買取情報
「車買取の見積もりだけをお願いしたいけれど、売るつもりがないと迷惑じゃないかな…」と思う方もいるのではないでしょうか?
しかし、実は車買取業者に『見積もりだけ』を依頼することは可能です。
本記事では、車買取の見積もりだけを依頼する方法や注意点、さらに依頼時の流れや必要書類を詳しく解説します。
愛車の適正価格を知るためにも、ぜひ最後までご覧ください。
目次
車買取の見積もりだけ依頼することはできる!
見積もりと査定の違い
車買取の見積もりでみられるポイント
グレード・車種
年式・走行距離
車の状態
ボディーカラー
オプション・付属品
車買取の見積もりだけ依頼する方法
店舗に直接持ち込む
こちらが指定した場所に来てもらう
電話やFAXを使う
ネットから依頼する
有料で見積もり依頼できる業者にお願いする
車買取の見積もりする際に注意すべきこと
車の買取相場を確認してから依頼する
査定額は変動することを理解しておく
売却を求められることがある
初めに「見積もりだけ」と伝えておく
店舗によって見積額が異なる
Webから依頼する際は個人情報や電話番号が必要
複数の業者から相見積もりする
できるだけ車をきれいにしておく
買取を考えているなら早めに決断する
見積もり依頼する際に必要な書類と流れ
見積もり時に必要な書類
見積もりの流れ
売却する場合の必要書類
まとめ
車買取の見積もりだけ依頼することはできる!
車の乗り換えや処分を検討している方で、見積もりだけ依頼することは可能です。
見積もりだけ無料で行ってもらうと、どうしても「契約しないといけないかな…?」と考えてしまうかもしれませんが、問題ありません。
買取業者は、売却を断られることも理解したうえで見積もりしてくれています。
また、お客様と接点が増えることは、業者にとっても大きなメリットです。
「見積もり=売却しないといけない」というわけではありませんので、気軽に依頼しましょう。
見積もりと査定の違い
見積もりを依頼する際、「査定」も同時に聞くことが多いと思いますが、ふたつの定義は少し異なります。
一般的に見積もりは、車の年式や走行距離などを業者に伝え、およその金額を算出してもらうことをいいます。
直接車の状態を確認しないので、「提示された金額=買取金額」にはなりません。
一方、査定とは車の年式や走行距離などに加え、車の状態も確認して買取金額を算出してもらうことです。
直接車を確認して評価ポイントを挙げ、手数料も加味した金額となるので、「提示された金額=買取金額」となります。
ただし、一部の業者では「見積もり」と「査定」を同じ意味で扱う場合があります。
そのため、依頼する際には、提示された金額が最終的な買取価格になるかどうかを事前に聞いておくと良いでしょう。
車買取の見積もりについてはこちらでも詳しく紹介しています。
車買取の見積りについて
車買取の見積もりでみられるポイント
車買取の見積もりで見られるポイントは、以下の5つです。
・グレード・車種
・年式・走行距離
・車の状態
・ボディーカラー
・オプション・付属品
グレード・車種
グレードや車種は、見積もりされる際に、よく見られるポイントです。
特に人気車種は、価格に大きく影響するので、高額な査定が見込めます。
年式・走行距離
年式や走行距離も、よく見られるポイントのひとつです。
年式が新しく、走行距離が少ない方が高額買取が期待できますが、どちらか一方が古いもしくは多いとなると査定額が下がる可能性があります。
車の状態
車の状態は、査定する際に見られるポイントで、具体的には以下の項目が確認されます。
・傷・へこみ
・エンジン回り
・内外装など
車の状態は、走行や安全性にも関わるので、良い状態にしておきたいポイントです。
ボディーカラー
ボディカラーも人気が高いものなら、査定額が上がる可能性があります。
具体的には、ホワイトやブラックなどが挙げられます。
一方、レッドやイエロー、グリーンなど、特殊なカラーは人気がなく、査定額が下がる傾向です。
しかし、車種やメーカーによっては人気の低いボディーカラーでも査定額が上がる場合もあります。
オプション・付属品
オプションや付属品は、あると査定額を上げてくれる可能性があります。
