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トヨタが誇るSUVラインナップの中でも人気の「RAV4」と「カローラクロス」。
「どちらを選ぶべきか?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、それぞれの特徴やスペックを詳しく解説し、どちらがあなたにぴったりなのか深掘りしていきます。
納得のいく車選びのために、ぜひ参考にしてください。
目次
RAV4とカローラクロスのスペックと特徴
RAV4のスペックと特徴
カローラクロスのスペックと特徴
RAV4とカローラクロスのスペックを細かく比較
ボディサイズ・室内サイズ
後部座席・荷室サイズ
グレード・乗車定員
内装
パワーユニット・使用燃料・燃費・排気量・燃料タンク容量
取り回し
カラーラインナップ
安全性能
価格
RAV4とカローラクロスの選択で決め手に欠けると感じたら
アウトドア仕様の車が良いなら「RAV4」
コンパクトで選ぶなら「カローラクロス」
まとめ
RAV4とカローラクロスのスペックと特徴
トヨタの「RAV4」と「カローラクロス」は、性能やデザイン、使い勝手の面で高い評価を得ています。
両モデルはそれぞれ人気が高いことから、よく比較されやすいSUV車です。
ここでは、これらのふたつの人気SUVについて、それぞれのスペックと特徴を詳しくご紹介します。
RAV4のスペックと特徴
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,335mm 〜4,610mm×1,815mm〜 1,865mm×1,685mm〜1,735mm |
室内の広さ(室内長×室内幅×室内高) |
1,820mm〜1,890mm×1,495mm〜1,515mm×1,230mm〜1,240mm |
パワーユニット |
ガソリン PHV(ハイブリッド) PHEV(プラグインハイブリッド) |
駆動方式 |
2WD 4WD E-Four |
燃費 |
ガソリン:15.2〜15.8km/L ハイブリッド:20.6〜21.4km/L PHEV:22.2km/L |
トヨタRAV4は1994年に登場したクロスオーバーSUVで、現在の5代目モデルは2019年に発売されました。
コンパクトながらも、優れた走行性能と広い荷室を備え、都市部のドライブからアウトドア活動まで幅広いシーンで活躍します。
最新の4WDシステムやハイブリッド車を搭載し、走行性能や燃費性能が向上。
さらに、全車に「Toyota Safety Sense」を標準装備し、安全性も確保されています。
カローラクロスのスペックと特徴
ボディサイズ(全長×全幅×全高) |
4,490mm×1,825mm×1,620mm |
室内の広さ(室内長×室内幅×室内高) |
1,800mm~1,805mm×1,505mm×1,260mm~1,265mm |
パワーユニット |
ガソリン ハイブリッド |
駆動方式 |
2WD E-Four |
燃費 |
ガソリン:14.4km/L ハイブリッド:24.2~26.2km/L |
カローラクロスは、2021年に登場したトヨタのカローラシリーズ初のクロスオーバーSUVです。
セダンとしての伝統を活かしつつ、「アーバンアクティブ」をコンセプトにしたダイナミックなデザインが特徴です。
街乗りからアウトドアまで幅広いシーンに対応し、機能性も充実しています。
さらに、広い車内と便利なシートアレンジで快適な移動が可能。
ハイブリッドモデルでは燃費性能や走行のスムーズさも抜群で、優れた乗り心地も感じさせてくれる1台です。
RAV4とカローラクロスのスペックを細かく比較
ここからは、RAV4とカローラクロスのスペックを細かく比較していきます。
ボディサイズや燃費などで分けていますので、気になった箇所をチェックしてください。
ボディサイズ・室内サイズ
RAV4 |
カローラクロス |
|
ボディサイズ |
全長:4,335mm〜4,610mm 全幅:1,815mm〜1,865mm 全高:1,685mm〜1,735mm |
全長:4,490mm 全幅:1,825mm 全高:1,620mm |
室内サイズ |
室内長:1,820mm〜1,890mm 室内幅:1,495mm〜1,515mm 室内高:1,230mm〜1,240mm |
室内長:1,800mm〜1,805mm 室内幅:1,505mm 室内高:1,260mm〜1,265mm |
ボディサイズは、RAV4の方がワンサイズ大きいです。
しかし、室内サイズに関しては、ほとんど同じ大きさであることがわかります。
また、両車ともに室内サイズに余裕がある設計なので、体の大きい方でもゆったりと乗車できるでしょう。
後部座席・荷室サイズ
RAV4 |
カローラクロス |
|
荷室サイズ |
奥行き:1,015〜1,880mm 幅:1,000〜1,355mm 高さ:880〜935mm 容量:580L |
奥行き:849〜1,885mm 幅:947〜1,369mm 高さ:957mm 容量:487L |
