おすすめ記事
ジープ ラングラーといえば、「実用的」なSUVとして人気の高い車種です。
完全なアウトドア用に見える外観の印象とは裏腹に、実は都心部などでも走っている姿を目にすることがあります。
この記事では、そんなジープ ラングラーの特徴や種類、そしてラングラー以外のジープファミリーについても解説します。
目次
ジープ ラングラーとはどんな車?
オフロードに特化したギアを満載している
堅牢さと力強い外観
実は内装は高級感もあり?
ジープ ラングラーの現行モデルを紹介!
ラングラー アンリミテッド ルビコン
ラングラー アンリミテッド サハラ
特別限定車
そのほかのジープファミリーとは?
Compass(コンパス)
Renegade(レネゲード)
Cherokee(チェロキー)
Grand Cherokee(グランドチェロキー)
まとめ
ジープ ラングラーとはどんな車?
まずは、ジープ ラングラーという車がどのような特徴を持つ車なのかについて解説します。
ジープ ラングラーの祖先に当たるのは、第二次世界大戦で開発された軍事用の4輪駆動車でした。
このころから、悪路を走破できて堅牢であるというジープの特徴は重要視され、アメリカで高い評価を得ています。
このようなジープの特徴は、現在にも受け継がれました。
オフロードに特化したギアを満載している
ジープ ラングラー最大の強みは、やはりその悪路走破性です。
車が悪路を走る際に避けたい事態として「スタック」が挙げられるでしょう。
スタックとは、砂地やぬかるみなどでタイヤが接地面を掴みきれず空転してしまい、その場から抜け出せなくなってしまうような状況を指します。
スタックが発生すると、人力で車を押したり、別の車に引っ張ってもらったりしなければ、なかなか自力で脱出することはできません。
ジープ ラングラーに搭載されている「デフロック」と呼ばれる機構は、スタックした際に、その場から抜け出すために通常時にはそれぞれ独立して回転しているタイヤの駆動力を同じにする装置です。
これはどの車にも搭載されているわけではなく、一部のSUVなどにしか搭載されていません。
また、「スウェイバーディスコネクト」という機能もまたオフロード走行の際に役立つ機構です。
スウェイバーディスコネクトという機能があることで、横揺れを抑えるスタビライザー(スウェイバー)の機能を解除し、サスペンションを独立して動かせるようになります。
タイヤの設置性を向上させ、凹凸のある路面でも安定した走行が可能です。
これらの機能を搭載していることで、ジープ ラングラーは圧倒的な悪路走破性を実現しています。
堅牢さと力強い外観
ジープの外観を見たことがある方であれば、「オフロードに特化したSUV」という印象を受ける方も多いでしょう。
まさしくオフロードに特化した外観を持っているジープ ラングラーは、見た目だけではなくボディの堅牢さもまた、印象を裏切りません。
過酷な環境に耐える堅牢性は、アウトドア・オフロードの場面でドライバーに安心を与えてくれます。
実は内装は高級感もあり?
オフロードを攻略するという至上目的に特化しているように見えるジープ ラングラーですが、それ以外の面についてはどうでしょうか。
実は内装についても、かつてのオフロード車のように「無骨」一辺倒というわけではなく、最新のジープ ラングラーでは高級感を感じられるインテリアとなっています。
また、シートやインテリアに取り入れられたアクセントも優雅さを演出してくれます。
ジープ ラングラーの燃費についてはこちら
ジープ ラングラーの中古車相場についてはこちら
ジープ ラングラー3ドアタイプについてはこちら
ジープ ラングラーの維持費はこちら
ジープ ラングラーの内装はこちら
ジープ ラングラーの中古車一覧はこちら
ジープ ラングラーの現行モデルを紹介!
