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オデッセイを高く売るには?買取相場やリセールが良いグレードもご紹介

オデッセイ 買取相場

オデッセイを高く売るには?買取相場やリセールが良いグレードもご紹介

オデッセイは本田技研工業が製造販売する乗用車仕様の大型ミニバンで、初登場の際にはミニバンブームをけん引するほどの人気となっていました。
そんな車種ならば、中古車の買取市場においても高い需要が期待できることでしょう。
そこで本記事ではホンダオデッセイの買取りについて詳しく解説します。
オデッセイの売却を考えている方はもちろん、今後の売却に備えて参考程度に査定額の相場を知っておきたいという方も是非参考にしてください。 

目次

オデッセイについて

ホンダオデッセイとは
新車価格・中古車相場
特徴やどういった方におすすめの車種か
魅力はなに?

ホンダ オデッセイの人気モデルやグレード

人気モデル
人気のグレードや装備

ホンダ オデッセイの買取市場での評価

海外人気はあるのか
需要が高い車種か

年式・グレード別に買取相場をご紹介

グレード別の買取相場
年式別の買取相場
あまりリセールが期待できないグレードorモデル

ホンダ オデッセイを高額査定してもらうためには

高額査定を狙えるグレード
オプションや装備などでプラスに査定してもらうことは可能か

まとめ

オデッセイについて

ホンダのオデッセイはミニバンブームの火付け役として他社の同タイプの車種にも大きな影響を与えた車です。
そんなオデッセイの買取相場についてご紹介する前に、この車の特徴・魅力や新車・中古車の価格などについて簡単に説明していくことにします。

ホンダオデッセイとは

オデッセイは1994年10月20日に既存のFF車「アコード」のプラットフォームを使用し開発された車種です。
セダンと同等の感覚で運転ができるミニバンとして発売されたのですが、その反響は大きく低迷していたホンダ社の業績を一気に回復するほどの売り上げとなりました。
オデッセイはその後、シビックをベースにしたクロスオーバーSUVの「CR-V」などの車種と共に、ホンダの「クリエイティブムーバー(RV)」シリーズの1つとなっています。
1994年に登場したオデッセイは改良を重ねてきましたが5代目モデルに突入後、2022年9月には日本仕様車の販売を終了しています。
ただし2023年の冬季に日本向けの新型オデッセイが発売されるという明るいニュースも発表されています。
2年ぶりの登場を待ちわびている方も多いことでしょう。

新車価格・中古車相場

ホンダオデッセイは現在、日本国内で新車の販売がありませんが、5代目(2013年モデル)の現行モデルの新車価格はガソリン車で3,490,000円~という価格帯でした。
2013年モデルの初期には価格が2,600,000円~の「B」や「G」のグレードが用意されていたのですが、商品改良の際にどちらも廃止または上位のグレードに変更となりました。その結果、300万円を切るオデッセイは姿を消すこととなったのです。
一方、オデッセイの中古車相場の場合、5代目モデル全グレードにおける価格は400,000円 ~ 4,000,000円となっています。
中古であっても経過年数や走行距離が少ない、オプションが装着されているなどの条件があれば、中古車であっても高額で取引されていることが分ります。

特徴やどういった方におすすめの車種か

オデッセイは3列シートで多人数(6~8人)が乗れるワンボックスカーとホンダの高性能セダンを両立させた車として登場しました。
当時、まだそれほど広まっていなかった「ミニバン」というジャンルの確立に大きく貢献した車の一つです。
最終モデルとなる5代目モデルは2020年11月に2度目のマイナーチェンジを行い、ラインナップをスポーツ仕様モデルのガソリン車の「ABSOLUTE」や「ABSOLUTE・EX」、ハイブリッド車の「e:HEV ABSOLUTE」や「e:HEV ABSOLUTE・EX」に改めました。
オデッセイはセダンを好む方、スポーツタイプの車を好む方のどちらにも向いている車種と言えるでしょう。家族が多い家庭はもちろん、人数が少ない家庭であってもキャンプなどのレジャーで3列目を使って荷物をたっぷり詰め込みたいという方にもおすすめです。

魅力はなに?