RAV4の後席は足元が広く、特にフロントシート下に余裕を持たせた設計で快適性を高めています。
また、シートアレンジも豊富で、大人4名乗車+長尺物、または大人3名+荷室といった荷物や人数に合わせたアレンジが可能です。
荷室については、580Lの容量を誇り、広さが大きな魅力です。
一方、カローラクロスは、後部座席に2段階のリクライニング機能を搭載しており、座面の形状も工夫されているため、長時間のドライブでも快適に過ごせます。
足元や膝周りにもゆとりがあり、大人3人でも十分に座れる広さが魅力です。
荷室サイズは487Lの容量があり、RAV4より劣りますが、シートアレンジによって収納力が向上します。
グレード・乗車定員
RAV4 |
カローラクロス |
|
グレード |
2.5L PHEV:Z 2.5L PHV:Adventure・G・X 2.0Lガソリン:Adventure・G・X・G”Z package” |
1.8L PHV:Z・S・G 2.0Lガソリン:Z・G・G”X” |
乗車定員 |
5名 |
5名 |
RAV4の方がパワーユニットが多いことから、より多くのタイプから選択可能です。
また、乗車人数に関しては両車ともに5名となっています。
内装
RAV4はグレードによって異なる内装の雰囲気が楽しめ、落ち着いたシックなデザインからスポーティなスタイルまで、豊富なタイプから選択可能です。
また、ステアリングヒーターや快適温熱シートなど、快適さが向上する機能も豊富に搭載されています。
対して、カローラクロスは、都会的で高級感のあるデザインが特徴で、SUVらしい解放感を持つ室内空間が広がっているところが特徴です。
視界を確保するために低く設計されたインストルメントパネルやリヤクォーターガラスの採用により、運転しやすさも考慮されています。
パワーユニット・使用燃料・燃費・排気量・燃料タンク容量
RAV4 |
カローラクロス |
|
パワーユニット |
ガソリン PHV(ハイブリッド) PHEV(プラグインハイブリッド) |
ガソリン ハイブリッド |
使用燃料 |
ガソリン |
ガソリン |
燃費 |
ガソリン:15.2〜15.8km/L ハイブリッド:20.3〜21.4km/L PHEV:22.2km/L |
ガソリン:14.4km/L ハイブリッド:24.2~26.2km/L |
排気量 |
2,000cc〜2,500cc |
1,800cc〜2,000cc |
燃料タンク容量 |
55〜60L |
36〜47L |
こちらの表で特記すべきポイントは、排気量です。
RAV4は、2,000cc〜2,500ccの優れた排気量があり、よりスムーズな走行が可能です。
また、燃料タンク容量も多いので、長距離移動も難なくこなせるでしょう。
一方、カローラクロスは1,800cc〜2,000ccと、RAV4に比べてやや少ない排気量です。
しかし、燃費性能はRAV4より優れており、コスパを重視するならカローラクロスに軍配が上がります。
取り回し
RAV4 |
カローラクロス |
|
駆動方式 |
2WD 4WD E-Four |
2WD E-Four |
最小回転半径 |
5.1 〜 5.7m |
5.2m |
最低地上高 |
190mm〜210mm |
160mm |
ホイールベース |
2,600mm〜2690mm |
2,640mm |
最小回転半径が小さいことからカローラクロスの方が、取り回しが優れていることがわかります。
しかし、4WDやE-Fourなどの悪路走行できることや、最低地上高が高いことから、RAV4はアウトドアをしたい方に向いています。
カラーラインナップ
RAV4 |
カローラクロス |
【単色カラー】 ・アティチュードブラックマイカ ・センシュアルレッドマイカ★ ・ダークブルーマイカ ・アーバンカーキ ・グレーメタリック ・シルバーメタリック ・プラチナホワイトパールマイカ★ ・エモーショナルレッドⅡ★ 【ツートンカラー】 ・アッシュグレーメタリック×アーバンカーキ★ ・アッシュグレーメタリック ×グレイッシュブルー★ ・アティチュードブラックマイカ×グレーメタリック★ ・アティチュードブラックマイカ×プラチナホワイトパールマイカ★ ・アティチュードブラックマイカ×エモーショナルレッドⅡ★ ※★はメーカーオプション |
・プラチナホワイトパールマイカ★ ・セメントグレーメタリック ・シルバーメタリック ・アティチュードブラックマイカ ・スパークリングブラックパールクリスタルシャイン★ ・センシュアルレッドマイカ★ ・アバンギャルドブロンズメタリック ・ダークブルーマイカメタリック ※★はメーカーオプション |
カラーラインナップは、RAV4の方が豊富な選択肢があります。
また、ツートンカラーも採用しており、個性を際立たせたいユーザーにとって魅力的なポイントとなっています。
安全性能
【RAV4】
