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中古車リースのデメリットは?メリットや向いている方を紹介!

中古車リース デメリット

中古車リースのデメリットは?メリットや向いている方を紹介!

なるべく費用を抑えて車が欲しいと考えている方にとって、中古車リースは気になる存在です。
諸費用を大幅に抑えられるので、購入するよりも支出を抑えることができるでしょう。
とはいえ、「個人でも利用できるのものなのか」「メリットやデメリットが知りたい!」など、気になるポイントも多いはず。
そこでこの記事では中古車リースの利用にあたってどのようなメリット・デメリットがあるのかをご紹介します。
この記事を読むことで、中古車リースが自分に向いているのかを確認できるでしょう。

目次

聞き馴染みのない『中古車リース』とは?

リースとはリース会社が用意する契約方式の一つ
個人でもリース契約は可能
新車のリース契約と異なる点は3つ

新車リースと中古車リースの違い

中古車リースにおける5つのデメリット
車種・グレード・オプションは選べない
契約を途中で解約はできない
万が一の事故の場合、追加請求の対象になる
走行距離数が設定されている
どれだけ乗っても所有車にはできない

中古車リースにおける6つのメリット

安い利用料で車に乗れる
すぐに車を確保できる
短期・長期いずれの契約も可能
所有車に欠かせない諸費用が不要
月々の支出額が明確
法人・個人事業主の場合、会計処理がしやすくなる

中古車リースの利用が向いている方とは?

向いている方
向いていない方

まとめ

 

最近よく聞く『中古車リース』とは?

リースと聞くと、法人でなければ利用できない印象ですが、最近では個人の利用も可能になり、幅広く活用されています。
ここではリース契約の仕組みについて詳しく解説します。

リースとはリース会社が用意する契約方式の一つ

「リース」とは、リース会社が利用者に車を貸し出す契約方式です。
車はリース会社が購入するため所有者名義はリース会社となり、使用者名義は利用者となります。
自家用車を購入すると購入代金のほかに自動車税・車検・タイヤ・ワイパーなどの消耗品費が発生します。
一方、リース契約を結んだ車であれば、月々の利用料を支払うのみで利用できます。
タイヤやワイパーなど、車に必要な備品や定期点検も不要なため、「面倒な手間を省きたい」と考える方や、「車の諸費用を抑えたい」方に人気があるでしょう。

個人でもリース契約は可能

リース契約に対するイメージとして多いのが、個人の利用は可能なのか、などの疑問です。
確かにもともとは法人向けの契約方式でしたが、車の利用が多様化する時代に合わせて個人利用もできるリース会社が増加しました。
個人向けに展開されたリース契約には、契約終了後に車を買い取れるサービスもあります。
法人向けと個人向けのリースには契約内容に違いがあるため、事前に把握しておくと安心です。

新車のリース契約と異なる点は3つ

中古車リースと新車リースでは、契約内容に大きな違いが3つあります。
 
・在庫の有無
・トラブルの際の保証
・契約期間
 

新車リースは在庫を持たず、利用者が注文した時点で車を調達する仕組みを取っています。
それに対して中古車リースは、レンタカー用に使われていた車などを購入して在庫を確保しているので、注文があれば、すぐに手配が可能です。
トラブルの保証面でも新車リースと中古車リースには大きな違いがあります。
新車に比べ中古車は故障のリスクが高いため、リース会社独自の故障保証サービスを導入している場合が多いです。
利用を検討する際は、故障保証サービスの有無について確認するのも大切です。
契約期間についても違いがあります。
新車リースは最長11年と長期契約が一般的ですが、中古リ-スは新車よりも耐用年数が短いため、長期契約には向きません。
かし年式の新しい中古車なら、長期契約を視野に入れる利用者も増加します。
このように車の現状を適切に判断できるリース会社を選ぶのも、安全な利用には欠かせないポイントといえます。

