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スバルの軽自動車を一覧にして徹底解説!ダイハツ車との比較や新型車も紹介

スバルが発売している軽自動車、実はすべてダイハツからOEM供給されたモデルということをご存じですか?

「それって普通のダイハツ車とどう違うの?」「どんなモデルがあるの?」と気になっている方も多いはず。

本記事では、スバルの軽自動車を一覧にして詳しく解説し、ダイハツ車との比較や最新モデル情報をお届けします。

スバルの軽自動車が気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

スバルの軽自動車の歴史と特徴

スバルの軽自動車の歴史
スバルの軽自動車はすべてOEM車

スバルの軽自動車全7車種を紹介

ステラ
ステラカスタム
プレオ+
シフォン
シフォンカスタム
サンバーバン
サンバートラック

スバルにOEM供給しているダイハツ車との比較

ムーヴ
タント
ミライース
ハイゼットカーゴ

2024年10月に新型「シフォントライ」が登場!

まとめ

スバルの軽自動車の歴史と特徴

スバルは、国内の自動車メーカーの中でも、ダイハツとマツダの次に歴史の長い自動車メーカーです。

現在は、自動車メーカーとして有名ですが、創設当時は航空機事業も展開していたことは、広く知られていないように思います。

ここでは、スバルの歴史と、現在生産されているスバル軽自動車について紹介していきます。

スバルの軽自動車の歴史

スバルは、創設から100年以上の歴史を持つ自動車メーカーです。

創設当時は航空機事業も展開しており、第2次世界大戦時に軍用機を生産する「中島飛行機株式会社」という名前の会社でした。
戦後は、12社に解体され、その中の5社を吸収合併することで1953年に「富士重工業株式会社」として生まれ変わっています。

現在の6つの光をあしらったエンブレムは、小さな光が5つの会社を象徴し、大きな光が「プレアデス星団(おうし座)」を表しています。
この星団の和名が「スバル(昴)」であることから、そこから名前を取ってSUBARU社になったと言われています。

自動車メーカーとして長い歴史を持つスバルですが、現在軽自動車の自社生産は行っていません。

その理由は、日本国内の軽自動車市場の競争が激しくなってきたからです。
現在、軽自動車は他社メーカーから豊富に発売されており、低価格化による利益率が低いのが現状です。

また、スバルはアメリカの自動車市場にも力を入れていましたが、コンパクトすぎる軽自動車の需要が低く、売れる見込みのない車を売る必要がなくなったからです。

こういった要因により軽自動車市場からの撤退を決めたのです。

スバルの軽自動車はすべてOEM車

2008年以降軽自動車の自社生産は行っていませんが、その代わりにOEM車として軽自動車の生産を行っています。

OEM車とは「Original Equipment Manufauturer」の略で、他社メーカーの車をベースに自社生産する車のことです。

OEM車は特に珍しいことではなく、ダイハツ「ロッキー」やトヨタ「ライズ」など、スペックは同等で、デザインを少し変えて販売するものが増えてきています。

スバルの軽自動車全7車種を紹介

ここからは本題であるスバルの軽自動車全7車種を紹介していきます。

気になる車種があれば、チェックしてください。

ステラ

ステラはダイハツ「ムーヴ」を基にした軽自動車で、2017年から3代目が販売されています。

広々とした車内と、最小回転半径4.4mで小回りが利くところが特徴です。
ドアは90度開き、乗り降りや荷物の積み降ろしがスムーズに行えます。

また、内装はシンプルでありながらおしゃれで、上級モデルではさらに上質な仕様も選べます。

ステラカスタム

ステラカスタムは、スタイリッシュで上質なデザインが特徴のモデルです。
多灯LEDヘッドライトやメッキフロントグリルが採用され、スポーティでおしゃれな外観をとなっています。

ボディカラーは11色から選べ、内装にはブラック基調の上質な装飾が施されています。
パノラミックビューモニターやスマートアシストIIIなど、優れた安全性能も搭載。

室内イルミネーションも装備され、快適でオシャレな走行が楽しめます。

プレオ+

プレオプラスは、ダイハツ「ミライース」をベースにしたコンパクトカーで、運転がしやすく日常使いに便利なところが特徴です。

新車価格が100万円以内とリーズナブルで、加えて燃費性能も優れており、WLTCモードで25.0km/Lを実現しました。
さらにエコ技術やアイドリングストップが搭載されており、維持費も抑えられます。

9色のボディカラーから選べ、グレードによって異なる内装や装備も魅力。
経済性と安全性を兼ね備えた一台です。

シフォン

シフォンは、ダイハツ「タント」をベースにした軽スーパーハイトワゴンです。

親しみやすいデザインと9色のボディカラーを展開しており、広い室内空間と便利な後席スライドドアが特徴です。

エントリーグレードでも便利な「ミラクルオープンドア」や、シートの撥水加工が標準装備されており、ファミリー層におすすめと言えます。

ターボ車も選べ、燃費性能も優れています。
さらに安全機能も充実しており、快適で安心なドライブが可能です。

シフォンカスタム

シフォンカスタムは、シフォンのドレスアップモデルで、スタイリッシュなエクステリアが特徴です。
大型フロントグリルやメッキパーツ、LEDヘッドランプで力強さを演出してくれます。