・JNCAP予防安全性能評価 JNCAP衝突安全性能評価 ・レーントレーシングアシスト[LTA] ・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) ・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式) ・オートマチックハイビーム[AHB] ・ロードサインアシスト[RSA] ・先行車発進告知機能[TMN] ・パーキングサポートブレーキ(前後方静止物/後方接近車両) ・ドライブスタートコントロール ・ブラインドスポットモニター[BSM] ・パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付) ・雨滴感応式フロントオートワイパー ・バックガイドモニター ・SRSエアバッグ(運転席・助手席)+SRSニーエアバッグ(運転席)+SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)+SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席) ・ELR付3点式フロントシートベルト(プリテンショナー&フォースリミッター機構付) ・ELR付3点式リヤシートベルト(左右席プリテンショナー&フォースリミッター機構付) |
【カローラクロス】
・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回・避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式) ・レーントレーシングアシスト[LTA] ・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付) ・オートマチックハイビーム[AHB] ・ロードサインアシスト[RSA] ・ブラインドスポットモニター[BSM] ・先行車発進告知機能[TMN] ・パーキングサポートブレーキ(前後方静止物/後方接近車両) ・ドライブスタートコントロール |
安全装備に関しては、両車ともに予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に搭載しているところが特徴です。
また、そのほかにも豊富な機能が搭載されており、両車ともに安全機能は高いと言えるでしょう。
価格
RAV4 |
カローラクロス |
|
新車価格 |
2,938,000円〜 |
1,999,000円〜 |
価格では、カローラクロスの方が安く手に入ることがわかります。
そのため、予算を抑えながらもSUVを検討している方にとって、カローラクロスは魅力的な選択肢といえるでしょう。
RAV4とカローラクロスの選択で決め手に欠けると感じたら
ここまで、RAV4とカローラクロスを比較してきましたが、「決め手に欠ける…」と考える方もいるでしょう。
そこで、ここでは両車で迷った時の選び方を紹介します。
アウトドア仕様の車が良いなら「RAV4」
アウトドアで使用したいなら、RAV4がおすすめです。
RAV4は、荷室サイズが大きく収納性が高い特徴があります。
また、排気量が多く、悪路走行や操縦安定性も優れているので、本格的なアウトドアやレジャーで活躍できます。
コンパクトで選ぶなら「カローラクロス」
一方、コンパクトで取り回ししやすい車が欲しいなら、カローラクロスがおすすめです。
カローラクロスの方が、RAV4よりも一回りサイズが小さく、最小回転半径も小さいことから、街中の狭い道や駐車スペースでも運転しやすい特徴を持っています。
また、燃費性能が優れており、大人がゆったりと過ごせる室内サイズがあることから、ファミリーにもおすすめできます。
まとめ
本記事では、RAV4とカローラクロスの特徴やスペックを詳しく解説し、それぞれを細かく比較しました。
両車は同じトヨタのSUVながら、性能やデザイン、価格帯などに違いがあり、用途やライフスタイルに応じて選ぶことが可能です。
RAV4はアウトドアや長距離ドライブを重視する方に適しており、カローラクロスは都市部での使い勝手やコストパフォーマンスを求める方におすすめです。
それぞれの魅力を理解し、最適な一台を見つける参考にしていただければ幸いです。
よくある質問
Q.家族で使うならRAV4とカローラクロス、どちらがおすすめですか?
家族構成や用途によりますが、荷物が多かったり長距離移動が多い場合はRAV4が向いています。
広いラゲッジスペースや快適な室内空間が魅力です。
一方、街乗りや短距離移動がメインの場合、カローラクロスのコンパクトさと経済性が便利です。
Q.RAV4とカローラクロスはどちらが運転しやすいですか?
運転のしやすさは個々の感覚によりますが、カローラクロスはコンパクトなサイズで視界が良く、街中や狭い道でも扱いやすいと評判です。
一方、RAV4は大きめの車体ながら高い安定感と走行性能を持ち、高速道路や長距離ドライブでの快適さが際立ちます。
そのため試乗して体感するのがおすすめです。
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