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中古車の購入で印鑑証明書は絶対必要なの?その場合の枚数は?
中古車を購入する場合の必要書類の一つに、印鑑証明書があります。
とくに20代の方は「印鑑証明書って何?どこでどうやって証明してもらえるの?」「そもそもどの印鑑でもいいの?印鑑の種類から分からない」と思うかもしれません。
今回は中古車を購入する際に必要な「印鑑証明書について、証明が必要な理由・取得方法・注意点を解説します。
この記事で、スムーズな中古車購入へつなげましょう。
目次
中古車の購入に必要な「印鑑証明書」とは?
印鑑証明書の「印鑑」とは?
「印鑑証明書」が必要な場面とは?
新車だけでなく中古車の購入でも「印鑑証明書」は必要?
中古車の購入で「印鑑証明書」が不要の場合
中古車の購入で「印鑑証明書」が必要な場合
中古車購入に必要な「印鑑証明書」の取得方法と枚数・注意点
「印鑑証明書」発行までの流れ
代理人での申請方法もご紹介
中古車の購入に必要な「印鑑証明書」の枚数
印鑑証明書の期限など注意点も紹介
まとめ
中古車の購入に必要な「印鑑証明書」とは?
この章では「印鑑証明書」とはどのような書類か、まだ知らない方にわかるように解説します。
まず印鑑の種類の種類を確かめましょう。
印鑑証明書の「印鑑」とは?
印鑑は3種類。実印・銀行印・認印です。順に解説していきます。
「実印」は、市区町村役所に登録します。つまり公機関に証明を受けた印鑑が実印です。
印鑑登録をおこなった印が「実印」となります(原則一人1本)。
主に、金融機関とのローン契約・土地や建物の売買契約、ほかに会社の設立や公文書の作成など重要な場面で使用します。
「銀行印」は、銀行や信用金庫などの金融機関の口座の持ち主として証明する印鑑です。
通帳の開設・保険や信託投資などの契約に使います。
「認印」は、職場の経理事務関係、家庭での簡単な証明や契約などで使われます。
実印や銀行印と異なり、公的な証明とは認められない印鑑ですが「承認」の意は含まれます。
「印鑑証明書」が必要な場面とは?
印鑑証明書が必要なのは、土地や住宅の購入・車の購入・遺産相続などの書面で契約を交わす場合です。
比較的多額のお金に関わる契約で、大変重要な証明印となります。
そのような場面で、契約書類に押印された印鑑が「公的機関で本人が登録したもの」であると証明するのが「印鑑登録証明書」です。
「この印鑑は第三者、しかも自治体によって、信頼性を保証されている」点が、お金に関わる契約において重要となるのです。
新車だけでなく中古車の購入でも「印鑑証明書」は必要?
自動車も不動産と同じく「資産」です。
購入時には本人確認、つまり「印鑑証明書」が必要となります。
中古車の購入で「印鑑証明書」が不要の場合
車の購入で「印鑑証明書が必要だからと証明書を用意したら、実は必要なかった」という場合があります。
それは軽自動車を中古車で買う場合です。
この事実を知れば、中古車を買う際「印鑑証明書」を発行してもらう必要があるかどうかを判断できるでしょう。
軽自動車を買う場合は、ぜひ覚えておいてください。
中古車の購入で「印鑑証明書」が必要な場合
軽自動車を購入するときに印鑑証明書を用意しなかったところ「必要です」と言われる場合もあります。
販売店によっては「購入者本人」であるか確認する際、本人あるいは連帯保証人の印鑑証明書を求めるケースがあるのです。
中古車を購入するとき以外に賃貸住宅の契約・アルバイトでも、とくに未成年であれば連帯保証人の印鑑証明書と実印を求める場合があります。
印鑑証明書とは契約する当事者どうしお互いに「法律・法令を遵守します」と証明するものといえます。
車の購入も同様です。軽自動車の中古車を購入する際にも、印鑑証明書が必要かどうか、必ず販売店に確認しましょう。
中古車購入に必要な「印鑑証明書」の取得方法と枚数・注意点
この章では、印鑑登録の申請の流れや中古車購入に必要な証明書の枚数を解説します。
