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車買取時の見積もりとは?見られる箇所や高く買い取ってもらうコツを紹介

車 買取 見積もり

車を買取する際、必ず見積もりが必要です。
いざ査定に臨むとなると「何をチェックされるのか」「どうすれば高値で売れるのか」など、疑問や不安も多いでしょう。

しかし、査定のポイントや流れを知っておけば、車の見積もりはそれほど難しくありません。

本記事では、査定で見られる箇所や手続きの流れ、高く買い取ってもらうための具体的なコツをわかりやすく解説していきます。
査定で後悔しないためにも、ぜひ最後までお読みください。

目次

車の買取で行われる「見積もり」とは?

見積もり方法の種類
車買取の見積もり時に見られる箇所

見積もりの流れと所要時間

①見積もり依頼し、日時と場所を決める
②必要な書類を集めておく
③見積もりしてもらう
④価格交渉をする
⑤納得すれば買取手続きする
見積もりが決まるまでの時間

車買取の見積もりを依頼する際の注意点

見積書を必ず出してもらう
なるべく即決を避ける
電話番号はむやみに教えないようにする
見積額が決定したときに確認すべきポイント

車の買取査定時に見積もり額を高くするコツ

あらかじめ車の相場価格を調査しておく
車内清掃と洗車を行う
カスタムしている場合は純正に戻す
メンテナンスノートを用意する
高値で売れるタイミングを選ぶ
修復歴があれば正直に話す
高額買取が期待できる業者を選ぶ

まとめ

車の買取で行われる「見積もり」とは?

車の買取で行われる「見積もり」とは、査定された車の料金や税金の還付金などを含む総額のことを言います。
見積もりが必要な理由は、提示された見積もり金額が適正であるか、また、他社のとの金額を比較するために行われるからです。

業者が提示する見積書には、買取価格と買取時に発生する諸費用が記載されています。
内訳には、主に以下のものがあります。

【車両代】
・車両本体価格
【税金や保険の還付金】
・自動車税
・自動車重量税
・自賠責保険料
【諸費用】
・レッカー代
・印紙代
・手続き代行費用(名義変更など)
【その他】
・印鑑証明書や住民票の発行手数料

業者が車の見積もりを行うことで、その車がどのくらいの料金で売れるのかを明確にできます。

見積もり方法の種類

見積もり方法の種類は、以下の3つの方法があります。
・店舗へ持ち込み
・出張査定
・一括査定
それぞれ詳しく紹介していきます。

店舗へ持ち込み

店舗への持ち込みは、車を直接お店へ持っていき査定してもらう方法です。

車を直接見て査定してもらえるため、車の状態を含めた詳しい詳細を評価してくれます。
また、車の状態を一緒に確認できるので、直接交渉も可能です。

しかし、車を直接店舗に運ぶ必要があるため、手間がかかることに加えて、相見積もりを取りたいときに複数の店舗に足を運ばなければなりません。

出張査定

出張査定は、自分もしくは店舗が指定した場所で査定を行う方法です。

店舗に向かう必要がないので、走行不能な車や車検切れの車などを直接店舗に運ぶ手間が省けます。
また、複数の店舗に依頼することで相見積もりを取ることもでき、その場で店舗同士の査定額を競わせることも可能です。

ただし、住んでいる地域によっては、出張買取できない箇所もあるため注意が必要です。

一括査定

一括査定とは、複数の買取業者に対して同時に査定依頼を行う方法です。
所有している車の年式や走行距離などの情報と、氏名や住所といった所有者の情報を一括査定サイトに入力するだけで、複数の業者から相見積もりが取れます。

しかし、車を直接見て見積もりするわけではないので、査定額が不明確となるところがデメリットとなります。
また、連絡先を記載する必要があるので、複数の業者から何度も連絡がくる可能性があります。

車買取の見積もり時に見られる箇所

車買取の見積もりの際は、買取相場の他に車の状態もチェックされます。
見られる箇所は以下の通りです。
・年式
・走行距離
・ボディカラー
・傷・汚れ
・修復歴
・装備やオプション
・タイヤやホイール
業者は上記の箇所を確認し、査定額を決定します。
もしも上記の箇所が高評価に繋がれば、査定額が上がる可能性が高くなります。

