おすすめ記事
ミニ(コンパクト)SUVの人気の車種は?国産・輸入車ともに紹介
ミニ(コンパクト)SUVは、走りの性能と快適な乗り心地を両立したクロスオーバーSUVのカテゴリの1つです。
SUVとは「スポーツ・ユーティリティ・ビークル((Sports Utility Vehicle)」の英単語の頭文字をとった略語でスポーツ用多目的車と呼ばれています。
単にスポーツ用というよりはレジャーを楽しむための車という側面が強いカテゴリといえます。
今回はミニ(コンパクト)SUVの魅力や、国産・輸入車での人気の車種について紹介します。
目次
ミニ(コンパクト)サイズのSUVとは
ミニ(コンパクト)サイズSUVの魅力とは
【国産車】おすすめのミニ(コンパクト)サイズのSUVとは
『トヨタ ヤリスクロス』
『ホンダ ヴェゼル』
『マツダ CX-3』
『トヨタ CH-R』
『日産 キックス』
【輸入車】おすすめのミニ(コンパクト)サイズSUVとは
『MINI クロスオーバー』
『BMX X2』
『ベンツ GLA』
『アウディ Q2』
『シトロエン C3エアクロスSUV』
まとめ
ミニ(コンパクト)サイズのSUVとは
ミニ(コンパクト)サイズのSUVは、全長や全幅といったサイズにおいてそのほかのミニ(コンパクト)カーと大きな差はありません。
ミニ(コンパクト)サイズSUVの特徴は、車高が高く設計されている点です。
車高が高いため車内空間が広く確保されており、居住空間が広く後部座席まで圧迫感を感じることがないのが大きな魅力であり、特徴です。
荷室も広く設計されているモデルが多く、普段使い、レジャーどちらのニーズにも応えることが可能な多様性も魅力となっています。
ミニ(コンパクト)サイズSUVの魅力とは
ミニ(コンパクト)サイズSUVは、街乗りやレジャーどちらにも適していることから市場でも人気を集めています。
ここからは、ミニ(コンパクト)SUVの魅力についていくつかご紹介します。
コンパクトなボディサイズで取り回しやすい
街乗りやレジャーどちらにも対応可能な走破性と、同ジャンルの車種よりも広い車内空間が確保され居住性を両立しながらも、車体はコンパクトで市街地での運転のしやすさにもに優れているのがミニ(コンパクト)SUVの最大の魅力です。
販売価格が比較的抑えられ、手が届きやすい
一般的なSUVとは異なり、ミニ(コンパクト)サイズのSUVの場合、車種や等級によっては、100万円台後半から購入可能です。
国内モデルのメーカーのメイン価格帯が200万円台前半と、比較的手が届きやすい価格帯といえるでしょう。
維持費が安い
ミニ(コンパクト)SUVに搭載されるエンジンの排気量は、2.0リットル以下のモデルがほとんどです。
排気量が1.5リットル超、2.0リットル以下の自動車税は36,000円。
2.0リットル超、2.5リットル以下の自動車税は43,500円です。
そのため、毎年課される自動車税が節約できるのも大きなポイントです。
省燃費性や環境性能に優れた車種やモデルを選ぶことで、エコカー減税が新車登録時に適用されます。
さらに環境性能割として、自動車税が非課税あるいは1%~2%程度に抑えられる優遇制度などが受けられます。
【国産車】おすすめのミニ(コンパクト)サイズのSUVとは
ここからは国産車のおすすめのミニ(コンパクト)サイズSUVについて、いくつか紹介します。
『トヨタ ヤリスクロス』
ヤリスクロスは、ヤリスの兄弟車として販売された車種になります。
兄弟車ということで、ヤリスと共通部分に大きな差はありませんが、ボディパネルのデザインは全くの別物となっています。
大胆なフェンダーとダイヤモンド形のボディシェイプを組み合わせ、SUVらしいアクティブでアグレッシブなデザインとなっているのが大きな特徴です。
ヤリスクロス最大の特徴であり魅力なのが、圧倒的な収納力です。
ラゲージルームの容量は通常でも390リットル、リアシートを倒せば1,102リットルまで一気に広がります。
通常時でもフルサイズのゴルフバックが余裕で入り、リアシートを倒した状態ではフロントタイヤを取り外した状態の27インチのロードバイクが2台入るほどです。
ボディサイズは、全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,590mmです。
『ホンダ ヴェゼル』
ヴェゼルはユーティリティ性能がミニ(コンパクト)SUVの中でトップクラスであり、初代モデルが発売され、同カテゴリの中での定番モデルと位置付けられるほどの人気を集めました。
2021年には2代目となる新型モデルが発売されました。
エクステリアの印象が大きく変わり、直線的になったルーフラインやボディを一周する存在感のあるキャラクターラインなど特徴的なデザインになっています。
クロスオーバーSUVとしての室内の使い勝手の良さを持ちつつ、最低地上高は最高で195mm、ガソリン車・ハイブリッド車どちらでもリヤタイヤがプロペラシャフト直結のAWDを選択可能といった高い走行性能を維持している点も大きな魅力です。
ボディサイズは、全長4,330mm×全幅1,790mm×全高1,580mmです。
『マツダ CX-3』
CX-3の特徴は、クリーンディーゼルエンジンと「魂動(こどう)」というデザインテーマによってスタイリッシュに設計されたクーペスタイルです。
スポーツクーペの印象が非常に強いデザイン性とデザイン性の高さに負けない走行性能を持つ、ミニ(コンパクト)SUVの中でも非常に特徴的な1台といえます。
