買取情報
車買取には、店舗へ持ち込む方法と出張査定などがありますが、どちらが良いのか迷っていませんか?
それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分にとってベストな方法を知りたい方も多いことでしょう。
本記事では、店舗持ち込み買取の流れやメリット・デメリット、さらに査定額を上げるためのコツも詳しく解説していきます。
持ち込み以外の買取方法も紹介していますので、最後まで読んで、損なく車を売りましょう!
目次
店舗への持ち込み査定するメリット・デメリット
メリット
デメリット
店舗への持ち込み査定の流れと必要書類
店舗への持ち込み査定の流れと必要書類
持ち込み査定は事前予約が必要?
車を持ち込みして売却する前に確認すべきこと
車の所有者が本人かどうかを確認する
任意保険の手続きについて確認する
ローン残高が残っていないか確認する
スペアキーやメンテナンスノートの場所を確認する
相場を確認しておく
帰宅手段を確保しておく
持ち込み以外で車を買取してもらう方法
出張査定のメリット・デメリット
下取りのメリット・デメリット
一括査定のメリット・デメリット
車の買取時に査定額を上げるポイント
売却のタイミングを見極める
純正の部品を準備しておく
適切な売却方法を選ぶ
まとめ
店舗への持ち込み査定するメリット・デメリット
車を直接店舗に持っていき、査定してもらうことを「持ち込み査定」と呼びます。
持ち込み査定は、査定から売却までの手続きを一括で店舗に任せることが可能です。
また、車の状態や査定額を直接スタッフに聞けるので、納得した上で安心して売却できるのも大きな魅力です。
しかし、持ち込み査定にもいくつかデメリットがあります。
ここでは、店舗へ持ち込み査定するメリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット
持ち込み査定には、以下のメリットがあります。
・予約せず気軽に持ち込める
・自分のタイミング査定できる
・業者を家に呼ぶ必要がない
持ち込み査定は、基本的に予約する必要がありません。
そのため、時間が作りにくい方や先の予定が組みにくい方など、自分のタイミングで査定したい方におすすめです。
また、出張査定のように業者を家に呼ぶ必要がないので、自宅を知られたくない方や、人を家に呼びたくない方にとっても安心して査定してもらう方法といえます。
デメリット
持ち込み査定のデメリットは、以下のことが挙げられます。
・相手が有利な環境での交渉となる
・車を持ち運ぶ手間がかかる
・帰りの移動手段を確保する必要がある
持ち込み査定は店舗で行うこととなるため、交渉がしにくいと感じる方もいるでしょう。
相手が有利な環境で交渉することとなるので、こちらもあらかじめ車の買取相場や値段交渉できる材料を確保しておく必要があります。
また、持ち込み査定は、直接車を店舗に持ち込む必要があるため、手間がかかります。
そして、売却後は車がなくなるので、代わりの車やタクシーなど、代わりの移動手段を確保する必要があることを覚えておきましょう。
店舗への持ち込み査定の流れと必要書類
車を売却する際は、いくつかの流れに沿って行う必要があります。
もちろん、持ち込み査定を選ぶときも必要書類や手続きが必要となりますので、ここで確認しておきましょう。
店舗への持ち込み査定の流れと必要書類
店舗へ持ち込み査定してもらう流れは、次の通りです。
①買取店を選び査定依頼する
はじめに、買取店を選び査定依頼しましょう。
買取店はネット上で「車 査定」などで検索すれば、簡単に見つかります。
選び方は、口コミや評判を確認することはもちろん、いくつか足を運んでみるのも有効です。
サービスやキャンペーンなど店舗によって異なるので、自分に合った業者を選んで依頼しましょう。
②必要な書類を揃える
次に必要な書類を揃えます。
売却時に必要な書類は、普通自動車と軽自動車によって異なります。
それぞれの必要書類は以下の通りです。
【普通自動車】 ・車検証 ・自動車税の納付証明書 ・自賠責保険証明書 ・自賠責保険承認請求書 ・リサイクル券 ・実印と印鑑証明書 ・譲渡証明書 ・委任状 |
【軽自動車】 ・車検証 ・自動車税の納付証明書 ・自賠責保険証明書 ・リサイクル券 ・自賠責保険承認請求書 ・印鑑 ・申請依頼書 ・委任状 ・住民票(場合によって) |
普通自動車は実印や印鑑証明など、事前に役場で手続きが必要な書類があるため、早めに準備しておくと後の手続きがスムーズに進みます。
③店舗に車を持ち込み査定してもらう
次に予約した日時に店舗に車を持ち込み査定してもらいます。
査定にかかる時間は、30分〜1時間程度です。
伝えることがある場合は、この時点で伝えしておきましょう。
④納得すれば契約し愛車を引き渡す
査定額に納得できれば契約し、愛車を引渡します。
なお、契約後のキャンセルは手数料が必要になることがほとんどですので、よく考えてから契約しましょう。
契約が済めば、愛車を引渡します。
引き渡す際は、カーナビの個人情報の削除や、忘れものがないかをしっかり確認しましょう。
もし、個人情報の削除の仕方がわからないときは、業者に依頼すれば代わりに行ってくれます。
⑤入金を確認する
契約と愛車の引渡しが終われば、あとは入金を待つだけです。
入金されるまでの期間は業者によって異なりますが、一般的には2日〜1週間程度で、遅くても月末か翌月には振り込まれます。
心配な方は業者に確認しておくと良いでしょう。
持ち込み査定は事前予約が必要?