特にスペアキーや純正パーツは、再販するうえで重要なものとなりますので、準備しておくと優遇してくれるでしょう。
車買取の見積もりだけ依頼する方法
車を買取する際に、見積もりだけ依頼する方法には、大きく5つあります。
それぞれ特徴が異なりますので、自分に合った業者を選ぶことが大切です。
店舗に直接持ち込む
店舗に直接持ち込む方法は、見積額を正確に提示してくれるメリットがあります。
また、直接交渉もできるので、うまくいけば買取金額をアップさせることも可能です。
しかし、店舗に持ち込むことは、相手のホームで交渉することとなるため、その場の雰囲気に流されてしまう可能性があります。
こちらが指定した場所に来てもらう
この方法は、自宅や職場などに直接来てもらい見積もりしてもらいますが、自分の指定した場所での交渉となるので、その場の雰囲気に流されず行えるところがメリットです。
また、店舗に訪問する必要もないので、時間がない方や動かない車の査定をして欲しい方におすすめです。
電話やFAXを使う
最近では、ネットが主流となっていますが、電話やFAXを使って見積もりされる方もまだまだいます。
電話やFAXで見積もりするメリットは、相手の接客がどういったものなのか知れることです。
また、対面しなくても済むので、伝えにくいことでも冷静な判断で伝えられるでしょう。
ただし、電話やFAXでの依頼は、車の状態を伝えにくくなるので、正確な金額が提示されないことに注意が必要です。
ネットから依頼する
ネットから依頼する場合のメリットは、対面の必要がなく、加えて24時間いつでも依頼できることです。
また、一括査定を行えば、1度で複数の業者から見積書がもらえるので、忙しい方にぴったりです。
しかし、電話やFAXと同様に、正確な金額が提示されません。
さらに、依頼した業者から何度も電話がかかってくる可能性があるので、電話対応する時間を設ける必要があります。
有料で見積もり依頼できる業者にお願いする
車の見積もりは、一般的な業者だけではなく、有料で見積もりしてくれる業者もあります。
有料で見積もり依頼できる業者は、経済産業省と国土交通省の許可を得て行っており、公平な見積もりを行ってくれるメリットがあります。
個人でも依頼できるので、所有している車の適正価格を知りたい方におすすめです。
車買取の見積もりする際に注意すべきこと
車買取の見積もりする際は、いくつかの注意すべきポイントがあります。
車の買取時に損しないように、ここで確認しましょう。
車の買取相場を確認してから依頼する
車の買取を決めたら、まず愛車の相場を確認しましょう。
確認は以下の方法がおすすめです。
・査定実績を確認する
・ 一括査定サイトを使用する
・ディーラーの下取りシミュレーションを利用する
買取相場が確認できれば、交渉の材料としても利用できるので、必ずチェックしましょう。
査定額は変動することを理解しておく
車の査定額は、その時の車の価値や状態を評価して提示した金額なので、保証期間があります。
具体的には2週間程度の保証期間といわれています。
中には、次回の査定額が上がるかもと期待される方もいますが、基本的に車は時間の経過とともに価値が下がるので、決断は早めにした方が良いでしょう。
売却を求められることがある
こちらが見積もりだけと思っていても、業者が早く売ってほしいと考えていると。売却を求められることがあります。
「今日だけこの金額」「次はこの金額より大幅に下がっている」など、こちらをあおってくるような言葉を使ってくる業者もいます。
車の買取は、クーリングオフ制度も適用できないことに加え、契約を結ぶとキャンセル料が発生するため、よく考えてから契約しましょう。
初めに「見積もりだけ」と伝えておく
見積もりする際に断りづらい場合は、はじめに「見積もりだけです」と伝えておきましょう。
はじめに伝えるだけでも、売却を積極的に求められることを避けられる場合があります。
お互い気持ち良いやり取りができるように、はじめに伝えておきましょう。
店舗によって見積額が異なる
車の見積もり金額は、車の状態や年式、走行距離のほかに店舗によっても異なってきます。
買取業者の中には、自社で買取販売すべて行っているところがあり、オークションなどでかかる中間マージンが発生しません。
