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ハリアーの燃費は良い?実際の燃費やライバル車との燃費を徹底比較

ハリアー 燃費

ハリアーの燃費は良い?実際の燃費やライバル車との燃費を徹底比較

セダンのような高級感とさまざまな先進装備を兼ね備えたSUVである「トヨタ ハリアー」。
「ハリアーの購入を検討しているけれど、旧型や他社のSUVと比べて燃費ってどう違うのだろう?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ハリアーの燃費を旧型(60系)と新型(80系)、ライバル車と比較して紹介しています。
燃費以外のハリアーの魅力もご紹介しておりますので、ぜひ購入前の参考にしてみてください。

目次

ハリアーってどんな車?

ハリアーの燃費

ハリアーのエンジンの特徴

新型ハリアーとライバル車の燃費を比較

ガソリン車で比較
ハイブリッド車・ディーゼル車で比較

ハリアーの燃費以外の魅力

外装・内装ともに高級感のあるデザイン
TNGAによる優れた乗り心地
運転をサポートするさまざまな新機能

どのモデルのハリアーがおすすめ?

燃費で選ぶなら、ハイブリッドモデル
価格で選ぶならグレードS
高級感を最大限に感じるならグレードZ

まとめ

ハリアーってどんな車?

ハリアーは、1997年に発売開始されたトヨタのSUVです。
2020年6月には、4代目となる新型ハリアーが発売され、伝統的なデザインを残しつつ進化を続けてきました。
ボディ設計には「RAV4」の技術を受け継いでおり、静音性に優れたSUVとして注目されています。

ハリアーの燃費

ハリアーのWLTCモードカタログ燃費は、以下のようになっています。
ガソリン2WD車 15.4km/L
ガソリン4WD車 14.7km/L
ハイブリッド2WD車 22.3km/L
ハイブリッド4WD車 21.6km/L
この数値は、他社ライバル車である「マツダ CX-5」や「スバル フォレスター」のカタログ数値を上回るもので、燃費の良さを重視する方であれば注目すべきポイントになるでしょう。

ハリアーのエンジンの特徴

ハリアーに搭載されているエンジンはガソリン仕様とハイブリッド仕様の2種類があります。
ガソリン仕様のエンジンは「M20A-FKS」で、ハイブリッド仕様のエンジンは「A25A-FXS」です。
どちらも現行型の「RAV4」と同じタイプで、TNGAのGA-Kのプラットフォームと合わさって、安定した走行性を生み出しています。

新型ハリアーとライバル車の燃費を比較

こちらでは、新型ハリアーとライバル車を比較したときにどのような燃費の違いがあるのかを、ガソリン車・ディーゼル車/ハイブリット車のそれぞれで比較します。

ガソリン車で比較

ガソリン車では、以下のような違いがあります。
  WLTCモード燃焼 市街地モード 郊外モード 高速道路モード
4代目ハリアー
(2WDガソリン車)
15.4km/L 11.3km/L 15.7km/L 18.0km/L
4代目ハリアー
(4WDガソリン車)
14.7km/L 11.0km/L 14.9km/L 17.1km/L
マツダCX-5
(2WDガソリン車)
12.6~14.6km/L 9.4~11.9km/L 12.9~15.1km/L 14.4~16.2km/L
マツダCX-5
(4WDガソリン車)
12.2~13.0km/L 9.1~10.2km/L 12.4~13.4km/L 14.1~14.7km/L
スバルフォレスター
(4WDガソリン車)
13.6km/L 10.3km/L 14.3km/L 15.2km/L
日産エクストレイル
(2WDガソリン車)
12.8~13.2km/L 9.7~10.0km/L 13.4~13.8km/L 14.4~14.8km/L
日産エクストレイル
(4WDガソリン車)
12.2~13.2km/L 9.3~9.9km/L 12.7~13.8km/L 13.7~14.9km/L
ホンダCR-V
(2WDガソリン車)
14.2km/L 10.6km/L 14.5km/L 16.4km/L
ホンダCR-V
(4WDガソリン車)
13.6km/L 10.2km/L 14.0km/L 15.5km/L
ホンダヴェゼル
(2WDガソリン車)
16.4~18.6km/L 11.7~14.4km/L 17.0~19.4km/L 19.3~20.9km/L
ホンダヴェゼル
(4WDガソリン車)
17.0km/L 13.5km/L 17.1km/L 19.1km/L
トヨタRAV4
(2WDガソリン車)
15.8km/L 11.9km/L 15.3km/L 17.5km/L
トヨタRAV4
(4WDガソリン車)
15.2km/L 11.5km/L 15.3~15.5km/L 17.4~17.5km/L
同社のRAV4、ホンダのヴェゼル以外には優れており、燃費性能が良いといえます。

