RX-7を高く売るには？買取相場やリセールが良いグレードもご紹介

マツダのロータリースポーツRX-7は買取相場が高い車種となっています。
したがって、RX-7を所有している方は、どうしたら少しでも高く買取ってもらえるかが気になると思います。
また、中古車で購入を検討されている方は、中古車相場を知りたいのではないでしょうか。

本記事ではRX-7はの売却を検討している方に、高額査定を実現する方法を解説しています。
また、これから中古車でRX-7の購入を検討している方にも中古車相場や人気車種の情報についても解説していきます。

目次

マツダRX-7について

マツダRX-7とは？
新車価格・中古車相場
特徴やどういった方におすすめの車種か
魅力はなに？

マツダRX-7の人気モデルやグレード

人気モデル
人気のグレードや装備

マツダRX-7の買取市場での評価

海外人気はあるのか
需要が高い車種か
あまりリセールが期待できないグレードorモデル

年式・グレード別に買取相場をご紹介

グレード別の買取相場
年式別の買取相場

マツダRX-7を高額査定してもらうためには

高額査定を狙えるグレード
オプションや装備・マツダスピードなどでプラスに査定してもらうことは可能か

まとめ

マツダRX-7について

マツダRX-7の特徴や魅力、そして新車価格・中古車相場などを解説していきましょう。

マツダRX-7とは？

RX-7はサバンナRX-7として1978年3月に発表されました。
そして1991年に行われた2度目のフルモデルチェンジではアンフィニブランドからの発売となったためアンフィニRX-7へ変更されその後ブランドの廃止で再びマツダRX-7に戻っています。

世界で唯一のロータリーエンジンを搭載したスポーツクーペとして、軽量でハイパワー、そしてリトラクタブルヘッドランプのRX-7は世界中で大ヒットしました。

初代のSA22C型と2代目のFC3S型までは、一貫してライトウェイトスポーツカーとして5ナンバーサイズを守って比較的安価な価格で若者層に大人気となりました。
しかし、3代目のFD3S型では3ナンバーとなり価格も高額となっています。

2002年8月に生産終了するまでの累計生産台数は81万台にものぼり、各型式のRX-7を今でも大切に乗っておられる方や中古車を求める方も絶えない名車と言えるでしょう。

新車価格・中古車相場

RX-7の新車時の価格は初代のFA22C型で140万円前後、2代目のFC3S型で約209万円から370万円、そして3代目のFD3S型で約320万円から420万円と、FD3S型でかなり高くなっています。
これは販売系列が新しいアンフィニ店となり、アンフィニブランドの高級化路線に沿ったことと、世界に誇る一線級のスポーツカーを目指した結果でした。

中古車相場では、初代のFA22C型は300万円～500万円で多くがASK(価格応談)となっています。
初代の生産終了から約40年も経っていますから流通量もわずかで、メンテナンスがきちんと出来ている車両はプレミア価格になるのもうなずけます。

特徴やどういった方におすすめの車種か

RX-7の魅力といえばロータリーエンジンです。
その回転フィーリングとサウンドは、レシプロエンジンとは異なる魅力があります。
そして、そこから生み出されるパワーと軽量な車体による加速感は他の車では味わえません。

また、歴代モデルすべてのスタイリングも特徴の一つで、低く構えたアスリートのような佇まいと、FRらしさを強調したスポーツカーらしさを実感させるポイントも全モデルの特徴のひとつです。

RX-7は、現在の年譜が良く扱いやすいスポーツカーに飽き足らない、ピュアスポーツを操ってみたいという方におすすめの車です。

魅力はなに？

唯一無二のロータリーエンジンを搭載したユニークなメカニズムと走行性能は、便利で燃費が良い車と対極にあります。
RX-7は魂を震わすピュアスポーツモデルを具現化したスタイリングとともに、もう復活することは叶わない儚さがRX-7最大の魅力でしょう。

