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納車前・修理状況
本日は、ディスカバリー3でバックドアが開かなくなってしまったお車の修理です。
実際にバックドアのスイッチを押してみると、アクチュエーターの作動音はするもののバックドアが開きません。
そこで、まずはバックドアを開けるところから作業スタートです。
ディスカバリー3は、荷室からバックドアを開けるためのレバーやサービスホールがありません!
そのためバックドアが閉まっている状態のまま、バックドアの内装を破壊し外す必要があります。
手の細い人なら、内装を浮かして隙間から工具を入れ空けることが出来るかもしれませんが、私は無理でした 😥
今回は、バックドアの内装に直径50mm程度の穴を空けました。
穴の隙間からマイナスドライバーを入れ、バックドアラッチを引いてあげると
バックドアが開きます。 😮
バックドアが開いたら内装を外し、バックドアのアクチュエーターとラッチを外していきます。
外したアクチュエーターを調べると、ワイヤーの先端が破断していたためアクチュエーターの動きがラッチに伝わらず
バックドアが開かなくなってしまっていました。
バックドアアクチュエーター、バックドアラッチを新しいものに交換して、内装を戻していきます。
今回は保証修理の為、サービスホールのカバーとバックドアの内装も新しいものを取り付けさせていただきました。
通常、今回の修理費用は、部品代が約55000円、工賃が約10000円になりますが、
今回は保証修理の為お客様負担は無く修理することが出来ました。
ちなみに自費修理等で安価に済ませたいのであれば、穴の開いたバックドアの内装、アクチュエーターを再利用させていただければ、
総額30000円程度で直すことができると思います。
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