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日産は日本メーカーの中でも幅広いSUV車を展開しており、現行モデルはもちろん、先代モデルでも高い人気を誇っています。
多くの選択肢がある中で、どのモデルが自分に最適なのか悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では、日産のSUV車を一覧にして、各モデルの特徴や違いを詳細に解説します。
本記事を読むことで、自分にピッタリのSUV車を見つける手助けとなり、納得のいく選択ができるでしょう。
日産のSUV車を購入しようか悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
日産SUV車の特徴は?
「e-POWER」
「プロパイロット」
日産SUV車の一覧!現行から先代モデルを紹介
日産SUV車の現行モデル4種
日産SUV車の先代モデル4種
国外で展開されている日産のSUV車
日産以外のSUV車のおすすめは?
トヨタ
ホンダ
スズキ
スバル
ダイハツ
まとめ
日産SUV車の特徴は?
日本ではSUVが非常に人気で、最近ではそのサイズや定員、価格帯も多様化しています。
日産も長年にわたりSUVを取り扱っています。
日産のSUV車は、最新技術と便利な機能を搭載しており、特に注目されているのが『e-POWER』と『プロパイロット』です。
「e-POWER」
e-POWERとは、日産が独自に開発したハイブリッドシステムです。
一般的なハイブリッドシステムは、ガソリンでエンジンを稼働させモーターで補助する形ですが、e-POWERは完全に電動モーターだけで走行します。
e-POWERを搭載した車は、電気自動車のような静音性や滑らかな加速が特徴で、充電する必要もないため、電気自動車とガソリン車の優れた点を兼ね備えています。
加えて燃費性能も優れているので、燃料費もお得です。
「プロパイロット」
プロパイロットとは、日産が開発した先進運転支援システムです。
車両の前方に取り付けられたセンサーやカメラを利用して、車線維持や自動追従などを行ってくれます。
具体的には、高速道路や長距離運転の際に、車両が自動で車線内を走ってくれ、前の車両に合わせて適切な距離を保ちながら走行します。
ドライバーはアクセルやブレーキを踏む必要がなくなるため、運転の負担を軽くすることが可能です。
日産SUV車の一覧!現行から先代モデルを紹介
それでは、本題である日産SUV車を紹介していきます。
まず、現行モデルと先代モデルは以下の通りです。
【現行モデル】
・エクストレイル
・アリア
・キックス
・ノート オーテッククロスオーバー
【先代モデル】
・ジューク
・スカイラインクロスオーバー
・ムラーノ
・デュアリス
それぞれのスペックや価格を紹介していきます。
日産SUV車の現行モデル4種
現行モデルは4種ラインナップされています。
次の章で紹介する先代モデルも含めて、サイズや特徴などが異なるため、気になる車種はチェックしておきましょう。
エクストレイル
|
スペック |
全長×全幅×全高 |
4,660×1,820×1,715mm |
室内サイズ(長×幅×高) |
2,005〜2,555×1,535×1,270mm |
車両重量 |
1,440〜1,640kg |
駆動方式 |
2WD、4WD |
エンジン総排気量 |
1.997L |
乗車定員 |
5、7人 |
燃費(WLTCモード) |
19.7km/L |
価格 |
【新車】360万〜503万円 【中古車】50.3万〜429.8万円 |
参考:エクストレイル「主要諸元表」
エクストレイルは、革新的な機能と高い性能を兼ね備えたSUVです。
室内空間も広く、柔軟なシートアレンジもできるので、アウトドアから長距離移動など、豊富なシーンで活躍できます。
また、オフロード性能も高く、悪路や凹凸のある道でも安定した走行が可能です。
さらに、2022-2023年の日本カー・オブ・ザ・イヤーでは「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
この受賞は、「エクストレイル」が提供する先進的なテクノロジーと革新的な機能に対する高い評価を示しています。
アリア
|
スペック |
車内サイズ(全長×全幅×全高) |
4,595×1,850×1,655mm |
室内サイズ(長×幅×高) |
2,075×1,540×1,170〜1,210mm |
車両重量 |
1,920〜1,960kg |
駆動方式 |
2WD |
エンジン総電力量 |
66kWh |
乗車定員 |
5 |
燃費(WLTCモード) |
166Wh/km |
価格 |
