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ランドローバー ディフェンダーは、オフロードでパワフルな走りができるクロスオーバーSUVとして人気の高い車種です。
しかし、そんなディフェンダーに「燃費が悪い」という評価が寄せられてしまうことがあります。
この記事では、ディフェンダーの燃費についてみていきましょう。
目次
ランドローバー ディフェンダーとは?
ディフェンダーについて
現行型のディフェンダーは3種類
ディフェンダーのディーゼルモデルの燃費
一般道での燃費
高速道での燃費
ディーゼル車は街乗りにもアウトドアにもおすすめ
ディフェンダーのガソリンモデルの燃費
ガソリンモデルの燃費
ガソリンモデルの燃費は悪いって本当?
燃費が悪くてもディフェンダーのガソリンモデルを選ぶ理由
ディフェンダーのPHVモデルの燃費
PHVモデルの燃費
「テレイン・レスポンス2」とは?
まとめ
ランドローバー ディフェンダーとは?
まずは、ランドローバー ディフェンダーという車について、種類ごとにその特徴を解説します。
ディフェンダーについて
ディフェンダーは、ランドローバーが販売しているオフロードタイプのSUVです。
ランドローバーの歴史は、第二次世界大戦後の1948年に開発されたローバー社のモデルまで遡ることができます。
1978年からは「ランドローバー」というイギリスのメーカーとなりました。
ランドローバーには複数のモデルがありますが、ディフェンダーはその中でも頑丈さとパワフルさが評価され、人気を集めているモデルです。
力強い走りを可能にするエンジンを搭載していながら、快適で安全な運転をサポートするために、車間距離を自動で維持してくれる「アダプティブクルーズコントロール」や、車線逸脱を防止するためにステアリングをコントロールする「レーンキープアシスト」といった先進機能も搭載しています。
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現行型のディフェンダーは3種類
ランドローバー ディフェンダーには、現在3種類のシリーズがあります。
それぞれ「ディフェンダー90」、「ディフェンダー110」、「ディフェンダー130」というシリーズです。
それぞれの特徴について、以下に解説します。
ディフェンダー90とは
ディフェンダー90は、3つのシリーズの中でもっともボディサイズが小さい車といえます。
車体全長を4m以下に抑え、オフロード性能に優れており、アウトドアアクティビティなど、アクティブなライフスタイルで活躍できるシリーズです。
ディフェンダー110とは
ディフェンダー110は、4945mmのボディサイズを持つシリーズです。
ディフェンダー90が2ドアであるのに対して、110は4ドアまたは5ドアのボディとなっています。
乗車人数が多くなることに加え、90よりも広い車内空間・快適性を提供してくれるため、長距離の移動を伴うアクティビティにおいて活躍してくれるモデルであるといえるでしょう。
ディフェンダー130とは
ディフェンダー130は、さらに長い5275mmのボディサイズを持つシリーズです。
車内空間のさらなる広さや、荷室スペースがさらに広くなることで、大量の荷物を運べるようになっています。
長距離の運転を伴い、かつ荷物も多くなるキャンプなどの用途では、こうした広い荷室スペースを持つ130が魅力的な選択肢となるケースもあるでしょう。
ディフェンダーのディーゼルモデルの燃費
ここでは、ディフェンダー・ディーゼルモデルの各モデルでの燃費について解説していきます。
ディフェンダーは「燃費が悪い」という評価を目にしたことがあるかもしれませんが、実際のところ、ディフェンダーの燃費はそれほどに悪いのでしょうか。
一般道での燃費
ディフェンダーの各モデルの燃費は、各モデルでそれぞれ「90」が8.3km/L(WLTCモード)、「110」が9.9km/L(WLTCモード)、「130」が9.9km/L(WLTCモード)とされています。
高速道での燃費
高速道路でのディフェンダーの燃費は、ドライバーの運転習慣や道路状況にもよるため、一概に評価はできませんが、13km/Lを越えたというケースもあります。
やはり高速道で安定した走行が多い場面では、直線的で空気抵抗が大きいディフェンダーであっても、他社のクロスオーバーSUVと比較しても遜色ない燃費性能を発揮できるケースもあると評価するべきでしょう。
ディーゼル車は街乗りにもアウトドアにもおすすめ
