ワゴンRを高く売るには？買取相場やリセールが良いグレードもご紹介

今所有しているワゴンRがそろそろ古くなってきた、まだ値が付くうちに買取に出したいなど、売却を考えている方もいらっしゃることでしょう。
ワゴンRの場合、長年にわたりモデルチェンジを繰り返し多くのユーザーを獲得してきた経緯があるため、市場に出回っている台数も多いです。
そこで本記事ではワゴンRの買取相場についてご紹介していきます。
またどんなグレードやオプション・装備であればリセールが良くなるのかについても解説いたしますので、査定価格が気になる方も是非参考にしてみてください。

目次

ワゴンRについて　

スズキワゴンRとは？
新車価格・中古車相場
特徴やどういった方におすすめの車種か
魅力はなに？

スズキワゴンRの人気モデルやグレード

人気モデル
人気のグレードや装備

スズキワゴンRの買取市場での評価

海外人気はあるのか
需要が高い車種か
あまりリセールが期待できないグレードorモデル

年式・グレード別に買取相場をご紹介

グレード別の買取相場
年式別の買取相場

スズキワゴンRを高額査定してもらうためには

高額査定を狙えるグレード
オプションや装備・モデリスタなどでプラスに査定してもらうことは可能か

まとめ

ワゴンR について

ここからはワゴンRの買取相場や車種の特徴・魅力をご紹介していきますが、その前に新車・中古車相場について触れておきます。
また、この車はどのような方におすすめなのでしょうか。その点についても併せて解説いたします。
新たに購入予定の方も是非一読してみてください。

スズキワゴンR とは

ワゴンRは、スズキが販売している軽自動車です。？
軽自動車に関しては、狭い車内が弱点というイメージがあるかも知れません。？
確かに、以前までは軽自動車といえば女性などの比較的小柄な人が乗る車であるという認識が主流でした。？
しかしワゴンRの場合、全高を高めに設定しているため車内の居住性が良く、「男性にも評価される軽自動車を作ろう」をコンセプトとした人気のトールワゴンとなっています。？
そのため、新登場の1993年当時には「革命的」とも評され、その後の軽自動車市場に大きな影響を与えました。

新車価格・中古車相場

ワゴンRの新車価格は標準車が2WD車で約121万円～4WD車で約143万円～となっています。
また、ハイブリッド車では2WD車が138万円～1、4WD車では150万円～ほどで購入可能です。
一方、中古車については2003年デビューの3代目以降のモデルが市場で多く流通しているものの、実際には2012年9月デビューの5代目（旧型）と2017年2月デビューの6代目（現行型）が現実的なワゴンRの買取対象となってくるでしょう。
具体的には旧型で10万円～120万円、現行型で50万円～120万円程度がワゴンRの中古車相場となっています。
中古車の場合には走行距離やグレード、装備やオプションなども大きく影響してくる場合が多いため、新車よりも価格差が大きくなる傾向にあります。

特徴やどういった方におすすめの車種か

ワゴンRが発売されるまでの軽自動車は車高の低い乗用車、あるいは車内容積は広いが乗り心地に欠ける社用車を基にしたワンボックスカー仕様がほとんどでした。
対してワゴンRは、フロアパネルを二重構造にして座面を高くすることで足の疲れや圧迫感を軽減しました。
さらに、視点が高くなることでコンパクトカーと変わらない眺望や解放感を実現しました。
またワンボックスカーとは違い、床面は低いままであるため乗り降りもスムーズにできる車として人気を集めました。
このことからワゴンRは、女性だけでなく軽自動車を快適に運転したいという男性にもおすすめできる車種です。
視認性に優れ走行中も歩行者や交通状況が把握しやすいため、普段の買い物だけでなくレジャーにも便利に使用できます。

魅力はなに？

ワゴンRは1993年に新登場して以来、30年間にわたり5回のフルモデルチェンジ、8回のマイナーチェンジを行い、走行性能や居住性・安全面での改良を重ねてきました。
現行のモデルは2017年発売の6代目であり、軽自動車ランキングでも上位に位置するほどの人気車種となっています。このことからリセールにおいても期待ができます。
4人家族が乗って丁度良いサイズ感も、ワゴンRの買取相場を安定させている要因の一つとなります。
また、既存のスズキの乗用車・商用車のパーツを共有化することで徹底したコスト削減を実現しました。
企業努力により価格を抑えられていることも大きな魅力の一つです。
現行のワゴンRはほとんどのグレードでマイルドハイブリッドを採用し、車の購入価格だけでなく燃費を抑えたい方にも魅力的な車種と言えます。

スズキワゴンRの人気モデルやグレード

スズキのワゴンRは、軽自動車の規格内で天井を高くし、快適な室内空間を確保している軽ハイトワゴンの一つ。
そのため買取市場においてもワゴンRの需要は高い傾向にありますが、その中でも人気のモデルやグレードについてご紹介します。
人気の車種であれば高いリセールバリューが期待できるので、以下の記事を参考にしてみてください。

人気モデル

スズキワゴンRは1993年の新登場以来、フルモデルチェンジやマイナーチェンジを複数回行い、さらにその間にも多くのモデルが登場しています。
初代モデルは軽自動車の年間販売台数トップを連続でたたき出したほどの人気であり、現在でも初代ワゴンRは買取市場でも安定したリセールバリューを誇っています。
しかし最も人気のモデルと言えば、2017年に発売された6代目の現行モデルであり、3つのモデルがラインナップされています。
具体的には3モデルの中で最も価格が抑えられている標準モデルの「ワゴンR」、中間的な価格帯に位置しスポーティーな外観の「ワゴンRカスタムZ」、ターボ仕様の最上級モデルである「ワゴンRステイングレー」となっています。
中古車市場での平均価格は102万円前後であることから、買取市場でのリセールも一定以上の値が付くことが予想されます。