新車リースと中古車リースの違い

新車リースと中古車リースには3つの違いがあります。
 
・費用面
・納車時期
・リース契約の期間

新車リースはグレードを問わず好きな車種を選べ、オプション品にもこだわれるなどの特徴があるものの、カスタムできるからこそ納車までに時間が掛かるといったデメリットにも留意しなければなりません。
一方、中古車リースは車種が限定されているものの在庫を抱えているため、いつでもスムーズな納車が可能です。
中古車リースを利用する際は新車リースとの違いを把握し、どのサービスが自分に合っているかを比較するとよいでしょう。

中古車リースにおける5つのデメリット

中古車リースを検討するには、まずデメリットを把握しましょう。
なぜなら契約後に使いにくさを感じても、契約内容によっては途中解約ができないなどのトラブルに発展する可能性も少なくないからです。
中古車リースを気持ちよく利用するためにも、ここでは5つのデメリットを解説します。

車種・グレード・オプションは選べない

新車リースは車種・グレード・オプションにこだわれるといったメリットがありますが、中古車リースは在庫から車を選ばなければならず、新車に乗りたい方やオプションや車種にこだわりたい方にはデメリットといえるでしょう。
ただし、新車リースは在庫がなく、オプションなど細部までこだわれる代わりに、納車時期が長期化するといったデメリットがあります。
常に在庫を確保し、借りたいときに借りられる中古車リースのメリットを比較すると、リカバリー可能なデメリットといえるでしょう。

契約を途中で解約はできない

リース会社によっては、リース契約を結んだ場合、どのような理由があっても途中解約はできないケースがあります。
無理に解約しようとすると違約金を請求されたり、契約を結んだばかりであれば、さらに高額な違約金が発生したりする可能性があるため注意しましょう。

万が一の事故の場合、追加請求の対象になる

リース期間中に事故を起こすと、追加費用の対象になる可能性があります。
中古車リースの利用料は、車体価値を契約期間の月数で割り出して計算します。
しかし、万が一事故を起こした場合、リース契約満了時点での車両価値を下げることになります。
このような理由から、万が一の事故によって追加料金が発生する可能性を考慮し、利用の際は契約内容を細かくチェックするのも大切です。

走行距離数が設定されている

中古車リースを利用する場合、月々の走行距離にあらかじめ制限がある点もデメリットです。
たとえば、家族で遠方へ旅行に行こうと考えていても、走行距離数によっては利用できないケースがあります。
リース会社によって制限は異なりますが、一般的な数字は月500km~2,000kmまでと決めている会社が多いです。
張が増えたり、家族の入院などの理由から頻繁に出掛けなければならなかったりする場合は、超過する可能性があるため注意しましょう。

どれだけ乗っても所有車にはできない

中古車リースに限らず、車のリースは契約期間が満了した時点でリース会社に車を返却しなければなりません。
リース会社によっては、契約終了後に車を買い取れる契約を用意する場合もありますが、月々の利用料が割高になるため、利用前は契約内容を細かくチェックしましょう。

中古車リースにおける6つのメリット

次に、中古車リースによって得られるメリットを紹介します。
中古車を貸し出す中古車リースだからこその安い利用料や、在庫確保によっていつでも車の利用が可能など6つのメリットがありますから、契約をするうえでの参考情報として役立ててください。

安い利用料で車に乗れる

中古車リースは新車リースに比べて月々の利用料を抑えられるといったメリットがあります。
車の利用によって家計を圧迫したくない方、できるだけ支出を抑えたい方には大きなメリットといえるでしょう。

すぐに車を確保できる

次に在庫を確保している点です。在庫があれば契約後すぐに車に乗れます。
新車リースであれば発注から納車まで1ヵ月〜2ヵ月かかるため、1日でも早く車を確保したい方には大きなメリットといえるでしょう。

短期・長期いずれの契約も可能

中古車リースのメリットには、短期・長期のいずれの契約にも対応している点も挙げられます。
新車リースはその多くが車の状態がよいなどの理由により、長期契約が主流です。
一方、中古車リースは車体価格の安い中古車を貸し出すため、車の状態などを考慮し、1ヵ月単位など短い期間で提供するリース会社もあります。
数ヵ月だけ車を確保したいと考える方にはありがたいメリットといえるでしょう。