では、ここからはジープ ラングラーの現行モデルについてご紹介します。
ジープ ラングラーの現行モデルは大きく分けると、「ラングラー アンリミテッド ルビコン」と「ラングラー アンリミテッド サハラ」、そして特別限定車があります。
ラングラー アンリミテッド ルビコン
ラングラー アンリミテッド ルビコンの「ルビコン」とは、カリフォルニアからネバダに続く「ルビコントレイル」と呼ばれる悪路のことを指します。
ラングラーがこの悪路を走破できるかということを一つのベンチマークとして開発されました。
外観の直立に近い縦スロットのグリルや幅広いボンネットは「ジープらしさ」を残しつつ、より日常使用にも違和感がないよう、フェンダーの存在感を薄めつつ丸みのある形となっています。
しかし、力強さや堅牢さは失われておらず、分厚さを感じるドアなど、ジープ愛好家がジープに期待するオフロード性能を強調したデザインとなっています。
ラングラー アンリミテッド サハラ
一方、アンリミテッド サハラは、ジープらしい堅牢性やオフロード走行の性能を備えてはいるものの、ルビコンよりもオンロード性能を重視したグレードです。
ルビコンが「アウトドア・オフロード」を強調したデザインであるのに対して、サハラはより洗練された「街乗り」を意識したデザインとなっています。
また、サイドステップを搭載しているなど、細かい配慮も見られます。
ルビコン・サハラはいずれも高いオフロード性能を持っていますので、オンロード・オフロードのどちらでより使用するシーンが多いかを検討した上で選択するのも良いでしょう。
特別限定車
このほか、台数限定の「特別限定車」もあります。
「素敵なジープを見かけたら、車両の上にダックを置く」という世界中のジープオーナーの間で流行しているムーブメント「Jeep Duck」にあやかった「Freedom Edition Ⅱ」では、フロアマットやデカールに「ジープダック」を取り入れたり、非売品の「ジープダックトーイ」が特別装備されています。
このほか、サハラに対してハードトップヘッドライナーやダークグレーステッチ入りインテリアなどの特別装備を施した「Sahara Altitude」、ボタン一つでトップを20秒で開閉できる「スカイワンタッチパワートップ」を搭載した「Sahara Power Top」、3.6L V型6気筒エンジンを搭載しさらなるオフロード走破性を高めた「Rubicon Limited Edition with Sunrider Flip Top for Hardtop」などの特別限定車があります。
そのほかのジープファミリーとは?
ジープには、ラングラー以外のバリエーションもあります。
以下に、それぞれのジープファミリーの特徴を解説します。
Compass(コンパス)
ジープ コンパスは、ラングラーと比較すると小ぶりな4.4mの全長を持つモデルです。
コンパクトな見た目ではありますが、その見た目からは想像できないほどの高いオフロード走破性を持ち、かつ都会で乗る分にも不自由のない小回りのきくボディは、日本の街乗り事情にもよくマッチしたモデルといえるでしょう。
Renegade(レネゲード)
レネゲードは、ジープファミリーの中でも最もコンパクトなモデルです。
コンパクトさだけではなく、現代的なデザインを取り入れた個性的な外観が特徴で、ボディカラーやルーフカラーとの組み合わせにより自分らしいスタイルを選んで乗ることができます。
もちろん、オフロード性能も高くコンパクトSUVとは思えないほどのパワフルな走りが可能です。
Cherokee(チェロキー)
チェロキーは、ジープファミリーの中ではミッドレンジという位置づけです。
本格的なオフロード性能と快適な乗り心地、広い室内空間など、ジープ伝統の名前を受け継ぐに足る高い満足度を誇るモデルであるといえます。
Grand Cherokee(グランドチェロキー)
グランドチェロキーは、ジープを代表するラージサイズのSUVです。
ジープ伝統の4WDシステムである「Quadra-Drive Ⅱ」を搭載しているほか、上質な素材を使用した内装、大人5人がゆったりと座れるうえ、広いラゲッジスペースも確保するなど、室内空間が充実しています。
家族や友人など大人数での利用に適しているモデルです。
まとめ
この記事では、高い悪路走破性と堅牢さによって根強いファンを持つ「ジープ ラングラー」の概要や種類について解説しました。
ジープには実用性に加え、近年では車内での快適なドライブを実現できる性能も搭載されています。
また、ジープにはラングラー以外のファミリーもあります。
ジープの購入を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてジープのモデルを選んでみてください。
よくある質問
Q1.ジープにはどのようなモデルがありますか?
ラングラーにはルビコン・サハラ・特別限定車のほか、ラングラー以外のモデルではコンパス、レネゲード、チェロキー、グランドチェロキーなどの種類があります。
Q2.ラングラーの種類にはどのような違いがありますか?
ルビコンはよりオフロードに特化したモデル、サハラは街乗りを意識したスタイルのモデルです。
Copyright © GOOD SPEED.