マツダRX-7の人気モデルやグレード

3台に渡り全てのモデルが大人気のRX-7ですが、その中でも最も高い人気モデルとグレードを紹介しましょう。

人気モデル

3代続いたRX-7の中でもっとも人気があるのは2代目のFC3S型でしょう。
FC3S型は、ツインスクロールターボの13B型ロータリーエンジンを搭載し、日本車初の対向4ピストンのアルミキャリパーを採用するなど、RX-7の名を不動のものにしたモデルです。

人気のグレードや装備

FC3S型の台数限定で発売された∞（アンフィニ）シリーズは、4世代に渡り発売され常に人気となっています。
アンフィニは、スポーティグレードのGT-XをベースにBBS社製の鍛造アルミホイール、専用ダンパー、アルミ製ボンネットフードなどが装備された2人乗りスペシャルティーモデルとなっています。

マツダRX-7の買取市場での評価

2002年、初代サバンナRX-7から続いた24年間の歴史に終わりを告げました。そのため現在は購入することができません。

しかし中古車市場では依然として取引が行われ、販売が終了してから20年以上経過してもなお価格が大きく下がらない人気を誇っています。

それでは、RX-7の海外での人気、需要、そしてリセールなどをご紹介しましょう。

海外人気はあるのか

RX-7は海外でも高い評価を受ける日本製スポーツカーの中でも人気のある車種となっています。
特に主要輸出国であった米国では、ゲームや旧車ブームもあって今でも多くの愛好家が存在しています。

需要が高い車種か

需要は非常に高い車種と言えるでしょう。
初代モデルはすでに希少価値があり、人気のある2代目モデルや3代目モデルも経過年数により流通台数も減る一方であり、程度の良いノーマル状態であれば引く手あまたです。

あまりリセールが期待できないグレードorモデル

全般的にリセールの高いRX-7ですが、やはりMT車に人気が集中しており、AT車は比較的リセールが低くなります。
しかし、装備が充実したリミテッド系やカブリオレなどは反対にAT車のリセールが高い傾向にあります。

年式・グレード別に買取相場をご紹介

RX-7は高いリセールバリューですが、実際に所有しているRX-7の正確な価格も把握しておきたいですよね。
そこで、ここではRX-7の年式・グレード別に買取相場をご紹介します。

※下記買取相場は、
赤字：グッドスピードの買取実績
黒字：WEB上の外部サイトより参照しております。

グレード別の買取相場

年式別の買取相場

マツダRX-7を高額査定してもらうためには

ここではより高額査定になりやすいグレードやオプションなどをご紹介します。

高額査定を狙えるグレード

高額査定を狙えるグレードは、マツダ・787Bのル・マン24時間レース総合優勝を記念したFC3S型最後の特別仕様車「ウィニングリミテッド」や、RX-7の生産終了を記念したFD3S型の特別限定車「RX-7スピリットR」、アンフィニといった特別限定車も希少性があり高額査定となる可能性があります。
その他ではFD3Sの主力グレードであったGT-Xも高額査定を期待できます。

オプションや装備・マツダスピードなどでプラスに査定してもらうことは可能か

マツダスピード製のエアロパーツ、足回り、エキゾースト、チューニングパーツ、そしてアルミホールなどはプラス査定が可能です。
また、現在でもFC、FDモデルの復刻パーツも販売しているので、中古車を購入した後にも取り付けることが可能です。

したがって、再び売却する時にもプラスされる可能性がありますが、その際にはノーマル部品なども保管しておきましょう。

中古車を高く売るためのコツについても詳しくご紹介していますので、こちらも合わせてご確認ください。

まとめ

日本を代表するスポーツカーであるRX-7は、生産終了後の今でも人気がある車種なので高い買取査定に期待が持てます。

また、生産終了から約20年以上も経っていることから、その数は減っていく一方で程度の良い個体はどの買取業者も欲しい車となっています。

このようにRX-7の価値は高いので、所有されている方はなるべく早く売却することをおすすめします。そのためにも一度買取査定をしてみましょう。