インテリアは黒を基調としたスポーティで高級感のあるデザインに、ソフトレザー調のコンビシートを採用しています。

便利な電動パーキングブレーキやオートブレーキホールド機能も搭載され、安全面にも配慮されています。
ターボ車も選べ、快適で走行性能の高い1台です。

サンバーバン

サンバーバンは、1961年に登場したスバルの歴史ある軽バンで、7代目以降はダイハツ「ハイゼットカーゴ」のOEMモデルです。

荷室はフラットにでき、商用や車中泊に便利なスペースを確保できます。

全グレードにスマートアシストを標準装備し、安全性も充実。
WLTCモードで15.6km/Lと燃費性能も優れています。

シンプルで実用的な内装と、効率的な荷物積載が特徴的です。

サンバートラック

サンバートラックは、ダイハツ「ハイゼットトラック」を基にした軽トラックです。

荷室は広く、作業効率を重視した設計で、さらに最小回転半径が小さく、狭い道でも小回りが利き、使い勝手が抜群です。

全グレードに衝突回避支援ブレーキ「スマートアシスト」が標準装備されており、安全性能も充実。

上級グレード「TC」には、LEDランプやメッキ加飾が採用され、現代的なデザインが特徴です。

スバルにOEM供給しているダイハツ車との比較

スバルの軽自動車はダイハツの軽自動車をOEM供給しています。

そのため、デザインが似ているものも多く、ダイハツの軽自動車が気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、OEM供給しているダイハツ車を紹介していきます。

ムーヴ

ムーヴは、広々とした室内空間と高い走行性能が魅力のダイハツの人気ハイトワゴンです。

1995年に登場し、2023年6月まで生産されました。

最終モデルでは、軽量かつ高剛性のボディや「Dアシスト切替ステアリングスイッチ」を採用し、快適なドライブを実現。

「スマートアシスト」や「LEDヘッドランプ」などの安全機能も充実しています。

ムーヴの中古車一覧はこちら

タント

タントは、ミラクルオープンドアを特徴とするスーパーハイトワゴンで、広い開口部が魅力です。

ファミリー層をターゲットにした親しみやすいデザインで、2019年のフルモデルチェンジを経て現在は4代目。

ベースグレード以外には「ウェルカムオープン機能」を搭載し、便利さも充実しています。

ミライース

ミライースは、ダイハツの「イーステクノロジー」を採用した「低燃費・低価格」を実現した軽自動車です。

現行モデルでは軽量高剛性ボディの「Dモノコック」を採用し、乗り心地と操縦安定性を両立しています。

「クールドi-EGR」を導入することで燃費性能を向上させ、2WDは25.0km/L、4WDは23.2km/Lを達成。

予防安全機能「スマートアシスト」も搭載し、安心して運転できる設計が魅力です。

ハイゼットカーゴ

ハイゼットカーゴは、広い荷室と高い積載性が特徴の軽商用バンです。

低床設計と大きな開口部で荷物の積み降ろしが簡単で、みかん箱68個やビールケース36個が積載できるほどの荷室スペースが確保されています。

2021年にフルモデルチェンジした現行モデルは、小回りの良さや最新の安全性能、便利なオプションが充実です。

さまざまな業種で働く人に最適なパートナーとして進化を遂げています。

2024年10月に新型「シフォントライ」が登場!

スバルは2024年10月に新型「シフォントライ」を発表しました。

シフォントライは、ダイハツが生産する「タントファンクロス」のOEM車として生産されており、シフォンにSUVのような頑丈さを合わせ持った車です。

エクステリアにはアウトドアシーンに合うフロントフェイスとルーフレールを装備し、インテリアには、アクティブなデザインと後席防水加工がされた専用のシートを採用。

パワーユニットには、660cc直列3気筒自然吸気エンジンが搭載され、駆動方式は2WDと4WDが設定されています。

価格もリーズナブルで、100万円台から購入できるところもシフォントライの魅力と言えるでしょう。

まとめ

本記事では、スバルの軽自動車の歴史やラインナップ7車種を紹介しました。

スバルの軽自動車は、現在自社生産されているものはなく、すべてダイハツのOEM車として発売されています。

ダイハツの高い技術力を活かしつつ、スバルらしいデザインや機能が加えられ、幅広いニーズに対応しています。

今回紹介した車種の中で、もし気になったものがあれば、ぜひチェックしてください。

よくある質問

Q.スバルの軽自動車は四輪駆動モデルがありますか?

はい、一部のモデルには四輪駆動(AWD)仕様があります。特に雪道や悪路に強い車を求める方に人気です。ダイハツの技術を活用しつつも、スバルの得意分野であるAWDのチューニングが施されている場合があります。

Q.スバルの軽自動車はどのような人におすすめですか?

スバルの軽自動車は、「ダイハツ車の信頼性を持ちながら、スバルのサービス体制やブランドが好きな方」に特におすすめです。また、四輪駆動車を探している方や、スバルの販売店で車を購入したい方にもぴったりです。

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