「印鑑証明書」発行までの流れ
認識しておく必要があるのは「印鑑登録証と印鑑証明書とは異なる」点です。
印鑑登録すると印鑑登録証(カード)がもらえます。
その印鑑登録証をつかって印鑑証明書が発行されると理解しましょう。
まず「印鑑登録証」の申請手続きを解説します。
1.印鑑(実印予定のもの)と身分証明書を準備
2.印鑑登録する印鑑と身分証明書をもって役所へ
※身分証明書は運転免許証・マイナンバーカードなどの写真付証明書が必要
3.役所で印鑑登録の手続き
4.役所で申請用書類「印鑑登録申請書」に必要事項を記入後、窓口へ
5.身分証明書を提示し、申請が通れば印鑑登録証の交付
記入した書類に不備がなければ、手続きは即日で完了。
印鑑登録が済めばその印鑑は「実印」となります。
続いて「印鑑証明書」の交付申請です。
•役所で「印鑑登録証明書交付申請書」に必要事項を記入
•印鑑登録証と一緒に窓口へ持参
※手数料(自治体により異なる。一般的に数百円)を支払い、印鑑証明書を受領
マイナンバーカード(個人番号カード)があればコンビニのマルチコピー機を利用することで、印鑑証明書を取得できます。
代理人での申請方法もご紹介
印鑑登録は本人の意思確認が必要なので「本人」による登録手続きが原則です。
ただ、諸事情で登録手続きできないときは、代理人がおこないます。
代理人による印鑑登録の申請は数日かかり、即日発行は不可能です。
自治体によって必要書類や手続き方法が異なります。事前に確かめましょう。
おおよその流れは、次のようになります。
1.登録者が代理人に委任状と印鑑を渡す。
2.代理人が「委任状」「印鑑」「代理人の本人確認書類・認印」を持参し役所の窓口へ行く
3.役所から登録者の住所に照会書(回答書付)が簡易書留で届く(通常3〜4日)
4.登録者本人が回答書に必要事項を記入・署名・押印(登録の印鑑)する
5.登録者が代理人に「照会書」「印鑑」「登録者の本人確認書類」を渡す
6.代理人は役所の窓口へ「照会書」「印鑑」「登録者の本人確認書類」「代理人の本人確認書類」「代理人の認印」を持参して手続きをする
以上で代理人による印鑑登録が完了となります。
実印や身分証明書を預けるので、代理人は、信頼のおける家族や知人に依頼しましょう。
中古車の購入に必要な「印鑑証明書」の枚数
印鑑証明書の枚数は、購入方法(現金かローン)や下取りの有無によって変わります。
下取り無し(現金購入) |
下取り無し(ローン購入) |
1通 |
1通もしくは不要 |
※ローンで車を購入→信販会社に確認(信販会社によって、必要か不要か異なる)
下取りあり(現金購入) |
下取りあり(ローン購入) |
3通 |
2通 |
印鑑証明書の期限など注意点も紹介
印鑑証明書に有効期限はありません。
登録内容に変更がない限り、有効です。
ただし車の取引の場合、販売店から「発行から〇か月以内のもの」と発行日時を指定されるケースがあります。
事前に確かめましょう。
販売店によっては予備として複数枚ほしいと求める場合があります。
早めの手続きで済ませたい場合、事前に予備をとっておきましょう。
発行費用はかさみますが数百円です。
何度も役所やコンビニに通う手間を考えれば準備は整えておく方がよいでしょう。
そうした状況も含めて、印鑑証明書が必要な場合、ぎりぎりに用意するのはあまりおすすめできません。
時間や気持ちにゆとりをもって、準備しましょう。
まとめ
2022年4月から18歳以上が成人となりました。
車の免許を取得し自分の車を持つ場合「印鑑証明書」が必要になります。
一人暮らしや中古車の購入を通して、社会人として本格的な生活をスタートさせる方もいるでしょう。
印鑑を使う場面も含めて、印鑑証明書の使い方を理解し、準備しておけば、お金をともなう契約をするとき、安心できます。
この記事が、今後の生活やカーライフを楽しむためのお役に立てたら幸いです。
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