オデッセイの魅力に居住空間の広さが挙げられます。
初代オデッセイの全高は1675mmでしたが、その後は2代目から3代目・4代目にかけて全高を下げ、最終的には1540mmとなりました。その結果、ミニバンの中でもよりセダンに近いスタイルとなりました。
とは言え、低床設計を徹底したことで室内高は前モデルよりも上回り、見た目よりもゆったりとした室内空間を実現しています。
また、2013年10月に登場した5代目では全高を1685mmにまで上げ、3列全てで広く快適な空間を確保しました。
それでもオデッセイは他社のミニバンと比べるとまだまだ低床・低重心・低ルーフであり、見た目もスタイリッシュです。
ドライバーの目線が低くなるため、カーブでのボディの横揺れを軽減できます。
セダンのような走りを体感できるのも大きな魅力と言えます。
さらにはハイブリッドモデルも登場し、後部ドアを初めてスライドドアにしたことで、今までにない上級ミニバンとして生まれ変わりました。
機能面も魅力の1つで、点灯した青いKEDライトに手をかざすだけでパワースライドドアの開閉ができる「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を国内で初めて採用しました。
また、パワースライドドアが閉まりきる前に施錠の予約ができる機能をHonda車で初めて標準装備としました。
さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」によって後方誤発進抑制機能などを追加、より安心で快適なドライブを楽しめることも大きな魅力となっています。

ホンダ オデッセイの人気モデルやグレード

オデッセイは、ミニバンブームの筆頭に位置していた車種だけに市場に出回っている台数も多くなっています。
そのため中古車市場での人気も安定していると言えるのですが、具体的にはどのようなモデルやグレードが売れ筋となっているのでしょうか。
以下で解説します。

人気モデル

オデッセイのモデルのなかで人気なのは、やはり2013年以降に製造販売された現行モデルの5代目と言って良いでしょう。
5代目モデルでは4代目よりも天井が150mmも上がり、超低床プラットフォームが採用されています。
そのため、室内空間はさらに広く、頭上空間はラージサイズ車並みとなっています。
さらに高級感も増したので、優雅な乗り心地を体感できるのです。
また、新世代2.4L i-VTECエンジンを採用し加速や燃費性能も向上しています。
唯一のハイブリッドモデルがあることでも5代目が他のモデルより大きくリードしている点と言えるでしょう。
新設計のシャシーが採用されたことにより軽量でバランスの取れた高剛性ボディを実現、
安定したハンドリングや静粛性なども改良されています。

人気のグレードや装備

オデッセイの現行モデルで最も人気のグレードは「e:HEV ABSOLUTE・EX」です。
ハイブリッドモデルの上級グレードであり、燃費や走行性の素晴らしさに加えて充実した装備もその理由になっています。
EXグレードにのみ装備可能な「ブラインドスポットインフォメーション」は、死角となる方向の車の接近をインジケーターの点滅と警報音で知らせてくれるオプションです。
事故防止に役立つ安全装置となっています。

ホンダ オデッセイの買取市場での評価

ここではオデッセイの海外人気や需要の有無についてご紹介します。
また、リセールが期待できないグレードについても取り上げていますので参考程度に一読してみてください。

海外人気はあるのか

実はオデッセイは海外でも販売されていて、北米とアジアでその市場が開かれています。
ただし北米では日本やアジアとは異なるフルサイズミニバンのプラットフォームを使用しています。
日本仕様車と同じプラットフォームを使用している中国市場のオデッセイは、フロントフェイスに一部異なる部分があるものの基本は同じモデルです。
日本での生産が終了してからも海外での販売は継続され、その国に合った改良も加えられていることから海外での人気は高いことが分ります。
登録から5年ほどの車であればマレーシアを初めとする海外にも輸出されていることからも、海外での人気は高いと言えるでしょう。

需要が高い車種か

オデッセイが登場した1994年以降はミニバンブームとなり大ヒット、その後2013年に最終モデルの5代目が登場してもなお高い需要がありました。
実際に、2020年11月のマイナーチェンジ後にはそれまでの倍の売り上げを記録しています。
そんなオデッセイは狭山工場の閉鎖に伴い製造終了となり、折からのSUVの流れもあり2021年に国内での販売が完全に終了しました。
ただし今も海外で生産が続けられているオデッセイは、改良を加えられ2023年に2年ぶりに復活する予定です。
一旦は幕を下ろしたオデッセイの再登場には、別れを惜しむファンの声が少なからず関係しているようです。
そのため、SUVの時代に突入している現在でもオデッセイ需要はまだあると言えるでしょう。

