車の買取価格アップにつながる交渉術とは?裏技も含めて徹底解説 | SUVといえばグッドスピードGOOD SPEED
BLOG

買取情報

グッドスピード

車の買取価格アップにつながる交渉術とは?裏技も含めて徹底解説

車を買取に出す際、業者と交渉して買取価格をアップさせたいと考える方は多いのではないでしょうか。

一方で、経験豊富な営業マンを相手にうまく交渉する自信がないという声も聞かれます。
そこで本記事では、車の買取価格を上げる交渉術について解説していきます。

車の買取で損しないための裏技も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

車の買取業者が行う査定の項目

車の外観(外装・内装)
年式と走行距離
エンジンや足回りのコンディション

車買取で交渉する前にやっておくべきこと

査定に出す車の買取相場を調べておく
複数社で相見積もりをとる
洗車・車内清掃を行う
メンテナンスノートを用意しておく
純正部品を取り付けておく

車の買取価格アップにつながる交渉術6選

売却時期を提示する
複数社に依頼していることを伝える
比較するために持ち帰ると伝える
すぐに希望額を伝えない
大切に扱ってきたことを伝える
修理歴や事故歴を隠さず伝える

車の買取価格アップを狙う交渉におすすめのタイミング

買取業者の決算時期
モデルチェンジ前
走行距離の境

車の買取価格を交渉する上での注意点

横柄な態度は控える
高価買取を強要しない
他社の査定金額は秘密にする
査定士の言葉に流されない

まとめ

車の買取業者が行う査定の項目

買取価格アップにつながる交渉術の前に、前提知識として押さえておきたいのは買取業者が行う査定の項目です。

車の買取で発生する交渉の重要度は、業者側が提示する買取価格によって変化します。

査定のポイントを理解した上で準備しておけば、交渉時の精神的な負担を軽減できるでしょう。
業者から提示される買取価格がどのように決まるのか、一般的な査定の基準について解説していきます。

車の外観(外装・内装)

査定の項目として最初に挙げるのは、車の外観および内装の状態です。

ボディにあるキズ・へこみ・錆び・塗装剥げなどをチェックします。

内装では、シートの汚れや色あせ、ヤニの付着にも注意が必要です。
また、車内の臭いも、査定金額に影響する可能性があります。

年式と走行距離

年式と走行距離も、査定の項目として代表的なものです。

中古車市場では新車登録より3年〜5年経過した車が多いため、それ以上の低年式車は査定でマイナスになる恐れがあります。

年間あたりの走行距離が1万km(軽自動車は8,000km)オーバー、もしくは累計で10万kmを超えている場合も、高額査定は出にくい傾向です。

走行距離が極端に少なく、放置が疑われる場合も査定に期待できないケースがあります。

エンジンや足回りのコンディション

エンジンや足回りの状態も査定でチェックされます。
車の走行機能に問題があると再販売へ向けた整備内容も増えるため、査定でのマイナスは避けられない傾向です。

気を付けておきたいのは社外パーツを装備している場合で、いくら見た目が良くなっていても査定ではマイナス要因と認識されます。

パーツ類は、純正のほうが査定額アップにつながりやすいと理解しておきましょう。

車買取で交渉する前にやっておくべきこと

次に、車買取で交渉する前にやっておくべきことを解説していきます。

以下の内容は買取価格アップにつなげるための方法です。

提示される査定額が高ければ交渉もやりやすくなるため、可能な限り実践しておくことをおすすめします。

査定に出す車の買取相場を調べておく

最初にやっておきたいのは、査定に出す車の買取相場を調べることです。
買取に出す車がいくらで売買されているか知っておけば、提示された査定額の妥当性を理解するのに役立ちます。

査定額が相場よりも安ければ交渉の材料になる可能性もあるため、インターネットを利用して目安となるデータを取得しておきましょう。

複数社で相見積もりをとる

複数社での相見積もりも、できるだけやっておきたいことのひとつです。

相見積もりを実践することで、より高い査定額から交渉をスタートできます。
電話での問い合わせで概算の買取価格を聞いておくと、査定を依頼する買取業者を絞れるのでおすすめです。

相見積もりについてはこちらの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
車買取時の見積もりとは?

洗車・車内清掃を行う

車の状態を良く見せるためにも、洗車・車内清掃を行っておきましょう。
汚れたままの車は悪い印象しか与えられず、査定においてはマイナスにしか働きません。

自分では分かりにくい臭いの面まで対策できていると、さらに効果がアップします。

メンテナンスノートを用意しておく

メンテナンスノートを用意しておくと、点検・整備が確実に行われていることをアピールできます。

査定でプラスになる可能性があるので、忘れずに準備しておきましょう。

純正部品を取り付けておく

査定の項目を解説した際に触れましたが、社外パーツは査定にプラスとはなりません。

可能な範囲で純正部品に戻しておきましょう。

取り付けができなくても純正部品があることを証明できれば、提示される買取価格に反映される場合もあります。

車の買取価格アップにつながる交渉術6選

査定が終了し買取価格が提示されたら、具体的なやり取りがスタートします。

ここからは、車の買取価格アップにつながる交渉術を紹介していきましょう。

売却時期を提示する

交渉の中で買取価格をアップさせるのに有効なのが、売却時期を提示する方法です。

数か月後の売却を前提に買取価格を提示してもらい、交渉を進める中で今すぐに売却した場合の買取価格を尋ねてみましょう。

買取業者はなるべく早く自分のところに売ってもらいたいと考えるため、最初の額よりも高い買取価格を提示してもらえる可能性があります。
この方法で買取が成立した場合、実際に早く売却する必要がある点にだけ注意しておきましょう。

