事故車でも買取できる?一般的・軽自動車の価格相場なども解説 | SUVといえばグッドスピードGOOD SPEED
BLOG

買取情報

グッドスピード広報

事故車でも買取できる?一般的・軽自動車の価格相場なども解説

事故車 買取 

「事故を起こした車でも買取ってできるの?」
「事故車の定義ってそもそも何?」
このような疑問はありませんか?

結論からお伝えすると、事故車とは事故を起こした車両だけではなく、フレームの修理をした車も事故車です。
それを踏まえたうえで、買取している業者はあるため、探して買取依頼をかけることはできます。

以降で詳しく解説しているほか、価格相場も解説していますのでぜひご覧ください。

目次

事故車と定義される車の状態とは?

事故車ってなに?
該当しないケースとは

事故車は買取可能?査定額に影響する?

買取可能な業者がある
査定額に大きく影響する
一般的な査定額相場
事故車を査定に出す判断基準とは

人気のある車種の事故車買取価格の例

ダイハツ キャスト
ダイハツ タント
スズキ ジムニー
N-BOX

事故車を少しでも高く売るポイントと注意点

高く売るための5つのポイント
査定に出す際の注意点

事故車買取業者の適切な選び方

【見るポイント1】迅速な対応が可能か
【見るポイント2】事故車の買取実績が豊富か
【見るポイント3】事故車の買取を行っているか
【見るポイント4】専門業者を選ぶ

まとめ

事故車と定義される車の状態とは?

事故車と定義される車の状態について解説していきます。

事故車ってなに?

事故車という呼称ではありますが、事故を起こした車両がすべて該当するわけではありません。
車両の骨格部分にまで修復が及ぶ大きな損傷を受けた場合にも呼びます。
該当する骨格修理の部品は以下の9箇所です。

・フレーム
・ダッシュパネル
・ルーフパネル
・ルームフロアパネル
・トランクフロアパネル
・ピラー
・フロントクロスメンバー
・フロントインサイドパネル
・ラジエターコアサポート

なお、上記を修理・交換した場合、中古車買取の業界では「修復歴車」とも呼ばれています。

該当しないケースとは

修復歴車もしくは事故車とならないのは、軽い修理で済む場合です。
例えば、ガラス交換、かすり傷やフレーム修理が不要な凹み傷などが該当します。
よって、事故を起こしたとしてもフレームさえ影響を受けていなければ該当しません。

事故車は買取可能?査定額に影響する?

買取できるかどうかや査定額への影響について解説していきます。

買取可能な業者がある

事故車は危険なため買取してもらえないと考える方もいるでしょう。

しかし、実際には買取可能な業者はあります。
とはいえ、すべての業者が買取をしているわけではないため、注意深く探す必要があります。

買取依頼の時点で修理されていない場合でも、無理に修理する必要はありません。
修理費用が査定額よりも高いことは基本的になく、損する傾向にあるためです。

かすり傷くらいであれば修理依頼を出しても損はないかもしれませんが、板金修理が必要となる場合はそのまま査定に出しましょう。

査定額に大きく影響する

結論からお伝えすると、査定額が通常よりも大幅にダウンします。
修理をしたとしても、一度壊れたフレームの車は剛性が弱くなっているためです。

剛性が弱くなっているということは、故障リスクも通常と比べて高まっていることを指すため、安全性が高くないとして売却額も下げなければなりません。

それに伴い、査定額も相場よりも低くしなければならないのです。

一般的な査定額相場

事故車の一般的な査定額相場は、一般的な相場よりも30%〜50%低い金額とされています。
しかし、実際には価格差が大きいため一概にはいえません。

断定していえることは、高額買取は難しいということです。
安全性が高い車は売れやすいため、高額査定の金額以上に設定しても買取店は損はしません。
しかし、安全性が低い車を購入する方は少ないため、在庫として抱えやすく買取店は損しやすいです。
そのため、高額の査定金額を出すことは厳しいのです。

ただし、解体して使えるパーツだけを取って売却する場合はある程度高価買取が期待できる場合もあります。
もし、買取してもらいたい場合は、売却後のルートに着目するといいでしょう。