人気のグレードや装備

ワゴンRの中でも人気のグレードが「FX」です。
新車価格でも120万円程度から購入可能であるリーズナブルな価格、ミッション車の選択も可能という点でも人気が高く、買取市場での価格も安定しています。
また、ハイブリッドFXもラインナップされており、燃費を抑えながらレーダーブレーキサポートやスズキセーフティーサポートなどの装備も選択可能となっております。
そして、標準装備でマイルドハイブリッドが搭載されている「HYBRID FX-S」はSRSサイドエアバック、アダプティブクルーズコントロールなどを標準装備し、FXよりもさらに安全装備を強化。
リーズナブルな価格や低燃費も人気の理由となっています。

スズキワゴンRの買取市場での評価

スズキワゴンRは買取市場でどれほどの需要があるのでしょうか。
中古車の買取査定には海外での人気度や車種の需要の高さも大きく関わってきます。
ここではワゴンRの買取市場での評価について解説します。

海外人気はあるのか

ワゴンRは日本の規格に沿って作られた軽自動車ですが、実は海外でも需要が高く人気の車種となっています。
特徴的なのは単に日本国内で生産したワゴンRを輸出するのではなく、海外に拠点を置き排気量1000CC程度の車種として生産・販売されていることです。
例えばインドの「マルチ・スズキ・インディア」やパキスタンの「パック・スズキ」、インドネシアの「スズキ・インドモービル・モーター」などの子会社が販売しています。
そのため、ワゴンRは海外での知名度も高く人気の軽自動車であると言えるでしょう。

需要が高い車種か

ワゴンRは1993年に発売開始されてから今も現行モデルの生産が続いているロングセラーの軽自動車です。
また車高は1,650mmのハイトワゴンであり、その居住性の高さは後部座席で子供が立って移動できるほどの大きさです。
4人が乗っても圧迫感を感じず、荷物の収納スペースも十分な広さが確保されています。
ワゴンRのハイブリットモデルではマイルドハイブリッドが採用され、燃費の良さは他の軽ハイトワゴンの中でも群を抜くほどです。
また、スズキ セーフティ サポート、キーレスプッシュスタートシステム、運転席のシートヒーター、USB充電なども標準装備されているため、安全で快適な車種として需要の高い車種と言えます。

あまりリセールが期待できないグレード orモデル

中古車市場においてグレードやモデルの違いにより特にリセールバリューの悪くなっているワゴンRは特に見つかりません。
ただし年数がある程度経過し、走行距離も一定以上であれば数万円程度の買取価格となるケースもあります。
特にワゴンRの1代目モデル～3代目モデルでは平均中古車価格が20万円を切る相場であることから、買取価格もさらに低くなる可能性が高いです。

年式・グレード別に買取相場をご紹介

「スズキ　ワゴンR」の買取相場を年式とグレードの2つの点を紹介します。
※下記買取相場は、
赤字：グッドスピードの買取実績
黒字：WEB上の外部サイトより参照しております。

グレード別の買取相場

ワゴンＲ

ワゴンR　カスタムZ

ワゴンR　スティングレー

年式別の買取相場

ワゴンR

ワゴンR　スティングレー

スズキワゴンRを高額査定してもらうためには

ワゴンRの買取りで高額査定を狙うには、どのような条件が揃っていたら良いのでしょうか。
それにはまず所有しているワゴンRが人気のあるグレードであるのか、またオプションや装備などは高額査定に関係するのかなど、事前に把握しておきたいポイントもあるのです。

高額査定を狙えるグレード

ワゴンRの中でも高額査定が狙えるのは現行モデルであり、さらには年式の新しい車種となります。
ただし、車の状態にもよりますが新車購入から3年～5年ほどが経過していても「FA 4WD」では70万円～100万円程度、「HYBRID FZ」で60万円～100万円程度のリセールが期待できます。
さらに上級モデルの「HYBRID FZ Limited」では5年落ちでも50万円～90万円程度の買取価格となっているため、ワゴンRの人気がうかがえるといえるでしょう。

オプションや装備などでプラスに査定してもらうことは可能か

ワゴンRの人気グレードであれば装備やオプションも充実しています。
このような車種であれば買取査定で価格にプラスしてもらうことも可能でしょう。
例えば「デュアルセンサーブレーキサポート」です。
具体的には、前方の車や歩行者を認識し衝突の可能性があるとブザーで通知する機能、前方の衝突防止によるブレーキアシスト機能、自動ブレーキ機能などがそれに当たります。
また安全運転をアシストする装備の他にも、アクセルを踏まずに一定速度を維持できる「クルーズコントロールシステム」なども装備されている場合、査定に有利になるでしょう。
中古車を高く売るためのコツについても詳しくご紹介していますので、合わせてご確認ください。

中古車を高く売るためのコツについても詳しくご紹介していますので、合わせてご確認ください。

まとめ

ワゴンRは軽自動車の窮屈な室内環境を車高が高くゆったりとした空間へと改良した先進的なトールワゴンです。
1993年の新登場から長きにわたり人気を博してきた歴史があり、買取市場での価格も安定しています。
ただし、高いリセールバリューを狙うのであれば年式も新しいうちがおすすめであり、人気のモデルやグレードであることも欠かせない条件のひとつとなるでしょう。