ロードスターを高く売るには？買取相場やリセールが良いグレードもご紹介

愛車を高く売るにはどうしたらいいのか？代替えや処分を検討する方にとっては少しでも高く売りたいと思うはずです。マツダのロードスターは人気があり買取価格も期待できますが、何も知らないと損をしてしまうかもしれません。

この記事では、マツダの人気スポーツカーであるロードスターを、少しでも高く売る方法や買取相場そしてリセールが良いグレードなどをご紹介していきます。

ロードスターの買取を希望する方は是非ご一読ください。

目次

マツダ　ロードスターについて

マツダ　ロードスターとは？
新車価格・中古車相場
特徴やどういった方におすすめの車種か
魅力はなに？

マツダ　ロードスターの人気モデルやグレード

人気モデル
人気のグレードや装備

マツダ　ロードスターの買取市場での評価

海外人気はあるのか
需要が高い車種か
あまりリセールが期待できないグレードorモデル

年式・グレード別に買取相場をご紹介

グレード別の買取相場
年式別の買取相場

マツダ　ロードスターを高額査定してもらうためには

高額査定を狙えるグレード
オプションや装備・マツダスピードなどでプラスに査定してもらうことは可能か

まとめ

マツダ　ロードスターについて

1989年に初代が発売されたオープンタイプのライトウェイトスポーツカーです。
2016年には累計生産台数が100万台達成するなど、スポーツカーとしては大ヒット車種となりました。

初代発売当時の当時のマツダは5チャンネル体制となっており、ロードスターはユーノス店が取り扱っていました。
そのため初代モデルはユーノスロードスターとして販売され、エンブレムもマツダではなくユーノスのエンブレムが採用されています。

その後1998年にユーノス店の廃止を受け、車名をユーノスからマツダに変更し2代目と入れ替わりました。

マツダ　ロードスターとは？

リトラクタブルヘッドライトを備えた全長3,970mm、全幅1,675mmというコンパクトなオープンボディのロードスターは、消滅しかけていたライトウェイトスポーツカー市場が活性化する起爆剤ともなりました。

発売当初は1トンを切る軽量な車体に直列4気筒の1.6Lエンジンをフロントミッドシップに搭載し、手動式の手動式のソフトトップを備えていました。その後1.8Lエンジンに変わりパワーアップします。

1998年にモデルチェンジされ2代目となりリトラクタブルヘッドライトは廃止、1.6Lエンジンも復活してエンジンは1.8Lとの2本建てになります。また、2003年にはクーペモデルのロードスタークーペ
や限定車ながらターボモデルのロードスターターボも発売されています。

2005年に登場した3代目モデルは、全幅が1,720mmとなって3ナンバーサイズとなり、全長もマイナーチェンジ後には4,020mmまで拡大しています。エンジンも2.0Lになりさらにパワーアップされました。また、2006年にはパワーリトラクタブルハードトップ（RHT）仕様が追加されています。

そして2015年に現行モデルとなる4代目が登場します。全幅は1,735mmと3ナンバーのままですが、フロントオーバーハングを短くするなどで、全長を3915mmと初代モデルを下まわるコンパクトボディとなりました。

エンジンは直噴1.5Lガソリンエンジンのみとし、軽量化によって多くのグレードが1トンを切っています。2016年にRHTの後継モデルであるロードスターRFが登場、2.0Lエンジンが搭載されました。

新車価格・中古車相場

現行モデルのロードスター（2022年商品改良車）の新車価格は、消費税込で2,689,500 円から3,422,100円となっています。スポーツカーでこの価格は非常にリーズナブルと言えるでしょう。
また、パワーリトラクタブルハードトップのロードスターRFは、3,527,700円から3,988,600円となっており、同じRSグレード同士で比較するとロードスターRFの方がロードスターより約56万円高くなります。

ロードスター新車価格

ロードスターRF新車価格

中古車相場も非常に高く、特徴的なのは現行モデルだけでなく各モデルにファンがいることで、モデルや年式に捕らわれない価格になっていることです。具体的には現行モデルが130万円台〜410万円台、旧型全てを平均すると30万円台〜330万円台です。