事故車を査定に出す判断基準とは

事故車を査定に出そうと考えたとき迷ってしまう方も多いかもしれません。
そのときに判断する基準として大きく分けて3つあります。

事故車の査定をするときに迷った際の参考材料としてお役立てください。

修理にかかるコスト

まずはその事故車の修理にかかる費用から考えていきましょう。
事故の度合いにもよりますが、修理費用が保険で賄えないほどの高額な場合もあるでしょう。

また、保険で修理することによって、保険料の値上がりも懸念されます。
修理費用が高額になる見込みがある場合は、査定に出してみるのも良いでしょう。

事故車の安全性

軽い事故を起こしてしまい、傷がほとんどなく見た目としては通常の車と変わらない場合があります。

しかし、内部のエンジンやシステム関連のパーツが故障しており、それにより事故を引き起こしてしまう場合があります。

この場合、まずは専門業者に確認をしてもらい、修理をした方が良いのか、査定に出した方が良いのか判断すると良いでしょう。

車を乗り続けている期間

長年愛車に乗っていると愛車に乗り続けたいというユーザーも多いのではないでしょうか。
メンテナンス次第では、かなり長期的に乗り続けることができるでしょう。

しかし、車の寿命は約13年ほどなので、その期間が買い替えする目安です。
この期間を目安に査定に出してみるのも良いでしょう。

人気のある車種の事故車買取価格の例

人気のある車種の場合、事故車でもどのくらいの価格帯で買取されているのでしょうか。
キャスト、タント、ジムニー、N-BOXを例にご紹介していきます。

ダイハツ キャスト

「タウ」では、2022年に発売されたダイハツ キャストの事故車が15万円で買取されています。

車両状態は悪く、エンジン、エアバッグに異常がありました。

ダイハツ タント

「タウ」では、2017年に発売されたダイハツ タントの事故車が21万円で買取されています。

車両状態はそれほど悪くなく、エンジンとエアバッグに異常はありません。
走行性と安全機能に直結するパーツに異常がなければ、20万円以上の高価買取が期待できることが伺えます。

スズキ ジムニー

「タウ」では、2022年に発売されたスズキ ジムニーの事故車が25万円で買取されています。
25万円と高額ですがこちらの車両状態は悪く、エンジン、エアバッグともに異常があります。