年式・グレード別に買取相場をご紹介

オデッセイの年式・グレードごとの相場をご紹介します。
※下記買取相場は、
赤字:グッドスピードの買取実績
黒字:WEB上の外部サイトより参照しています。

グレード別の買取相場

グレード 買取相場
アブソルート 1,940,000円
アブソルート アドバンス 930,000円~1,530,000円
アブソルート コンフォートパッケージ 5,000円~27,000円
アブソルート パワーユーティリティパッケージ 5,000円~27,000円
アブソルート パワーユーティリティパッケージ+コンフォートパッケージ 5,000円~27,000円
アブソルート ホンダ センシング 1,678,000円~3,240,000円
アブソルート リミテッド 24,000円~120,000円
アブソルート 20thアニバーサリー 713,000円~1,568,000円
アブソルート EX 809,000円~3,637,000円
アブソルート EX ホンダ センシング 3,200,000円
アブソルート EXアドバンス 861,000円~1,921,000円
アブソルート HDDナビ スペシャルエディション 72,000円~237,000円
アブソルート X ホンダ センシング 1,301,000円~2,040,000円
アブソルート X ホンダ センシング アドバンス パッケージ 2,520,000円
プレステージ VG 18,000円~460,000円
プレステージ VGツーリング 173,000円~308,000円
プレステージ VZ 61,000円~403,000円
プレミアム サウンドスピリット 86,000円~200,000円
G エアロパッケージ 499,000円~1,131,000円
4,000円~590,000円
386,000円~1,195,000円
G エアロ ホンダ センシング 1,623,000円~2,920,000円
G EX 960,000円
G EX ホンダ センシング 707,000円~1,372,000円
20,000円~46,000円
L Kパッケージ 82,000円~229,000円
Li 210,000円
16,000円~110,000円
M エアロ HDDナビ スペシャルエディション 100,000円~239,000円
M エアロエディション 78,000円~235,000円
M エアロスピリット 4,000円~212,000円
M エアロパッケージ 90,000円~465,000円
M コンフォートパッケージ 5,000円~27,000円
M パワーユーティリティパッケージ 5,000円~27,000円
M パワーユーティリティパッケージ+コンフォートパッケージ 38,000円~288,000円
M ファインスピリット 99,000円~367,000円
M ファインスピリット エアロパッケージ 106,000円~246,000円
M HDDナビ スペシャルエディション 91,000円~209,000円
M HDDナビエディション 148,000円~306,000円
M・S 440,000円
MQ 76,000円~268,000円
MQ プレミアムサウンドスピリット 37,000円~135,000円
MX 139,000円~320,000円
MX エアロパッケージ 192,000円~532,000円
7,000円~467,000円
S エアロ パッケージ 71,000円~186,000円
S エアロ HDDナビ スペシャルエディション 3,000円~171,000円
S HDDナビ スペシャルエディション 26,000円~273,000円
VG 32,000円~227,000円
VZ 26,000円~242,000円
ハイブリッド アドバンス パッケージ 1,363,000円~2,416,000円
ハイブリッド アブソルート ホンダ センシング 1,369,000円~3,158,000円
ハイブリッド アブソルート ホンダ センシング アドバンス パッケージ 1,538,000円~2,580,000円
ハイブリッド アブソルート ホンダ センシング EX パッケージ 1,688,000円~2,493,000円
ハイブリッド アブソルート EX ホンダセンシング 3,000,000円~3,900,000円
ハイブリッド ベースグレード 1,239,000円~1,946,000円
ハイブリッド ホンダ センシング 1,010,000円~2,454,000円
ハイブリッド e:HEV アブソルート 3,048,000円~4,419,000円
ハイブリッド e:HEV アブソルート EX 4,200,000円
ハイブリッド EX パッケージ 1,249,000円~2,054,000円