室内のデザインもこのクラスの中では頭一つ抜けたような高品質感があります。
標準カラーとなっている鮮やかなレッドカラーがおしゃれ、かつ高品質な雰囲気を醸し出しています。
ボディサイズは、全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mmです。
『トヨタ CH-R』
フロント、リヤどちらもがミドルサイズのSUVに肉薄するワイドさが特徴で、高級さとスポーティーさを両立させた車種です。
2WDモデルは全体の高さが1,550mm以下に収まっており、一般的な立体駐車場にも駐車が可能となっています。
ただし、4WDモデルは全高が高く、立体駐車場への駐車が不可となるケースがあるため、注意が必要です。
SUVはサイズ、車種問わず全高が高いモデルが多いため、駐車場に関しては事前に確認をしておきましょう。
ボディサイズは、全長4,385mm×全幅1,795mm×全高1,550mmです。
『日産 キックス』
キックスは2020年6月30日に発売された、「e-Power」を搭載するSUVです。
エンジンは発電のみに使用されますが、3気筒DOHCの1.2リットルのガソリンエンジンを使用しています。
駆動用のモーターは同社のノートと同様のモデルを使用していますが、出力を20%アップさせ、SUVらしいパワフルな走行性能が発揮できます。
力強さとインテリジェンスが両立されたスタイリッシュかつ魅力的なデザインで、街中でも存在感を発揮してくれます。
解放感ある室内は大人でものびのびと過ごすことができ、ラゲッジスペースも423リットルとMサイズのスーツケースを4個収納できる広さがある点が大きな魅力です。
ボディサイズは、全長4,290mm×1,760mm×1,610mmです。
【輸入車】おすすめのミニ(コンパクト)サイズSUVとは
輸入車のおすすめミニ(コンパクト)サイズSUVについていくつかご紹介します。
『MINI クロスオーバー』
MINIのクロスオーバーは2010年に初代モデルが発売されてから複数回モデルチェンジが行われていますが、ボディデザインは大きく変化していません。
とはいえ、要所においてはフロントフェイスのデザインが変化し、力強さを感じる顔つきのより魅力的なデザインへと進化しています。
MINIの魅力の1つは豊富なカラーラインナップです。
選択肢が豊富にあるため、お気に入りのカラーがきっと見つかるでしょう。
ボディサイズは、全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mmです。
『BMX X2』
BMW X2はミニ(コンパクト)サイズSUVの中でも、特にボディサイズがコンパクトです。
全高が1,535mmで立体駐車場にも問題なく駐車することが可能です。
SUVの中では車高が低く重心も低めに設定されていることから、どっしりとした力強い走行性能を誇り、車体からの乗り降りもスムーズに行えます。
街乗りにもレジャーにもどちらにも力強く答えてくれるうえに、燃費消費率が14.3km/リットルと燃費性能が良いのも大きな魅力です。
ボディサイズは、全長4,375mm×全幅1,825mm×全高1,535mmです。
『ベンツ GLA』
2020年6月に日本向けに導入された新型のGLAは、クーペのようなスタイリッシュなデザインと力強いデザインのアンダーガードと2本のパワードームが備えられたボンネットが特徴のミニ(コンパクト)サイズのSUVです。
内装・インテリアはAクラスモデルのものを踏襲しており、洗練されたモダンなデザインとなっています。
ボディサイズは、全長4,415mm×1,835mm×1,620mmです。
『アウディ Q2』
アウディのミニ(コンパクト)サイズSUVであるQ2は同社のQ3と比較し全長が30cm程度短くなっており、アウディの中で最もコンパクトなSUVとなっています。
傾斜したルーフラインのデザインながらも、後ろの席に座っている方にも十分な乗車スペースが確保されています。
容量も深さも十分に確保されたラゲッジスペースや、後ろ席は足元・頭部分にも広々としたスペースが確保されているのも特徴的です。
ボディサイズは、全長4,200mm×1,795mm×1,530mmです。
『ボルボ XC40』
XC40の最大の特徴は、奇抜なデザイン性にあります。
独特ともいえるデザインをフランス流のセンスでまとめ上げスタイリッシュな外観に仕上げています。
サイズ感は小ぶりながらも、随所に使い勝手や機能性を高めるための様々な工夫がされている点も大きな魅力です。
輸入車のSUVの中では、比較的低価格でコストパフォーマンスにも優れています。
ボディサイズは、全長4,440mm×全幅1,875mm×全高1,650mmです。
まとめ
近年人気を集めている車の種類であるSUVについて紹介しました。
SUVにはサイズ感によって複数の種類があります。
今回はその中でも、ミニ(コンパクト)サイズのSUVについて取り上げました。
ミニ(コンパクト)サイズのSUVはSUVの中でも特に小回りが利くモデルであり、街乗りにも適しています。
価格帯も比較的手が届きやすいモデルが多いことや、税制面でも優遇されている部分が多いのも魅力となっています。
ご自身のライフサイクルや使用目的、車に対して大事にしたい点などを加味して、お気に入りの1台を見つけてください。
Copyright © GOOD SPEED.