基本的に持ち込み査定は、事前の予約は必要なく、気軽に査定を受けられます。
しかし、繁忙期など時期によっては待ち時間が発生することがあり、知らずに行くと数時間待つ必要が出てきます。
予約なしで持ち込み査定したい方は、余裕を持って行くか、向かう前に電話で確認しておくと良いでしょう。
車を持ち込みして売却する前に確認すべきこと
ここからは、車を持ち込みして売却する前に確認すべきことについて紹介していきます。
査定額や売却できるかどうかにも関わってきますので、契約までに確認しておきましょう。
車の所有者が本人かどうかを確認する
車の売却は、基本的に車の所有者しかできないと決まっています。
もし、所有者が本人でない場合は、名義変更が必要です。
名義変更は自分で手続きすることも可能ですが、面倒と思う方は業者に代行してもらうこともできます。
なお、名義の確認方法は、車検証の「所有者」の項目に記載されています。
任意保険の手続きについて確認する
所有している車に任意保険をかけている方は、売却後の手続きをどうするかの確認が必要です。
任意保険の手続きに関しては、車の買い替えをするかしないかで手続きが異なります。
買い替えをする場合は、「車両入替」が必要です。
ただし、車両入替を行う場合は、いくつかの条件を満たさなければならないため注意が必要です。
一方、買い替えをしない場合は、「解約」もしくは「中断証明書の発行」を行います。
中断証明書は、発行することで10年間等級を維持できるものです。
今後、自分が車を所有するかしないかを考慮し、選択しましょう。
なお、任意保険の手続きは、車の買い替え有無にかかわらず必ず必要ですので、忘れず行いましょう。
ローン残高が残っていないか確認する
所有している車にローンが残っている状態で売却しようと思う方もいるかもしれませんが、ローンが残った状態の車は売却できません。
理由は、ローンが残った車の所有者がローン会社やディーラーであるからです。
そのため、先にローンを完済し、その後に名義変更しなければ売却できません。
とはいえ、ローン完済までに期間がある方は売却できないかというと、そうではありません。
買取業者によっては、売却価格をローンに充てることで、一括返済してくれるところもあります。
まずはローン残高を確認し、完済までに期間がある場合は業者に相談してみましょう。
スペアキーやメンテナンスノートの場所を確認する
スペアキーやメンテナンスノートは、査定額に大きく関わってきます。
必要というわけではありませんが、ない場合は査定額が低くなりますので覚えておきましょう。
相場を確認しておく
車を買取してくれる業者の中には、相場より低すぎる査定額を提示してくる悪徳業者も存在します。
もちろん、査定額は車の状態によっても左右されますが、あまりにもかけ離れている場合は、他の店舗でも査定してもらいましょう。
帰宅手段を確保しておく
基本的に契約が成立し、車が引き取りされたあとは、その車は使用できません。
歩いて帰れる距離なら問題ありませんが、自宅から離れている場合は、タクシーや電車などの移動手段を確保しておく必要があります。
業者によっては、最寄りの駅までの送迎や交通費を支払ってくれるところもありますが、すべての業者で行っているサービスではないため、事前に準備しておくと安心できます。
持ち込み以外で車を買取してもらう方法
車の査定方法は、持ち込みの他に「出張査定」「下取り」「一括査定」の3つがあります。
それぞれのメリット・デメリットを記載しますので、持ち込みと比較してやりやすい方を選びましょう。
出張査定のメリット・デメリット
出張査定は、自宅など指定した場所で査定を行う方法です。
メリットとデメリットは以下の通りです。
出張査定のメリット | ・店舗に行く手間が省ける ・自分が有利な環境で交渉できる |
出張査定のデメリット | ・場所によっては査定しづらい ・自分が住んでいる地域が出張不可な場合がある |
出張査定は、店舗に行く時間がない方や、自宅から離れにくい環境にいる方などにおすすめです。
また、自分が指定した場所で交渉できるので、こちらのペースで交渉できます。
一方、場所によって査定しづらかったり、自分が住んでいる地域は出張不可な場合もあります。
下取りのメリット・デメリット
下取りは、主に新しい車を購入することを条件に車を買い取ってもらう方法です。
メリットとデメリットは以下の通りです。
下取りのメリット | ・車の乗り換えがスムーズ ・新しい車が納車されるまでの代車が用意できる |