ハイブリッド車・ディーゼル車で比較

ハイブリッド車・ディーゼル車では、以下のような違いがあります。
 
WLTCモード燃焼 市街地モード 郊外モード 高速道路モード
4代目ハリアー
(2WDハイブリッド)
22.3km/L 19.5km/L 25.1km/L 22.1km/L
4代目ハリアー
(E-fourハイブリッド)
21.6km/L 18.9km/L 24.2km/L 22.4km/L
マツダCX-5
(ディーゼル車)
16.6~19.5km/L 13.6~17.2km/L 16.6~19.2km/L 18.4~20.9km/L
スバルフォレスター
(4WDハイブリッド)
14.0km/L 11.2km/L 14.2km/L 16.0km/L
日産エクストレイル
(2WDハイブリッド)
15.0km/L 12.5km/L 15.2km/L 16.3km/L
日産エクストレイル
(4WDハイブリッド)
13.8km/L 12.0km/L 13.5km/L 15.0km/L
ホンダCR-V
(2WDハイブリッド)
21.2km/L 21.0km/L 22.1km/L 20.7km/L
ホンダCR-V
(4WDハイブリッド)
20.2km/L 19.1km/L 21.6km/L 19.8km/L
ホンダヴェゼル
(2WDハイブリッド)
23.4~27.0km/L 17.2~18.2km/L 20.4~22.0km/L 20.3~21.9km/L
ホンダヴェゼル
(4WDハイブリッド)
18.4~19.6km/L 15.9~17.1km/L 19.5~20.2km/L 19.0~20.5km/L
三菱アウトランダー
(4WDハイブリッド)
16.4km/L 15.4km/L 16.8km/L 16.8km/L
トヨタRAV4
(2WDハイブリッド)
21.4km/L
19.4km/L 23.4km/L 21.1km/L
トヨタRAV4
(4WDハイブリッド)
20.6km/L 18.1km/L 22.4km/L 20.7km/L
ハイブリッド車では、ホンダのヴェゼル以外には優れており、燃費効率が高いSUVの1つとなっています。

ハリアーの燃費以外の魅力

ハリアーは、燃費以外にも魅力をもったSUVです。

外装・内装ともに高級感のあるデザイン

外装は、独特な造形になっており、高級感のあるデザインは老若男女問わず支持を集めています。
内装は、質感の良いレザーやウッド調のデザインなどが高級感を演出しています。

TNGAによる優れた乗り心地

TNGAは、同社のRAV4に使用されているプラットフォームです。
3代目に使用されていた旧型プラットフォームに比べて、ねじり耐性が30%〜65%アップしており、風切り音の低下や乗り心地の向上につながっています。

運転をサポートするさまざまな新機能

・乗車状況を把握して空調を調整するエアコンシステム
・先行車を追従するステアリングシステム
・夜間や悪天候時の後方視界をアシストするデジタルインナーミラー
など、快適に運転できるようにサポートしてくれる装備が充実しています。

どのモデルのハリアーがおすすめ?

ここまでハリアーが燃費性能に優れ、さまざまな魅力をもったSUVだと解説してきました。
ただ、「どのグレードにすれば良いのか分からない」という方も多いはずです。
こちらでは、目的に合わせたグレードを紹介します。

燃費で選ぶなら、ハイブリッドモデル

燃費面で優れているのは「ハイブリッドモデル」です。
SUVとしては燃費性能が抜群で、モーターだけで走行できるEVドライブモードも装備されています。
電子音で歩行者に接近を知らせる車両接近通報装置などが装備されているのも特徴的です。

価格で選ぶならグレードS

価格面で考えるなら「グレードS」がおすすめです。
グレードSはエントリーモデルであり、最低価格の設定になっています。
本体はグレードSにして、必要なものだけオプションで追加していくという方法をとれば、余計なコストをかけずにハリアーを購入できるでしょう。

高級感を最大限に感じるならグレードZ

内装色のブラックレザーとブラウンレザーは、グレードZだけの限定色で、より高級感を与えてくれます。
ホイールもグレードZのみが19インチで、SUVの力強い印象を高める役割を担ってくれそうです。

まとめ

本記事では、ハリアーの燃費を中心に、ライバル車などと比較しながら、おすすめのグレードを紹介しました。
ハリアーは燃費性能が良く、高級感を充分に感じさせてくれるSUVです。
燃費のいいSUVを探しているのであれば検討候補の1つになるものなので、よく読んで比較してみましょう。
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