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ライズ「ハイブリッド」は、優れた燃費性能と4m以下というコンパクトなボディサイズを誇るSUV車です。
2024年11月に一部改良が発表され、性能やデザインがどのように変わったのか気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ライズハイブリッドの特徴やグレード別の違い、さらにライバル車との比較を紹介します。
ライズハイブリッドを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ライズハイブリッドの特徴
グレード
燃費性能
走行性能
エクステリアの特徴
ボディカラー
インテリアの特徴
安全性能
価格
ライズハイブリッドをグレード別で比較
ライバル車との比較
ロッキー
ヤリスクロス
ヴェゼル
まとめ
ライズハイブリッドの特徴
ライズハイブリッドは、5ナンバーのコンパクトボディながらも、SUVらしい優れた走行機能を合わせ持ったコンパクトSUV車です。
ライズの取り回しの良さと、燃費性能の向上が期待できるハイブリッドシステムを兼ね備えています。
まずは、ライズハイブリッドのグレードや燃費性能といった特徴を見ていきましょう。
グレード
ライズハイブリッドのグレードは「G」「Z」が用意されています。
2つの違いは後述しますが、「Z」の方がグレードが高く、インテリアや機能などが、より高品質なものとなっています。
なお、ライズのガソリンモデルはエントリーモデルである「X」が展開されていますが、ハイブリッドモデルには設定されていません。
燃費性能
冒頭でも紹介したように、ライズハイブリッドはガソリンモデルと比べても燃費性能が格段に向上しています。
ライズのハイブリッドモデルとガソリンモデルの燃費は以下の通りです。
燃費(WLTCモード) |
|
ハイブリッドモデル(1.2Lエンジン/2WD) |
28.0km/L |
ガソリンモデル(1.2Lエンジン/2WD) |
20.7km/L |
ガソリンモデル(1.0Lエンジン/4WD) |
17.4km/L |
ライズのハイブリッドモデルは、1.2Lエンジンの2WDで28.0km/Lという優れた燃費性能を誇っています。
これは、トヨタのヤリスクロスに次いで2番目に優れた燃費性能です。
ガソリン車と比べても約8〜10km/L高い数値となっており、パワーと低燃費を両立していることがわかります。
走行性能
種類 |
最高出力 |
最高トルク |
|
ハイブリッドモデル |
モーター (交流同期電動機) |
106ps/78kw |
17.3kgm |
ガソリンモデル (1.2Lエンジン) |
水冷直列3気筒 |
87ps/6000rpm |
11.5kgm/4500rpm |
ガソリンモデル (1.0Lエンジン) |
水冷直列3気筒 (インタークーラー付ターボ) |
98ps/6000rpm |
14.3kgm/2400~4000rpm |
ライズハイブリッドは、水冷直列3気筒エンジンとモーターを組み合わせたエンジンを搭載しています。
モーター100%で走行可能な「e-SMARTハイブリッド」を採用し、より街乗りでの走行が向上しています。
最大トルクは、17.3kgmとガソリンモデルよりも約3〜5kgmほど高くなっており、エンジンとモーターを両立することで、加速性の向上も実現されました。
エクステリアの特徴
ライズハイブリッドのエクステリアは、基本的にガソリンモデルと同じデザインが採用されています。
角張ったバンパーや台形のロアグリルが力強さを演出し、17インチタイヤや張り出したフェンダーで安定感を強調。
LEDシーケンシャルターンランプや薄型LEDヘッドランプで先進的な印象を与えつつ、SUVらしい存在感を備えています。
ボディカラー
ライズハイブリッドは、モノトーン(1色)とツートンカラー(2色)の全部で11色のボディーカラーを採用しています。
それぞれのカラーラインナップは以下の通りです。
【モノトーン】
・シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック
・スムースグレーマイカメタリック
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ナチュラルベージュマイカメタリック
・マスタードイエローマイカメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン
・ターコイズブルーマイカメタリック
【ツートンカラー】
・ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーメタリック
・ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック×スムースグレーマイカメタリック