複数社に依頼していることを伝える

複数社に依頼していることを伝えて、買取業者に競争を意識してもらうのもひとつの手法です。
自分のところで買い取りたいと考える業者がいた場合に、買取価格のアップに期待できます。

比較するために持ち帰ると伝える

最初の査定で満足できるような買取価格を提示されても、比較するために持ち帰ると伝えましょう。
いくら満足できるような結果であっても、ほかの買取業者がさらに高い買取価格を提示する可能性は否定できないからです。

比較すると言って持ち帰れば他社の存在もアピールすることになり、さらなる価格アップも見込めます。

すぐに希望額を伝えない

交渉が始まった段階で、すぐに希望する買取価格を伝えるのはおすすめできません。
希望する買取価格が業者の想定する価格帯だった場合、その希望額で交渉が進んでしまいます。

しかしながら、さらに上の買取価格が付く可能性もあった場合、この流れではマイナスにしかならないので注意が必要でしょう。

大切に扱ってきたことを伝える

大切に扱ってきたことを伝えるのも、買取価格アップにつながる交渉術のひとつです。
大切に扱ってきたというアピールは、メンテナンスの頻度や車の状態において好印象につながります。

大幅な価格アップを期待できる訳ではありませんが、条件に当てはまるのであれば実践してみましょう。

修理歴や事故歴を隠さず伝える

交渉のテクニックとは少し外れますが、修理歴や事故歴を隠さず伝えることもやり取りの中で重要なポイントです。

修理歴や事故歴を隠して査定を受けても、プロの目で見抜かれる可能性は高いでしょう。
虚偽の申告を見抜かれて信頼関係を失ってしまうと、交渉のすべてがうまく進まなくなります。

修理歴や事故歴も含めて正直に相対することが、買取の交渉で求められる基本の姿勢です。

車の買取価格アップを狙う交渉におすすめのタイミング

車の買取価格アップを狙う交渉には、おすすめのタイミングがあります。

以下のポイントを意識して、売却時期を検討してみましょう。

買取業者の決算時期

買取業者の決算時期を狙うと、ほかの時期と比較して買取価格のアップに期待できます。
決算を控えた買取業者は、これから売上をアップさせるためにより多くの在庫を確保しておきたいと考えるからです。

決算時期は買取業者によっても異なりますが、1月〜3月もしくは9月〜10月に高い査定額が出やすい傾向にあります。

モデルチェンジ前

自車のモデルチェンジが推測される場合、モデルチェンジ前に買取に出すことを検討しましょう。

モデルチェンジが行われると、旧モデルとなった車の買取価格は下降してしまう傾向にあります。
少しでも買取価格アップを目指すなら、日頃からモデルチェンジ情報に目を光らせておきましょう。

走行距離の境

走行距離の観点からも、買取価格に影響するタイミングが見て取れます。
買取価格が変動する明確な境目があり、その境目を前に売却することが損しないためのポイントです。

具体的には5万kmと10万kmを超えたところで、買取価格が大きく落ち込む傾向にあります。
境目以外で適正値を判断したい場合は、1年あたり1万kmを基準として考えるのが一般的です。

車の買取価格を交渉する上での注意点

最後に、車の買取価格を交渉する上での注意点を解説していきます。

査定額が下がるリスクを避けることにもなるため、しっかりと理解しておきましょう。

横柄な態度は控える

相手に置き換えて考えると分かりやすいのですが、交渉に横柄な態度で臨むのはマイナスでしかありません。
最悪な結末になると、買取価格のアップどころか買取自体を拒否される恐れも出てきます。

相手に対して、できるだけ丁寧に対応するほうが得策です。

高価買取を強要しない

買取に出した車をしっかりアピールすることは大切ですが、やりすぎて高価買取を強要するようなことは避けましょう。
査定額は一定の基準に沿って出されていますから、極端に高い買取価格を要求して、それが認められることはありません。

単に印象を悪くする行為でしかないため注意しておきましょう。

他社の査定金額は秘密にする

交渉を進める中で、他社の査定金額を伝えてしまわないよう注意しましょう。
買取の希望額を伝えるのと同様に、提示した金額が買取の最高額になってしまう恐れがあるからです。

競争を意識させる上では有効かもしれませんが、より高い買取価格を狙うには不向きな手法ですので、他社の査定金額は秘密にしておくべきです。

査定士の言葉に流されない

交渉中に査定士から「今なら」「今日限りで」といった言葉で金額を提示されることがあります。
お得感のある魅力的なフレーズですが、このような査定士の言葉に流されないよう注意しておきましょう。

ネガティブな要因を列挙して、買取の決断を迫るパターンも同様です。

買取価格のアップを狙うなら、提示された金額のみで判断せずに比較・検討して答えを出しましょう。

まとめ

車の買取価格アップにつながる交渉術は、そう難しいものではありません。

買取相場の調査・相見積もりなど事前に準備した上で、いくつかのポイントを押さえて交渉に臨めば比較的簡単に実践できます。

買取を依頼するのに適切な時期を見逃さずに丁寧な対応を心がければ、満足のいく結果が得られる可能性も高まるでしょう。

本記事の内容を参考に、ぜひ買取価格アップの実現を目指してみてください。

よくある質問

Q.即決を条件に買取価格アップを迫る方法はおすすめですか?

買取価格のアップにつながるケースもありますが、場合によっては態度が良くない印象を与えてしまうので注意が必要です。
即決を条件にするとしても、「選択肢のひとつとしてある」ぐらいのニュアンスで伝えましょう。

Q.交渉の際、悪い印象が原因で買取価格が下がってしまうことはありますか?

交渉の際中に提示された金額から下がることは基本的にありません。
ただし故障歴や事故歴を隠して交渉していた場合は、買取価格の減額につながったり修理費用を請求されたりすることもあるので注意しましょう。

関連記事