランドクルーザー

3年落ち 90%~110%

5年落ち 98%~109% 

レクサスLX

3年落ち 176%

5年落ち 62%~70% 

アルファード

3年落ち 85%

5年落ち 65%~88% 

輸入車

リセールバリューの高い輸入車は以下です。
スポーツカーの代表的な存在であるポルシェは、価格が下がりやすい輸入車の中でも高価格帯の車種が多いです。

ジープ ラングラー

3年落ち 90%~110%

5年落ち 80% 

ポルシェ マカン

3年落ち 106%

5年落ち 66~70% 

メルセデス・ベンツ Gクラス

3年落ち 70%

5年落ち 66% 

まとめ

リセールバリューを少しでも高く維持することで、車の価値は変動します。
そのためには、車の外装だけでなく内装も常に清潔に保っておくことが重要です。
車を長い期間持つ時代から、次々に乗り換える時代に突入した今、資産の一つとして中古車の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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