どのカラーも人気が高く、ユーザーのニーズを満たせるカラー展開となっています。
特に「ブラック」「ホワイト」「グレー」は人気が高い傾向があり、リセールバリューが期待できます。
頻繁に乗り換えを考えている方は、上記3つのカラーを選ぶのがおすすめです。
インテリアの特徴
ライズハイブリッドのインテリアは、広々とした室内空間が特徴で、前席後席ともに快適な膝まわりスペースが確保されています。
運転席はヒップポイントが高く、視界も良好です。
ハイブリッド専用の計器類が搭載され、走行モードやバッテリー残量を一目で確認可能です。
シートアレンジの自由度も高く、荷物が多い時はリアシートを倒して広い積載スペースを確保できます。
安全性能
ライズハイブリッドには、「トヨタセーフティセンス」と呼ばれる、最先端の安全技術システムが搭載されています。
このシステムは、JNCAP(Japan New Car Assessment Program)と呼ばれる、自動車の衝突安全性評価の最高ランクである「ファイブスター賞」を受賞しています。
また、事故の予防や運転をサポートする「スマートアシスト機能」も搭載しており、安心安全なドライブが可能です。
ライズハイブリッドに搭載されている安全装備は以下の通りです。
・衝突警報機能(対車両・対歩行者[昼夜])/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者[昼夜])
・標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)
・先行車発進お知らせ機能
・全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール/停止保持機能あり)
・LKC(レーンキープコントロール)
・車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制制御機能
・ふらつき警報
・路側逸脱警報
・BSM(ブラインドスポットモニター)
・オートハイビーム
・ADB(アダプティブドライビングビーム)
・サイドビューランプ
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
・コーナーセンサー(フロント2個/リヤ2個)
・スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
・パノラミックビュー
・RCTA(リヤクロストラフィックアラート)
価格
ライズハイブリッドの価格は以下の通りです。
Z |
G |
|
新車価格 |
215.2万円~244.2万円(税込) |
195.8万円~226.3万円(税込) |
中古車価格 |
224.8万円〜231.8万円(税込) |
129万円~308.8万円(税込) |
Zモデルの方が上位グレードとなるため、新車と中古車ともに価格が高い傾向です。
しかし、Zモデルはリセールバリューが期待できるので、乗り換え頻度が高い方はZモデルを選ぶことをおすすめします。
ライズのハイブリッドの在庫はこちら
ライズハイブリッドをグレード別で比較
ライズハイブリッドは、「Z」「G」の2つのグレードが展開されています。
ここでは、それぞれのスペックを表にして紹介していきます。
Z |
G |
|
ボディサイズ (全長×全幅×全高) |
3,995mm×1,695mm×1,620mm |
|
室内サイズ |
1,955mm×1,420mm×1,250mm |
|
乗車人数 |
5名 |
|
燃費性能 (WLTCモード) |
28.0㎞/L |
|
排気量 |
1.2L |
|
内装 |
・ファブリック・ブラックシート ・シートヒーター ・本革巻きステアリングホイール ・本革巻きシフトノブ ・ソフトパッド付きフロントドアアームレスト ・ソフトパッドアームレスト付きコンソールボックス |
・ファブリック・ブラックシート ・ウレタンステアリングホイール ・アームレスト付コンソールボックス |
装備・機能 |
・LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付) ・LEDフロントフォグランプ ・LEDリヤフォグランプ(バンパー右側) ・LEDフロントシーケンシャルターンランプ ・LEDイルミネーションランプ ・17インチアルミホイール |
・LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付) ・16インチアルミホイール |
安全機能 |
・プリクラッシュセーフティ ・レーンデパーチャーアラート ・ADB(アダプティブドライビングビーム) ・レーンキープコントロール ・コーナリングトレースアシスト ・サイドビューランプ |