特徴やどういった方におすすめの車種か

ロードスターは初代から一貫して軽快な走りを楽しめ、オープンエアの爽快なドライビングを楽しめるのが最大の特徴です。国内にも多くのライトウエイトスポーツカーがありますが、普通車のオープンカーはロードスターだけです。

ロードスターはけっして普段使いに便利な車ではなく、2シーターでもあるのでファミリーカーとしては向きません。
休日にはレジャーではなく純粋にドライブを楽しみたい、家族用には違う車種があるので2代目はオープンカーになりたい。
そのようなライフスタイルの方におすすめできます。

魅力はなに？

ロードスターは、ライトウェイトスポーツのオープンカーを、高いレベルの走行性能で実現しています。スポーツカーがこだわるパワーと速さはほどほどに、気持ちよく走れることを最優先したことが魅力です。
そのためにロードスターはオープンカーという手法を用い,さらに魅力を増幅させることに成功しました。

また、本格的オープンカーであるのに、200万円台からというリーズナブルな価格設定も、歴代モデルを通じて魅力のひとつとなっています。

マツダ　ロードスターの人気モデルやグレード

次は、4世代に渡るロードスターの中から人気モデルやグレードを紹介します。

人気モデル

各モデルとも人気がありますが、2代目モデルは初代をビルドアップした初期ロードスターの安静系として人気があります。
また、クーペモデルのロードスタークーペや限定車のターボモデルといったモデルの多さも人気の理由となっています。

人気のグレードや装備

人気のグレードはモデルを通じて「S」グレードのMT車です。
もっともロードスターらしく、過度な装備はないものの必要なものは揃っており、ロードスター乗りにとってのスタンダードといっていいでしょう。
また、現行モデルでは「RS」が人気となっています。

マツダ　ロードスターの買取市場での評価

マツダロードスターの買取市場での需要や傾向といった評価、そして海外での人気をご紹介しましょう。

海外人気はあるのか

日本よりも海外での人気が高いのがロードスターの特徴です。
日本国外ではマツダMX-5、アメリカではマツダMX-5ミアータと呼ばれ、誕生を記念したミーティングではイギリス、フィリピン、タイからもオーナーが集まるほどです。

需要が高い車種か

今でも新車が販売されているように、需要は非常に高いと言えます。
ニーズとしては広くはないのですが、ライバルが不在と言う事もあって一定の購買層が確実にいます。

あまりリセールが期待できないグレードorモデル

特にリセールが期待できないグレードやモデルはないのですが、走るのが楽しい車なだけに過走行車が多い傾向があります。
このような過走行車や手入れが悪い車体なども、大きなマイナス要素となります。

年式・グレード別に買取相場をご紹介

ロードスターの年式とグレード別に買取相場をご紹介します。

※下記買取相場は、
赤字：グッドスピードの買取実績
黒字：WEB上の外部サイトより参照しております。

グレード別の買取相場

年式別の買取相場

マツダ　ロードスターを高額査定してもらうためには

ロードスターの中でも高額査定になりやすいグレードやオプションをご紹介します。
所有されている方はぜひ買取査定をしてみましょう。

高額査定を狙えるグレード

初代ならグリーンのボディカラーの「Vスペシャル」、2代目なら限定車の「NR リミテッド」や「マツダスピード ロードスター」、3代目は「マツダスピードM’z Tune」特別仕様車「20周年記念車 」、そして現行モデルでは「タイプRS」と「990S」が高額査定を狙えます。

オプションや装備・マツダスピードなどでプラスに査定してもらうことは可能か

マツダスピード製のパーツ類は純正扱いなのでプラス査定につながります。
高額なパーツも多いので査定時には細かく説明して見落としされないようにしましょう。
また、購入時の明細なども保管しておきましょう。

中古車を高く売るためのコツについても詳しくご紹介していますので、こちらも合わせてご確認ください。

まとめ

マツダが腰を据えて改良し続けたロードスターは、車好きであれば一度は乗ってみたい車の一つと言えます。所有されている方はきっと愛車を大事にされているはずですから、出来るだけ高く買取ってもらいたいと思うのは当然です。そのためには買取相場や中古車相場を理解しておくことが重要です。

現行モデルのモデルのロードスターも8年目を迎え、モデルチェンジの噂も聞こえてきます。モデルが古くならないうちに、できるだけ早く買取査定をしてみましょう。