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SUVでスライドドアを採用しているおすすめの車種5選!

近年、SUVはファミリー層やアウトドア好きの方に人気の車種ですが、その中でもスライドドアを備えたSUVが注目されています。

スライドドア仕様の車両にはさまざまなメリットがあり、特に狭い駐車場や狭い場所での使いやすさが魅力です。

そこで本記事では、スライドドアを採用しているSUVのメリットを解説し、おすすめの5車種を紹介していきます。

目次

スライドドアのSUVが少ない理由は?

製造コストの問題
運動性能の問題

スライドドアのメリット

乗り降りがしやすい
利用しやすい
傷がつきにくい
荷物の出し入れがしやすい

SUVでスライドドアを採用しているおすすめの車種5選!

三菱デリカD5
三菱デリカミニ
三菱eKクロススペース
ホンダフリードクロスター
スズキスペーシアギア

トヨタからスライドドアを採用した新型車が販売される?

まとめ

スライドドアのSUVが少ない理由は?

スライドドアは利便性が高く、狭い場所での乗り降りや荷物の出し入れが容易になるため、多くの方が魅力を感じるポイントです。

しかし、現在販売されているスライドドアを採用したSUVは非常に少ないです。

なぜSUVではスライドドアを採用したタイプが少ないのでしょうか。
ここでは、スライドドアのSUVが少ない理由について詳しくみていきましょう。

製造コストの問題

スライドドアのSUVが少ない理由として、スライドドアを採用するには大きな製造コストがかかる点が挙げられます。

スライドドアは特殊な構造となっており、SUVのような大型車では専用の車体フレームや強度の補強が必要です。

また、ユーザーの多くが電動スライドドアを求めていることから、電動モーターや関連機器の追加も必要です。

このような装備は、車両のコストを大幅に押し上げてしまいます。

さらに、SUVは高い車高や大径タイヤを持つため、足回りの強化が必要でさらにコストがかかる要因となっています。

車両の製造コストが高くなると、市場価格に反映せざるを得なくなり、結果として価格競争力が低下してしまうのです。

特に、SUV市場ではコストパフォーマンスが重視されるため、スライドドアの採用は避けられる傾向にあります。

運動性能の問題

スライドドアがSUVに採用されにくい理由として、運動性能の問題も挙げられます。

スライドドアは通常のヒンジドアに比べて開口部が広く、乗り降りがしやすい一方で、側面からの衝撃に対して車体の強度が低下しやすいというデメリットがあります。

SUVは悪路走行やスポーツドライビングを想定して設計されているため、車体の剛性が重要視されており、強度を下げる可能性のあるスライドドアの採用は難しいのです。

また、スライドドアを装備することで、開閉用のモーターやレールなどの部品が追加されるため、車両の重量が増加します。

重量が増えることで、車の重心が高くなり、SUVが持つべき安定性や操縦性に悪影響を与えます。

特に、オフロード走行時やコーナリング時の安定性が損なわれるリスクがあり、SUV車にとって致命的なデメリットとなってしまうのです。

スライドドアのメリット

スライドドアには、日常で役立つさまざまなメリットがあり、ファミリーカーとして利用する場合には非常に便利です。

ここでは、スライドドアの特徴やメリットについて詳しくみていきましょう。

乗り降りがしやすい

スライドドアの最大の魅力は、乗り降りのしやすさです。
特にお子様やご高齢の方がいる家庭では、その利便性が際立ちます。

小さな子供でも自分で安全にドアを操作できるので、親がサポートする手間が省けるほか、高齢者の方が乗車する際も、スライドドアの広い開口部がスムーズな乗り降りをサポートします。

さらに
スライドドアタイプの車であれば、後部座席のスペースが広く使えるため、赤ちゃんを抱えながらでも無理なくチャイルドシートに乗せたり降ろしたりすることが可能になります。

子育て世代にとって、日々の使い勝手が大幅に向上するポイントといえるでしょう。

利用しやすい

スライドドアは、狭い駐車場でもスムーズに開閉できる点も大きなメリットです。

一般的なヒンジドアでは、隣の車や壁にドアがぶつからないように注意が必要ですが、スライドドアは真横にスライドするため、開いた状態でも車両の外側に大きく張り出すことがありません。

