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中古車のデメリットは意外と気にならない?むしろお得?
中古車に魅力を感じても「本当に問題なく乗れるだろうか」と不安になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、中古車のデメリットをできるだけ少なくする方法を解説します。
まずは中古車と新車のメリットとデメリットの違いを明らかにしましょう。
そうすることで中古車のデメリットの解決方法が見つけやすくなります。
中古車のデメリットを解決できれば、価格が安い中古車をよりお得に購入することができます。
ぜひチェックしてみてください。
目次
中古車と新車のメリット・デメリットの違い
中古車のデメリットをどう見る?
中古車の”使用感”をどう見るか?
中古車の”コンディション”をどう見るか?
中古車の”維持費”をどう見るか?
中古車のデメリットを出来るだけ減らす方法
中古車の購入はディーラーか中古車販売店か
中古車の整備記録簿でコンディションを確認
中古車のアフターサービス・保証期間を確認
新車より中古車がおすすめな方
中古車購入はお得!
中古車と新車のメリット・デメリットの違い
この章では、中古車と新車の特徴を比較し「中古車のメリット・デメリット」を明確にしていきます。
項目ごとにメリットデメリットを表にまとめました。
|
新車 |
中古車 |
価格 |
△ |
〇 |
値引き |
〇 |
△ |
支払い |
ローン〇 |
ローン△ |
保証 |
〇 |
△ |
選択肢 |
△ |
〇 |
納車 |
△ |
〇 |
維持費 |
〇 |
△ |
再販 |
〇 |
△ |
故障リスク |
あまり無い |
あり |
状態 |
〇 |
△ |
一見、新車の方がメリットがあるようにみえるかと思います。
ただし中古車欄の△は「場合によって」の条件が入ります。
改善や解消の余地があると判断してください。
続いて「値引き」「ローン」「保証」をピックアップし、新車・中古車のメリットとデメリットを比較します。
まず「値引き」についてです。
価格が安い中古車は魅力的ですが、もともとの安さが理由で新車ほどの値引き幅にはなりません。
基本的に中古車は値引きができないと思っていた方が良いでしょう。
支払いに関しては、新車・中古車ともに現金払いは問題ありませんが、中古車でローンを組む場合、注意が必要です。
ディーラー系ローンか銀行ローンかで悩むときは、ディーラー系の方が審査に通りやすい傾向にあります。
「保証」に関しても違いがあります。
新車にはメーカー保証(3年6万kmの一般保証と5年10万kmの特別保証)が付いているため、中古車にはその保証が残っている場合があります。
保証ありの場合は、”保証継承”の手続きが必要です。
また中古車を買う場合、新車に付帯するメーカー保証とは別に、販売店独自の無料アフター保証などがあります。
より安心感を得たいときは、範囲が広く期間の長い保証を選ぶことをおすすめします。
このように新車と中古車それぞれにメリットとデメリットがあります。
ただ中古車のデメリットに関しては、改善・解消できる点が多いので覚えておくと良いでしょう。
中古車のデメリットをどう見る?
ここでは、中古車を購入する際の不安を解消するための糸口を解説します。
中古車の”使用感”をどう見るか?
中古車はどうしても前オーナーの使い方によって使用感が出てしまいます。
ただ車体・外装・内装などの状態に対する感じ方は人それぞれです。
たとえば、非喫煙者ならタバコの匂いが気になるでしょう。
一方で喫煙者は気にならないかもしれません。
微細な塗装の剥がれや傷についても同様です。
気にする方もいれば、まったく気にしない方もいるでしょう。
「修復歴はあっても全体的に手入れが行き届いている感じだ。
しかも予算内に収まっている」となれば、中古車の購入は選択肢に入ります。
中古車の”コンディション”をどう見るか?
店頭で「年式が最近の車だからいい」と思っても、実はそうでもない場合もがあります。
走行距離が年式に比べ多く、傷がある車もあります。
車のコンディションのうち最も重要視しなければいけないのは、安全性です。
使用感がなくても、実際はかなりの修復歴があるかもしれません。
見た目と実際の状態をもれなく照らし合わせる必要があります。
車のコンディションと中古車購入のメリット(価格・種類・納品スピードなど)を総合的に判断して「中古車を購入するのかしないのか」を決めましょう。
中古車の”維持費”をどう見るか?