燃費性能について考える際には、ディーゼル車は一般的にガソリン車を上回る燃費性能を発揮してくれます。
ディフェンダーのディーゼル車が発揮できる、一般道での9.9km/Lという燃費性能は、ディフェンダーのボディサイズや形状、重量から考えるとかなり良い燃費を記録していると評価できるでしょう。
また、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比べると、低回転域での大きなトルクを発生させることができます。
これは、アウトドアやオフロードにおいて重い荷物を運ぶ際に大きなメリットとなるでしょう。
これらのことから考えると、ディフェンダーのディーゼル車は街乗りにもアウトドアにもおすすめできるといえます。
ディフェンダーのガソリンモデルの燃費
続いて、ディフェンダーのガソリンモデルの燃費について確認してみましょう。
先の項目で解説したように、一般的にディーゼルモデルのほうが、ガソリンモデルよりも高い燃費性能を発揮してくれるという前提があります。
そのような前提のもと、ガソリンエンジンの燃費性能はどの程度なのでしょうか。
ガソリンモデルの燃費
ディフェンダーのガソリンモデルの燃費については、やはりディフェンダーが持つ重量と形状による空気抵抗で、ディーゼルモデルと比較すると厳しい評価となるでしょう。
カタログ燃費では、WLTCモデルで8.3km/Lです。
ガソリンモデルの燃費は悪いって本当?
ディフェンダーのガソリンモデルの燃費は、決して同クラスのクロスオーバーSUVと比べて「極めて良い」という水準にはありません。
純粋に燃費だけに注目し、燃費の良いクロスオーバーSUVに乗りたいと考える場合には、ガソリンモデルよりもディーゼルモデルが選択肢となりやすいことは否めないでしょう。
燃費が悪くてもディフェンダーのガソリンモデルを選ぶ理由
ディフェンダーのガソリンモデルには燃費が悪いという評価もありますが、あえてディフェンダーのガソリンエンジンを選ぶというオーナーも少なくありません。
ディフェンダーは本格オフローダーとしての地位を守り続け、新型においても初代同様の悪路走破性や堅牢性を維持しています。
また、通常走行時の高い快適性も誇っているでしょう。
ディフェンダーが長くオーナーに愛されている理由には、ディフェンダーの祖横行性能の高さや堅牢さが挙げられます。
悪路や過酷な環境でも頑健に走り続けてくれる車を求めているオーナーにとって、ディフェンダーは魅力的な車であり続けているのです。
ディフェンダーのPHVモデルの燃費
ランドローバーでは、ディフェンダーを含めて2020年以降の全車種へ電動パワートレインを設定すると発表しています。
EVをはじめ、PHV・ハイブリッドモデルが今後投入されていく計画となっているのです。
新型のディフェンダーのPHVは、「110」のシリーズに「P400e」というグレード名として投入されています。
PHVモデルの燃費
ディフェンダーのPHVモデルである「P400e」の燃費は、最高出力300psの2リッター4気筒ガソリンエンジンと、19.2kWhのバッテリー・105kWの電気モーターの組み合わせによって、優れた燃費性能を持っているでしょう。
燃費はWLTPで最高36.3km/Lを記録しています。
「テレイン・レスポンス2」とは?
ディフェンダーに搭載されている「テレイン・レスポンス2」は、複数のセンサーをモニタリングして、走行状況に応じた車両設定を自動的に選択してくれるシステムです。
これは本来、地形や路面状況など走行の快適性に応じた設定をしてくれる機能ですが、エンジンやトランスミッションの設定も最適化してくれるため、快適な走行とともに余分なエネルギーの消費を抑えてくれる効果も期待できるでしょう。
まとめ
この記事では、ランドローバーのクロスオーバーSUV「ディフェンダー」について燃費に焦点を当てて解説してきました。
ディフェンダーは燃費が悪いという評価もありますが、魅力に溢れた車でもあります。
ディフェンダーの燃費を理由にディフェンダーの購入を検討している方は、この記事を参考にしてみてください。
よくある質問
Q1.ディフェンダーのガソリンモデルの燃費はどれくらいですか?
ガソリンモデルの燃費はWLTCモデルで8kmです。
Q2.ディフェンダーのPHVモデルの燃費はどれくらいですか?
PHVモデルはEVモードで最大43kmの燃費です。
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