そのため、駐車場のスペースが限られている場合でも、安心してドアを全開にすることができます。

ショッピングモールや都市部の立体駐車場など、隣の車との間隔が狭い場所でも、スライドドアならば開閉のストレスが少なく、スムーズに乗り降りができるでしょう

傷がつきにくい

スライドドアは、ヒンジドアに比べて傷がつきにくいというメリットもあります。

風の強い日や傾斜のある場所に駐車した際、ヒンジドアは風に煽られて勢いよく開いてしまい、隣の車にぶつかるリスクがあります。

しかし、スライドドアであればドアが風に流されることなく、車体に沿って滑らかにスライドするため、隣の車や壁に接触するリスクが減ります。

さらに、狭い駐車スペースでもドアが大きく開くことなく開閉できるので、子供が勢いよくドアを開けてしまっても安心です。

家族で使う車において、扱いやすさや安全性が高いことは大きなメリットといえるでしょう。

荷物の出し入れがしやすい

スライドドアは、大きな荷物を運ぶ際にも便利です。
通常のヒンジドアはドアが開いた状態で荷物を持ち上げる必要があるため、スペースが狭くなることがあります。

しかし、スライドドアならばドアが横にスライドするため、開口部が広く確保されるので、大きな買い物袋やベビーカー、アウトドア用品などの荷物を簡単に積み降ろしが可能です。

たとえば、買い物帰りにたくさんの荷物を持っている時やアウトドアに出かける際にキャンプ道具を載せる場合でも、ストレスが少なくなります。

小さな子供を連れている場合や、荷物が多いシーンでは、その便利さを一層感じることができるでしょう。

SUVでスライドドアを採用しているおすすめの車種5選!

ここでは、スライドドアを採用しているおすすめのSUV5選を紹介し、それぞれの特徴と魅力について詳しく解説していきます。

三菱 デリカD5

三菱デリカD5は、ミニバンの利便性と本格的なSUVの走行性能を兼ね備えたユニークな1台です。

4WDシステムの「AWC(All Wheel Control)」が搭載されており、雪道やぬかるんだ道でもしっかりとグリップし、安心して運転ができます。

急勾配の林道や険しいオフロードも難なく進む走破性は、他のミニバンでは体感できないほどのレベルです。

デザイン面でも、特徴的なフロントフェイスと大きなグリルが力強さを感じさせ、アウトドア派にぴったりの1台といえるでしょう。

さらに、両側に装備された電動スライドドアは、荷物を両手に抱えている時や子供を抱っこしている時でもワンタッチで開閉できます。
デリカD5は、ファミリーカーとしてもアウトドア車としても高い評価を得ています。

三菱のデリカD5の中古車一覧はこちら

三菱 デリカミニ

三菱デリカミニは、デリカD:5の魅力をそのまま継承して小型化したようなモデルで、軽自動車の枠を超えたSUVテイストが魅力です。

大径タイヤを装備し、安定した走行性能を誇るほか、車高が高いため、視界が広く、運転しやすさも抜群です。
特に都市部の狭い道路や駐車場でその小回りの良さを実感できます。

デリカミニの後部座席には、PVC加工のシートバックが採用されており、泥や水に濡れたアウトドア用品を気にせず積み込むことが可能です。

さらに、スライドドアは軽自動車とは思えない広さで、子供の乗り降りや荷物の出し入れもスムーズにできる、コンパクトながらも頼もしい走行性能と利便性を兼ね備えた1台です。

三菱のデリカミニの中古車一覧はこちら

三菱 eKクロススペース

三菱eKクロススペースは、軽自動車のスーパーハイトワゴンでありながら、SUVらしいデザインと機能性を持つモデルです。

スライドドアの開口幅は650mmと広く、狭い駐車場でも楽に乗り降りができます。

さらに、キーレスオペレーションキーを使用すれば、両手が塞がっている状態でも足先でセンサーを操作するだけで自動でドアが開くため、買い物帰りなどでも便利です。

アウトドアシーンで役立つ機能も充実しており、滑りやすい路面では「グリップコントロール」機能がしっかりと車体を支えてくれます。

また、険しい坂道では「ヒルディセントコントロール」が車の速度を調整し、安全に降坂できるようサポートしてくれるなど、小さくてもパワフルな走行性能が魅力のモデルです。

ホンダ フリード クロスター

ホンダフリードクロスターは、ホンダのコンパクトミニバン「フリード」をベースに、SUVの要素を取り入れたモデルです。

フロントとリアにはアンダーガード風のデザインが施され、サイドにはガーニッシュが装着されているため、SUVらしい力強い印象を与えます。

ミニバンとしての広い室内空間と、SUVのワイルドなスタイルが見事に融合しており、大きなスライドドアと低いフロアが特徴で乗り降りのしやすさも特徴です。

リモコンキーや運転席からのスイッチ操作で簡単にドアが開閉できるため、子供や高齢者がいる家庭にもぴったりな1台といえます。

さらに、電子制御式の4WDシステムが搭載されており、路面状況に応じて瞬時に駆動力を最適化するため、雪道でも安心して運転できます。

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スズキ スペーシアギア

スズキスペーシアギアは、人気の軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」の派生モデルで、アウトドア仕様のデザインが魅力です。

