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【2022年版】SUVの燃費ランキングTOP5!国内・外車それぞれの高燃費車を厳選!
SUVの購入を検討している方にとって、燃費は気になる問題です。
本記事では、根強い人気を誇る国産SUV、外車SUVの燃費をランキング形式で紹介します。
燃費の良いSUVを探している方や、SUVの購入を検討している方は必見です。
目次
燃費のよいSUVは何で判断する?
・JC08モードの数値
・WLTCモードの数値
・エンジン別で見る燃費の特徴
国産SUV燃費ランキングTOP5
・トヨタ C-HR
・トヨタ ヤリスクロス
・ヴェゼル ハイブリッド
・マツダ CX-3
・スバル フォレスター
外車SUV燃費ランキングTOP5
・メルセデスベンツ GLBクラス
・アウディ Q2
・フォルクスワーゲン T-Roc TDI
・BMW X1
・ジープ レネゲード リミテッド 4xe
まとめ
燃費のよいSUVは何で判断する?
燃費の良いSUVを見つけるには「WLTCモードの数値」と「エンジン」で判断しましょう。
2つのポイントを理解して、低燃費のSUVを見つける為の判断材料にして下さい。
JC08モードの数値
JC08モードとは、2011年4月以降の型式指定を受けた車から採用された燃費の測定方法です。
2011年4月以前まで採用されていた「10・15モード」より、実際の走行に即した測定方法になりました。
例えば、細かな速度変化で運転した場合や、エンジンが冷えた状態の燃費測定を加えて測定しています。
実際の運転状況に近い測定が可能になり、燃費消費率もおおむね1割ほど減少しました。
それでも、走行環境や空調の使用状況などでカタログ燃費とは開きがありました。
一般的に2割ほど下回ると言われています。
燃費消費率(Km/L) | JC08モード(国土交通省審査値) | 17.5 |
10・15モード(国土交通省審査値) | 19.5 |
参照元:JAF
JC08モードの数値は、実際の燃費消費率と比較すると2割ほど減少するので、低燃費のSUVを見つける為の参考にしづらい面があります。
WLTCモードの数値
WLTCモードは2017年夏以降に導入された国際的な燃費の試験方法です。
「世界統一試験サイクル」と言われ、市街地や郊外などユーザーの使用環境にあった燃費の比較がしやすくなりました。
また、ドライバー以外の乗員数や積載物の重量を考慮しているので、実態に近い燃費消費率が把握出来るようになりました。
実際に、これまでのJC08モードと比較すると同水準以下になる傾向があります。
燃費消費率(Km/L) |
WLTCモード(国土交通省審査値) |
19.5 |
市街地モード(WLTC-L) |
16.5 |
|
郊外モード(WLTC-M) |
20.0 |
|
高速道路モード(WLTC-H) |
21.0 |
|
燃費消費率(Km/L) |
JC08モード(国土交通省審査値) |
22.5 |
参照元:JAF
WLTCモードが採用されて、ユーザーが低燃費の車を知る機会も増えました。
WLTCモードの数値をチェックすることは、燃費のよいSUVを探す上で大切なポイントです。
エンジン別で見る燃費の特徴
燃費のよいSUVを見つけるには、エンジンで選ぶことも大切です。
「ハイブリッド」と「クリーンディーゼル」が燃費の良いSUVになります。
ハイブリッドは、複数の動力を持つ自動車の総称です。
例えば「電気モーター」と「ガソリンエンジン」の組み合わせです。
ガソリンエンジンの駆動が抑えられるので、燃費を抑えながら走行できます。
クリーンディーゼルは、軽油を使用して走行しますが、低燃費で走行できる技術が搭載されています。
MAZDAの「クリーンディーゼル」や、PEUGEOTの「ディーゼルターボエンジン」を搭載した車は、低燃費で走行可能です。
低燃費のSUVを探すなら「ハイブリッド」や「クリーンディーゼル」がおすすめです。
国産SUV燃費ランキングTOP5
国産SUV燃費ランキングTOP5を解説します。
国産SUVは燃費性能に優れ、走行性能や燃費水準の高い車種が豊富です。
ハイブリッドなどの燃費に優しい性能と、外観やインテリアのバランスで検討して見て下さい。
トヨタ C-HR
「トヨタ C-HR」はスタイリッシュなフォルムと、高級感を備えたコンパクトSUVです。
2021年では18,096台の販売実績を誇り、SUVでも人気はトップクラスです。
ガソリンエンジンとして最大熱効率を40%実現して燃費性能を高めています。
ハイブリッドの燃費は25km/Lを超え、業界でもトップレベルの燃費水準です。
「トヨタ C-HR」は燃費性能と見た目にこだわりたい方におすすめです。
トヨタ C-HR |
ハイブリッド |
ガソリン |
|||
S”GR SPORT” |
G / S |
S-T”GR SPORT”/G-T/S-T 6速iMT |
S-T”GR SPORT”/G-T/S-T CVT |
