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中古車選びで重要な「走行距離」の目安ポイントと注意点とは?

走行距離の目安や注意点

中古車選びで重要な「走行距離」の目安ポイントと注意点とは?

中古車の購入を検討する時は、車種、デザイン、価格などの様々な点を比較しながら希望の車を見つけていくことになります。
着目すべきポイントは多く存在しますが、重要なポイントの一つである「走行距離」に関しては、安全性にも関わりますので正しくチェックしておかなければなりません。
では、中古車の走行距離をチェックする場合、どのような考えのもとで「適切な走行距離」を判断すれば良いのでしょうか。
今回は、より安全な中古車を選ぶ上で重要となる走行距離の着目ポイントをご紹介していきます。

目次

走行距離と年式の関係性

重視するポイント次第でベストな走行距離は異なる

1.新しくて綺麗な中古車を重視
2.とにかく安い中古車を重視
3.「綺麗」と「安い」のバランスが取れた中古車を重視

より安全な中古車を選ぶためのポイント

1.事故歴・修復歴がないか
2.保証がついているか
3.疑問に分かりやすく答えてくれる店舗かどうか
4.不要なオプションが搭載されていないか

トータルコストで考えることも大切

重視するポイントを基準に走行距離を確認

走行距離と年式の関係性

走行距離と年式の関係性

中古車の購入を検討する上で、走行距離は重要な着目ポイントの一つとなります。
ただ、必ずしも「走行距離が少ない車=新しいから安全」というわけではない為、注意が必要になります。
例えば、走行距離が少ない中古車の中には、あまり乗られていなかった年式の古い中古車も存在します。
こういった中古車の場合、長期間放置されたことでコンディションが悪化している可能性もあるのです。
逆に年式が新しい中古車であっても、走行距離が極端に多くなっているケースもあります。
その為、走行距離と年式の両方をチェックしていくことが大切です。
一般的に「年間走行距離が8,000~1万km」の中古車は、「長期間放置されず、酷使もされていない中古車」として捉えられています。
その為、この数字を一つの指標として判断していくと良いでしょう。
とはいえ、重要なのは中古車のコンディションです。
走行距離や年式は、あくまでもコンディションを把握するための指標の一つとなりますので、最終的には実車を入念に確認してから購入を決断するようにしましょう。

重視するポイント次第でベストな走行距離は異なる

中古車を購入する上で重視するポイントは、人それぞれ異なります。
ここでは、多くの方が重視する3つのポイントを例にして、最適な走行距離をご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。

1.新しくて綺麗な中古車を重視

型式が比較的新しく綺麗な中古車を重要視する方は「走行距離3万km未満」という条件で探していくことをおすすめします。
その理由として走行距離が3万km未満の中古車の多くは年式が新しく、傷も比較的少ない傾向があるからです。

2.とにかく安い中古車を重視

「多少の傷や汚れは気にしないので、とにかく安い車が欲しい」という方の場合は、「走行距離10万~12万km未満」という条件で探していくと良いでしょう。
その理由として走行距離が多くなるほど価格も安くなるからです。
とはいえ、走行距離が多くなるほど故障も心配されますので、併せて部品の交換履歴がある(比較的、部品が新しい)中古車を選択することをおすすめします。

3.「綺麗」と「安い」のバランスが取れた中古車を重視

「価格は抑えつつも綺麗な中古車が欲しい」という方の場合は、「走行距離6万〜10万km」という条件で探していくことをおすすめします。
その理由として中古車は、走行距離5万kmを超えると価格が下がっていく傾向にあるからです。
また、走行距離が10万km以上の中古車と比べて、交換が必要な部品が少なくなる傾向があるでしょう。

より安全な中古車を選ぶためのポイント

中古車の購入を検討する際に、安全性の面で不安を感じてしまう方も多いかもしれません。
しかし、いくつかのポイントに注意すれば、安心して中古車に乗ることが出来ます。
ここでは、安心・安全な中古車を選ぶためのポイントを見ていきましょう。

1.事故歴・修復歴がないか

中古車を選ぶ際は、事故歴・修復歴がないかどうかを確認することが大切です。
事故歴とは、その名前からも分かるように「事故で損傷したことがある車」のことを指します。
一方の修復歴とは、「骨格の部位を修復・交換したことがある車」のことです。
その為、凹んだドアの交換、擦ったバンパーの交換などは、車の骨格ではない部品を交換しているので修復歴車には該当しません。
ただし、骨格である「フレーム」「ピラー」「ルーフパネル」などの部位を修復・交換した車は修復歴車に該当します。
こういった事故歴・修復歴がない中古車を選ぶことをおすすめいたします。

2.保証がついているか

しっかりとメンテナンスが施されている中古車であっても、納車後に故障してしまう可能性は否めません。
販売店の中には、そういった万が一のトラブルにも対応してくれる独自の保証が設けられている店舗も存在しますので、購入前の段階で確認しておくと良いでしょう。

3.疑問に分かりやすく答えてくれる店舗かどうか

中古車の購入を失敗しないためには、購入前の段階で疑問をすべて解消しておくことをおすすめします。
その為、自分の疑問に分かりやすく答えてくれる販売店を選ぶことをおすすめします。
また、納車後は販売店とコミュニケーションを取る機会は少なくなる為、納車後でも丁寧に対応してくれるかどうかを見極めることも大切です。

4.不要なオプションが搭載されていないか

中古車は、一台ごとに装備されているオプションの内容が異なりますので、自分には不要なオプションが装着されている場合もあります。
この不要なオプションは、価格が高くなるばかりか、オプションの操作を間違えることによる走行中のトラブルなど、安全面にも関わってきます。
その為、自分に不要なオプションを事前に把握しておいて、必要なオプションが搭載されている中古車を絞り込んでいくことをおすすめします。

トータルコストで考えることも大切

「購入時に発生するコスト」という点では新車よりも中古車のほうが各段に安い傾向にありますが、自動車は購入後にもコストが発生する可能性があることを忘れてはなりません。
購入後に発生する修理・メンテナンス費用を含めた「トータルコスト」で中古車の購入を考えることをおすすめいたします。
例えば、価格が安い中古車の場合、購入時にかかるコストは安いかもしれませんが、頻繁に修理・メンテナンスのコストが発生する可能性もあります。
その為、極端な場合はトータルコストで新車のほうがお得になるケースも考えられます。
たとえ購入時のコストは高くてもトータルコストでは安くなる可能性があることを踏まえておけば、中古車選びはよりスムーズになるでしょう。

重視するポイントを基準に走行距離を確認

今回は、中古車を選ぶ上で重要な「走行距離」の着目ポイントについてご紹介しました。
必ずしも走行距離が少ない中古車の方が良い訳では無く、年式とのバランスを一つの指標として判断していくことが重要であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
とはいえ、中古車を購入する際に重視するポイントは一人一人異なりますので、「これくらいの走行距離と年式が良い」とは一概には言えません。
「綺麗な中古車」「安い中古車」「バランスのとれた中古車」などの重視するポイントによって最適な走行距離は異なります。
また、中古車の購入において安全面に不安を感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、
・事故歴、修復歴がない中古車
・保証が設けられている店舗での購入
・疑問に分かりやすく答えてくれる販売店での購入
といったポイントに注意すれば、安心して中古車を納車することが出来ます。
是非、これらのポイントを押さえた上で、理想的な中古車を探してみてはいかがでしょうか。

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