ルーフやフロントバンパーにはガンメタリックの塗装が施され、無骨でワイルドな印象を与え、メーター周りもアウトドア時計をイメージしており、アクティブな雰囲気が漂います。

また、スペーシアギアのスライドドアは携帯リモコンを使用して事前にドアロックを予約することができるため、急いでいる時や荷物が多い時にもスムーズです。

車内は天井が高くフロアも低いため乗り降りが簡単で、お子様連れの家族にもぴったりです。

防水シートや広々とした車内スペースは、車中泊やキャンプにも適しています。

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トヨタからスライドドアを採用した新型車が販売される?

トヨタは、2017年に開催された第45回東京モーターショーで、注目のコンセプトカー「Tjクルーザー」を発表しました。

このモデルは、ミニバンとSUVの要素を融合させた新しいタイプの車両で、スライドドアが採用されている点が特徴的です。

そのため、実用性とアウトドアでの利便性を両立したモデルとして、市販化を待ち望む声が多く上がっています。

見た目こそ大型のSUVに見えるものの、実際のサイズはトヨタの「カローラツーリング」よりもコンパクトなボディです。

このため、都市部での取り回しがしやすく、狭い駐車場でも問題なく利用できる点が魅力です。

デザインはシンプルで飽きがこず、長く愛用できる外観が特徴になります。

エクステリアは無駄を削ぎ落としたモダンなスタイルで、堅実さとスタイリッシュさを兼ね備え、インテリアにも工夫が施されており、後席だけでなく助手席もフラットに倒せる仕様となっています。

これにより、車中泊や長い荷物の積載が可能となり、キャンプやアウトドアアクティビティに最適です。

Tjクルーザーは、スライドドアを採用しながらもSUVらしいタフなデザインと機能性を持ち合わせており、ミニバンの利便性とSUVの走行性能を兼ね備えた革新的なコンセプトカーといえるでしょう。

多くのユーザーから期待が寄せられており、発売が実現すれば、家族層からアウトドア好きまで幅広い層に支持されることが予想されます。

トヨタが今後、このコンセプトを市販化するかどうか注目が集まりますが、もし市場に登場すれば、SUV市場に新たな風を吹き込む存在となることが予想されます。

今回は、スライドドアを採用しているSUVのメリットやおすすめの車種を紹介しました。

スライドドアはファミリー層に人気があるものの、ミニバンに比べてSUVへの採用は少ないのが現状です。

しかし、スライドドアSUVはミニバンの実用性とSUVの走行性能の両方を兼ね備えているため、幅広い用途で活躍できる魅力があります。
自分のライフスタイルや使用シーンに合った車を選ぶためには、各モデルの特徴や利便性をしっかりと理解しておくことが大切です。

まとめ

ここでは、スライドドアを採用しているSUVのメリットやおすすめの車種を紹介しました。

スライドドアはファミリー層に人気があるものの、ミニバンに比べてSUVへの採用は少ないのが現状です。

しかし、スライドドアSUVはミニバンの実用性とSUVの走行性能の両方を兼ね備えているため、幅広い用途で活躍できる魅力があります。

自分のライフスタイルや使用シーンに合った車を選ぶためには、各モデルの特徴や利便性をしっかりと理解しておくことが大切です。

よくある質問

Q1.スライドドアのSUVが少ないのはなぜ?スライドドアのデメリットは?

スライドドアは開口部が広く利便性が高い一方で、重くなることがデメリットです。
SUVは剛性が求められるため、軽くて車体の強度を確保しやすいヒンジドアが選ばれやすいです。

さらに、スライドドアは構造が複雑で、走行時の振動によりガタつきが生じやすいことも課題です。
修理費も高額になるケースが多く、これらの理由からSUVにはあまり採用されません。

Q2.スライドドアを採用している車の注意点は?

スライドドア車は、後続の運転手から見ると、ドアが開いていることがわかりにくい場合があります。
特に交通量の多い場所では、乗り降りの際に周囲の車や自転車が接近していないか十分に確認することが大切です。

安全確認を怠ると、後方からの衝突事故につながる可能性もあるため注意しましょう。

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