||
2WD |
4WD |
||||
WLTCモード(km/L) |
25.0 |
25.8 |
15.4 |
14.9 |
14.3 |
市街地モード(km/L) |
24.1 |
24.7 |
12.2 |
11.1 |
10.8 |
郊外モード(km/L) |
27.6 |
28.6 |
15.6 |
15.6 |
15.0 |
高速道路モード(km/L) |
23.9 |
24.6 |
17.2 |
16.9 |
16.0 |
参照元:トヨタ公式
トヨタ ヤリスクロス
「トヨタ ヤリスクロス」は、2020年に発売されてから低燃費SUVの代表格です。
2021年販売台数も「ヤリス」シリーズとして国内1位の販売実績に貢献しています。
小型化・軽量化を重ねた結果、HYBRID X 2WDで30.8km/Lと燃費性能が非常に高いです。
ヤリスクロスは、燃費性能と軽快な走りを兼ね備えたコンパクトSUVといえます。
とにかく燃費にこだわりたい方は「トヨタ ヤリスクロス」がおすすめです。
ヤリスクロスの中古車一覧
トヨタ ヤリスクロス |
2WD |
E-Four |
||||
HYBRID X |
HYBRID G |
HYBRID Z |
HYBRID X |
HYBRID G |
HYBRID Z |
|
WLTCモード(km/L) |
30.8 |
30.2 |
27.8 |
28.7 |
28.1 |
26.0 |
市街地モード(km/L) |
31.4 |
31.2 |
29.4 |
29.5 |
28.5 |
26.4 |
郊外モード(km/L) |
33.5 |
33.0 |
29.9 |
30.9 |
29.9 |
27.2 |
高速道路モード(km/L) |
29.0 |
28.2 |
26.1 |
27.1 |
26.7 |
25.1 |
参照元:トヨタ公式
ヴェゼル ハイブリッド
「ヴェゼル ハイブリッド」は、独自のe:HEVシステムを搭載したクロスオーバーSUVです。
EVモード・ハイブリッドモード・エンジンモードを効率よく機能させ、快適な走行をしながら燃費を抑えます。
e:HEVシステムの燃費は、22.0km/L~25.0km/Lです。
外観や内装の上質感にこだわりながら低燃費のSUVを検討している方におすすめです。
ヴェゼルの中古車一覧
VEZEL |
ガソリン |
e:HEV |
|||||
G |
e:HEV Z |
e:HEV X |
e:HEV PLaY |
||||
FF |
4WD |
FF |
4WD |
FF |
4WD |
FF
|
|
WLTCモード(km/L) |
17.0 |
15.6 |
24.8 |
22.0 |
25.0 |
22.0 |
25.0 |
参照元:ホンダ公式
マツダ CX-3
市街地や高速道路に映える外観の「マツダ CX-3」も、低燃費のクロスオーバーSUVです。
高効率直噴ガソリンエンジンを搭載して、加速と燃費のバランスを追及しています。
XD Touringでは19km/L~23km/Lの燃費消費率なので、燃費水準を高くしながらスムーズな乗り心地が体感できます。
クリーンディーゼルで維持費を抑えながら燃費にこだわりたい方には「マツダ CX-3」がおすすめです。
CX-3の中古車一覧
マツダ CX-3 |
15S Super Edgy,15S Urban Dresser,15S |
XD Touring |
||
2WD |
4WD |
2WD |
4WD |
|
WLTCモード(km/L) |
17.0 |
15.7 |
20.0~23.2 |
19.0~21.2 |
参照元:マツダ公式
スバル フォレスター
燃費にもこだわりながら、安定感のある走行や収納にこだわりたい方は「スバル フォレスター」がおすすめです。
重心位置の低い構造で路面の状況に左右されない安定的な走りを追求します。
カーゴルームは509L確保し、荷物をたくさん収納したい場合におすすめです。
燃費性能は13.6km/L〜14.0km/Lあるので、燃費性能もSUVとしては高い水準です。
収納と走行の安定性から、アウトドアにおすすめのSUVです。
フォレスターの中古車一覧
|
Touring |
X-BREAK |
Advance |
SPORT |
WLTCモード(km/L) |
14.0 |
14.0 |
14.0 |
13.6 |
市街地モード(km/L) |
11.2 |
11.2 |
11.2 |
10.3 |
郊外モード(km/L) |
14.2 |
14.2 |
14.2 |
14.3 |
高速道路モード(km/L) |
16.0 |
16.0 |
16.0 |
15.2 |
参照元:スバル公式
外車SUV燃費ランキングTOP5
一般的に外車SUVは燃費性能が劣りますが、その中で燃費水準が高い外車SUVを解説します。
外車SUVは外観とブランドイメージにこだわりたい方におすすめです。
メルセデスベンツ GLBクラス