見積もりの流れと所要時間

車を査定してもらい見積もりを取るには、買取店を選ぶことや必要書類を集めることが必要です。
スムーズに手続きを進めるためにも、ここで確認しておきましょう。

①見積もり依頼し、日時と場所を決める

はじめに、買取業者に見積もりを依頼し、日時と場所を決めます。
紹介したように、見積もりは店舗に行くか出張してもらうかを選べますので、自身の希望に合った方法を選びましょう。

なお、店舗に行く場合は予約なしでも可能ですが、混み具合によっては査定できない場合もあるため事前の予約をおすすめします。

②必要な書類を集めておく

次に見積もりに必要な書類を集めます。

見積もり時に必要な書類は、「車検証」と「自賠責保険証明書」のふたつです。
このふたつの書類は、普通自動車と軽自動車のどちらにも共通して必要な書類です。

また、メンテナンスノートも用意しておくと良いでしょう。
メンテナンスノートとは、今までの車のメンテナンスされてきた情報が記載されているものです。

必須ではないので、なければ用意する必要はありませんが、査定額に大きく関わってくるので準備しておくことをおすすめします。

③見積もりしてもらう

次に、依頼のときに決めた場所で見積もりを行います。

具体的な時間の内訳は後ほど詳しく紹介していきますが、見積もりだけなら30分〜1時間程度で終わることがほとんどです。
この後、価格交渉や買取手続きする場合に備えて、余裕のあるスケジュールを組みましょう。

④価格交渉をする

見積もりが出れば、価格交渉を行います。
価格交渉する際は、事前に自分が納得できる売却価格の最低ラインを決めておくと良いでしょう。

限度額をあらかじめ設定しておくことで、交渉時に迷うことなく、スムーズに判断できるようになります。
また、最終的に決めた価格に納得できるかどうかも確認しやすくなり、冷静な交渉が可能になります。

⑤納得すれば買取手続きする

見積額に納得できれば、買取手続きをします。
買取手続きには以下の書類が必要となりますので、買取してもらうと決めた時点で準備するようにしましょう。

・車検証
・印鑑登録証明書
・自賠責証明書
・自動車税(軽自動車税)納税証明書
・リサイクル券
・委任状
・譲渡証明書
・振込先の講座情報
・実印

自動車検査証や印鑑登録証明書の住所が現住所と異なる場合は、住民票の提出が求められます。
印鑑登録証明書は発行日から1ヶ月以内のものを2通準備しますが、軽自動車の売却には印鑑登録証明書の提出は不要です。

見積もりが決まるまでの時間

先ほど紹介しましたが、見積もり額が決まるまでの時間は、およそ30分〜1時間です。
その後、値段交渉や買取手続きをするなら、以下の時間を要します。

・値段交渉するなら+30分程度
・買取手続きをするなら+1時間程度

見積もりから買取まですべて行うと、およそ2時間〜3時間はかかることを覚えておきましょう。
また、買取手続きをする際は必要書類も準備しなければならないので、時間短縮したいなら、あらかじめ必要書類を集めておくことをおすすめします。

車買取の見積もりを依頼する際の注意点

車買取の見積もりを依頼する際は、以下のポイントに注意しましょう。

見積書を必ず出してもらう

見積書を出してもらう理由は以下の3つがあります。

・車がどのくらいの料金で売れるのか
・提示された見積もり金額が適正であるか
・他社のとの金額を比較する

とくに他社との金額を比較する際は交渉の材料にもなるため、必ずもらうようにしましょう。

なるべく即決を避ける

提示された金額が事前に決めた限度額と同額、もしくは高い場合でも、即決するのはおすすめしません。
また、業者から「即決してくれたら◯◯万円にします!」など、すぐ決めさせようとする業者もいます。

しかし、即決したあとに「ほかの業者のほうが高かった」というケースもあるため、1度冷静になってみて他社と比較するなど、余裕を持った状態で挑むことが大切です。

電話番号はむやみに教えないようにする

一括査定を依頼すると、複数の業者から何度も連絡が来ることがあります。
2社~3社であれば対応できますが、それ以上になると対応が大変になります。

そのため、電話番号が必要でない場合は安易に教えず、メールアドレスやチャットツールなどで対応できる方法を選ぶようにしましょう。

見積額が決定したときに確認すべきポイント

見積額が決定した際は、見積書に記載されている情報を細かく確認することが大切です。
具体的には、以下の項目をチェックしましょう。

・車両情報が正確か
・リサイクル料金や税金の還付があるか
・手数料が適正価格かどうか
・納車費用がかかるか
・整備の追加費用が発生しないか

これらの点をしっかり確認し、間違った情報が記載されていないかに注意しましょう。
また、疑問があればすぐに業者に問い合わせることをおすすめします。

車の買取査定時に見積もり額を高くするコツ

見積額が提示された後は、交渉することも重要ですが、「高くしてほしい」と伝えにくい方も多いと思います。
そこで、ここでは車の買取査定時に見積もり額を高くするコツを紹介していきます。