【新車】659万〜944万円 【中古車】439.8万円 |
参考:アリア「主要諸元表」
アリアは、電気自動車専用モデルとして設計され、未来的なデザインと優れた性能を兼ね備えた一台です。
5人乗りでありながら、かなり大きなボディサイズを持ち、広々とした車内空間を持っています。
この広い室内は、ゆったりとした乗り心地と静かな運転を重視しており、長時間のドライブでも快適に過ごせます。
アリアはその先進的なデザインが特徴で、モニターやダッシュボード周りのデザインはまさに近未来を感じさせます。
洗練されたインテリアと直感的な操作系は、現代のテクノロジーとスタイルを融合させています。
新車価格は高めですが、電気自動車として国や自治体からの補助金が適用される可能性がありますので、気になる方は問い合わせしてみましょう。
キックス
|
スペック |
全長×全幅×全高 |
4,290×1,760×1,610mm |
室内サイズ(長×幅×高) |
1,920×1,420×1,250mm |
車両重量 |
1,350kg |
駆動方式 |
2WD |
エンジン総排気量 |
1.198L |
乗車定員 |
5人 |
燃費(WLTCモード) |
21.6km/L |
価格 |
【新車】308万〜370万円 【中古車】180.8〜289万円 |
参考:キックス「主要諸元表」
キックスは、コンパクトSUV市場で注目の一台です。
トヨタのヤリスクロス、ホンダのヴェゼル、マツダCX-3といった競合車種と肩を並べる中、キックスは、ジュークの後継モデルとして登場しました。
キックスは、街中でも取り扱いやすいコンパクトなサイズ感が魅力で、パワーアップしたe-POWERハイブリッドシステムが搭載されています。
このハイブリッド技術により、効率的な燃費と優れた走行性能を実現しています。
また、ラゲッジルームの広さはこのサイズのSUVではトップクラスで、Mサイズのスーツケース(675mm×452mm×250mm)を4つ収納できるほどの容量を誇ります。
後部座席も広々としており、コンパクトSUVでありながら窮屈さを感じることはありません。
2020年にデビューしたキックスは、徐々に中古車の在庫も出てきています。
新車と中古車の価格差を比較してみたり、中古車で上級グレードやオプションを選ぶ際の参考にしてみると良いでしょう。
ノート オーテッククロスオーバー
|
スペック |
全長×全幅×全高 |
4,110×1,700×1,545mm |
室内サイズ(長×幅×高) |
2,030×1,445×1,240mm |
車両重量 |
1,250〜1,370kg |
駆動方式 |
2WD 4WD |
エンジン総排気量 |
1.198L |
乗車定員 |
5人 |
燃費(JC08モード) |
28.2km/L |
価格 |
【新車】275.6万〜306.3万円 【中古車】220万〜258万円 |
参考:ノート オーテッククロスオーバー「主要諸元表」
ノート オーテッククロスオーバーは、コンパクトカー「ノート」の特別仕様モデルで、上質さと先進性を追求した一台です。
このモデルは、日産のプレミアムブランド「オーテック(AUTECH)」によって製造されており、エクステリアとインテリアの両面で高級感が漂います。
サイズ感や基本的なデザインはノートとほぼ同じで、都市部での運転のしやすさが魅力です。
しかし、専用チューニングが施されたサスペンションやパワーステアリングが装備されており、スポーティーな走行性能を実現しています。
これにより、日常の移動だけでなく、よりダイナミックなドライブも楽しめます。
内装は、素材や仕立てにこだわり、上質な仕上がりとなっており、快適なドライブをサポートします。
エクステリアも洗練されており、スタイリッシュな印象を与えるデザインです。
日産SUV車の先代モデル4種
日産SUV車の先代モデルも4種あります。
ジューク
|
スペック |
全長×全幅×全高 |
4,135×1,765×1,565mm |
室内サイズ(長×幅×高) |
1,835×1,470×1,215mm |
車両重量 |
1,200〜1,290kg |
駆動方式 |
2WD 4WD |
エンジン総排気量 |
1.498〜1.618L |
乗車定員 |
5人 |
燃費(JC08モード) |
18.0km/L |
価格 |
【中古車】57.1万〜140.2万円 |
参考:ジューク「主要諸元表」
ジュークは、2010年に発売され、コンパクトSUVという市場カテゴリーを確立したモデルです。
その斬新なデザインとコンパクトなサイズで、多くのドライバーから支持を集めました。
その後、コンパクトSUVブームを引き起こし、現在の市場に多くの競合車両が登場するきっかけとなっています。