所有車に欠かせない諸費用が不要

所有車ならではの諸費用が不要な点もメリットです。
毎年の自動車税はもちろん、2年ごとに実施する車検、自賠責保険料や自動車重量税などもリース会社が実施・納税するため、顧客が用意する必要はありません。
さらに、タイヤやワイパーなどもリース会社が用意するため、出費を最小限に抑えたい方には非常におすすめです。

月々の支出額が明確

中古車リースの利用によって、車に掛かる出費が月々の利用料とガソリン代の2つに限られます。
そのため、月々の支出額が明確になる点もメリットです。
5月であれば自動車税が届き、車購入から1年6ヵ月を過ぎれば車検の検討を行わなければなりません。
リース契約を利用していれば、これらの費用が一切不要です。
「車の利用を検討しているけれど、家計の支出は最小限に抑えたい」と考える方には頼もしいメリットといえるでしょう。

法人・個人事業主の場合、会計処理がしやすくなる

法人や個人事業主であれば、中古車リースを契約すると月々の支払いが「経費」として認められます。
車を購入した場合は「減価償却」に基づき、会計処理を行う必要がありますが、購入価格をすべて経費にはできないため、数年にわけて計上しなければなりません。
中古車リースの利用によって金利を余分に支払う必要がありますが、会計処理の手間などを考慮するとお得といえるでしょう。

中古車リースの利用が向いている方とは?

中古車リースのメリット・デメリットについて解説したところで、ここからはどんな方に向いているのかを解説します。
快適な利用ができるよう、それぞれの違いについて理解しましょう。

向いている方

中古車リースが向いているのは以下に当てはまる方です。
 
・税金などの費用を極力抑えたい方
・今すぐ車が必要な方
・車にこだわりがない方
・旧式の車種に乗りたい方
・サブとして車を確保したい方
 
とにかく諸費用を抑えたい方や車が必要な方、一定期間車を用意しなければならなくなった方に向いています。
また現在所有する車だけでなく、家族の入院といった緊急事態に伴い、送迎できる車が必要な方にも向いています。
 

向いていない方

一方、向いていないのは以下に当てはまる方です。
 
・中古車に苦手意識がある方
・最新の車種に乗りたい方
・自分なりに車を楽しみたい方
・金銭的に余裕がある方
・長期間同じ車に乗り続けたい方
 
どれだけきれいに維持されていても、中古と聞くだけで苦手意識が働いてしまう方や、最新車種に乗りたい方、車をカスタムして遊びたい方には向いていません。
金銭的に余裕があるのであれば、新車リースや新古車購入の検討を視野に入れましょう。
また、中古車リースなどと同様のシステムとしてサブスクリプションサービス(以下、サブスク)の検討もおすすめです。
毎月定額の料金を支払うだけで車をレンタルできるサブスクと中古車リースは、利用方法からどちらも似たサービスといえます。
唯一違う点は、リース会社によって契約満了後に車を買い取れるオプションが付く点です。

 

一方サブスクでは買い取りオプションこそないものの、以下3つのメリットがあります。

・中古車リースに比べて車種のラインナップが豊富
・最短1ヵ月で別の車種に乗り換えられる
・リース会社によっては保険料や維持費はすべて込みのケースもある
中古車リースもサブスクも同じように月々の利用料を支払うため、車種が豊富で乗り換え可能なサブスクも有力な選択肢といえます。
さまざまな車種に乗りたい方や、より多くの車種のなかからお気に入りの一台に乗りたい方はサブスクでの利用も合わせて検討しましょう。
車のサブスクについては以下の記事から確認できます。

まとめ

中古車リースとは個人での利用も可能な契約方法の一つであり、今すぐ車を確保したい方やマイカーに必要な諸費用を削減しつつも車を利用したい方に向いているサービスです。
しかし5つのデメリットもあるため、中古車を借りる際はデメリットを理解したうえで契約を結ぶ必要があります。
失敗しないリース契約を結ぶためにも、本記事で紹介した向いている方・向いていない方を参考にしてください。

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