新車と比べて中古車は、保証やアフターサービスを充分に検討する必要があります。
「走行距離は長いが車体も内装もきれいだから」と中古車販売店の無料アフター保証のみで購入するのはおすすめできません。
思わぬ自損事故を起こして修理が必要となった場合に、困るからです。
メーカー保証はなく、無料アフター保証のみで修復できなければ、大きな出費となるでしょう。
万が一の場合、保証はどうなのか、部品やパーツの取り寄せが可能なのか、販売店と相談しながら決めましょう。
中古車ではどういった車両を選ぶかが非常に重要となります。
年式、走行距離、修復歴など確認する項目がいくつかありますので中古車の選び方がわからない方は下記を参考にしてみてください。
中古車のデメリットを出来るだけ減らす方法
ここでは、実際の購入に関してまだ不安を覚える方に、デメリットを少なくする具体的な方法をご紹介します。
中古車の購入はディーラーか中古車販売店か
「店舗の選び方」は重要です。
言葉巧みに車を限定して勧める場合は、しっかりと内容を確認し漏れがないか注意しましょう。
中古車購入に慣れていない方、あまり車に詳しくない方はディーラーを選ぶ傾向にありますが、中古車販売店で買うメリットがあるのも事実です。
「価格がディーラーより安い」「○○メーカー以外の車種もそろっている」「中立的な販売姿勢である」点から、中古車販売店で購入する方も増加傾向にあります。
情報をもれなく顧客に伝え、質問や疑問に丁寧に答える販売店、あるいは充実したアフター保証があり、敷地内に整備工場がある販売店を選びましょう。
中古車の整備記録簿でコンディションを確認
まず車の状態を確認します。
できれば一人で確認せず、家族や信頼できる友人といった複数の目で見ましょう。
また、中古車の場合は整備記録簿の確認が重要となります。
整備記録簿は、法定点検の際に内容を記録する書類となっており、見た目では分からない整備記録が書かれているため、必ず目を通しましょう。
コンディションの一つ、修復歴の表示は法律で義務付けられており、車の「プライスボード」を見ると確認ができます。
整備記録簿に書いてあるのにプライスボードに掲載されていない場合は、何か隠している場合があるので注意しましょう。
インターネット上でも必ず表示されているので一度確かめてみてください。
また、走行距離は車の安全性を計るうえで重要です。
平均で1年に1万kmと考えましょう。
走行距離が短過ぎる車は、何か問題がある可能性が高いためチェックが必要です。
中古車のアフターサービス・保証期間を確認
中古車の購入価格は安く抑えられていても「維持費」が高くつけば「新車を買った方がよかった」となります。
そうならないよう、アフターサービスの有無や料金、保証期間をしっかりと確認する必要があります。
年式・走行距離とのバランスを考慮し、整備記録簿をチェックして購入したとしても、絶対に故障しないとはいえません。
万が一に備えるのは大切です。
車を購入する際は、必ず販売店スタッフにアフターサービスやその範囲・保証期間について質問しましょう。
安過ぎる車には何かしらの原因がある、と考えた方が無難です。
あなたの質問に真摯に答えてくれる販売店を選ぶようにしてください。
新車より中古車がおすすめな方
一般的に、次のような方は中古車の方がおすすめです。
●安全性が確認でき、保証がしっかりしていれば、出来るだけ安く手に入れたい
●Webや書籍で情報を得たり、実際に足を運んだりするなど労力をいとわない
●免許を取ったばかりで新車を買うまでのつなぎとして中古車を希望する
そのほか「とにかく選択肢の幅があった方がいい」「自分でカスタマイズして使い切りたい」「価格が安い・走行距離3万km以内・納品スピードさえ整っていればよい」などそれぞれの選定基準があれば、中古車をおすすめします。
ただし、安全性と保証面は必ず確認しましょう。
中古車購入はお得!
新車と中古車とでは必ずメリットとデメリットがあります。
安全性や保証OKとなれば、新車より安い中古車を買うのは大きなメリットです。
新車よりも低価格で手に入る為、カスタムしたい方などは浮いたお金で車のカスタマイズもできるでしょう。
安全性と保証は必ず確認しましょう。そうすればきっと、自分にあった中古車が見つかるでしょう。
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