「メルセデスベンツ GLBクラス」は、アウトドア好きにはおすすめのSUVです。
路面環境を問わずたくましい走破性を発揮するので、7人乗りなのにも関わらず快適に移動できます。
燃費水準も11.2km/L〜15.9km/Lで、走行性能とのバランスも抜群です。
大人数でのお出かけにも便利な一方、外観もシャープな形状なので市街地での運転も見栄えが有りおすすめです。
GLBの中古車一覧
|
GLB180 |
GLB 35 4MATIC |
GLB 200 d 4MATIC |
WLTCモード(km/L) |
13.4 |
11.2 |
15.9 |
参照元:メルセデスベンツ公式
アウディ Q2
「アウディ Q2」は市街地やオフロードのどちらにもおすすめのSUVです。
シリンダーオンデマンド効率システム(cod)を採用して、燃料消費の低減をサポートします。
スポーティな見た目でありながら、燃費水準も15.8km/Lと高い水準です。
市街地でもひと目でアウディとわかるフォルムで、プレミアムコンパクトSUVらしい上質感が味わえます。
燃費も考慮した外車のSUVとして「アウディ Q2」はおすすめです。
Q2の中古車一覧
|
Audi Q2 35 TFSI advanced |
Audi Q2 35 TFSI S line |
WLTCモード(km/L) |
15.8 |
15.8 |
市街地モード(km/L) |
12.5 |
12.5 |
郊外モード(km/L) |
16.0 |
16.0 |
高速道路モード(km/L) |
17.8 |
17.8 |
参照元:アウディ公式
フォルクスワーゲン T-Roc TDI
「T-ROC」は2021年に輸入車登録台数が2位になった、日本でも人気のSUVです。
TDIシリーズは「ノーマル」「コンフォート」「スポーツ」の3種類のモードで、運転環境に合わせた快適な走行が可能です。
アクティフブシリンダーマネジメント(ACT)により、燃費性能も18.6km/Lと優れています。
運転性能や収納、燃費のバランスがとれているので、機能性を重視したい方におすすめのSUVです。
T-Roc TDIの中古車一覧
|
TDI Style / TDI Style Design Package / TDI Sport / TDI R-Line |
WLTCモード(km/L) |
18.6 |
市街地モード(km/L) |
14.9 |
郊外モード(km/L) |
18.5 |
高速道路モード(km/L) |
21.0 |
参照元:フォルクスワーゲン公式
BMW X1
2018年は輸入車登録台数でTOP10入りした「BMW X1」も人気のSUVです。
ツインパワー・ターボ・エンジンを搭載してスムーズなエンジン加速性能を保ち、心地良い走行を追求できます。
さらに、直列気筒DOHCガソリン/ディーゼルエンジンが燃費の削減をサポートします。
スポーティなデザインと機能性の高さに定評があるので、定番の外車SUVに興味がある方におすすめです。
X1の中古車一覧
|
BMW X1 sDrive18i |
BMW X1 sDrive18d |
WLTCモード(km/L) |
13.0 |
15.3 |
参照元:BMW公式
ジープ レネゲード リミテッド 4xe
ハイブリッドSUVを検討している人は「ジープ レネゲード リミテッド 4xe」がおすすめです。
ジープ史上初のプラグインハイブリッドとして、排ガスゼロで48km走行可能のバッテリーを搭載しています。
燃費消費率も12.1km/L〜16.2km/Lと外車SUVでは高い水準です。
ガソリンと電気のパワーユニットで、ジープならではの走破性も大幅に向上しました。
レネゲード史上最強のオフロード性能を、ハイブリッド車で体感したい方におすすめです。
レネゲードの中古車一覧
|
Longitude/Limited |
Trailhawk |
Limited 4xe |
Trailhawk 4xe |
WLTCモード(km/L) |
14.3 |
12.1 |
16.0 |
14.8 |
市街地モード(km/L) |
10.8 |
8.8 |
13.8 |
13.1 |
郊外モード(km/L) |
14.8 |
12.5 |
16.9 |
15.1 |
高速道路モード(km/L) |
16.3 |
14.2 |
16.6 |
15.5 |
参照元:ジープ公式
まとめ
SUVはこれまでの走行性能の高さや収納の充実性に加えて、ボディのデザインも人気になった要因です。
2021年の販売台数は国産車でTOP20のうち6台がランクインしました。
近年は燃費を重視したいユーザーの需要も高まっていることから、燃費性能の向上を各社で競っています。
燃費を気にしてこれまでSUVを選択肢に入れていなかった方も、満足できる水準まで到達している車が増えてきました。
路面状況や用途に自由性のあるSUVを、この機会にぜひ検討してみて下さい。
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