下取りのデメリット | ・査定額が低くなりがち ・売却先が選べない |
下取りの1番のメリットは、車の乗り換えがスムーズな点です。
新しい車を購入する条件がありますが、車を選びさえすれば納車まで待つだけなので、手間をかけたくない方におすすめです。
反面、一般的な業者よりも相場が低い傾向にあるので、査定額は期待できません。
売却先も車を購入する販売店しか選べないので、査定額が低くて納得できなくても売却先を変えるのは難しくなります。
一括査定のメリット・デメリット
一括査定は、Webサイトから一度で複数の業者に査定依頼を出す査定方法です。
メリットとデメリットは以下の通りです。
一括査定のメリット | ・1度の査定依頼で複数の見積もりが取れる ・場所に関係なく査定できる |
一括査定のデメリット | ・直接車を見ないので査定が曖昧になる ・査定後、業者から何度も連絡が来る ・住んでいる地域によっては査定できない |
一括査定は、1度査定依頼することで複数の見積もりが取れます。
車を直接見ないので具体的な査定額とはなりませんが、およその金額が知りたい方にはおすすめです。
しかし、一括査定する場合は連絡先を記入する必要があり、自分の電話番号が複数の業者に知られることになります。
そのため、査定後に業者から何度も連絡が来る可能性があることに注意が必要です。
車の買取時に査定額を上げるポイント
車を売却する際は、いくつか工夫することで査定額を上げられます。
ここでは、車の買取時に査定額を上げるポイントについて紹介していきます。
売却のタイミングを見極める
車の買取は査定額を挙げやすいタイミングがあります。
具体的には、「1月〜3月」と「7月~9月」です。
この時期は決算期となっており、買取店にとってできるだけ売り上げを伸ばしたい時期です。
また、この時期はライフスタイルが変化する時期でもあり、車の買い替えや新車購入が増える時期でもあります。
車を買いたい方がいるのに売る車がないのは販売店にとって痛手となるため、相場より高い金額であっても売却し、販売台数を増やしたいと考えています。
純正の部品を準備しておく
所有している愛車をカスタムしている方は、純正のものに交換するのがおすすめです。
販売店は、売却された車をできるだけ手間なく再販したいと考えています。
また、多くの購入者は純正パーツのみの車を好むため、販売店もその方が売りやすいとわかっています。
そのため、カスタムされた車は、売却されたとしても純正パーツに入れ替える手間がかかるので、相場より低くなってしまうのです。
適切な売却方法を選ぶ
愛車をできるだけ高く、スムーズに売却するためには、適切な売却方法を選ぶことが大切です。
そのためには、実績があり、中古車の販売・買取を専門に行っているお店を選ぶと良いでしょう。
中古車に精通した業者であれば、車の価値を適正に評価してもらえるだけでなく、手続きもスムーズに進みます。
また、複数の店舗で査定を受け、価格やサービスを比較することで、より納得のいく取引ができるでしょう。
まとめ
本記事では、店舗への持ち込み査定するメリット・デメリットを解説し、手続き方法やそのほかの査定方法も紹介しました。
店舗への持ち込み査定は、店舗にて査定から売却手続きまでをまとめて進められます。
また、車の状態や査定額についてスタッフから直接説明を受けられるため、納得した上で安心して売却できる点も大きなメリットです。
ただし、デメリットもいくつかありますので、今回紹介した査定方法を参考に、自分がやりやすい方法で売却しましょう。
よくある質問
Q1.車買取で店舗に持ち込みした場合、その場で売却を決める必要がありますか?
A.持ち込み査定を受けたからといって、その場で売却を決める必要はありません。
査定額に満足できない場合は、一度持ち帰り、他の店舗と比較してから決めても良いでしょう。
慎重に検討するためにも、複数の業者で査定を受けるのがおすすめです。
Q2.買取できないと言われたらどうすれば良いですか?
A.車の状態や年式によっては買取を断られることがありますが、諦める必要はありません。
別の買取業者に持ち込んで査定を受ける、または専門の廃車買取業者に相談することで買い取りが可能になるケースも多いです。
また、部品として価値があると認めてくれる場合があるので、複数の業者を回ってみるのがおすすめです。
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