ベストセラー車両であることに加えて、買取されたのが2022年で新車時期であるため高価買取が叶ったと考えられます。

N-BOX

「タウ」では、2019年に発売されたホンダ N-BOXの事故車が43万円で買取されています。
これまでにご紹介したなかで最も高い買取り額です。

こちらはエンジン、エアバッグともになく、買取は新車時期にあたる2020年にされています。
やはり、新車時期で人気の高い車両は高価買取される傾向にあるようです。

事故車を少しでも高く売るポイントと注意点

大幅に価値がダウンすることを抑えて少しでも高く売るポイントと、買取に出す際の注意点を解説していきます。

高く売るための5つのポイント

事故車を少しでも高く売るためのポイントをご紹介していきます。

【価格アップを狙う方法1】相見積もりで一番高い金額の業者を選ぶ

できるかぎり高く売りたいと考えている方は、必ず相見積もりを行いましょう。

1社だけに絞り買い取ってもらうと、本当にその査定額が妥当なのかわかりません。
複数社に見積もりを出してもらい比較すれば、その中から最も高い業者を選べます。

【価格アップを狙う方法2】買取価格の相場を把握しておく

価格アップを狙うのであれば、買取価格の相場を把握することも大切です。
査定額の妥当性を判断するために相場の把握が役立ちます。

相場を調べる際は、メーカーや車種、年式が同じものを探し、走行距離が近いものを参考にしましょう。

【価格アップを狙う方法3】事故車専門もしくは廃車買取専門業者に買い取ってもらう

高価買取を目指すためには、事故車専門もしくは廃車買取専門業者に買い取ってもらいましょう。

事故車専門もしくは廃車買取専門業者は、中古車としての売却だけでなく、パーツでの売却や海外への輸出などルートが豊富なため買取額の増額が期待できます。

【価格アップを狙う方法4】外装・内装を掃除して綺麗にする

すでに修理済みの車両に限られますが、外装・内装を掃除して綺麗にしておくことで買取価格がアップする可能性があります。

修復歴はあったとしても大切に車を扱っていると認識され、査定額の減額が少なめになるケースがあるためです。

【価格アップを狙う方法5】一括査定で一番高い業者を選ぶ

相見積もりよりも簡単に一番高い業者を選ぶ方法に一括査定があります。
一括査定とは、10社程度に一括で査定依頼が出せるサービスやサイトを利用する方法です。

相見積もりとは違って1社ごとに自ら見積もり依頼を出す手間が省けるため効率よく見積もり比較ができます。

査定に出す際の注意点

事故車を査定に出す際の注意点は5つあります。

【注意点1】修復歴は正直に話す

修復歴があると査定金額が減額する可能性があるため、言いたくないかもしれませんが、必ず正直に話しましょう。

修復歴の有無は車両状態を確認すれば、すぐに分かってしまいます。
信頼関係を築くためにも隠さず全て話しましょう。

【注意点2】中古車の場合は事前に事故車かどうか調べておく

もともと中古車である場合は事前に事故車どうか調べておきましょう。
修復歴の有無を購入した店舗もしくは前オーナーが隠ぺいしている場合、あなたに非はありません。

しかし、事前に知っておくほうがトラブルは避けられるため、整備記録や店に問い合わせるなどして確認することをおすすめします。

【注意点3】ローン返済期間中は残債と所有権に注意する

ローンの返済期間中に買取してもらいたい場合、残債と所有権の確認が必要です。
所有権があなたではなく、ローン会社にある場合があり、ローンを完済しなければ売却できません。

また、ローン返済が残っている場合、組み換えが必要です。
返済額が多く残り過ぎていると、車に乗り換える場合、購入額と合算することになるため返済額が困難になる可能性があります。

【注意点4】還付金の金額を確認する

事故車を買取に出すと税金などの還付金があるケースがあります。

還付金はあるのか、またある場合はどのくらいの金額なのかあらかじめ確認しましょう。
悪徳業者にあたり、還付金を横領されるケースがあります。

【注意点5】必要書類の準備を早めにしておく

スムーズに取引きを進めるためにも、必要書類の準備を早めにしておきましょう。
基本的に必要な書類は、自動車検査証、自賠責保険証明書、整備記録簿です。

ほかにも必要とする場合もあるため、確認して用意しましょう。

事故車買取業者の適切な選び方

事故車買取業者の適切な選び方のポイントは以下の4つです。

【見るポイント1】迅速な対応が可能か

手放す車を長く放置させておきたくない方は、迅速に対応してもらえるか確認しましょう。

迅速に対応してもらえる業者は、査定日を早めにしてくれるため、買取までスピーディです。

【見るポイント2】事故車の買取実績が豊富か

事故車の買取実績が豊富かどうかも見るべきポイントです。
事故車の査定は通常の査定とは異なり知識が必要です。

よって、買取実績が多いことは、査定額や査定時の確認に安心を持てる買取業者であるといえます。

【見るポイント3】事故車の買取を行っているか

買取業者によっては事故車を不可としているところがあります。
そのため、かならず査定を依頼する前に確認すべき内容です。

【見るポイント4】専門業者を選ぶ

事故車買取専門業者を選ぶメリットは、査定額がアップしやすいところにあります。

専門店ではなくても事故車を取り扱っている買取店がありますが、そのような場合は査定額は低い傾向です。

修復歴のない車両のニーズが高いため、どうしても事故車の価値が下がるためです。
査定金額の減額を抑えたい方は専門店かどうかを見ましょう。

まとめ

事故車の買取は可能ですが、大幅に査定金額の減額が考えられます。

しかし、買取店の買取後のルート、人気度、新車かどうかなど条件によっては高価買取もあり得ます。
諦めずに査定に出してみましょう。

中古車を高く売るためのコツについても詳しくご紹介していますので、こちらも合わせてご確認ください。

よくある質問

Q1.事故車はどれくらい査定額が落ちる?

平均30万円落ちるとされています。

 

Q2.事故車の廃車代はいくら?

ディーラーに依頼する場合、2万円〜8万円程度かかります。

記事一覧はこちら

関連記事