年式別の買取相場

年式 買取相場
1994年 212,000円~435,000円
1995年 179,000円
1996年 139,000円
1997年 35,000円~459,000円
1998年 77,000円~249,000円
1999年 28,000円~268,000円
2000年 28,000円~268,000円
2001年 85,000円~239,000円
2002年 6,000円~254,000円
2003年 40,000円~191,000円
2004年 30,000円
2005年 16,000円~40,000円
2006年 102,000円
2007年 20,000円
2008年 46,000円~110,000円
2009年 124,000円~338,000円
2010年 132,000円~349,000円
2011年 210,000円
2012年 440,000円
2013年 1,940,000円
2014年 649,000円~1,153,000円
2015年 960,000円
2016年 2,520,000円
2017年 2,360,000円~3,820,000円
2018年 3,140,000円~4,000,000円
2019年 3,000,000円~3,520,000円
2020年 1,678,000円~3,303,000円
2021年 4,200,000円
2022年 2,684,000円~3,279,000円

あまりリセールが期待できないグレードorモデル

現行モデルは2013年に登場していて、その当時にオデッセイを購入した場合には既に10年落ちとなります。
オデッセイのリセール残価率については3年落ちで64%、5年落ちで52%程度であることから、5代目モデルであってもあまりリセールが期待できない場合もあるでしょう。
特に2013年・2014年に販売された「G」、走行距離10万キロ超の「ABSOLUTE」、「2.4」などのグレードが大きく値を崩しています。
ただし装備されているオプションなどによって買取りの査定額に大きな差が出る場合もあるので、複数社で見積もりしてもらってご自分の車の価値を確認してもらうと良いです。

ホンダ オデッセイを高額査定してもらうためには

ホンダ オデッセイはミニバンとして絶大な人気を誇った人気車種であり、登録からの経過年数が短い車であれば大きな値崩れは少ないと言えます。
ですが少しでも高くオデッセイを買取りしてもらいたいという方は、以下のことにも注意しておくと良いでしょう。

高額査定を狙えるグレード

オデッセイの買取りで高額査定が狙える人気グレードは現行モデルのガソリン車「ABSOLUTE・EX」、ハイブリッド車「e:HEV ABSOLUTE・EX」です。
また4WDであれば「ABSOLUTE」も高額買取が期待できます。
いずれもグレードの上級モデルであり、標準で装備される内容が充実していることから人気も高くなっています。
また、2020年のマイナーチェンジで登場した最終モデルで3年落ちの車種であることも高額査定が期待できる大きな要因となっています。

オプションや装備などでプラスに査定してもらうことは可能か

オデッセイの買取りの際にオプションや装備など査定額が上乗せされる場合もあります。
おすすめはメーカーオプションの「純正インターナビ&リアエンター(後席用モニター)」、両側電動スライドドアなどです。
スライドドアは2020年のマイナーチェンジで標準装備となりましたが、それ以前まではオプションとなっていました。
これらが装備されていれば査定価格のプラスも可能になるでしょう。
中古車を高く売るためのコツについても詳しくご紹介していますので、こちらも合わせてご確認ください。

まとめ

ホンダのオデッセイは、日本国内において3列シート・多人数乗りのセダンタイプのミニバンとして登場、当時はミニバンのパイオニア的な役目を担っていました。
1994年に登場して以来何度も商品改良を進め、現行モデルは5代目となっています。
同じタイプの車種の中でも全高の低さは群を抜くほどですが、低床・低重心に設定されているため室内空間は驚くほど広々としています。
オデッセイは2021年に生産・販売が終了。27年間の歴史に幕を閉じることとなったのですが、ユーザーの惜しむ声に反応して2023年に復活することが予定されています。

よくある質問

Q1.オデッセイはガソリン車とハイブリッド車のどちらが人気?

ハイブリッド車であればガソリン車よりも燃料費コストを抑えられるというメリットがあります。
ただしオデッセイの場合にはリセールバリューから言うとガソリン車の方が人気です。現行モデルから全車でレギュラーガソリン仕様となったことも理由の1つなのかも知れません。

Q2.査定で有利なオデッセイの色は?

オデッセイの場合には「プラチナホワイトパール」や「クリスタルブラックパール」がリセールバリュー的に有利となっています。
登録後5年以内の買取りであれば、その他の色より買取価格の上乗せが期待できるかも知れません。

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