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車の買取価格は売値の何割が目安?価格をアップするための業者の選び方も紹介

車を売却したいけれど、買取価格が売値の何割になるのか気になる方もいるのではないでしょうか?

実は、買取価格は業者の利益や経費に左右され、大きな差が生まれることもあります。

本記事では、買取価格の目安や業者が利益を確保する仕組み、そして売却価格をアップするための業者選びのポイントを詳しく解説します。

売却後に後悔したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

車の買取価格は売値のおよそ何割?

およそ3割〜4割といわれている
店舗によって価格は異なる
季節や地域によっても異なる
市場価値によっても変わる
人気車や高年式車は価格が変わりにくい
希少車は高くなる傾向

業者の利益率の内訳

【オークション】10%~20%
【購入者への販売時】10%~30%
【整備費用】車の状態によって値上げ
業者の利益率はおよそ20%~50%

車の買取価格をアップするための業者の選び方

豊富な販路を持つ業者
一部の車に特化した業者
販売と買取を行っている業者
ディーラーより買取業者を選ぶ

車の買取価格をアップするコツ

相場を把握しておく
できるだけ車をきれいにしておく
純正パーツに戻しておく
購入時の付属品を集めておく
車検を迎える前に手放す
買取価格がアップする時期をねらう
業者は慎重に選ぶ
複数の業者から見積もりをとる

まとめ

車の買取価格は売値のおよそ何割?

車を買取する際に、買い取りされた車はいくらで売られているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

車の再販は、買取後に一定の金額に値上げされ売りに出されます。
そして、値上げされる金額は、さまざまな要因で変わってきます。

ここでは、買取価格が売値に対してどのくらいの割合になるのか、またその金額に影響を与える要因について詳しく解説します。

およそ3割〜4割といわれている

車の買取価格は、一般的に販売価格の約3割〜4割程度になるとされています。

その割合の中には、整備費用やオークション手数料、人件費などが含まれています。
業者が利益を出し、加えて買い手に納得してもらう料金にするためには、これらの費用を上乗せする必要があります。

つまり販売価格が100万円の車の場合、買取価格はおよそ60万円〜70万円となります。

店舗によって価格は異なる

とはいえ、すべての業者が同じ割合になるとは限りません。

車の買取価格は、さまざまな要因が加わり金額が決定されます。
たとえば、査定時のポイントは店舗や査定士によって異なるため、価格の変動があるのは当たり前です。

また、店舗によって欲しい車も異なってくるので、よく売れる車なら再販もしやすいので、査定額が上がることもあるでしょう。

このように店舗ごとに状況が異なってくるので、価格の割合も変動してきます。

季節や地域によっても異なる

車の売買は、季節や地域によっても異なります。

一般的に決算期と呼ばれる「1月〜3月」や「9月〜10月」は、就職や進学などで車の需要が上がる時期とされています。
この時期の業者は、できるだけ車を買取したいと考えているので、価格の割合も変わりやすいです。
この時期は業者が多くの車を買い取ろうとするため、価格の割合が変動しやすいです。

また、寒い地域で活躍できる4WD車は、雪が積もりやすい地域で高く売れ、反対に沖縄では安くなってしまうなど、地域も変動する要因です。

市場価値によっても変わる

基本的に中古車は、市場で人気がある車なのかが価格に大きな影響を与えます。

当たり前ですが、人気のある車なら新しい買い手が見つかりやすいため、価格も上がりやすいです。
一方、人気のない車は買い手が少ないので価格は下がりやすいです。

このように、その車の市場価値によって買取価格に大きな影響を与えます。

人気車や高年式車は価格が変わりにくい

人気車や高年式車は、需要があり供給が少ないことから、基本的に価格は高い傾向です。
場合によっては、販売価格の90%近い金額で買取られるケースもあり、高額買取が期待できるでしょう。