ジュークの人気は今なお根強く、後継モデルの「キックス」ではなく、あえてジュークを選ぶ人もいるほどです。
アクティブで未来的な印象のデザインは、販売終了後も全く古さを感じさせず、そのユニークな外観は一目でジュークとわかります。
さらに、ジュークはカラーによって印象が大きく変わるため、在庫写真を見ながら好みに合う色を探すのもおすすめです。
スカイラインクロスオーバー
|
スペック |
全長×全幅×全高 |
4,635×1,800×1,600mm |
室内サイズ(長×幅×高) |
1,875×1,480×1,215mm |
車両重量 |
1,750〜1,860kg |
駆動方式 |
2WD 4WD |
エンジン総排気量 |
3.696L |
乗車定員 |
5人 |
燃費(JC08モード) |
8.8〜9.2km/L |
価格 |
【中古車】33.5万〜179.0万円 |
参考:スカイラインクロスオーバー「主要諸元表」
スカイラインクロスオーバーは、日産の代表的なセダン「スカイライン」から派生したSUVで、2009年から2016年までの1代限りで販売されました。
このモデルは、スカイラインのクーペスタイルを受け継ぐロングノーズのシルエットを持ち、全高が低く設定されているため、エレガントでスポーティな印象を与えます。
スカイラインクロスオーバーは、セダンとSUVの良いところを兼ね備えた一台で、スカイラインの優れたデザインと性能をSUVとして体験することができます。
その流れるようなラインと、スカイラインクーペの面影を残したスタイルが特徴です。
現在、流通する中古車の年式も古くなってきており、「一度はスカイラインクロスオーバーに乗ってみたい」という方は、早めに検討することをおすすめします。
ムラーノ
|
スペック |
全長×全幅×全高 |
4,770×1,880×1,685mm |
室内サイズ(長×幅×高) |
2,080×1,560×1,265mm |
車両重量 |
1,650〜1,790kg |
駆動方式 |
2WD 4WD |
エンジン総排気量 |
2.488〜3.498L |
乗車定員 |
5人 |
燃費(10・15モード) |
8.9〜10.6km/L |
価格 |
【中古車】14.8万〜148万円 |
参考:ムラーノ「主要諸元表」
ムラーノは、日本ではそれほど知られていないものの、北米で登場後、世界80か国以上で販売されたグローバルなSUVです。
特にアメリカでは今なお販売が続けられており、その人気と信頼性が証明されています。
当初、日本での発売予定はありませんでしたが、ユーザーからの強い要望に応じて投入された、知る人ぞ知る一台として多くのクルマ好きから高く評価されているモデルです。
ムラーノは、トヨタの「ハリアー」と比較されることが多く、日本市場では2015年に販売が終了しました。
現行モデルを手に入れるのは難しいかもしれませんが、中古車市場にはまだ多くのムラーノが流通しています。
興味がある方は、中古車も含めて検討してみると良いでしょう。
デュアリス
|
スペック |
全長×全幅×全高 |
4,315×1,780×1,615mm |
室内サイズ(長×幅×高) |
1,845×1,470×1,225mm |
車両重量 |
1,440〜1,520kg |
駆動方式 |
2WD 4WD |
エンジン総排気量 |
1.997L |
乗車定員 |
5人 |
燃費(JC08モード) |
11.8〜13.0km/L |
価格 |
【中古車】14.8万〜131.8万円 |
参考:デュアリス「主要諸元表」
デュアリスは、2007年に欧州デザインセンターでデザインされたミドルサイズのクロスオーバーSUVで、ヨーロピアンテイストを感じさせるスタイリッシュな一台です。
日本では2014年に販売が終了しましたが、そのデザインと性能は今なお高く評価されています。
デュアリスは、曲線美とソリッド感を融合させたエクステリアと、ブラック基調のスポーティなインテリアが特徴です。
広いラゲッジスペースは、ゴルフバッグやスーツケースを十分に収納でき、リアシートを倒せばさらに積載量が増加します。
国外で展開されている日産のSUV車
日産のSUV車は国内だけでなく、国外でも販売されています。
国外で展開されている日産のSUV車は以下の通りです。
・キックス
・キャシュカイ(ローグスポーツ)
・ムラーノ
・パスファインダー
・アルマーダ
・パトロール(サファリ)
紹介した中には、日本では発売されていないモデルもあります。
特に「アルマーダ」や「パトロール(サファリ)」は、トヨタの「ランクル」を彷彿させるかのような見た目とデザインで、日本では見ない車種です。
気になった車種は調べてみると、他にはない車が手に入るかもしれません。
日産以外のSUV車のおすすめは?