あらかじめ車の相場価格を調査しておく

車の相場価格を知らなければ、見積額が正しいかがわかりません。
事前に相場価格を把握しておき、価格の差がないかを確認しましょう。

車内清掃と洗車を行う

査定額は、車がどれだけ清潔にされてるかによっても左右されます。
自分で落とせる程度の汚れであれば、車内清掃や洗車できれいにしておきましょう。

ただし、自分で落とせない汚れや修理箇所がある場合は、修復にかかる費用を考慮しても、修理せずそのまま査定に出した方が良いでしょう。

カスタムしている場合は純正に戻す

愛車をカスタムしている場合は、できる限りの範囲で構わないため純正のものに戻しておきましょう。

カスタム車が売却できないわけではありませんが、場合によっては査定額が下がるケースもあります。
純正に戻せないときは、パーツだけでも用意しておくと査定額アップに繋がります。

メンテナンスノートを用意する

メンテナンスノートとは、その車が今までにどのようなメンテナンスが行われてきたのかがわかるものです。
修復歴がある車はマイナス評価になりますが、定期的なメンテナンスがされていれば、良い印象を与えられるため用意しましょう。

高値で売れるタイミングを選ぶ

見積もり額を高値にするためには、タイミングを選ぶことも重要です。
具体的には、1月〜3月や9月〜10月など、決算期や環境の変化で車を購入する方が多い時期を選ぶのがおすすめです。

また、年式が新しく、走行距離が短い車の方が高額となりやすいです。
特に年式10年、10万キロを超えると、査定額が一気に下がります。

そのため、売却を決めた後は、できる限り早めに売却するようにしましょう。

修復歴があれば正直に話す

修復歴車は査定額を下げてしまう要因となりますが、だからといって隠したまま売却はできません。

もし、隠したまま売却すると法律により罰せられる可能性があります。
最悪の場合は全額返金となったり、賠償金を求められたりするため、必ず正直に伝えるようにしましょう。

高額買取が期待できる業者を選ぶ

査定額は業者によって大きく異なるため、高額買取を狙うためには信頼できる業者選びが重要です。

高価買取を行う業者は、一般的に評判や口コミでの評価が高く、過去の実績に基づいて査定額を出していることが多いです。
また、積極的に車を買い取る姿勢を持っている業者や、販売ルートを広く持っている業者は、高額買取が期待できる傾向にあります。

そのため複数の業者の評判をチェックし、信頼性が高く買取実績の豊富な業者に依頼することがポイントです。

中古車を高く売るコツについてはこちら

まとめ

本記事では、車買取時の見積もりの紹介や必要性、見られる箇所や高く買い取ってもらうコツを紹介しました。

車買取時の見積もりは「店舗へ持ち込み」「出張査定」「一括査定」の3つから選べます。
それぞれメリット・デメリットが異なりますので、自身の希望に合った方法を選ぶことが大切です。

また、車の査定から買取までは事前の準備も大切です。
車を売る際は事前にしっかりと準備を整え、納得できる売却ができるよう心がけましょう。

よくある質問

Q1.車の見積もりは無料でできるのですか?

A.はい、多くの買取業者では見積もりを無料で行ってくれます。
オンラインでの簡単な査定から、実車査定まで無料で対応してくれる業者がほとんどです。
複数の業者に依頼して比較することも可能ですので、積極的に利用してみましょう。

Q2.見積もりをしてもらうだけで、その場で売却しなくてもいいのでしょうか?

A.はい、見積もりを依頼した後に必ず売却する必要はありません。
まずは価格を知っておきたいという場合でも利用可能ですので、遠慮なく見積もりを依頼してみましょう。
複数の業者から見積もりを取って、じっくり検討することをおすすめします。

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