こういった業者であれば、マージン分の価格を上乗せしてくれる可能性があるので、より高い買取価格が期待できます。
Webから依頼する際は個人情報や電話番号が必要
Webから依頼する際は、氏名や住所、電話番号といった個人情報の提示が必要なケースがほとんどです。
個人情報を提示した場合、業者から何度も電話がかかってくる可能性が高いため、安易に伝えるのはおすすめしません。
抵抗がある方は、過去の買取実績や買取相場算出サイトを活用するのがおすすめです。
複数の業者から相見積もりする
見積もりは複数の業者から相見積もりしましょう。
相見積もりしておけば、交渉する際に業者同士を競わせて、買取価格をアップできる可能性が高まります。
3つ程度あれば十分ですので、相見積もりを取るようにしましょう。
できるだけ車をきれいにしておく
見積もり時に確認される車の状態は、車の清潔さも考慮される可能性があります。
特に車内の臭いや汚れをきれいにしておくことは、査定士の評価をアップさせることに繋がりますので、できる範囲で清掃しておきましょう。
買取を考えているなら早めに決断する
業者に見積もり依頼した後に、「やっぱりやめておこうかな…」「どの業者にするか悩む」と検討する期間が長くなりやすい方も多いでしょう。
しかし、検討する期間が長ければ長いほど車の価値は下がっていくので、買取を考えているなら早めに決断するのがおすすめです。
検討する期間は長くても2週間程度と考えておくのが良いでしょう。
見積もり依頼する際に必要な書類と流れ
見積もり依頼する際は、必要な書類や適切な手順を踏む必要があります。
ここで紹介するので、スムーズに見積もりしたい方は確認しましょう。
見積もり時に必要な書類
見積もり時の必要な書類は以下の通りです。
・車検証
・自賠責保険証
・運転免許証
なお、上記3点は手元にない場合、査定依頼できないことに加え、公道も走れません。
走行中に所持していないと罰則の対象となりますので、大切に保管しましょう。
見積もりの流れ
見積もりの流れは以下の通りです。
①査定を依頼する方法・業者を決める
②必要書類を準備する
③査定の予約をする
④査定をしてもらう
実際車を見て査定する場合の時間は、およそ30分〜1時間程度で済みます。
売却する場合の必要書類
売却を決めたときの必要書類は以下の通りです。
見積もりから買取までスムーズに行いたい方は、事前に準備しておきましょう。
普通車 |
軽自動車 |
車検証 |
車検証 |
自賠責保険証 |
自賠責保険証 |
自動車リサイクル券 |
自動車リサイクル券 |
印鑑登録証明書(実印) |
認印 |
委任状・譲渡証明書 ※買取業者が用意 |
軽自動車税納税証明書 |
自動車税納税証明書 |
ー |
普通自動車と軽自動車で、少し書類が異なるので間違えずに用意しましょう。
まとめ
本記事では、車買取の見積もり依頼方法や注意点を詳しく紹介しました。
見積もりを依頼する際は、複数の業者に依頼して比較することが大切です。
また、車の状態や付加価値を正確に伝えることで、より適正な査定額を引き出せる可能性があります。
車を売る際には、単に手続きするだけでなく、ちょっとした工夫や知識が大きな差を生むこともあります。
この記事を参考に、ぜひ納得のいく買取を実現してください。
よくある質問
Q.車買取の見積もりだけを依頼しても本当に売却を強要されませんか?
多くの買取業者は「見積もりだけ」でも対応しています。
ただし、一部の業者では営業や売却の提案を強く行う場合があります。そのため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。また、訪問査定ではなくオンライン査定を活用すると、プレッシャーを感じることなく見積もりできます。
Q.見積もりだけを複数の業者に依頼するとトラブルになりませんか?
トラブルになることはほとんどありません。
むしろ複数業者の見積もりを比較することで、適正価格を把握しやすくなります。
ただし、一括査定サイトを利用すると営業電話が多くなる可能性があるため、利用時には注意が必要です。
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