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走行中オーバーヒート気味になり、エンジンストップしたと、お客様より連絡が有りました。グッドスピードロードサービスでインターナショナル店へ入庫となりました。見ると、ファンベルトが熱で溶けたように切れていました。ファンベルトが切れますと、ウォーターポンプが回らなくなりますので、オーバーヒートぎみとなり、オルタネーターも止まってしまう為場合によてはすぐにエンストとなります。クーラーコンプレッサーや、アイドラプーリーなど点検しましたが、皆スムーズに回ります。といりあえず新しいファンベルトを取り付けてエンジンをかけてみると、クランクプーリーがふらふらしながら回っています。っと言うことで、クランクプーリーを外してみます。
プーラーを取付、クランクプーリーを外します。MINIは結構固くて大変です(^_^.)
外すとこんな感じです。
画像では分かり難いかもしれませんが、円状になっているボルトの頭がプーリーに接触して少し削れています。
新品の部品左と比べると、中心のクランクシャフトに取り付ける部分と、ファンベルトが付くプーリーの部分の間に有るゴムの部分が溶けて一部が飛び散った跡があります。クーパーSのクランクプーリーは弱いとは聞いていましたが、今回は少々早かったような気がします。オーナーに聞きました所、スポーツ走行が得意て高回転で運転することが多かったそうです。スーパーチャージャー付きエンジンでそれなりに走られる方は、お早目の点検を御願いします。
新しいプーリー、ファンベルトを取り付け、作業終了です。今回は水温が上がってすぐ連絡を頂き、ロードサービスて車を運びましたので、オーバーヒートによるダメージは見受けられませんでした。
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