しかし、基本的に価格が高いことから、価格の変動はそこまで大きくありません。

希少車は高くなる傾向

人気車や高年式車の他に希少車も価格が高くなる傾向です。

希少車は、市場にあまり出回らず、一般的な車よりも手に入れたい方が非常に高いです。

たとえば、古いモデルや限定生産車であれば、手に入れる機会が今しかないことを知っている方たちが購入しようとするので、自然と価格が上がります。

業者の利益率の内訳

買取価格の売値の割合は、さまざまな要因がかかわっていると説明しましたが、その内訳には何があるのでしょうか。

その内訳は、次に紹介する3つが挙げられます。

【オークション】10%~20%

業者は車を買取した後、10%〜20%の利益を見込んでオークションへ出品します。

オークションは手数料がかかることに加え、車を落札してもらう必要があるため、それを踏まえた金額がおよそ10〜20%といわれています。

なお、自社で買取販売している業者であれば、オークションの出品費用は必要ないため、こちらの費用はかかりません。

【購入者への販売時】10%~30%

購入者に販売する際は10%〜30%程度値上げされます。
これは車を買い取ってから再販するまでに、維持費や整備費用が必要だからです。

しかし、こちらの利益率は、地域や店舗によって大きく異なります。
場合によっては変動が大きいケースもありますが、基本的には10%〜30%と覚えておきましょう。

【整備費用】車の状態によって値上げ

整備費用は、ほとんどの場合購入者への販売時の費用に含まれますが、パーツの交換や修理が多すぎるなど、車の状態が悪すぎると値上げする場合があります。

また、オークションで落札した車が思った以上に状態が悪いといったこともよくあるケースで、この場合も費用が値上げされます。

業者の利益率はおよそ20%~50%

ここまで紹介してきた内訳を合計すると、およそ20%〜50%が業者の利益率となります。

この数値はあくまで目安ですが、店舗や地域、時期によって変動することを覚えておきましょう。

車の買取価格をアップするための業者の選び方

車買取時の売値の割合はわかりましたが、売却する側からするとできるだけ買取額をアップさせたいと思うはずです。

そこで、ここからは車の買取額をアップするための業者の選び方を紹介します。

豊富な販路を持つ業者

中古車買取業者は、店舗によって販路の数が異なります。

大手の業者であれば、さまざまな車種に対応できる販路を持っているので、買取価格が付きやすいです。
また、店舗によっては海外に販路を持っているところもあり、日本で価格が付かないような車でも海外であれば売却できるケースもあります。

店舗によって販路は異なるため、自分の車が高額買取できる店舗を見つけることが大切です。

一部の車に特化した業者

車の買取業者では、SUV専門や外車専門、軽自動車専門のように特定の車種の買取を専門に行っている業者もあります。

上記のような特定の車種に特化した業者は、その車の知識が豊富にあり、市場価値や希少性を正確に評価できるのが強みです。
特に希少車は、一般的な業者に依頼するよりも、その車に特化した業者に買取してもらう方が高値となる場合が多いです。