・プリクラッシュセーフティ ・レーンデパーチャーアラート ・オートハイビーム |
ZグレードとGグレードの基本スペックは同じです。
異なるポイントは、内装や装備・機能、安全機能などです。
上位グレードであるZの方がより多くの機能を搭載しており、加えて内装も本革を採用するなど豪華となっています。
ライバル車との比較
ライズハイブリッドを検討する方の中には、ライバル車と比較をしたい方も多いと思います。
ここでは、3つの車種のスペックと比較して、その違いを紹介していきます。
ロッキー
ロッキーハイブリッド |
ライズハイブリッド |
|
ボディサイズ (全長×全幅×全高) |
3,995mm×1,695mm×1,620mm |
3,995mm×1,695mm×1,620mm |
室内サイズ (全長×全幅×全高) |
1,955mm×1,420mm×1,250mm |
1,955mm×1,420mm×1,250mm |
乗車人数 |
5名 |
5名 |
燃費性能 (WLTCモード) |
28.0km/L |
28.0km/L |
排気量 |
直列3気筒1.2Lハイブリッド |
直列3気筒1.2Lハイブリッド |
ライズハイブリッドとロッキーハイブリッドの基本スペックは同じです。
これは、ライズがロッキーのOEM車として誕生したからです。
2つの大きな違いは、エクステリアとインテリアにあります。
ライズは、スタイリッシュな印象を与えてくれる見た目で、加えて内装も上質です。
一方、ロッキーはワイルドな見た目が印象的で、アウトドアシーンにぴったりな見た目となっています。
ヤリスクロス
ヤリスクロスハイブリッド |
ライズハイブリッド |
|
ボディサイズ (全長×全幅×全高) |
4,180〜4,200mm×1,765mm×1,580〜1,590mm |
3,995mm×1,695mm×1,620mm |
室内サイズ (全長×全幅×全高) |
1,845mm×1,430mm×1,205mm |
1,955mm×1,420mm×1,250mm |
乗車人数 |
5名 |
5名 |
燃費性能 (WLTCモード) |
27.8〜30.8km/L |
28.0km/L |
排気量 |
直列3気筒1.5Lハイブリッド |
直列3気筒1.2Lハイブリッド |
ヤリスクロスのハイブリッド車と比較すると、ボディサイズの全長と全幅がヤリスクロスの方が少し大きいサイズでした。
燃費性能もヤリスクロスの方が高く、さらにライズハイブリッドには設定されていない4WDハイブリッドも採用されています。
また、排気量も0.3Lほど高く、ヤリスクロスの方がスペックが高いことがわかります。
ヴェゼル
ヴェゼルハイブリッド |
ライズハイブリッド |
|
ボディサイズ (全長×全幅×全高) |
4,340mm×1,790mm×1,580〜1,590mm |
3,995mm×1,695mm×1,620mm |
室内サイズ (全長×全幅×全高) |
2,020mm×1,445mm×1,225mm |
1,955mm×1,420mm×1,250mm |
乗車人数 |
5名 |
5名 |
燃費性能 (WLTCモード) |
21.3〜26.0km/L |
28.0km/L |
排気量 |
直列4気筒1.5Lハイブリッド |
直列3気筒1.2Lハイブリッド |
ヴェゼルハイブリッドと比較すると、ボディサイズや室内サイズはヴェゼルの方が大きいサイズでした。
また、排気量も直列4気筒1.5Lハイブリッドを採用しており、ヴェゼルの方が優れたエンジン性能となっています。
しかし、ボディサイズが一回り小さいことや、排気量が低いことから、ライズの方が燃費性能は優れています。
まとめ
本記事では、ライズハイブリッドの特徴を徹底解説し、グレードの比較やライバル車との比較を紹介しました。
ライズハイブリッドは、ライズらしい取り回しの良さと、優れた燃費性能を融合したハイブリッド車です。
モーターが合わさることでガソリン車よりも走行性能が高く、燃費性能の向上も実現しています。
ライバル車と比較しても、コンパクトSUVとしての取り回しの良さや経済性が際立っています。
ライズハイブリッドを検討する方は、その魅力をぜひ1度体感してみてください。
よくある質問
Q.ライズ ハイブリッドとガソリン車の違いは何ですか?
主な違いは動力システムです。ハイブリッドモデルはエンジンと電動モーターを併用し、燃費効率が良い点が特徴です。また、静粛性や加速性能が向上しています。一方、ガソリン車は価格が抑えられており、初期費用を重視する方におすすめです。
Q.ライズ ハイブリッドの荷室容量は十分ですか?
ライズ ハイブリッドの荷室容量は約369L(ガソリン車と同等)で、日常の買い物やアウトドア用品の収納に十分な広さを確保しています。後部座席を倒せばさらに広いスペースが利用可能です。
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