ここで、日産以外のSUV車も紹介しておきます。
気になる車種は比較してみましょう。
トヨタ
トヨタが展開しているSUV車は以下の通りです。
・カローラ クロス
・ヤリス クロス
・ハリアー
・クラウン(クロスオーバー)
・クラウン(スポーツ)
・ランドクルーザー
・RAV4
・ライズ
・ハイラックス
国際的に人気のあるトヨタ車は、9種のSUVを展開しています。
サイズや性能も豊富にあり、それぞれのモデルが異なるニーズに応えています。
ホンダ
ホンダが展開しているSUV車は以下の通りです。
・WR-V
・ヴェゼル
・ZR-V
・CR-V
ホンダが展開しているSUV車は4種あります。
この中の「CR-V」は、生産が終了していますが、まだまだ人気のある車種で国内国外を問わず評価されています。
スズキ
スズキが展開しているSUV車は以下の通りです。
・ジムニー
・ハスラー
・クロスビー
スズキが展開しているSUV車は3種あります。
一般的なSUV車と異なり、スズキのSUV車は軽自動車のようなコンパクトSUVです。
しかし、収納性や走破性が高いモデルも多く、1〜2人で使用するのにぴったりな車種が多い傾向です。
スバル
スバルが展開しているSUV車は以下の通りです。
・アウトバック
・ソルテラ
・フォレスター
・クロストレック
スバルが展開しているSUV車は4種あります。
スバルは独自の4WD技術に注力してきたため、その技術を生かしたSUVやクロスオーバー車が豊富です。
ダイハツ
ダイハツが展開しているSUV車は以下の通りです。
・ロッキー
・タフト
ダイハツが展開しているSUV車は2種あります。
ダイハツもスズキと同様に、どれも軽自動車サイズのSUV車です。
コンパクトなサイズということから日常使いでも活躍できます。
まとめ
本記事では、日産が展開しているSUV車の特徴やラインナップを紹介しました。
日産のSUVは、それぞれ異なるサイズや性能、デザインが特徴で、幅広いニーズに応えるモデルが揃っています。
家族向けの広い車内を持つモデルや、スポーティな走行性能を誇るモデルまで、多彩な選択肢がありますので、自分のライフスタイルや好みに合わせたものを選ぶことが大切です。
もし気になった車種があれば、本記事を参考に購入検討してくださると幸いです。
よくある質問
Q1.日産のSUVは燃費が良いですか?
A.日産のSUVは燃費性能に優れたモデルが多く、特にハイブリッドモデルやエコドライブ技術を搭載した車種が人気です。具体的な燃費はモデルやエンジンタイプによって異なりますが、燃費性能を重視する方にはe-POWERを搭載している車種がおすすめです。
Q2.日産のSUVの維持費は高いですか?
A.日産のSUVの維持費はモデルや使用状況によりますが、一般的にSUVは燃費や保険料が高めになることがあります。しかし、日産のSUVは信頼性が高く、故障が少ないため、修理費用が抑えられる場合が多いです。具体的な維持費については、購入前にディーラーに相談すると良いでしょう。
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