また、大手の業者では希望額にならなかった車でも、一部の車に特化した業者で買取してもらうと、希望額以上になったケースは豊富にあります。

販売と買取を行っている業者

オークションを通していない業者なら、オークション費用がかからない代わりに、価格が下がりやすい特徴を持っています。

また、基本的に修理や整備も自社で行えるので、マージンがかからず、その分査定額に加算されることが多いです。
ただし、加算を行わない業者も存在します。

いずれにしても交渉次第で変わる可能性があるので、買取時に価格交渉してみることをおすすめします。

ディーラーより買取業者を選ぶ

一般的にディーラーは、新車購入を条件に下取りを行っています。
そのため、通常の買取よりも価格が下がりやすく、あまりおすすめしません。

一方、買取業者ならおよそ適正価格で取引できることに加えて、交渉もできるので買取額をアップさせることも可能です。

車の買取価格をアップするコツ

買取価格をアップさせる方法は業者選びだけではありません。

いくつかのコツを試せば買取価格のアップが期待できるので、ここで確認しましょう。

相場を把握しておく

愛車の買取を決めたら、まず相場を把握しましょう。

相場を把握しておけば、提示された金額が適正なのかがわかり、愛車が相場よりも安い価格で買い取られる心配をしなくて済みます。

相場をリサーチする方法は、ネットで調べたり、買取業者のサイトに記載されていたりしますので、見積もりする前に調査しておきましょう。

できるだけ車をきれいにしておく

買取業者は、基本的にきれいで状態の良い車に高い価格をつけてくれます。
そのため、見積もり前にできるだけ車をきれいにしておくことが重要です。

特に内装の汚れや臭いは、できる範囲で取り除くようにしましょう。

ただし、自分で直せないような傷を無理して直す必要はありません。
無理して直すと、総合的に損する可能性が高くなるからです。

純正パーツに戻しておく

中古車の販売は、カスタムされた車よりも純正パーツが揃っている車の方が売れやすいです。
そのため、純正パーツが揃っている車の方が、高額買取が期待できます。

自分で無理に戻す必要はありませんが、パーツがあるだけで評価ポイントは上がりますので用意だけでもしておきましょう。

購入時の付属品を集めておく

購入時の付属品も買取価格が上がる要因の1つです。

特に以下のものは、あると買取価格が上がりやすいです。

・スペアキー
・純正オプション
・メンテナンスノート
・保証書
・取扱説明書

車検を迎える前に手放す

車検がそれなりに残っている車と残っていない車の買取価格は、高くても数万円程度しか変わりません。
また、車検を受けるためには、5万円〜10万円程度かかります。

そのため、車検をもうすぐ迎える車であれば、すぐに手放すことをおすすめします。

買取価格がアップする時期をねらう

車の売買には、高くなる時期と安くなる時期があります。

高くなる具体的な時期は、「1月〜3月」と「9月〜10月」の決算期です。

この時期は、進学や就職などで車の需要が上がりやすい時期とされており、加えて業者もより多くの車を買取したいと考えています。

さらに、交渉すれば価格アップもねらえるので、満足度の高い取引が期待できるでしょう。

業者は慎重に選ぶ

業者選びのところでも紹介しましたが、車の買取価格は店舗によって大きく異なります。

ディーラーや中古車買取業者、廃車買取業者など、それぞれ特徴や店舗数、特化した車も異なりますので慎重に選ぶことが重要です。

複数の業者から見積もりをとる

業者選びで困った方は、複数の業者から見積もりをとることをおすすめします。

車買取時に1つの業者だけで判断する方もいますが、店舗によって特徴や欲しい車などが異なるため、一社だけだと適正価格かどうか判断しにくいです。
最低でも3社から見積もりを出し、希望額に近い業者を選んだ方が満足のいく取引ができるでしょう。

車の買取価格を上げる方法についてはこちらでも紹介しています。
車の買取価格を上げる方法

まとめ

本記事では、車の買取価格は売値の何割なのかを解説し、さらに買取価格をアップするための業者の選び方も紹介しました。
買取価格の売値の割合を知ることで、愛車の適正価格がわかるようになります。

また、買取価格をアップするためは、車の状態や人気度、売却時期などのポイントを押さえることが大切です。

ぜひ本記事を参考に、納得のいく売却を目指してください。

よくある質問

Q.高く売れる車種や条件はありますか?

高く売れるのは、需要が高い車種や人気のあるモデルです。
また、低走行距離、年式が新しい、定期的なメンテナンスが行われている車は、査定が高くなりやすい傾向があります。
さらに、季節や地域によっても需要が異なるため、タイミングも重要です。

Q.買取業者を選ぶ際に注意すべき点は何ですか?

信頼性が高く、適正な価格で買取を行う業者を選ぶことが大切です。
口コミや評判を確認し、強引な営業や過剰な値引きがない業者を選びましょう。
また、査定額だけでなく、手数料の有無や支払いのスピードなどもチェックして、総合的に判断することが大切です。

 

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